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ヤバい経済学 [増補改訂版] 単行本 – 2007/4/27
購入オプションとあわせ買い
データ示す八百長の証拠とは?
新聞・テレビ・ラジオ・雑誌で話題沸騰。
悪ガキ教授が日常生活から裏社会まで、
ユニークな分析で通念をひっくり返します。
不動産広告の「環境良好」の隠された意味って?
90年代のアメリカで犯罪が激減したのはなぜ?
勉強ができる子の親ってどんな人?
銃とプール、危ないのはどっち?
相撲の力士は八百長なんてしない?
学校の先生はインチキなんてしない?
ヤクの売人がママと住んでいるのはなぜ?
出会い系サイトの自己紹介はウソ?
ウィキペディアは信頼できる?
アメリカに経済学ブームを巻き起こし、
400万部のベストセラーとなった話題の書。
犯罪と中絶合法化論争のその後や、
犬のウンコ、臓器売買、脱税など、
もっとヤバい話題を110ページ追加した増補改訂版。
- ISBN-104492313788
- ISBN-13978-4492313787
- 版増補改訂
- 出版社東洋経済新報社
- 発売日2007/4/27
- 言語日本語
- 本の長さ448ページ
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商品の説明
著者について
シカゴ大学で経済学の教鞭を執る.2003年,2年に1度40歳未満で最も優れたアメリ
カの経済学者に贈られる,ジョン・ベイツ・クラーク・メダルを受賞.
スティーヴン・J・ダブナー
ニューヨーク市在住の作家・ジャーナリスト.『ニューヨーク・タイムズ』紙お
よび『ザ・ニューヨーカー』誌等の記事を執筆.全米ベストセラーとなった『さ
まよえる魂(Turbulent Souls)』および『ヒーロー好きの告解(Confessions of a
Hero-Worshiper)』の著者.
登録情報
- 出版社 : 東洋経済新報社; 増補改訂版 (2007/4/27)
- 発売日 : 2007/4/27
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 448ページ
- ISBN-10 : 4492313788
- ISBN-13 : 978-4492313787
- Amazon 売れ筋ランキング: - 13,310位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 15位経済思想・経済学説 (本)
- - 155位経済学 (本)
- - 943位その他のビジネス・経済関連書籍
- カスタマーレビュー:
著者について
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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面白くもありついてゆけない部分もあり。
無味乾燥でも客観的なデータを収集することの重要性とそれを分析をする手法の面白さ。
そして社会は冷徹に(冷酷にではない)進むもんだなと、それと何よりもインセンティブの重要性か。
内容には関係ないけど、大学教授が現役の売春婦のおねえさんにインタビューして挙句に学校で講義をさせる、そんな発想をして実行できる、素直にすごいと思う。
ただ基本的にこの本は当たり前であるが、アメリカで生まれ育った人がアメリカで生まれ育った人に書いた本である、だからこの本の固有名詞の意味するところが直観的にはわからない、マーサスチュワートが何物か、ユナボマーは確か爆弾魔だったなとかを知ってるからああと思えるし、シロい名前とかクロい名前とか挙げられても説明されないとわからない、まあ日本にもキラキラネームがあるからな、それと国が違うことのシステムの差、これらも実際にその国で暮らしてないと実感できない、つまり著者にとってわざわざ説明するまでもないことがこちらには何となくしかわからない、ちゃんと理解できてるのかな。翻訳物の小説などを読むのとはすこし違う。
そうそう、国のシステム又は感性の差でいえば、7勝7敗の相撲取りの勝ち率の話が何年か前に週刊誌で騒がれたのはなんとなく覚えてるけど、その時に感じたのは『なにをいまさら』だったと思う、でも著者の感性では日本人は相撲の世界は徹底的に神聖なものということになっているらしい、なんだかな。同じ感性の異なりまたは誤解をこちらもアメリカにたぶんしている。
何かの書評だけを見て購入したのだが値段分の価値はあったとは思うが、その前に本屋でぱらっとでも立ち読みしてたらまあ、買わなかっただろうなとも思う。
また、犯罪率がなぜアメリカで減少したのか、様々なひとがさまざまな説を唱える、例えば、警察の見回り、パトロールが増えた、のが原因なのか、
実はそうではなく、一人の女性が訴訟を起こしたことが原因だった。二人の子供を産み、三人目を身籠っていた女性が、中絶を希望するも当時のアメリカでは中絶はほとんど認められない。そこで訴訟を起こす。それが認められた。それがなだれをうち、様々な州が中絶を認める。その結果、親がいない、両親に十分育児をしてもらえない子供が減り、犯罪に走る人々が減ったのである。それが結果として、犯罪予備軍を減らし、アメリカの犯罪率は減少する。1973年ごろの話である。
また、黒人には変わった名前が多い、これは黒人居住区の特徴で、変わった名前をつける。以前はマイクなど一般的な名前をつけていたが1960年代からの黒人至上主義から、変わった名前を付けるようになった。ところが名前を付けるにあたり、同じ発音でも様々なスペル、などが現れたり、とユニークさは極めて言った。こうした現象が貧窮地域で特にみられるようになったのである。そして、こうした名前は、企業の就職アプリケーションにおいて、その多くは選考からはねられている。日本のキラキラネームと似た現象だ。それが結果として、就職難、貧しさに又つながる。
こうしたからくり、これが現実の経済のからくり、である。
そんな様々な事例が述べられていて、大変面白い本だった。本は映画にもなっている。
大変有意義な本だ。
人が動くことはインセンティブ、経済を動かしているのはインセンティブなのである。そのインセンティブがどこにあるか、を知らないと、からくりを理解して経済を動かすことはできない。
♯ヤバイ経済学
分析の細かな手法が載っていないのは残念だが、こんなことまでデータがあればわかるのか、統計スゲーって気分になった あと、インセンティブの考え方もおもろくてよかった