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極光星群 (年刊日本SF傑作選) (創元SF文庫) 文庫 – 2013/6/28
- 本の長さ513ページ
- 言語日本語
- 出版社東京創元社
- 発売日2013/6/28
- ISBN-104488734065
- ISBN-13978-4488734060
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登録情報
- 出版社 : 東京創元社 (2013/6/28)
- 発売日 : 2013/6/28
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 513ページ
- ISBN-10 : 4488734065
- ISBN-13 : 978-4488734060
- Amazon 売れ筋ランキング: - 971,428位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 438位創元SF文庫
- - 4,414位SF・ホラー・ファンタジー (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
SF翻訳家、書評家、アンソロジスト。
1961年2月2日、高知県高知市生まれ。高知市立追手前小学校、土佐中・高等学校を経て、京都大学文学部文学研究科卒(英語アメリカ文学専攻)。
1986年、マリオン・ジマー・ブラッドリー『惑星救出計画』でSF翻訳者デビュー。訳書は、バリントン・J・ベイリー『時間衝突』『ロボットの魂』(以上、創元SF文庫)、P・K・ディック『ザップ・ガン』、コニー・ウィリス『ドゥームズデイ・ブック』『航路』など約100冊。共訳書に劉慈欣『三体』三部作、『円』『球状閃電』『超新星紀元』、『カート・ヴォネガット全短篇』全4巻(以上、早川書房)など。
編訳書に、シオドア・スタージョン『不思議のひと触れ』『輝く断片』(河出文庫)、コニー・ウィリス『最後のウィネベーゴ』(河出書房新社)、『マーブル・アーチの風』、(早川書房)など。
スタージョン「ニュースの時間です」、テッド・チャン「商人と錬金術師の門」、劉慈欣「流浪地球」(共訳)の翻訳により、第36回、第40回、第54回星雲賞海外短編部門を受賞。ベイリー『時間衝突』、劉慈欣『三体』『三体Ⅱ 黒暗森林』で星雲賞海外長編部門受賞。
〈小説奇想天外〉の翻訳SF時評「海外SF問題相談室」を皮切りに、各紙誌にコラム・書評を連載。〈本の雑誌〉新刊SF時評は1990年から(二度の中断をはさみ)継続中。
2004年3月に豊崎由美との共著『文学賞メッタ斬り!』を刊行。
2008年からアンソロジストとしても活動。創元SF文庫『年刊日本SF傑作選』(日下三蔵と共編)とその後継の『ベストSF』(竹書房文庫)、『不思議の扉』(角川文庫)の各シリーズや、『ゼロ年代日本SFベスト集成』全2巻、『時間SF傑作選 ここがウィネトカなら、きみはジュディ』などのSFアンソロジーを編纂。責任編集の河出文庫『NOVA 書き下ろし日本SFコレクション』全10巻で、第34回日本SF大賞特別賞、第45回星雲賞自由部門受賞。
著書に『20世紀SF1000』、『新編 SF翻訳講座』、『50代からのアイドル入門』、『現代SF観光局』など。
1995年4月に開設したウェブサイト(http://www.asahi-net.or.jp/~KX3M-AB/)の日記は、その一部が、『狂乱西葛西日記20世紀remix SF&ミステリ業界ワルモノ交遊録』にまとめられている。
ツイッターのアカウント(@nzm)は、http://twitter.com/nzm/
日本推理作家協会、本格ミステリ作家クラブ、日本SF作家クラブ会員。「ゲンロン 大森望 SF創作講座」主任講師。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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超文系なもので、難しい科学の用語とかが全然わかんなくて…。
が、伊藤計劃さんの「虐殺器官」「ハーモニー」、最近では宮内悠介さんの「ヨハネスブルグの天使たち」などを読み、
「最近の日本のSFって、面白い! 私みたいなアホでも楽しめるやん!」と気付かされました。
SFファンの方からしたら「何を今さら」という感じかもしれませんが…。
というわけで手にとってみました、2012年の日本SFの傑作ばかりを集めたというこの本。
前書きで「2012年は豊作で、もう一冊傑作選が編めるくらいの推薦作が集まったが、泣く泣く半分に削ってこの一冊になった」
という趣旨のことが述べられています。
なるほど、それだけの厳しい戦いをくぐりぬけてきただけあって、どれも読みごたえたっぷりでした。
特に良かった何作かを、簡単に。
「星間野球」(宮内悠介)
ひょんなことから宇宙ステーションの中で野球盤ゲームをすることになった二人の男。どちらが先に地球に帰還するかを賭けての勝負、その結末は?…最後まで予想を裏切ってくれる面白さでした。短編小説のお手本、と言いたくなるくらいうまくできている。
「百万本の薔薇」(高野史緒)
昔のソ連を舞台にした、SFミステリ。周りの人間に対してすぐに「バカか」と毒づく(心の中でこっそりと、ですが)ひねくれた主人公のキャラが面白い。グルジアのバラの研究所で起きた連続不審死事件を探るうち、主人公の身に不審なことが起こり始め…最後は予想外のところへ着地します。「ええ?そういうのアリ?」という感じもしますが、ひねくれ主人公も何だか満足できたみたいだし、良かったです。
「とっておきの脇差」(平方イコルスン)
これは漫画です。しかもわずか6P、絵柄は素朴でセリフは手書き。いわゆるSFのイメージとは少し違う感じを受けましたが、妙に味わいがあっていろいろ考えさせられる。他の作品も読んでみたくなりました。
「奴隷」(西崎憲)
裕福な家の奥さんが奴隷を買いに行く話。「奴隷の売買がごく普通に存在する現代日本」というアナザーワールドがリアリティを持って淡々と語られています。西崎さんの文章はとにかく端正で美しいので、どんなに非常識的な世界観でも「ああ、そういう世界もどこかに確かに存在するんだろうな」と素直に受け入れてしまいます。作者本人が「この作品に寓意はありません」と書いておられるので、ただただこの世界を味わえばよいということでしょう。
「内在天文学」(円城塔)
実は円城さんの文章がちょっと苦手です。「屍者の帝国」は途中でちょっと挫折しそうになっちゃいました(冒頭の伊藤計劃さんの文章が読みやすかったから余計にそう感じてしまったのかもしれないですが)。でもこの作品は読みやすかったです。詳しいことは何も説明されず、主人公とともに物語世界の中に放り出されてしまうのですが、それでもよく理解できたし、独特の雰囲気も好きになりました。
本当に今さらですけど、SFって面白いですね〜。
このシリーズ、過去作にさかのぼって読ませていただこうと思います。
来年の新作も楽しみです。
でも印象は、有名SF作家の作品といえども、当たりはずれがあるんだなという感じ。
それでもこれだけの作品を集めてあるため、読みごたえはありました。
鎖鎌娘が埋められた奴とか何をどうしたいのか全く理解できませんでした。。
あと脚本みたいなやつはこういうのに入れるべきではないと思うんだがどうなんだろう。
単に読みにくいだけだよね。
一番気に入ったのは銀河風帆走ですかね。
おそらく一番の王道ですが、王道であるのは王道が一番だからですしね。