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マクロ経済学はどこまで進んだか: トップエコノミスト12人へのインタビュー 単行本 – 2001/9/1

4.4 5つ星のうち4.4 4個の評価

商品の説明

商品説明

本書は、ノーベル経済学賞受賞者のM・フリードマン、J・トービン、F・モジリアーニ、R・M・ソロー、R・E・ルーカス・Jrの5人と、O・ブランシャール、E・C・プレスコット、P・M・ローマーなど、総勢12人の経済学者に対するインタビューの集成である。

いずれも、マクロ経済学の発展を担ってきた世界最高峰の研究者であり、その発言は、今日までのマクロ経済学の歩みとその到達点を記すものになっている。約5年をかけ、インタビューを往復書簡で補うかたちで仕上げられており、彼らのここ数年の動向も伝えている。

2人の著者は経済学への造けいも深く、ケインズの「一般理論」を軸にした巧妙な質問で、それぞれの学者の立場を鮮明にしている。ルーカスが、「一般理論は、主流派の経済学者たちに対して、なんの有益な参考ももたらしませんでした」と批判すれば、モジリアーニは、「ルーカスの合理的期待のほうが、理解しがたい経済理論を混乱させた」と断じたりしている。新しい古典派と、新しいケインズ学派の対立点、同じ学派内の微妙な差異などが明確になり、ここにマクロ経済学諸派の相関図が浮かび上がってくる。また、「ケインズが生きていたらノーベル賞をとっていたか?」という質問により、ケインズの業績への評価だけでなく、12人の中にケインズがどういう形で宿っているのかを如実に浮かび上がらせたりもしている。

一方、自然率の仮説、実物的景気循環論、合理的期待、あるいは成長、貨幣、失業の問題など、主要な理論や根本的命題をいかに扱うかを論じている点は、マクロ経済学の核心を理解するのに役立つはずだ。アメリカの経済政策へのスタンスを問うた部分も興味深い。インフレ・ターゲットの功罪など、日本の経済政策を示唆するテーマも多数見つかるだろう。

12人の肉声には、生きた経済学の知性が躍動している。経済学の教科書にはない魅力が本書にはある。マクロ経済学に興味をもつ人、すべてにおすすめしたい1冊だ。(棚上 勉)

内容(「MARC」データベースより)

ノーベル経済学賞受賞者5人を含む12人の世界的権威が語る現代マクロ経済学の最新事情。ケインズ以降現代にいたるまでのマクロ経済学の流れが一気にわかる充実のインタビュー集。訳者による用語解説付き。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 東洋経済新報社 (2001/9/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2001/9/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 347ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4492312927
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4492312926
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 4個の評価

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上位レビュー、対象国: 日本

2002年11月30日に日本でレビュー済み
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