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虚構機関: 年刊日本SF傑作選 (創元SF文庫 ん 1-1) 文庫 – 2008/12/1
- 本の長さ516ページ
- 言語日本語
- 出版社東京創元社
- 発売日2008/12/1
- ISBN-104488734014
- ISBN-13978-4488734015
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登録情報
- 出版社 : 東京創元社 (2008/12/1)
- 発売日 : 2008/12/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 516ページ
- ISBN-10 : 4488734014
- ISBN-13 : 978-4488734015
- Amazon 売れ筋ランキング: - 55,232位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
SF翻訳家、書評家、アンソロジスト。
1961年2月2日、高知県高知市生まれ。高知市立追手前小学校、土佐中・高等学校を経て、京都大学文学部文学研究科卒(英語アメリカ文学専攻)。
1986年、マリオン・ジマー・ブラッドリー『惑星救出計画』でSF翻訳者デビュー。訳書は、バリントン・J・ベイリー『時間衝突』『ロボットの魂』(以上、創元SF文庫)、P・K・ディック『ザップ・ガン』、コニー・ウィリス『ドゥームズデイ・ブック』『航路』など約100冊。共訳書に劉慈欣『三体』三部作、『円』『球状閃電』『超新星紀元』、『カート・ヴォネガット全短篇』全4巻(以上、早川書房)など。
編訳書に、シオドア・スタージョン『不思議のひと触れ』『輝く断片』(河出文庫)、コニー・ウィリス『最後のウィネベーゴ』(河出書房新社)、『マーブル・アーチの風』、(早川書房)など。
スタージョン「ニュースの時間です」、テッド・チャン「商人と錬金術師の門」、劉慈欣「流浪地球」(共訳)の翻訳により、第36回、第40回、第54回星雲賞海外短編部門を受賞。ベイリー『時間衝突』、劉慈欣『三体』『三体Ⅱ 黒暗森林』で星雲賞海外長編部門受賞。
〈小説奇想天外〉の翻訳SF時評「海外SF問題相談室」を皮切りに、各紙誌にコラム・書評を連載。〈本の雑誌〉新刊SF時評は1990年から(二度の中断をはさみ)継続中。
2004年3月に豊崎由美との共著『文学賞メッタ斬り!』を刊行。
2008年からアンソロジストとしても活動。創元SF文庫『年刊日本SF傑作選』(日下三蔵と共編)とその後継の『ベストSF』(竹書房文庫)、『不思議の扉』(角川文庫)の各シリーズや、『ゼロ年代日本SFベスト集成』全2巻、『時間SF傑作選 ここがウィネトカなら、きみはジュディ』などのSFアンソロジーを編纂。責任編集の河出文庫『NOVA 書き下ろし日本SFコレクション』全10巻で、第34回日本SF大賞特別賞、第45回星雲賞自由部門受賞。
著書に『20世紀SF1000』、『新編 SF翻訳講座』、『50代からのアイドル入門』、『現代SF観光局』など。
1995年4月に開設したウェブサイト(http://www.asahi-net.or.jp/~KX3M-AB/)の日記は、その一部が、『狂乱西葛西日記20世紀remix SF&ミステリ業界ワルモノ交遊録』にまとめられている。
ツイッターのアカウント(@nzm)は、http://twitter.com/nzm/
日本推理作家協会、本格ミステリ作家クラブ、日本SF作家クラブ会員。「ゲンロン 大森望 SF創作講座」主任講師。
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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意識とはなんなのか?という問いを突きつけられました。
この作品だけでも1200円の価値があると思いました。
もちろん、他の作品も面白いものがありました。
(そうでないものもありましたが、それを勘定に入れても、星5つです。)
この年は、円城塔や伊藤計劃のデビューもあり、日本SFの豊作の年だったんだと改めて実感させる一冊だ。
両者の短編も読みごたえのあるものだけど、そのほかにも、萩尾望都の漫画も含めて粒ぞろいだ(中にはこれがSF?という作品もあるけど...)。
しかし、もはやSFかどうかって関係ないのかもしれない。要は面白いかどうかってことだ。
こういうアンソロジーが編まれるのは32年ぶりということだけど、ぜひ今後も続けて出してほしい企画だ。
堀晃は太陽風交点が面白かったので、期待したけど、なんでしょうかこの短編は ... 読み手を選ぶ本ってこと?