面白く読ませるエピソードや、感動的な場面、SF的な驚きを示すシーンなどありますが、全体としてまとまりや整合性にかける面があります。
そこそこ面白いので最後まで読ませますが、ニューロマンサーのように衝撃的な未来世界のビジョンが提示されるわけでもなし、既存の価値観を激しく揺さぶられるわけでもないので、しばらくすると読んだことを忘れてしまいそうです。
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レインボーズ・エンド下 (創元SF文庫) 文庫 – 2009/4/5
ヴァーナー・ヴィンジ
(著),
赤尾 秀子
(翻訳)
テロの可能性を予見したインド・ヨーロッパ連合の諜報機関は、ウサギと呼ばれる正体不明のハッカーを雇い調査を開始するが……。ヴィヴィッドな筆で描かれる拡張現実世界!
- 本の長さ336ページ
- 言語日本語
- 出版社東京創元社
- 発売日2009/4/5
- ISBN-104488705065
- ISBN-13978-4488705060
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登録情報
- 出版社 : 東京創元社 (2009/4/5)
- 発売日 : 2009/4/5
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 336ページ
- ISBN-10 : 4488705065
- ISBN-13 : 978-4488705060
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,059,976位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年7月21日に日本でレビュー済み
ヒューゴー賞、ローカス賞受賞作。
2030年代の近未来世界を描く。その世界では、今よりもネットワーク化が進み、ユビキタス・コンピューティングが実現している。コンピュータも身に付けるものになっており、ありうべき未来の姿だ。
そんな世界で、図書館にある紙の本のデジタル化というイベントに絡み、国際的な謀略が行われようとしている。そこに巻き込まれた主人公たちの活躍が描かれている。
しかし、面白いな、こういう近未来SF。宇宙人とか出てこないのがいい。
ネットワーク化、デジタル化が進むこの社会に対する批判みたいなメッセージも感じるが、基本的に著者は善意の人。技術が発展しても、それを悪用する人もいれば、それをよりよい世界を築くために使う人もいる。テクノロジー賛美というわけはないが、単なるテクノロジー批判でもない。とても理性的な人なんだろう。
もっと読みたい作家だけど、かなりの寡作。この小説も、最後までいっても解き明かされない謎もあり、是非続編が読みたい。
あぁ、面白かった。
2030年代の近未来世界を描く。その世界では、今よりもネットワーク化が進み、ユビキタス・コンピューティングが実現している。コンピュータも身に付けるものになっており、ありうべき未来の姿だ。
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