「過労死は企業による殺人」「残業代不払いは契約違反」など、経営者と労働者間になると犯罪が犯罪で無くなる日本の労働問題を指摘した良書。
当たり前と化した日本の悪しき慣習を丹念にに拾いあげ、問題点を洗い出した内容に舌を巻く。
自分の頭で考えられず他者に教え込まれた知識だけで、他者がそうだからそれが正しいのだと思い込んで生きている知能レベルの人間は、この本で取り上げられている問題点を問題とも気付く事もできない。
著者が東大大学院在学中と著者プロフィールで知り納得。さすが着眼点が違う。東大学部卒だと一流ブラック職場で有名な霞ヶ関のエリートになり、悪しき慣習に飲み込まれる人も多い。
人生50〜60年時代は短距離ダッシュな生き方でも何とかなっただろうが、人生100年時代は長距離走へと種目がシフトしている。同じ戦略が通用する訳がない。
現在の30代以下は2040〜2050年頃には定年が80歳になっていてもおかしくない世代だ。生化学が理解できれば、人体のエネルギーや回復能力は有限であり、精神論など無知な人間の暴論だと分かる。
また人生100年を心身ともに健康に生き抜く事は個人の幸福だけでなく、国家予算の1/3にも膨れ上がる医療費問題の根本に働きかける事である。
個人の幸福は結果として国家の安寧に繋がる。北欧や西ヨーロッパ諸国では、すでにその概念に基づいた施策が約半世紀前から少しずつ導入され、現在に至っては日本の生産効率をはるかに上回る。加えて出生率の上昇/人口維持および人口減少に歯止めをかけ、将来の労働者の確保など多くの結果を出している。
我々も個人の幸福が、結果として国家繁栄に繋がるという事を企業も労働者も理解しなければならない。
そのために、当たり前と化した日本の悪しき慣習を浮き彫りにした本書こそ、甘えの無い自律を促した良書と言える。
著者の今後の著作にも期待したい!

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。 単行本 – 2014/1/10
日野 瑛太郎
(著)
【売れてます! 発売2週間で3刷決定! 】
「共感した」という読者の声も続々いただいております!
――「たかが仕事」でそんなに苦しむのは、アホらしいと思いませんか?――
「朝30分遅刻すると鬼のように怒られるのに、夜30分残業してもその残業代は払われない」(事務)
「給料がたくさんもらえれば、仕事のやりがいだって少しは感じられるかもしれない」(事務)
「『定時』はだいたい22時』(SE)
「就活中の学生には、業務時間内にメールを送るように指示されている」(営業)
「同僚が上司から『あいつはよく休む』と評価されていることを知り、自分はもう休めないと思った」(営業)
「ワークライフバランス否定派の先輩が、健康診断にひっかかって顔面蒼白になっていた」(SE)
「OG訪問をしたら、先輩女性社員の肌の荒れ方にびっくりした」(大学生)
「学生時代はほとんど勉強しなかった友人が、就職するなり『早く成長したい』とか言い出して、心配になる』(事務)
みんな、「働くこと」に悩んでいます。
「やりがい」って、そんなに必要なのでしょうか?
「お金のために働く」って割り切ることは、そんなに悪いことなのでしょうか?
本書では、大人気ブログ「脱社畜ブログ」の管理人が、みんなが心の中では「おかしい」と感じている
働き方をぶった切り、日本人にかけられた「社畜」の呪いを解消します。
「働くこと」に悩んでいるビジネスパーソンはもちろん、就活中の学生にもおすすめです。
「共感した」という読者の声も続々いただいております!
――「たかが仕事」でそんなに苦しむのは、アホらしいと思いませんか?――
「朝30分遅刻すると鬼のように怒られるのに、夜30分残業してもその残業代は払われない」(事務)
「給料がたくさんもらえれば、仕事のやりがいだって少しは感じられるかもしれない」(事務)
「『定時』はだいたい22時』(SE)
「就活中の学生には、業務時間内にメールを送るように指示されている」(営業)
「同僚が上司から『あいつはよく休む』と評価されていることを知り、自分はもう休めないと思った」(営業)
「ワークライフバランス否定派の先輩が、健康診断にひっかかって顔面蒼白になっていた」(SE)
「OG訪問をしたら、先輩女性社員の肌の荒れ方にびっくりした」(大学生)
「学生時代はほとんど勉強しなかった友人が、就職するなり『早く成長したい』とか言い出して、心配になる』(事務)
みんな、「働くこと」に悩んでいます。
「やりがい」って、そんなに必要なのでしょうか?
「お金のために働く」って割り切ることは、そんなに悪いことなのでしょうか?
本書では、大人気ブログ「脱社畜ブログ」の管理人が、みんなが心の中では「おかしい」と感じている
働き方をぶった切り、日本人にかけられた「社畜」の呪いを解消します。
「働くこと」に悩んでいるビジネスパーソンはもちろん、就活中の学生にもおすすめです。
- 本の長さ167ページ
- 言語日本語
- 出版社東洋経済新報社
- 発売日2014/1/10
- 寸法11.7 x 1.1 x 18.9 cm
- ISBN-104492223347
- ISBN-13978-4492223345
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
著者について
日野 瑛太郎(ヒノ エイタロウ)
「脱社畜ブログ」管理人
1985年生まれ。東京大学工学部卒業。東京大学大学院工学系研究科修士課程修了。大学院在学中、就職するのが嫌でWebサービスの開発をはじめ、それがきっかけとなって起業をするが、あえなく失敗。結局、嫌で嫌で仕方がなかった就職をすることになる。経営者と従業員の両方を経験したことで日本の労働の矛盾に気づき、「脱社畜ブログ」(http://dennou-kurage.hatenablog.com/)を開設。ブログはたちまち月間約50万PVの有名ブログになり、現在も日本人の働き方に関する意見を発信し続けている。著書に『脱社畜の働き方』(技術評論社)がある。
「脱社畜ブログ」管理人
1985年生まれ。東京大学工学部卒業。東京大学大学院工学系研究科修士課程修了。大学院在学中、就職するのが嫌でWebサービスの開発をはじめ、それがきっかけとなって起業をするが、あえなく失敗。結局、嫌で嫌で仕方がなかった就職をすることになる。経営者と従業員の両方を経験したことで日本の労働の矛盾に気づき、「脱社畜ブログ」(http://dennou-kurage.hatenablog.com/)を開設。ブログはたちまち月間約50万PVの有名ブログになり、現在も日本人の働き方に関する意見を発信し続けている。著書に『脱社畜の働き方』(技術評論社)がある。
登録情報
- 出版社 : 東洋経済新報社 (2014/1/10)
- 発売日 : 2014/1/10
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 167ページ
- ISBN-10 : 4492223347
- ISBN-13 : 978-4492223345
- 寸法 : 11.7 x 1.1 x 18.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 47,639位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

Webサイト「サイボウズ式」は、新しい価値を生み出すチームのための情報サイトです。
2012年5月に運営をスタートしてから、働き方やチームワークについての記事を日々発信しています。
サイボウズ式 | 「新しい価値を生み出すチーム」のための、コラボレーションとITの情報サイト
https://cybozushiki.cybozu.co.jp/
今後も読者のみなさまにとって新しい気づきやきっかけになれるよう頑張ります。よろしくお願いいたします!
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2019年7月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2014年1月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
活字にする、発言をするかどうかの違いだけで
同じことを考えてる方は多いのではないでしょうか。
そういった点で、目新しい考えはなかったですが、共感できるという点で星4つにさせていただきます。
「同等圧力」「精神論」「過剰サービス」 etc....
個人的な考えを少し。
私は会社こそ違えど、外資系企業に勤務し続けています。
昔、ソフトウェア会社にて、アメリカ長期出張で、毎晩0時近くまで仕事をしていたときの
チームリーダーからの言葉が今でも胸に残っています。
わかる人はわかると思いますが、相当なExecutiveでない限り、
北米の方は、基本17:00あたりに退社します。
結論としてその方に言われたことは、
「会社を辞めなさい」と。
- 仮に人が足りないのであれば、Management Issueであるから、そんな人間の下で働く必要はない
- 仮に当人の能力不足であれば、その会社で働き続けるのは本人にとって不幸だ
グローバル化に対して、気味が悪く感じるのは、
「グローバルに対してもの・サービスを売ろう」「日本のお客様はそれでは満足しない」
という考えが共存していることです。
外資系で働いていて思うことは、もはや日本の市場は、海外からみて、Priority topの市場ではないということです。
その市場でしか通用しないこと・ものに対して過剰なリソースを供給する必要はあるのでしょうか?
私は日本を愛していますので、一つだけ解決方法を考えるのであれば
「雇用の流動化」
につきると思います。
同じことを考えてる方は多いのではないでしょうか。
そういった点で、目新しい考えはなかったですが、共感できるという点で星4つにさせていただきます。
「同等圧力」「精神論」「過剰サービス」 etc....
個人的な考えを少し。
私は会社こそ違えど、外資系企業に勤務し続けています。
昔、ソフトウェア会社にて、アメリカ長期出張で、毎晩0時近くまで仕事をしていたときの
チームリーダーからの言葉が今でも胸に残っています。
わかる人はわかると思いますが、相当なExecutiveでない限り、
北米の方は、基本17:00あたりに退社します。
結論としてその方に言われたことは、
「会社を辞めなさい」と。
- 仮に人が足りないのであれば、Management Issueであるから、そんな人間の下で働く必要はない
- 仮に当人の能力不足であれば、その会社で働き続けるのは本人にとって不幸だ
グローバル化に対して、気味が悪く感じるのは、
「グローバルに対してもの・サービスを売ろう」「日本のお客様はそれでは満足しない」
という考えが共存していることです。
外資系で働いていて思うことは、もはや日本の市場は、海外からみて、Priority topの市場ではないということです。
その市場でしか通用しないこと・ものに対して過剰なリソースを供給する必要はあるのでしょうか?
私は日本を愛していますので、一つだけ解決方法を考えるのであれば
「雇用の流動化」
につきると思います。
2020年12月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なかなかデリケートな問題を扱っている本書です。
この手の本の場合、著者のポジショントークに終始する本も散見されるという印象ですが、そういったものを可能な限り排除し、とてもバランス良く著者の考えや主張が述べられていると感じました。安易に転職を勧めたり、やたらフリーランスになる事を勧めたり、頑張れば報われるといった根性論に終始する本に比べれば百倍良いのではないでしょうか(そのような本は著者本人の体験がベースとなっている場合がほとんどであり、基本的に無視するのが正解だと思っております)。
しかしあえて、あえて!!意地悪な事を申し上げれば、著者の日野氏は東京大学大学院工学系研究科修士課程修了との事で、謂わば秀才です。労働問題に関しては造詣が深く、多方面で連載を持つなど活躍しておられるようですが、彼の視点や考え方をそのままコピーすれば、彼のようになれると安易な考えはやめておいた方がいいでしょう。著書自身も、安易な独立や転職を勧めるような言論は本書でもブログでも見られませんが、少なくとも学力的には日本の上位に居るであろう方が書かれた本です。統計的に、学力と年収は比例する傾向が高いという残酷な事実があります。そんな中で、我々普通の人間になにができ、また何をすべきなのか、本書をキッカケに真剣に考えてみる事をオススメします。
この手の本の場合、著者のポジショントークに終始する本も散見されるという印象ですが、そういったものを可能な限り排除し、とてもバランス良く著者の考えや主張が述べられていると感じました。安易に転職を勧めたり、やたらフリーランスになる事を勧めたり、頑張れば報われるといった根性論に終始する本に比べれば百倍良いのではないでしょうか(そのような本は著者本人の体験がベースとなっている場合がほとんどであり、基本的に無視するのが正解だと思っております)。
しかしあえて、あえて!!意地悪な事を申し上げれば、著者の日野氏は東京大学大学院工学系研究科修士課程修了との事で、謂わば秀才です。労働問題に関しては造詣が深く、多方面で連載を持つなど活躍しておられるようですが、彼の視点や考え方をそのままコピーすれば、彼のようになれると安易な考えはやめておいた方がいいでしょう。著書自身も、安易な独立や転職を勧めるような言論は本書でもブログでも見られませんが、少なくとも学力的には日本の上位に居るであろう方が書かれた本です。統計的に、学力と年収は比例する傾向が高いという残酷な事実があります。そんな中で、我々普通の人間になにができ、また何をすべきなのか、本書をキッカケに真剣に考えてみる事をオススメします。
2018年10月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
正論過ぎて、ぐうの音も出ない。
読後と言うよりは、読中に感じ続けていました。
でも、どんなに理不尽な環境であろうと、そこで頑張れば高いスキルが身につき、成長も早いと思います。
経営者目線に立って仕事をしろ、も、確かに理不尽だけど、その目線を持って働くと、転職市場での価値が高まることもあります。
サイバーエージェントの藤田さんみたいに、ビジョンのある方にとっては、あえてそんな環境に身を置くのも選択肢の一つです。
ただ、みんな藤田さんみたいに起業を志すわけではなく、普通の生活を送りたい人にとっては、そりゃそうだなと納得しかありません。
あと、この本を読んで会社を辞めたとか言う人、その後ちゃんと生きていけてるのかも心配です。
読後と言うよりは、読中に感じ続けていました。
でも、どんなに理不尽な環境であろうと、そこで頑張れば高いスキルが身につき、成長も早いと思います。
経営者目線に立って仕事をしろ、も、確かに理不尽だけど、その目線を持って働くと、転職市場での価値が高まることもあります。
サイバーエージェントの藤田さんみたいに、ビジョンのある方にとっては、あえてそんな環境に身を置くのも選択肢の一つです。
ただ、みんな藤田さんみたいに起業を志すわけではなく、普通の生活を送りたい人にとっては、そりゃそうだなと納得しかありません。
あと、この本を読んで会社を辞めたとか言う人、その後ちゃんと生きていけてるのかも心配です。
2014年1月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書は、日本のサラリーマンが常日頃いかに理不尽な目に遭っているかということが懇切丁寧に書かれている。
そして、理不尽さを感じていない人に「その扱いは本当は理不尽なんだよ、優しいあなたは騙されているよ」と啓蒙するのがこの本の主題と言えるだろう。
だからこそこの本は、まだ社会に出る前、誤った会社観に囚われる前の若い人にこそ読んで頂きたい。
特に重要なトピックの一つは「経営者目線」について。
会社において、「経営者」は、常に「従業員」を使って最大の効果を上げようとする。それは「経営者」が悪魔のような性格であるからではなくて、むしろ資本主義に誠実だからこそ起きる現象である。
逆に言えば、「従業員」は「従業員目線」を持つのが本分だし、その方が誠実であるはずだ。でも、普通の人、つまり世の中の人のほとんどは、「経営者」になったことはない。生まれてから死ぬまで「従業員」、悪く言えば「労働者」だ。それなのに、なぜ「経営者」は「経営者目線」を強いてくるんだろう?
答えは筆者の言うとおり、明らかだ。
『結局、日本の会社で求められる「経営者目線」というのは、会社にとって都合がいい精神論でしかありません』
こういった、物事の本質を見抜く筆者の気付きが、この本には溢れている。
現状の日本社会では、残念ながら人間が社会的な活動をする上で、上記のような理不尽さは必要な因子になってしまっている。
しかしながら、それが理不尽であることを忘れてしまうのと、意図して耐え忍び制御するのでは、まるっきり意味が変わってくる。
円満な社会活動をするのは結構だが、その代償として価値観が狂うのを看過してよいのか?
真に優秀な人は、清濁を併せ飲むか、あるいは濁からは初めから身を遠ざけるか、そのどちらかだろう。
少なくとも、「やりがい」という合成甘味料をぶち込んだ泥水を啜って暮らすことに甘んじる必要などまったくない。
ましてや、決して、それが泥水だということにすら気付けないまま漫然と生きてはならない。
もしあなたが、他人にいいように利用されたい極端なお人好しでないなら、この本を読む価値は十分にあると言えるだろう。
そして、理不尽さを感じていない人に「その扱いは本当は理不尽なんだよ、優しいあなたは騙されているよ」と啓蒙するのがこの本の主題と言えるだろう。
だからこそこの本は、まだ社会に出る前、誤った会社観に囚われる前の若い人にこそ読んで頂きたい。
特に重要なトピックの一つは「経営者目線」について。
会社において、「経営者」は、常に「従業員」を使って最大の効果を上げようとする。それは「経営者」が悪魔のような性格であるからではなくて、むしろ資本主義に誠実だからこそ起きる現象である。
逆に言えば、「従業員」は「従業員目線」を持つのが本分だし、その方が誠実であるはずだ。でも、普通の人、つまり世の中の人のほとんどは、「経営者」になったことはない。生まれてから死ぬまで「従業員」、悪く言えば「労働者」だ。それなのに、なぜ「経営者」は「経営者目線」を強いてくるんだろう?
答えは筆者の言うとおり、明らかだ。
『結局、日本の会社で求められる「経営者目線」というのは、会社にとって都合がいい精神論でしかありません』
こういった、物事の本質を見抜く筆者の気付きが、この本には溢れている。
現状の日本社会では、残念ながら人間が社会的な活動をする上で、上記のような理不尽さは必要な因子になってしまっている。
しかしながら、それが理不尽であることを忘れてしまうのと、意図して耐え忍び制御するのでは、まるっきり意味が変わってくる。
円満な社会活動をするのは結構だが、その代償として価値観が狂うのを看過してよいのか?
真に優秀な人は、清濁を併せ飲むか、あるいは濁からは初めから身を遠ざけるか、そのどちらかだろう。
少なくとも、「やりがい」という合成甘味料をぶち込んだ泥水を啜って暮らすことに甘んじる必要などまったくない。
ましてや、決して、それが泥水だということにすら気付けないまま漫然と生きてはならない。
もしあなたが、他人にいいように利用されたい極端なお人好しでないなら、この本を読む価値は十分にあると言えるだろう。
2021年2月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ちょっと仕事や特に人生に対して後ろ向きで、ネガティブだったのが残念。
もう少し前向きな人生の生き方について書いていたら、全然違ってたと思います。
もう少し前向きな人生の生き方について書いていたら、全然違ってたと思います。
2019年7月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
意識せず、たまたまこの本の通りに生きて来た。現在63歳。悔いは全くないが、やはり世間から浮いていた、と思う。この本に20代で出会って、その真逆に生きていたら、いわゆる普通に人生が送れていたのかもしれないなと思いました。