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数学嫌いな人のための数学: 数学原論 単行本 – 2001/10/1
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- 本の長さ330ページ
- 言語日本語
- 出版社東洋経済新報社
- 発売日2001/10/1
- ISBN-104492222057
- ISBN-13978-4492222058
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商品の説明
商品説明
まずChapter1では、数学が登場した歴史的背景について述べられる。古代イスラエルの宗教と論理学の関係、古代ギリシャの3大難問、大航海時代の新航路発見の意義などを読み進めていくうちに、数学の意義や考え方について学ぶことができる。Chapter2では、東西の論理の違いについて、興味深い話が紹介されている。「なぜ、日韓関係はよくならないのか」の部分を読めば、国際理解に関しても論理が重要な意味を持つことがわかる。
Chapter3は、数学の論理によって育まれた資本主義の考え方が述べられる。資本主義の考え方に、いかに数学が根づいているかを実感できる部分だ。Chapter4は、本書の肝というべき部分で、背理法、帰納法、必要十分条件、対偶などの証明の技術について述べられている。統計調査の注意点や困ったときの発想法なども述べられている。
最後のChapter5では、まとめとしてマクロ経済学の理論が登場する。ケインズと古典派の経済理論、リカードの大発見などを数学的視点からわかりやすく説明しており、マクロ経済の教科書が理解できなかった人にも理解しやすい。
300ページ以上におよぶ本であるが、著者の軽快な語り口と興味深いトピックのおかげで、さらりと読むことができる。数学嫌いを直し、論理的思考を身につけるために、ぜひ読んでおきたい1冊だ。(土井英司)
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : 東洋経済新報社 (2001/10/1)
- 発売日 : 2001/10/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 330ページ
- ISBN-10 : 4492222057
- ISBN-13 : 978-4492222058
- Amazon 売れ筋ランキング: - 244,710位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 409位数学一般関連書籍
- カスタマーレビュー:
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イメージ付きのレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
知の巨人と言うにふさわしい人だと思う。
ただし、コラム欄は筆者が言われる通りスルーすることもありでは。いずれにしても名著。
私の「情報分析術」超入門: 仕事に効く世界の捉え方 (一般書) 佐藤 優氏著
に本書の紹介があったので、アマゾンで購入。
著者は、数学の本質が「論理」にあるという。
その歴史的成り立ちは古代宗教にあって、
以降近代資本主義精神の形成・経済学の発展に至るまでの経緯を、
西洋世界はもちろん、古代中国や日本の江戸時代までを例に出し、説明している。
論理に対する考え方が東西世界で異なっていて、
それが歴史的問題にまで至っているという話は新鮮だった。
本書の主題は第4章「証明の技術」、第5章「数学と経済学」にまとめられている。
前者は、論理とはつまり証明の技術であることから、その中核となる
背理法・帰納法・必要十分条件・対偶について詳述している。
後者は、ちょっとの数学で理論経済学の極意がわかる、という趣旨で、
ケインズ経済学を中心に経済学の解説がされている。
数学という学問が、どのような経緯をたどって形成されたのか、
軽妙な文章でとても分かりやすかった。
正直自分にとっては第5章は難しかったが、それでも数学を勉強してみようか、
と思わせるガイドとして最後まで楽しんで読めた。
絶版だが、アマゾンで比較的手に入りやすかったのでご一読を勧めます。
p237の3行目「動物でなければ猫でない。」部分ですが、
手元にある第4刷では
「猫でなければ動物でない。」に訂正されておりました。
===
今まで数学から逃げまわっていたわたしですが、ひとつひとつ理解しながら、なんとか1週間ほどかけて読み切れました。
これからも読み返し、まずは必要条件、十分条件を自分のものにしたいです。
p237の3行目「動物でなければ猫でない。」部分ですが、
手元にある第4刷では
「猫でなければ動物でない。」に訂正されておりました。
===
今まで数学から逃げまわっていたわたしですが、ひとつひとつ理解しながら、なんとか1週間ほどかけて読み切れました。
これからも読み返し、まずは必要条件、十分条件を自分のものにしたいです。
内容は数学の歴史から宗教論・そして経済論。
数学の歴史を社会学的に捕らえていて、
ある意味本当に数学が嫌いな人でも読める本です。
自分が数学科の研究室を卒業しているんですが、
あまりの無知さにまたしても吐き気が強烈ですね。
中学の時にならった必要十分条件について
体系立ててかなりのページを割いて説明されており、
なんでこうやって学校の先生は教えてくれなかったんだろうって思います。
僕が小学校、中学校の教育は詰め込み教育であって、
その学問に対する楽しさは教えてくれなかった。
かといって今のゆとり教育で、全体の学力が低下。
理想はいいが結局はメソッドが悪かったんでしょうね・・・。