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たった1%の賃下げが99%を幸せにする 単行本 – 2009/3/27
城 繁幸
(著)
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購入オプションとあわせ買い
55万部突破「若者3年」シリーズの著者が、緊急出版!
正社員・非正規の99%が幸せに働ける画期的提案とは――
・なぜ、「派遣切り」「高齢フリーター」が続出しているのか?
・なぜ、転職は「35歳が限界」なのか?
・なぜ、中堅社員の「うつ病」が増えているのか?
・なぜ、少子化が止まらないのか?
それらの問題の根底には、すべて「年功序列制度」があります。
「仕事の成果は、20年後にポストで支払う」という高度成長期に作られた「時代錯誤なシステム」により、組織に人が縛り付けられ、正社員・非正規ともに、自由に多様に働くことができないのです。
・問題は、「正規・非正規格差」よりも、じつは「世代間格差」にある
・中高年の“もらいすぎ”が、若者の雇用を圧迫している
・「非正規という調整弁」を使い、「正社員を過保護」できた時代は終わった
・今後、「同一労働、同一賃金」の時代がやってくる
・そこで生き残る「21世紀型人材」とは、どんな人間か?
・賃下げは、正規・非正規ともに“幸せ”をもたらす
・賃下げのうち、半分は税金で補填すればいい
それらの内容が、本書で詳しく解説されています。
「派遣切り」が相次ぎ、正社員の賃下げ・リストラが始まる今、みんなが幸せに働ける秘訣が本書にあります。
「新しい時代」には、「新しい働き方」が必要なのです。
正社員・非正規の99%が幸せに働ける画期的提案とは――
・なぜ、「派遣切り」「高齢フリーター」が続出しているのか?
・なぜ、転職は「35歳が限界」なのか?
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それらの問題の根底には、すべて「年功序列制度」があります。
「仕事の成果は、20年後にポストで支払う」という高度成長期に作られた「時代錯誤なシステム」により、組織に人が縛り付けられ、正社員・非正規ともに、自由に多様に働くことができないのです。
・問題は、「正規・非正規格差」よりも、じつは「世代間格差」にある
・中高年の“もらいすぎ”が、若者の雇用を圧迫している
・「非正規という調整弁」を使い、「正社員を過保護」できた時代は終わった
・今後、「同一労働、同一賃金」の時代がやってくる
・そこで生き残る「21世紀型人材」とは、どんな人間か?
・賃下げは、正規・非正規ともに“幸せ”をもたらす
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それらの内容が、本書で詳しく解説されています。
「派遣切り」が相次ぎ、正社員の賃下げ・リストラが始まる今、みんなが幸せに働ける秘訣が本書にあります。
「新しい時代」には、「新しい働き方」が必要なのです。
- 本の長さ197ページ
- 言語日本語
- 出版社東洋経済新報社
- 発売日2009/3/27
- ISBN-104492260927
- ISBN-13978-4492260920
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商品の説明
著者について
城繁幸
人事コンサルティング「Joe's Labo」代表。
1973年山口県生まれ。東京大学法学部卒業後、富士通入社。人事部門にて、新人事制度導入直後からその運営に携わる。
同社退職後に、『内側から見た富士通「成果主義」の崩壊』(光文社、2004年)、『日本型「成果主義」の可能性』(東洋経済新報社、2005年)を上梓、高い評価を得る。『若者はなぜ3年で辞めるのか?』(光文社新書、2006年)は20代、30代ビジネスマンの強い支持を受け、40万部を超える大ベストセラーに。続編に『3年で辞めた若者はどこへ行ったのか』(ちくま新書、2008年)がある。
人事制度、採用等の各種雇用問題において、「若者の視点」を取り入れたユニークな意見をメディアにて発信し続けている。
人事コンサルティング「Joe's Labo」代表。
1973年山口県生まれ。東京大学法学部卒業後、富士通入社。人事部門にて、新人事制度導入直後からその運営に携わる。
同社退職後に、『内側から見た富士通「成果主義」の崩壊』(光文社、2004年)、『日本型「成果主義」の可能性』(東洋経済新報社、2005年)を上梓、高い評価を得る。『若者はなぜ3年で辞めるのか?』(光文社新書、2006年)は20代、30代ビジネスマンの強い支持を受け、40万部を超える大ベストセラーに。続編に『3年で辞めた若者はどこへ行ったのか』(ちくま新書、2008年)がある。
人事制度、採用等の各種雇用問題において、「若者の視点」を取り入れたユニークな意見をメディアにて発信し続けている。
登録情報
- 出版社 : 東洋経済新報社 (2009/3/27)
- 発売日 : 2009/3/27
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 197ページ
- ISBN-10 : 4492260927
- ISBN-13 : 978-4492260920
- Amazon 売れ筋ランキング: - 915,074位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 53,206位投資・金融・会社経営 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年11月11日に日本でレビュー済み
上の世代の既得権益というが、城さんら世代より若い私からみれば、団塊ジュニアの既得権益を守れという内容にしか見えなかった。この本に書いてあることが実行されて、誰が一番得をし、誰が一番損をするのか?一番得をするのは団塊ジュニアであり、一番損するのは団塊ジュニアより若い層だ。彼らの世代は、先の世代の雇用破壊を、今度は自分たちだけに有利な形で繰り返そうとしているだけなのだ。すでに彼らは若者ではなく、中年の域にあり、社会の中で一定の社会的権力をもってしまった。彼らの議論では、彼ら中年だけしか得をせず、若者は割を食う。問題は著者のスタンスである。著者は東大卒で知識がある。ゆえに、それを理解していてこのような提案をしている汚い人間なのか、それともそれに気づけておらず知識に溺れているだけなのか。後者であることを切に願うばかりだ。
2009年5月15日に日本でレビュー済み
1%の賃下げとあるが、給料を下げても
彼らにマイナスになるとは限らない。
なぜなら、
賃下げをすれば日本全体がよくなり、
医療や介護の保障が手厚くなる可能性があるから。
詳しく見ると
1.今までの「年齢給・終身雇用」は高成長期にしか適用できない。
それを今も維持しているため、
↓
2.正社員ではなく非正規社員を増やす
(低賃金・低保障)
↓
3.若い世代の負担となり、結果的に
→晩婚化・少子化・保険料未納を増長
↓
4.医療や介護、老後の年金の原資(人・金)がなくなる。
↓
5.高齢者が老後に不安を覚え、既得権を守る
(年齢給の確保、国債発行を続行など)
↓
6.日本経済の悪化& 2.に戻る
という悪循環が
今の日本経済・雇用・老後保障・医療・介護に影響を与えている。
老人が悪いとか、若者が悪いとかいう議論は無意味。
卵か、にわとりかというだけの話。
ただはっきりしているのはどこかにメスを入れないと、
全員「不幸行きのトロッコがブレーキをつけずに進み続ける」と言うこと。
筆者はそのメスが
「年齢給の廃止(段階的措置も含む)」だと述べている。
・これはかなり説得力があるし、少ない犠牲で多くの効果があると思う。
・ただそれをさせまいとする人や情勢がある。
どちらも重要な話でこの本はとても良くまとめている。
労働問題だけでなく、日本全体の様々な制度疲労に
関心がある人には是非オススメ。
政治家には是非読んでもらいたいが、彼らを選ぶ有権者も読むべし。
彼らにマイナスになるとは限らない。
なぜなら、
賃下げをすれば日本全体がよくなり、
医療や介護の保障が手厚くなる可能性があるから。
詳しく見ると
1.今までの「年齢給・終身雇用」は高成長期にしか適用できない。
それを今も維持しているため、
↓
2.正社員ではなく非正規社員を増やす
(低賃金・低保障)
↓
3.若い世代の負担となり、結果的に
→晩婚化・少子化・保険料未納を増長
↓
4.医療や介護、老後の年金の原資(人・金)がなくなる。
↓
5.高齢者が老後に不安を覚え、既得権を守る
(年齢給の確保、国債発行を続行など)
↓
6.日本経済の悪化& 2.に戻る
という悪循環が
今の日本経済・雇用・老後保障・医療・介護に影響を与えている。
老人が悪いとか、若者が悪いとかいう議論は無意味。
卵か、にわとりかというだけの話。
ただはっきりしているのはどこかにメスを入れないと、
全員「不幸行きのトロッコがブレーキをつけずに進み続ける」と言うこと。
筆者はそのメスが
「年齢給の廃止(段階的措置も含む)」だと述べている。
・これはかなり説得力があるし、少ない犠牲で多くの効果があると思う。
・ただそれをさせまいとする人や情勢がある。
どちらも重要な話でこの本はとても良くまとめている。
労働問題だけでなく、日本全体の様々な制度疲労に
関心がある人には是非オススメ。
政治家には是非読んでもらいたいが、彼らを選ぶ有権者も読むべし。
2009年5月5日に日本でレビュー済み
「若者はなぜ3年で辞めるのか?」の著者が『週刊東洋経済』で掲載
していた雇用問題に関するコラムをまとめた書。著者の視点の特徴は
「左派も保守派も守旧派であることには変わらない」と「既得権を
打破ことが重要」というもの。最近はこの手の視点も一般的ですが、
連載当時(2007年)に読んだ際には、とても感心しました。
著者の要点は、
1) 労働者に"希望”が必要であり、その為には、
2) 正社員の既得権の見直しを含む、労働者間の再分配を進め、
3) 職能給(年功序列賃金)から職務給へシフトする。
というもの。
気になった記述は以下の通り。
- 労働者の流動性を高める為の「労働ビックバン」に取り組め。
- キャリアパスが分かれた以上は、「ポスト=偉い」ではなく、ただの機能のひとつとなる。
- (若手が成長する一番いい手は)転職市場で一度”溺れ”かけてみることである。
- (朝まで生テレビで)貧困側の代表が連合と社民・民主党だが、これなどはもはやジョークとしかいいようがない。
- (あらゆる改革が停滞する原因は)ベテランほど先送りするインセンティブをもってしまうからだ。
- 90年代、熱烈なケイジアンになりすMなしてバラマキを要求し、またそれに応えたのも、結局は中高年の既得権層だった。彼らの多くは無事に定年まで逃げ延びたものの。あとは就職氷河期世代と赤字国債の山だけが残されてしまった。
雇用問題を考える上で、新聞には載っていない話が満載です。
していた雇用問題に関するコラムをまとめた書。著者の視点の特徴は
「左派も保守派も守旧派であることには変わらない」と「既得権を
打破ことが重要」というもの。最近はこの手の視点も一般的ですが、
連載当時(2007年)に読んだ際には、とても感心しました。
著者の要点は、
1) 労働者に"希望”が必要であり、その為には、
2) 正社員の既得権の見直しを含む、労働者間の再分配を進め、
3) 職能給(年功序列賃金)から職務給へシフトする。
というもの。
気になった記述は以下の通り。
- 労働者の流動性を高める為の「労働ビックバン」に取り組め。
- キャリアパスが分かれた以上は、「ポスト=偉い」ではなく、ただの機能のひとつとなる。
- (若手が成長する一番いい手は)転職市場で一度”溺れ”かけてみることである。
- (朝まで生テレビで)貧困側の代表が連合と社民・民主党だが、これなどはもはやジョークとしかいいようがない。
- (あらゆる改革が停滞する原因は)ベテランほど先送りするインセンティブをもってしまうからだ。
- 90年代、熱烈なケイジアンになりすMなしてバラマキを要求し、またそれに応えたのも、結局は中高年の既得権層だった。彼らの多くは無事に定年まで逃げ延びたものの。あとは就職氷河期世代と赤字国債の山だけが残されてしまった。
雇用問題を考える上で、新聞には載っていない話が満載です。
2009年4月22日に日本でレビュー済み
経済成長もかげり、人口が減るなかで、
年功序列・定期昇給を維持するのは無理。
維持しようとするとねじれが生じ、
そのしわ寄せが若者にきている。
派遣社員や給料があがらない若年正社員はその現れだと。
だから、
年齢ではなくやった仕事に対して給料を払う
システムへの移行が急務であると説く。
そうすれば希望が生まれるよと。
ただ、
雇用の流動性が高まる社会(同僚、部下、上司がぐるぐる変わること)は、
会社に所属することで自尊心を得てきた
サラリーマンにとっては、けっこうキツいことだと思う。
疑似家族型の日本の会社。
リストラは、勘当みたいなもんだし
年下が上司になるのは、
弟のことを聞かなきゃいけないみたいなこと。
中高年正社員の抵抗が激しいのは、
給料が下がることはもちろん、
ポジションが無くなってしまうことことを
恐れているのではないか。
労働市場の流動性を高めるには、
失業保険や職業訓練などのセーフティネットを充実するだけでは足りない。
自分のアイデンティティを「カイシャ」に求め過ぎるな、
という啓蒙とセットじゃないと上手くいかない。
そう思った。
著者の意見にはおおむね賛成。
労働市場、労働価値観は、これから変わると思う。
35歳以下のビジネスマンは、読んでソンはない。
年功序列・定期昇給を維持するのは無理。
維持しようとするとねじれが生じ、
そのしわ寄せが若者にきている。
派遣社員や給料があがらない若年正社員はその現れだと。
だから、
年齢ではなくやった仕事に対して給料を払う
システムへの移行が急務であると説く。
そうすれば希望が生まれるよと。
ただ、
雇用の流動性が高まる社会(同僚、部下、上司がぐるぐる変わること)は、
会社に所属することで自尊心を得てきた
サラリーマンにとっては、けっこうキツいことだと思う。
疑似家族型の日本の会社。
リストラは、勘当みたいなもんだし
年下が上司になるのは、
弟のことを聞かなきゃいけないみたいなこと。
中高年正社員の抵抗が激しいのは、
給料が下がることはもちろん、
ポジションが無くなってしまうことことを
恐れているのではないか。
労働市場の流動性を高めるには、
失業保険や職業訓練などのセーフティネットを充実するだけでは足りない。
自分のアイデンティティを「カイシャ」に求め過ぎるな、
という啓蒙とセットじゃないと上手くいかない。
そう思った。
著者の意見にはおおむね賛成。
労働市場、労働価値観は、これから変わると思う。
35歳以下のビジネスマンは、読んでソンはない。
2014年8月26日に日本でレビュー済み
規制緩和、といった言葉が出るととにかく反対を表明する方々がいる。
契約・派遣社員が増えたのも労働規制を緩和したせい、そして収入が落ちて未婚・少子化が更に進んだ、など。
本書を読めばそういった主張の矛盾や、雇用問題が幅広いその他の問題にリンクしている事がよく分かる。
何より普段から筆者が主張している”希望”。
これこそが閉塞感や、モチベーション、メンタルトラブルを防ぐ唯一の手段ではないか。
これは何も企業だけの問題ではなくて、農業やおそらく介護士などの人手不足、所謂ブラック企業がなぜ批判されるかの答えにもなると思う。
組織も、そこに属する個人も、今の若者は…と自分たちを美化しないでまずは振り返ってみよう。
今の日本に何が一番足りないのか、自分たちが築きあげてきたシステムは実は土台が腐っているのではないか。
孫の受験の為に何千万と裏金を出す余裕があれば、1%の賃下げをのんでシステムの土台にしっかりしてもらった方がずっと有効だ。
人事制度改革は、迷ったりためらっている時間はない。
競争力のある企業、外資系は状況を理解してどんどん中身を変えている。
新卒・中途の採用、賃金体系、役割の明確化…
学生もその姿を見て入学時から目標を明確化して、状況に適応しようとしている。
勉強するのは大学受験まで、その後は過去の遺産で食いつなぐ、では既に生き残れない。
辛いことも多いが、人生は他人や状況に流されるのではなく、自分で考え決断し、努力し続けなければいけないものだ。
その認識を改めて、変化に敏感に日々を過ごす決意を新たにした。
オランダは10数年かけて今の職務給・ワークシェアリングなどを発達させてきたという。
遅ればせながら日本もその流れに、徐々にだが確実に進んでいるように感じる。
契約・派遣社員が増えたのも労働規制を緩和したせい、そして収入が落ちて未婚・少子化が更に進んだ、など。
本書を読めばそういった主張の矛盾や、雇用問題が幅広いその他の問題にリンクしている事がよく分かる。
何より普段から筆者が主張している”希望”。
これこそが閉塞感や、モチベーション、メンタルトラブルを防ぐ唯一の手段ではないか。
これは何も企業だけの問題ではなくて、農業やおそらく介護士などの人手不足、所謂ブラック企業がなぜ批判されるかの答えにもなると思う。
組織も、そこに属する個人も、今の若者は…と自分たちを美化しないでまずは振り返ってみよう。
今の日本に何が一番足りないのか、自分たちが築きあげてきたシステムは実は土台が腐っているのではないか。
孫の受験の為に何千万と裏金を出す余裕があれば、1%の賃下げをのんでシステムの土台にしっかりしてもらった方がずっと有効だ。
人事制度改革は、迷ったりためらっている時間はない。
競争力のある企業、外資系は状況を理解してどんどん中身を変えている。
新卒・中途の採用、賃金体系、役割の明確化…
学生もその姿を見て入学時から目標を明確化して、状況に適応しようとしている。
勉強するのは大学受験まで、その後は過去の遺産で食いつなぐ、では既に生き残れない。
辛いことも多いが、人生は他人や状況に流されるのではなく、自分で考え決断し、努力し続けなければいけないものだ。
その認識を改めて、変化に敏感に日々を過ごす決意を新たにした。
オランダは10数年かけて今の職務給・ワークシェアリングなどを発達させてきたという。
遅ればせながら日本もその流れに、徐々にだが確実に進んでいるように感じる。
2009年4月16日に日本でレビュー済み
著者は人事評価変革期の富士通に勤務した経験を持つ。
新卒者の3割超が3年で離職すること、晩婚少子化、非正規雇用者の待遇、
雇用やその周辺の様々な問題の原因が、年功序列・終身雇用にあるという。
そして高度成長を支えた年功序列・終身雇用が崩壊しつつあることを
具体例を示しながら明らかにしていく。
右上がりの成長が経済全体で期待できない中、それは必然といえる。
これからの雇用は年功序列型から成果型(職務給)にならざるをえない。
そして、正社員と非正規社員の待遇格差こそメスを入れなくてはならないという。
正社員の解雇要件の緩和が雇用の流動化をもたらし、失業率の低下につながることは、
複数の経済学者が指摘していることでもある。
しかし既得権益者の抵抗は激しいだろう。
すでに会社内でポジションを得ている「ノンワーキング・ホワイトカラー」層は
自分達に不利益がもたらされるのだから、当然だ。
しかも、大マスコミで主要なポストにいる人たちも同じ穴のムジナであるから、
論調も否定的になる。
若年層は投票率も低いから、選挙を気にする政治家にとっても重要視されない。
結果として、最低賃金のアップなどという小手先の政策に終始してしまう。
多くの若者(40歳以下!)が本書を手に取り、自分の意見を持って欲しいと願う。
新卒者の3割超が3年で離職すること、晩婚少子化、非正規雇用者の待遇、
雇用やその周辺の様々な問題の原因が、年功序列・終身雇用にあるという。
そして高度成長を支えた年功序列・終身雇用が崩壊しつつあることを
具体例を示しながら明らかにしていく。
右上がりの成長が経済全体で期待できない中、それは必然といえる。
これからの雇用は年功序列型から成果型(職務給)にならざるをえない。
そして、正社員と非正規社員の待遇格差こそメスを入れなくてはならないという。
正社員の解雇要件の緩和が雇用の流動化をもたらし、失業率の低下につながることは、
複数の経済学者が指摘していることでもある。
しかし既得権益者の抵抗は激しいだろう。
すでに会社内でポジションを得ている「ノンワーキング・ホワイトカラー」層は
自分達に不利益がもたらされるのだから、当然だ。
しかも、大マスコミで主要なポストにいる人たちも同じ穴のムジナであるから、
論調も否定的になる。
若年層は投票率も低いから、選挙を気にする政治家にとっても重要視されない。
結果として、最低賃金のアップなどという小手先の政策に終始してしまう。
多くの若者(40歳以下!)が本書を手に取り、自分の意見を持って欲しいと願う。
2012年2月12日に日本でレビュー済み
日本社会の雇用問題が明記されている本。
日本社会システムの問題点を提示し、
これからの日本の雇用システムについて
具体的な解決策が非常にわかりやすく記載されている。
「同一労働、同一賃金」
このシステムに日本社会は変革できるか?
社会の問題点が先送り、停滞してきた日本が
どんどん変革、解決出来る世の中になるよう
まずは私の責務を全うする事で努めようとこの本を通じて学んだ。
日本社会システムの問題点を提示し、
これからの日本の雇用システムについて
具体的な解決策が非常にわかりやすく記載されている。
「同一労働、同一賃金」
このシステムに日本社会は変革できるか?
社会の問題点が先送り、停滞してきた日本が
どんどん変革、解決出来る世の中になるよう
まずは私の責務を全うする事で努めようとこの本を通じて学んだ。
2009年6月3日に日本でレビュー済み
本のタイトルから見れば、何のことかと思うが、著者の本で今までに述べられ
ている、“年功序列・終身雇用”に関する延長線上の本と言えるでしょう。
本書では、今までの、「年功序列・終身雇用」が崩壊し、「成果主義・能力主義」
への変化の一辺到から脱却し、非正規雇用労働者の問題までも含めた、現在の、
労働者の実態を掘り下げた内容となっています。
氏の、考え方も、変化してきています。
このため、読み応えのある内容となっています。
日本の雇用制度は、公務員が主体となって、自らの保身を守ることを優先的に
考え、築き上げられているため、公務員が既得権を放棄(キャリア,ノンキャリア
といった言葉がなくなる)しなければ、『年功序列・終身雇用』制度を基本とした
雇用制度は、いろいろと形は変えても、残るのは間違いないでしょう。
ている、“年功序列・終身雇用”に関する延長線上の本と言えるでしょう。
本書では、今までの、「年功序列・終身雇用」が崩壊し、「成果主義・能力主義」
への変化の一辺到から脱却し、非正規雇用労働者の問題までも含めた、現在の、
労働者の実態を掘り下げた内容となっています。
氏の、考え方も、変化してきています。
このため、読み応えのある内容となっています。
日本の雇用制度は、公務員が主体となって、自らの保身を守ることを優先的に
考え、築き上げられているため、公務員が既得権を放棄(キャリア,ノンキャリア
といった言葉がなくなる)しなければ、『年功序列・終身雇用』制度を基本とした
雇用制度は、いろいろと形は変えても、残るのは間違いないでしょう。