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コメント: やや日焼け、シミあり。カバー・表紙に退色・少汚れといたみあり。書籍に少反り、天地側部少ヨゴレあり。その他本文は概ね状態良好です。2004年13刷 東洋経済新報社
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ミクロ経済学 単行本 – 1990/9/1

4.4 5つ星のうち4.4 22個の評価

中級レベルのミクロ経済学テキストの決定版。豊富でわかりやすい図、理解を助けるための例題と練習問題等々、ミクロ経済学の真髄を理解するのに最適の書。

【目次】
第1章 ミクロ経済学の対象
第2章 消費者需要の決定理論
第3章 消費行動の理論:比較静学
第4章 消費者需要理論の特殊な論題
第5章 企業行動と生産関数
第6章 企業行動と費用関数
第7章 市場構造の理論
第8章 パレート効率性と競争均衡
第9章 市場機構の限界
第10章 均衡の存在・一意性・安定

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 東洋経済新報社 (1990/9/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1990/9/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 405ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4492311815
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4492311813
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 22個の評価

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西村 和雄
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2024年4月9日に日本でレビュー済み
根岸隆のミクロ経済学を拡張した様な内容で均衡の局所的安定性から大局的安定性までここまで詳細に載っている本は邦書にはないであろう。
大学院に行かずとも、是非読んでマスターしておきたい一冊である。
2021年9月27日に日本でレビュー済み
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本は非常によく保存されています。バイヤーの字がとても綺麗です。
2021年4月6日に日本でレビュー済み
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1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年8月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まずこの本の対象読者は基本的に「ミクロ経済学を既に知っている人向け」です。目次を見ても分かりますが、構成自体が初学者を想定しているとは思えないものです。

なのでミクロ勉強の2冊目、あるいは初学者の場合は副読本として本書と向き合うのが良いと思います。逆に言うと初学者がこの本1冊でミクロを勉強しようとしても、理論体系を掴むことはできないでしょう。

さて本書は数学的な議論に特に力点を置いており、和書の中では特異なものだと思います。その分、他書で学んでいる際に数学的に曖昧だと感じた場合には、本書を手に取ればたちまち解決します。数学的な議論の深さでは和書の中ではトップレベルだと思います*。

また、数学的に厳密と言っても、用いられているのは初等の微積と線形代数のみです。全体に簡潔にまとめられており、またグラフによる図解も豊富なために大変読みやすいです。解説文についても「この説明が欲しかった!」と唸らせる一文が多々あるので必見です。

ミクロ経済学を理論面からしっかり理解したい場合は必携だと思います。

* 和書の中で数学的に更に厳密なものに、奥村氏のモダン・エコノミクスがあります。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年12月7日に日本でレビュー済み
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1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年7月1日に日本でレビュー済み
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本書は消費者行動や生産者行動、(不)完全競争下の均衡にフォーカスしたミクロの参考書です。
内容のレベルは学部上級から院初級程度で、MWGより若干低いくらいだと思います。
奥野・武隈ミクロからMWGへと教科書を変えるときに、その橋渡しとしてとても良い本だと感じました。

ご存知の通り中級ミクロと上級ミクロの一番の違いは数学的な厳密さにあります。
例えば中級ミクロで教えられる価格理論は、限界的な効用は財の消費量と共に逓減していくだとか、消費者の需要関数は右下がりの無差別曲線が予算線と接するように決まるといったような、直感的な訴えに基づいたものが中心になると思います。
実際院試レベルの演習問題でも、数学的に厳密な議論ができずとも直感的な理解により計算方法を覚えてしまえば解けないものはほとんどないと言ってしまってもいいでしょう。
一方で上級ミクロでは、例えば市場参加者の最適化行動を描写する上で、消費集合や効用が満たさなければならない数学的な性質を考えるところから通常は始まります。
この中級と上級のハードルの違いが、ミクロ理論を学習する際に枷となる点であると思います。

現在M1の僕も初めてMWGを手にとったときは、抽象的な数学の議論が難解である上に英語で書かれているため苦労しました。
そこで出会ったのが本書なのですが、奥野や武隈ミクロよりワンランク上でMWGに届くレベルの内容がとてもよくまとまっていました。しかも日本語です。
本書を読んでからMWGを読むと、それまでは理解できなかった点もすんなり理解できるようになりました。
ミクロ経済学の理論では、特にMWGの1から3章あたりが最も基本的な概念であり、乱雑に言えばその他はこれらを拡張した論点であると言うこともできると思います。
ですからこれらの章をすっとばして他の章を理解するのは中々困難なことだと思います。
そういう意味で、本書は日本人でミクロ経済学を学習する者にとっては重要なポジションにある教科書だと思います。
MWGの価格理論でつまずいている人はぜひ本書を手にとってみてください。
同じような状況にいる院生におすすめしたいです。
19人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年5月23日に日本でレビュー済み
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 日本を代表する数理経済学者・西村和雄氏によるミクロ経済学のテキストです。数学的証明を基盤に置いて経済法則の解説を進めるため,少なくとも高校卒業レベルの微積分,ベクトル,行列の知識は必要になります。ただし,私は高校数学のテキストをひっくり返しながら読み進めましたが,時間はかかるものの読破は十分に可能です。
 本書は大学院レベルの経済学テキストなので,時間を掛けてでも読みこなせば経済学の基礎はかなりしっかりと身に付きます。これは経済学を成立させる数学的バックグラウンドが養われるためです。そのため,経済学を専攻する大学院生には必須といえるほどの本です。西村氏の「経済数学早わかり」(日本評論社・1982)を参考書に,逃げずにがっぷりと取り組むことを勧めたい一冊です。
 個人的には,第2章「消費者需要の決定理論」で強い意味の凹関数や準凹関数を押さえつつ,効用最大化(費用最小化)問題のラグランジュ関数を使った解法に慣れることは随分と勉強になりました。練習問題も掲載されているので重宝します。また,第3章「消費者行動の理論:比較静学」では,効用最大化問題と費用最小化問題,通常の需要関数と補償需要関数,間接効用関数と支出関数の相互関係がよく理解できます。スルツキー方程式の説明で代替効果と所得効果が数学的に表現され,個人的には目の曇りが取り払われたような印象を受けました。
 経済学専攻の学生にとっては読む労力に見合う対価を必ず支払ってくれる良書です。
42人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2010年9月22日に日本でレビュー済み
この本は学部上級から大学院初級レベルで、大学院入学前に抑えるべき知識を身につけるのに最適である。また練習問題にも学部レベルの問題を含んでいるので、学部のミクロの復習にもなる。また見かけによらず例が豊富に紹介されており、大体がオーソドックスなものなので身につきやすい。
この本では微積分や行列の知識を必須として議論が進められているため、数学が苦手な人には厳しいものかもしれないが、大学院進学を希望する人=微積分・行列の知識が身についていると考えれば当然だと思う。大学院進学者は進学前に必ずこれを読み終えるべし。そして微積分の知識が身についていない人は基本的な経済数学の本を用いて知識を身につけておかないと読めない。

とりあえず、学部以上大学院以下という独特の位置づけにあるミクロ経済学の教科書としては、出版より20年経った今でもNo.1であると思う。
しかし標準的なミクロ経済学の教科書よりアドバンストな位置にあるので、学部生で公務員試験などのためにミクロ経済学を学びたいという人には不向き。他の教科書を読むべし。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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