大胆でいて繊細、熱血で冷血で鉄血な2大巨頭の対談。
変化を恐れない
襲ってきた出来事は受け止める
最後はエイヤの大決断
やらなかったおかげで、今よりマシなこともある
迷ったらやるな
本当にやろうと思うときはもうやってる
などなど、非常に今の迷い多き自分に
喝を入れてくれるものでした。
羽生さんがTwitterで呟いてくれたので出会えました!
ありがとうございます♪
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勝負師と冒険家―常識にとらわれない「問題解決」のヒント 単行本 – 2010/2/19
三手先を読む、三日先を予想しない/運の差じゃなくて、運をつかむ実力の差/負けない手を打っていては絶対に勝てない/いま持っている力は温存せずに早く使え/最終局面は反射神経が勝負を決める/画期的なアイディアはハイリスク/目先のことを一回否定してみよう……
斯界で各々頂上を極めた棋士と冒険家。その異能の才が織りなす至言の数々に驚き、学び、愉しむ、珠玉の対談。冷静と熱情、至言と雄弁、すべてに対照的な二人が、相通じる勝負の「決断」を糸口に語る「問題解決力」とは? 勝負に、人生に、そして家族と、畏友はどのようにして、さまざまなハードルをクリアしてきたのか……。
斯界で各々頂上を極めた棋士と冒険家。その異能の才が織りなす至言の数々に驚き、学び、愉しむ、珠玉の対談。冷静と熱情、至言と雄弁、すべてに対照的な二人が、相通じる勝負の「決断」を糸口に語る「問題解決力」とは? 勝負に、人生に、そして家族と、畏友はどのようにして、さまざまなハードルをクリアしてきたのか……。
- 本の長さ221ページ
- 言語日本語
- 出版社東洋経済新報社
- 発売日2010/2/19
- ISBN-104492043659
- ISBN-13978-4492043653
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商品の説明
著者について
羽生善治 はぶ よしはる
将棋棋士。1970年埼玉県所沢市生まれの八王子育ち。二上達也九段に入門。1985年に史上3人目の中学生棋士となる。デビュー直後から全棋士中1位の勝率を記録するなど頭角を現す。同年代の棋士が揃って台頭してきたころには「羽生世代」という言葉が生まれ、将棋ファンだけでなく幅広い層に人気を博した。1988年にNHK杯で大山康晴、加藤一二三、谷川浩司、中原誠の名人経験者4人を破って優勝し、さらに存在感を示した。1994年に史上初の六冠王、1996年に七冠独占の偉業を成し遂げる。2007年に史上8人目の通算1000勝を史上最年少、最速、最高勝率で達成。歴代名人の長所をすべて兼ね備えた、とも言われるオールラウンドプレイヤーである。現在、名人、王座、棋聖、王将。通算タイトル獲得数は、大山康晴に次ぎ、歴代2位。著書にベストセラーとなった『決断力』はじめ多数がある。
白石康次郎 しらいし こうじろう
海洋冒険家。1967年東京都生まれの鎌倉育ち。高校卒業後、1986年に多田雄幸氏(第1回単独世界一周レース優勝)に弟子入り。1993年に「スピリット オブ ユーコー」艇で単独無寄港世界一周を達成、当時の世界最年少記録を樹立した。アドベンチャーレースや数々のヨットレースに参加。最も過酷と言われるアドベンチャーレース「レイド・ゴロワーズ」南アフリカ大会では、日本過去最高の11位でゴール。最近では、2006年に単独世界一周ヨットレース「5 OCEANS」クラスIに日本人として初参戦し、2位という快挙を成し遂げ、世界中の注目を集める。このレースの様子は、そのつどフジテレビ「めざましテレビ」で放映され、人気を博した。また、2008年には双胴艇「Gitana 13」チームに参加、サンフランシスコ~横浜間の太平洋横断短時間記録を樹立した。著書に『アラウンド アローン』『大冒険術』(野口健氏との共著)ともに文藝春秋、『七つの海を超えて』文春文庫、『冒険者』宝島社、『海よりも遠く』講談社青い鳥文庫などがある。
将棋棋士。1970年埼玉県所沢市生まれの八王子育ち。二上達也九段に入門。1985年に史上3人目の中学生棋士となる。デビュー直後から全棋士中1位の勝率を記録するなど頭角を現す。同年代の棋士が揃って台頭してきたころには「羽生世代」という言葉が生まれ、将棋ファンだけでなく幅広い層に人気を博した。1988年にNHK杯で大山康晴、加藤一二三、谷川浩司、中原誠の名人経験者4人を破って優勝し、さらに存在感を示した。1994年に史上初の六冠王、1996年に七冠独占の偉業を成し遂げる。2007年に史上8人目の通算1000勝を史上最年少、最速、最高勝率で達成。歴代名人の長所をすべて兼ね備えた、とも言われるオールラウンドプレイヤーである。現在、名人、王座、棋聖、王将。通算タイトル獲得数は、大山康晴に次ぎ、歴代2位。著書にベストセラーとなった『決断力』はじめ多数がある。
白石康次郎 しらいし こうじろう
海洋冒険家。1967年東京都生まれの鎌倉育ち。高校卒業後、1986年に多田雄幸氏(第1回単独世界一周レース優勝)に弟子入り。1993年に「スピリット オブ ユーコー」艇で単独無寄港世界一周を達成、当時の世界最年少記録を樹立した。アドベンチャーレースや数々のヨットレースに参加。最も過酷と言われるアドベンチャーレース「レイド・ゴロワーズ」南アフリカ大会では、日本過去最高の11位でゴール。最近では、2006年に単独世界一周ヨットレース「5 OCEANS」クラスIに日本人として初参戦し、2位という快挙を成し遂げ、世界中の注目を集める。このレースの様子は、そのつどフジテレビ「めざましテレビ」で放映され、人気を博した。また、2008年には双胴艇「Gitana 13」チームに参加、サンフランシスコ~横浜間の太平洋横断短時間記録を樹立した。著書に『アラウンド アローン』『大冒険術』(野口健氏との共著)ともに文藝春秋、『七つの海を超えて』文春文庫、『冒険者』宝島社、『海よりも遠く』講談社青い鳥文庫などがある。
登録情報
- 出版社 : 東洋経済新報社 (2010/2/19)
- 発売日 : 2010/2/19
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 221ページ
- ISBN-10 : 4492043659
- ISBN-13 : 978-4492043653
- Amazon 売れ筋ランキング: - 518,784位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 33,415位投資・金融・会社経営 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
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2015年11月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ふたりとも好きな人でしたので楽しく読めました。でも同じ意見がほとんどなので、それぞれ考え方が違う部分が見れたほうがより面白いのではと思います。
2011年3月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
白石康次郎さんは、かなり破天荒です。
冒険は緻密な計画、実践の上に達成できるのでしょうが、
その人柄は、本当に生身でぶつかっていく人のように思います。
羽生さんには、他の対談者が聞かないことまで、
あまり意図せず、踏み込んだり、ぶつけたりしています。
羽生さんの違う一面が見られるかも。
冒険は緻密な計画、実践の上に達成できるのでしょうが、
その人柄は、本当に生身でぶつかっていく人のように思います。
羽生さんには、他の対談者が聞かないことまで、
あまり意図せず、踏み込んだり、ぶつけたりしています。
羽生さんの違う一面が見られるかも。
2011年8月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
個々に語られている経験談やそこから彼らが感じたもの・得たものについては、プロフェッショナルでしかもその道の第一人者がどのような観点を持っているのががよくわかり、その点は非常に参考になる人は多いと思われる。
残念なのは、二人の相性が良すぎるのか、もしくは第一人者同士であるがゆえの感性の一致なのか、両者とも相手の話に対してわりと簡単に納得してしまう点がほとんどであったこと。相乗的に話が進んではいくが、お互いが"組み合う"箇所があまりないので、贅沢なのかもしれないがその点は少し物足りなく感じた。
残念なのは、二人の相性が良すぎるのか、もしくは第一人者同士であるがゆえの感性の一致なのか、両者とも相手の話に対してわりと簡単に納得してしまう点がほとんどであったこと。相乗的に話が進んではいくが、お互いが"組み合う"箇所があまりないので、贅沢なのかもしれないがその点は少し物足りなく感じた。
2013年5月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
参考になりました。本の状態もかなり良くて驚いた記憶があります。
2010年4月2日に日本でレビュー済み
勝負師と冒険家には共通点がある。
それは、決断の仕方が非常によく似ている。
そういったことは、普通に生きている自分では、
中々経験できることではない。
私も、普通の人が味あわないような経験を沢山したが、
このような判断力があのときにあれば…と感じた。。
本書では、全く正反対で対照的な二人が、
決断を軸に問題解決について語っている本。
あまりビジネス書になじまない人にも読みやすい対話が中心ですので、
初心者の方は導入本として読むのもいいかも知れません。
内容の濃さでいうと、そこまで濃くはない。
だが、一言一言語られる抽象的な言葉に真実があると感じた。
それは、決断の仕方が非常によく似ている。
そういったことは、普通に生きている自分では、
中々経験できることではない。
私も、普通の人が味あわないような経験を沢山したが、
このような判断力があのときにあれば…と感じた。。
本書では、全く正反対で対照的な二人が、
決断を軸に問題解決について語っている本。
あまりビジネス書になじまない人にも読みやすい対話が中心ですので、
初心者の方は導入本として読むのもいいかも知れません。
内容の濃さでいうと、そこまで濃くはない。
だが、一言一言語られる抽象的な言葉に真実があると感じた。
2010年2月24日に日本でレビュー済み
この本は、有名な将棋棋士である羽生善治氏と、かつてヨットによる単独無寄港世界一周を成し遂げた、日本を代表する海洋冒険家・白石康次郎氏との対談を収録したものである。タイトルにある通り、将棋という頭脳派のスペシャリストと海洋レースという肉体(行動)派のスペシャリストという、パッと見た感じでは全く 『極と極』 にある人物同士の対談に思える。しかし、本書を深く読み解いていくと、結局勝負に対する本質のところでは、両者は非常に共通している部分が多い事が分かる。
『勘とか見切る力というのは、真剣勝負の中でしか維持できない』 『どうしようかと迷うくらいなら、やらないほうがいい。やるときはもう、やっちゃってるはずなんだから』 など、一流の勝負師同士で勝つためのセオリーが惜しげもなく披露されているところが、本書の魅力でもある。しかし私としては、それ以上に素晴らしい点として別のポイントを挙げたい。最終章において、白石氏がこう語っている部分だ。
『…すべてやり尽くして、満足して、明るく晴れやかな、そういう心境になってみたいなぁ。羽生さんは将棋の世界で、僕は海の世界でね。大切なのは、自分でやってきたことを人生訓にまで高めなければならない。じゃなかったら、自分勝手で終わってしまう。羽生さんは将棋強かったね、で終わっちゃうし、僕はヨットで世界一週したね、で終わってしまう。(中略)…四十歳を越えて初めて、天命というか、自分のやるべきことっていうのが見えてきた気がします。自分の生まれてきた意味は、ヨットで誰よりも速く走ることでもないし、有名になることでもない。きっと、みんなを明るく元気にすることなんだ。振り返ってみると小さい頃から今まで、僕のやってきたことって、全部それなんだよ』
この言葉は、人間はなぜ生きているか、という本質的な問いに対するひとつの答えであろう。人は他者を幸せにするために生きることができる。それが巡り巡って、結局は自身の幸せにつながるのだ。
二人は最後に、それぞれ今の子どもたちに贈りたい言葉を紹介している。
白石氏は 『素直に真っ直ぐ。』
羽生氏は 『自分を裏切らない。』
特に後者の羽生氏の言葉は、印象深い。現代の子どもたちは、周りの空気を読んで、周りの期待に必要以上に応えようとしてしまう。そのために自分を裏切っているというケースが多い。一生懸命そうしているのだが、でも本当に自分のやりたいことは何か・自分が望んでいることは何かという肝心な部分がしっかり持てていない。つまり、自分のホンネを覆い隠して他者に合わそうとすることは、『自分を裏切っている』 のと同じだ、ということだ。
若い世代には、自分を好きになってほしい。自信をもってほしい。自信がないのは、それを支える実体験がないから。でも、痛い思いや辛い思いはイヤだ、と思うかもしれない。そうは言っても、この世界から苦しみをなくすことは絶対にできない。
でも、『苦しみでなくす』 ことはできるのだ。
『勘とか見切る力というのは、真剣勝負の中でしか維持できない』 『どうしようかと迷うくらいなら、やらないほうがいい。やるときはもう、やっちゃってるはずなんだから』 など、一流の勝負師同士で勝つためのセオリーが惜しげもなく披露されているところが、本書の魅力でもある。しかし私としては、それ以上に素晴らしい点として別のポイントを挙げたい。最終章において、白石氏がこう語っている部分だ。
『…すべてやり尽くして、満足して、明るく晴れやかな、そういう心境になってみたいなぁ。羽生さんは将棋の世界で、僕は海の世界でね。大切なのは、自分でやってきたことを人生訓にまで高めなければならない。じゃなかったら、自分勝手で終わってしまう。羽生さんは将棋強かったね、で終わっちゃうし、僕はヨットで世界一週したね、で終わってしまう。(中略)…四十歳を越えて初めて、天命というか、自分のやるべきことっていうのが見えてきた気がします。自分の生まれてきた意味は、ヨットで誰よりも速く走ることでもないし、有名になることでもない。きっと、みんなを明るく元気にすることなんだ。振り返ってみると小さい頃から今まで、僕のやってきたことって、全部それなんだよ』
この言葉は、人間はなぜ生きているか、という本質的な問いに対するひとつの答えであろう。人は他者を幸せにするために生きることができる。それが巡り巡って、結局は自身の幸せにつながるのだ。
二人は最後に、それぞれ今の子どもたちに贈りたい言葉を紹介している。
白石氏は 『素直に真っ直ぐ。』
羽生氏は 『自分を裏切らない。』
特に後者の羽生氏の言葉は、印象深い。現代の子どもたちは、周りの空気を読んで、周りの期待に必要以上に応えようとしてしまう。そのために自分を裏切っているというケースが多い。一生懸命そうしているのだが、でも本当に自分のやりたいことは何か・自分が望んでいることは何かという肝心な部分がしっかり持てていない。つまり、自分のホンネを覆い隠して他者に合わそうとすることは、『自分を裏切っている』 のと同じだ、ということだ。
若い世代には、自分を好きになってほしい。自信をもってほしい。自信がないのは、それを支える実体験がないから。でも、痛い思いや辛い思いはイヤだ、と思うかもしれない。そうは言っても、この世界から苦しみをなくすことは絶対にできない。
でも、『苦しみでなくす』 ことはできるのだ。
2019年1月31日に日本でレビュー済み
二人の対談。勝負に対する思いや、考え方などのテーマについて、放談している。
個人的に気に入ったところ。
・選択していないことに対して、楽観的になりすぎている。(過去の選択されなかった選択を後悔しすぎ。)
・凪の時は待つ。意外に忙しい。
・裏切らないことは大事。(自分、周囲の人)→運につながる
・(スポンサーに対して、)お金を出す出さないはどうでもいいこと。ただ自分の思いを伝えることが大事。
・持っている力を出し惜しみしない。(後でチャンスは来ない)"
ーーーー
これでお金を取るには薄い気があるけど、読み物としてはまあ面白かった。
とはいえ、特にすごいことを言っているわけではない。
羽生さんは成功した中小企業経営者のような哲学観をもっているし。そこまで目新しくはない。
白石さんは、思いのほかいけいけどんどんだった。
葉加瀬太郎とか茂木健一郎のようなおもったことを言って自分の道を突き進むといったような。
この二人の相性が合っているのが不思議ではあるが、人間関係とは、まあそういうものなのかもしれない。
白石さんが一方的に羽生さんに興味を持っており、羽生さんは基本的に来るものは拒まないから、このような人間関係ができているだけかもしれないけど。
個人的に気に入ったところ。
・選択していないことに対して、楽観的になりすぎている。(過去の選択されなかった選択を後悔しすぎ。)
・凪の時は待つ。意外に忙しい。
・裏切らないことは大事。(自分、周囲の人)→運につながる
・(スポンサーに対して、)お金を出す出さないはどうでもいいこと。ただ自分の思いを伝えることが大事。
・持っている力を出し惜しみしない。(後でチャンスは来ない)"
ーーーー
これでお金を取るには薄い気があるけど、読み物としてはまあ面白かった。
とはいえ、特にすごいことを言っているわけではない。
羽生さんは成功した中小企業経営者のような哲学観をもっているし。そこまで目新しくはない。
白石さんは、思いのほかいけいけどんどんだった。
葉加瀬太郎とか茂木健一郎のようなおもったことを言って自分の道を突き進むといったような。
この二人の相性が合っているのが不思議ではあるが、人間関係とは、まあそういうものなのかもしれない。
白石さんが一方的に羽生さんに興味を持っており、羽生さんは基本的に来るものは拒まないから、このような人間関係ができているだけかもしれないけど。