最近面白いSFないなぁと思っていたのですが ほとんど20年ぶりくらいの面白さでした
一応ハードSFのくくりらしいのですが、いわゆるストーリーテラーものとして楽しめて
それでいてSF的構造もしっかりとしているというすぐれもの
巻末には用語解説もあるので、おたっきーな方もご満足いただけるかも・・
巻頭に まるで作者あとがきみたいのが来ているので そこは飛ばして本文を楽しんだ後で、最後に冒頭にもどって読むとよかったかもしれないとは
1ページ目から読んでしまった私の感想
余韻を持って終わっているところもポイント高いです^^
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マッカンドルー航宙記 (創元SF文庫) 文庫 – 1991/5/2
チャールズ・シェフィールド
(著),
酒井昭伸
(翻訳)
太陽系最高の天才物理学者マッカンドルー。日々マイクロブラックホールとたわむれるこの変人科学者が画期的な航法の新型宇宙船を開発し、相棒の女船長とともに大宇宙へと乗り出した。二人を待ち受ける驚異の事件の数々! 科学者である著者が持てる知識を遺憾なく発揮した本格ハードSF。著者自身による科学解説を付す。星雲賞受賞作。
- 本の長さ372ページ
- 言語日本語
- 出版社東京創元社
- 発売日1991/5/2
- ISBN-104488693032
- ISBN-13978-4488693039
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登録情報
- 出版社 : 東京創元社 (1991/5/2)
- 発売日 : 1991/5/2
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 372ページ
- ISBN-10 : 4488693032
- ISBN-13 : 978-4488693039
- Amazon 売れ筋ランキング: - 405,608位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 219位創元SF文庫
- - 2,160位SF・ホラー・ファンタジー (本)
- - 3,452位英米文学研究
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年6月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2017年5月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
実は初めてチャールズ・シェフィールドを読みました。シェフィールドの入門としてはたぶん本書から読んで正解だったのだろうと思います。
主人公は二人で、一人は一人称視点の船長、そしてもう一人がもちろん McAndrew です。彼は太陽系随一の天才物理学者という設定ですが、理論も実験もエンジニアリングもこなす多才ぶりで、それ故に物語が幅広く展開します。
ハードSFとして設定的に無茶のない範囲で 100 G までの加速度と数光年程度の範囲を舞台にさまざまな冒険が繰り広げられており、作者のハードな SF アイデアが次々と展開します。こういうところはすごく面白かったです。
全体的にテンポ良く、どんどん読めるのですが、一方でストーリーというか、文章というか、その辺りが個人的にはちょっと軽め、エンターテインメントに振りすぎかも、といった印象も受けました。
これから読む方へのアドバイスを一つ。物語の後ろに、作者自身による科学解説が書いてありますのでそちらを先に読むとより楽しく読めると思います。特にマッカンドルーが愛してやまない"カーネル" が何かということは、この部分でしっかり予習してから本編に入った方が良いです。
主人公は二人で、一人は一人称視点の船長、そしてもう一人がもちろん McAndrew です。彼は太陽系随一の天才物理学者という設定ですが、理論も実験もエンジニアリングもこなす多才ぶりで、それ故に物語が幅広く展開します。
ハードSFとして設定的に無茶のない範囲で 100 G までの加速度と数光年程度の範囲を舞台にさまざまな冒険が繰り広げられており、作者のハードな SF アイデアが次々と展開します。こういうところはすごく面白かったです。
全体的にテンポ良く、どんどん読めるのですが、一方でストーリーというか、文章というか、その辺りが個人的にはちょっと軽め、エンターテインメントに振りすぎかも、といった印象も受けました。
これから読む方へのアドバイスを一つ。物語の後ろに、作者自身による科学解説が書いてありますのでそちらを先に読むとより楽しく読めると思います。特にマッカンドルーが愛してやまない"カーネル" が何かということは、この部分でしっかり予習してから本編に入った方が良いです。
2016年3月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
半分以上覚えてました。やはり以前持ってたよな~。引っ越しのたびに整理(ブックオフ)してたものですから・・・
改めて読み直してみても・・・楽しい(^O^)
改めて読み直してみても・・・楽しい(^O^)
2020年9月1日に日本でレビュー済み
著者の作品には「ニムロデ狩り」など数冊販売されているが、このマッカンドルーシリーズの宇宙SFが
最も面白い。ハードSFと言うだけあってじっくり噛まないと飲み込めないし、SFガジェットの醍醐味が味
わえない。渺茫たる深宇宙の虚無さ暗黒さが伝わり難いと思う。
ハードSF作家として珍しくほんのちょっとではあるが、ユーモアを加味しているのも他の作品にない魅
力である。
物語とは別に、巻末の解説が非常にユニーク。SFガジェットの解説のみならず、ハードSF作家の特徴・
位置づけを試みています。ぜひ「太陽レンズの彼方へ」と合わせて読まれることをお薦めします。
最も面白い。ハードSFと言うだけあってじっくり噛まないと飲み込めないし、SFガジェットの醍醐味が味
わえない。渺茫たる深宇宙の虚無さ暗黒さが伝わり難いと思う。
ハードSF作家として珍しくほんのちょっとではあるが、ユーモアを加味しているのも他の作品にない魅
力である。
物語とは別に、巻末の解説が非常にユニーク。SFガジェットの解説のみならず、ハードSF作家の特徴・
位置づけを試みています。ぜひ「太陽レンズの彼方へ」と合わせて読まれることをお薦めします。
2018年2月4日に日本でレビュー済み
短編集なので、まず気楽に読めます。
しかも、どのストーリーもドキドキ、ワクワク。展開がとんとんテンポ良く、読後は あ~面白かった!と爽快な気分ですよ。
ハードSFとは言え、眉間にシワを寄せずとも話についていけるところも、私には良かったです。
しかも、どのストーリーもドキドキ、ワクワク。展開がとんとんテンポ良く、読後は あ~面白かった!と爽快な気分ですよ。
ハードSFとは言え、眉間にシワを寄せずとも話についていけるところも、私には良かったです。
2011年6月22日に日本でレビュー済み
ぅおもっしろいっ!!
マッカンドルー博士シリーズとも呼べる短編集ですが、第一話を読んだとこでもうレビュー書きたくなるくらい興奮しました。
小さいブラックホールをエネルギーとして利用できる世界を舞台に、マッカンドルー博士と、彼の開発した宇宙船のパイロット・ジニーのコンビがであう(起こす)、トラブル・ピンチ・アクシデントの大冒険です。
「死に直面した時でも、彼が”考える”事を止めるはずが無いのだ」と評される天才物理学者と、たたきあげのパイロットのドタバタとも呼べるやりとりがまた良い。
このまんまTVシリーズを作れそうな世界観とキャラクターで、楽しく読めます。
博士はマトモに研究所に所属して、予算をもらって研究開発に没頭してるのですが、このへんの描写が妙にリアルで面白かったです。作者自身が科学者らしいので、もしかして実体験なのかしら。
マッカンドルー博士シリーズとも呼べる短編集ですが、第一話を読んだとこでもうレビュー書きたくなるくらい興奮しました。
小さいブラックホールをエネルギーとして利用できる世界を舞台に、マッカンドルー博士と、彼の開発した宇宙船のパイロット・ジニーのコンビがであう(起こす)、トラブル・ピンチ・アクシデントの大冒険です。
「死に直面した時でも、彼が”考える”事を止めるはずが無いのだ」と評される天才物理学者と、たたきあげのパイロットのドタバタとも呼べるやりとりがまた良い。
このまんまTVシリーズを作れそうな世界観とキャラクターで、楽しく読めます。
博士はマトモに研究所に所属して、予算をもらって研究開発に没頭してるのですが、このへんの描写が妙にリアルで面白かったです。作者自身が科学者らしいので、もしかして実体験なのかしら。