超長編というのが苦手で、手を出しあぐねていたけどセール価格に釣られて購入。そしたら面白い! 引き込まれるように読み継いで結局発売されている四冊全て購入することに。
サイエンスよりも物語の比重が大きいSFが好きな私にピッタリの作品だった。インタビューや報告書の連なりでストーリーを組み立てるというやり方はマイケル・クライトンの『アンドロメダ病原体』に似ているような気がした。ただ残念なことに、今のところクライトン作品に込められていたような未来を見通して警鐘を鳴らすというようなシーンは無く、ペーパーバック的な面白さに終始している感じ。
それでもこのリーダビリティの高さは驚異的。解説によると50以上のエージェントに初稿を送ったが全て没になったそう。エージェント達の見る目の無さに唖然としてしまう。こんな面白小説が埋もれてしまわなくて良かった。
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巨神計画〈下〉 (創元SF文庫) 文庫 – 2017/5/11
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体高六〇メートルを超す人型巨大ロボットのパーツ回収プロジェクトは、様々な困難に遭いつつも極秘裏に進んでゆく。だが計画が進むにつれ、疑問はむしろ増える一方だ――どうやって操縦するのか? そもそも何者が、何のためにこのロボットを地球に残したのか? 人類にこれを利用する能力は、資格はあるのか? ロボットが秘める力の全貌は? やがて計画を察知した各国間の緊張が高まるなか、プロジェクトは急展開を迎える……。
- 本の長さ267ページ
- 言語日本語
- 出版社東京創元社
- 発売日2017/5/11
- ISBN-104488767028
- ISBN-13978-4488767020
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登録情報
- 出版社 : 東京創元社 (2017/5/11)
- 発売日 : 2017/5/11
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 267ページ
- ISBN-10 : 4488767028
- ISBN-13 : 978-4488767020
- Amazon 売れ筋ランキング: - 148,522位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 96位創元SF文庫
- - 809位SF・ホラー・ファンタジー (本)
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2019年4月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
正確に評価すれば★3.5くらいか。基本的には面白いのだが、突っ込みどころが見えてきた。物語のイニシア
チブをとっているインタビュアーは一体誰か、依頼主は誰か、報酬は何処からもらっているのか?大統領補佐
官とも堂々と渡り合える交渉術のプロも真っ青になる謎の人物登場。巨大ロボットの由来が暗示されるが、
ちょっと安直な方法なのではないですか?それよりもラスト。あれじゃ蛇の生殺しでしょ。続巻を買わないと
気持ちが治まらない。
チブをとっているインタビュアーは一体誰か、依頼主は誰か、報酬は何処からもらっているのか?大統領補佐
官とも堂々と渡り合える交渉術のプロも真っ青になる謎の人物登場。巨大ロボットの由来が暗示されるが、
ちょっと安直な方法なのではないですか?それよりもラスト。あれじゃ蛇の生殺しでしょ。続巻を買わないと
気持ちが治まらない。
2023年7月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
インタビュアーと巻き込まれた人達の報告書を眺めていくラノベ形式の小説
これがSFとして出版社に門前払いを食らうのはよくわかるし、逆に映画の原作に採用されるのもよくわかる
ラノベとして読めばまあまあの作品。
これがSFとして出版社に門前払いを食らうのはよくわかるし、逆に映画の原作に採用されるのもよくわかる
ラノベとして読めばまあまあの作品。
2019年5月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
インタビュー形式の語りで物語が展開していく、オーパーツの発見と解析というより集めただけで動き出す巨大ロボット。この後どうなるか展開の選択肢も多すぎで兎に角次巻読みます。ただ映画化するとどうだろう。原作は修辞トリック的な展開も可能だけど、映画はヘリが墜落、戦闘機が飛んできて、カーチェイスで爆発、RPGが爆発、怪光線で大爆発、だったとしても成り立つなあ
2017年7月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ラスト、まさかでしたぞ(u≧∇≦)
下巻ではついに完成する巨大ロボ、最初に殴り込みに行くのは例のあの国wカーラとインタビュアーのやり取りが、特撮物みたいでいい感じです。
星4なのは上にある通り、3部作構成の序章らしいからなのです。なので、今後の展開から「そういや序章にコレ伏線が!?」って事になって星5になる可能性も当然あるため。
謎の老人やライアンが今後どう絡むのかは、読んだ人にはやっぱり気になる所。
雰囲気的に海外ドラマっぽいスピード感なので、軽快に読みやすいのもオススメポイントです。往年のロボファン達には、兵装だったり設定やシチュエーションを楽しめます。ビームサーベルですぜ。
海外から現代に蘇る古き良きロボアニメ。…日本もやってほしいなあ、こういう感じ。
下巻ではついに完成する巨大ロボ、最初に殴り込みに行くのは例のあの国wカーラとインタビュアーのやり取りが、特撮物みたいでいい感じです。
星4なのは上にある通り、3部作構成の序章らしいからなのです。なので、今後の展開から「そういや序章にコレ伏線が!?」って事になって星5になる可能性も当然あるため。
謎の老人やライアンが今後どう絡むのかは、読んだ人にはやっぱり気になる所。
雰囲気的に海外ドラマっぽいスピード感なので、軽快に読みやすいのもオススメポイントです。往年のロボファン達には、兵装だったり設定やシチュエーションを楽しめます。ビームサーベルですぜ。
海外から現代に蘇る古き良きロボアニメ。…日本もやってほしいなあ、こういう感じ。
2017年6月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「読み終わったけれど、何も覚えていない」
インタビュー形式のせいなのか、語り手がころころ変わるせいなのか、どうも斜め読みしてしまったようだ。私は対話形式の文章が大嫌いなのだが、それとは関係なしに、単に、普通に、読みにくいと思う。原書のほうも評価が割れているようなので、翻訳の問題ではないのだろう。どこに評価を置くのかで、人を選ぶのかもしれない。
上巻はロボのパーツを探して組み立てる話、下巻はロボを取り巻く組織や関係者の立場が変わっていく話、だと思う。怪しい謎の人物が登場するなど、色々な種を撒いてはいるが、ここで終わりである。ロボが殴り合ったりはしないし、超銀河帝国がやってくるわけでもない。出だしはワクワクするのだが、その後はすぐにしらけてくる。多分、最初は科学的、SF的な話なのに、後半は恋愛、人間関係、政治的な話になるから、だと思う。良い言葉が見つからないが、まとまりがない、というような感じだ。
正直、あまり面白くないと思う。ただ、もっとまとめてコネ直せば、面白くなりそうな気はする、ということをこんなところで言ってもどうしようもないのだが。
あと、本の中身以外でむかつく点がある。それは、煽りすぎ、ということ。
本書が実はどういった物なのかは、巻末の解説に全て書かれている。これによると:
- 持ち込んだ全ての出版社からボツを食らった
- なので自費出版することにした
- それにソニー・ピクチャーズが唾を付けた
- 実は3部作で、第2部ではドンパチするらしい
ということだ。
要するに、この作品は明らかに過大に煽られている。
「出版前に即映画化決定!」と言われれば、どこからも引っ張りだこで、さぞかし面白いのだろうと思うが、実際は、誰からも相手にされなかった物を、ソニーなんとかが「念のため」唾を付けただけに過ぎないと思われる。「日本から影響」というのも、インタビューアーのいつもの恥ずかしい質問(好きな日本のアニメは、好きな日本のゲームは、好きなジブリの作品はという、あれだ!)にリップサービスで答えたにすぎないのではないか。ユナイテッドステイツオブジャパンやベイマックスと同じ胡散臭さを感じる。
なぜ、出版社は(映画業界もそうだが)、こうも嘘っぱちな売り方をするのだろうか。正直に「若手の挑戦的な作品ですよ。全三部作で第一部はおとなしい出だしですよ」と言えば「期待外れでした」みたいな評価はされないのに。
インタビュー形式のせいなのか、語り手がころころ変わるせいなのか、どうも斜め読みしてしまったようだ。私は対話形式の文章が大嫌いなのだが、それとは関係なしに、単に、普通に、読みにくいと思う。原書のほうも評価が割れているようなので、翻訳の問題ではないのだろう。どこに評価を置くのかで、人を選ぶのかもしれない。
上巻はロボのパーツを探して組み立てる話、下巻はロボを取り巻く組織や関係者の立場が変わっていく話、だと思う。怪しい謎の人物が登場するなど、色々な種を撒いてはいるが、ここで終わりである。ロボが殴り合ったりはしないし、超銀河帝国がやってくるわけでもない。出だしはワクワクするのだが、その後はすぐにしらけてくる。多分、最初は科学的、SF的な話なのに、後半は恋愛、人間関係、政治的な話になるから、だと思う。良い言葉が見つからないが、まとまりがない、というような感じだ。
正直、あまり面白くないと思う。ただ、もっとまとめてコネ直せば、面白くなりそうな気はする、ということをこんなところで言ってもどうしようもないのだが。
あと、本の中身以外でむかつく点がある。それは、煽りすぎ、ということ。
本書が実はどういった物なのかは、巻末の解説に全て書かれている。これによると:
- 持ち込んだ全ての出版社からボツを食らった
- なので自費出版することにした
- それにソニー・ピクチャーズが唾を付けた
- 実は3部作で、第2部ではドンパチするらしい
ということだ。
要するに、この作品は明らかに過大に煽られている。
「出版前に即映画化決定!」と言われれば、どこからも引っ張りだこで、さぞかし面白いのだろうと思うが、実際は、誰からも相手にされなかった物を、ソニーなんとかが「念のため」唾を付けただけに過ぎないと思われる。「日本から影響」というのも、インタビューアーのいつもの恥ずかしい質問(好きな日本のアニメは、好きな日本のゲームは、好きなジブリの作品はという、あれだ!)にリップサービスで答えたにすぎないのではないか。ユナイテッドステイツオブジャパンやベイマックスと同じ胡散臭さを感じる。
なぜ、出版社は(映画業界もそうだが)、こうも嘘っぱちな売り方をするのだろうか。正直に「若手の挑戦的な作品ですよ。全三部作で第一部はおとなしい出だしですよ」と言えば「期待外れでした」みたいな評価はされないのに。
2017年5月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
紆余曲折の後、ロボットは動き始めるが能力が明からになる過程で犠牲も生じる。ロボットの秘密を知っていそうな謎の人物やラスボス的な悪役など、シリーズの伏線が色々張られている。
ロボットが戦うべき相手は何者なのか、次の第二部で明らかに成るのだろうか。
ロボットが戦うべき相手は何者なのか、次の第二部で明らかに成るのだろうか。
2017年6月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
上巻でプロジェクトが露見してどうなるのかと思ったら、
いろいろな説明部分をすっ飛ばして読者が知りたいところだけ描写されていて解り易いな。
製造者の子孫と思しき人物も出て来て、ラストは吃驚だよ。
解説では三部作で二部目が17年に出ているとの事で翻訳は何時になるやら。
映画化もされるとの事なので、映画公開時に三部目が出ていても翻訳はどうだろうね。
解説に日本のロボットアニメにインスパイアされたってあるが、
ピーター・トライアス「ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン」と好対照だね。
いろいろな説明部分をすっ飛ばして読者が知りたいところだけ描写されていて解り易いな。
製造者の子孫と思しき人物も出て来て、ラストは吃驚だよ。
解説では三部作で二部目が17年に出ているとの事で翻訳は何時になるやら。
映画化もされるとの事なので、映画公開時に三部目が出ていても翻訳はどうだろうね。
解説に日本のロボットアニメにインスパイアされたってあるが、
ピーター・トライアス「ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン」と好対照だね。