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eエコノミーの衝撃 単行本 – 2000/4/1
- 本の長さ213ページ
- 言語日本語
- 出版社東洋経済新報社
- 発売日2000/4/1
- ISBN-104492393242
- ISBN-13978-4492393246
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商品の説明
メディア掲載レビューほか
eエコノミー,IT革命が騒がれているが,言葉が先行し実体が見えてこない。一橋大学の教授からソニーの社外重役に転身,今一番売れっ子の経済学者が,21世紀のビジネス・モデルに肉薄する。
第1章で,情報コストを徹底的に引き下げるIT革命の実際の姿と系列破壊が進んだ段階での日本経済の可能性に触れ,第2章で顧客主導型で中間業者を排除するといったこれからのビジネス・モデルを提示。第3章ではインターネットを駆使したサイバー・ビジネスの将来像を描く。
こうした急変に対処し経営がどう変わるべきかを説く第4章では個性的な社員をいかに育成するかが,最大のポイントになるとしている。第5章はそのための大学改革に触れ,第6章では財政赤字,過大な政府投融資,構造改革の遅れなどマイナス面の目立つ日本経済であるが,必ずや復活するであろうと勇気付けてくれる。5人の大卒者の将来像を挿話として入れるなど,読みやすくする工夫も面白い。 (ブックレビュー社)
(Copyright©2000 ブックレビュー社.All rights reserved.)
-- ブックレビュー社
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : 東洋経済新報社 (2000/4/1)
- 発売日 : 2000/4/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 213ページ
- ISBN-10 : 4492393242
- ISBN-13 : 978-4492393246
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,842,144位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 445位e-コマース
- カスタマーレビュー:
著者について
三菱UFJリサーチ&コンサルティング理事長、一般社団法人「不識庵」理事長・「不識塾」塾長。1942年大阪生まれ。1965年一橋大学経済学 部卒業。1973年ハーバード大学経済学博士(Ph.D.)。同大学で教鞭をとった後、1984年大阪大学教授、1991年一橋大学教授(~99年)。 1993年細川内閣首相諮問機関「経済改革研究会」委員、1998年小渕内閣首相諮問機関「経済戦略会議」議長代理。1999年ソニー取締役(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『日本の「復元力」―歴史を学ぶことは未来をつくること』(ISBN-10:4478012040)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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インターネットはかつて、恐竜を絶滅させたものの、それ以降の哺乳類などの小動物の繁栄の切っ掛けともなった「隕石の衝突」にも匹敵する、社会の大変革をもたらす物としての、米国と日本における最新のIT事情の解説からはじまる。
ITはツールではなく、ビジネスモデル自身の変革をもたらし、ビジネスや社会生活のサイバー化を促進することを著者は強調する。
日本は、Iモードなどの発達や、均一化した社会構造を持つために中間層も多く、米国以上にこのIT化に向いており、日米再逆転も夢ではないという。
但し、その再逆転の為には、大学改革なども含めて、日本がなさねばならない社会構造の変革も多いという。
ソニーの社外重役として得た経験も含めて、日本のEエコノミーに対する纏まった提言となっている。
一方第4章はコーポレートガバナンスについて、第5章は大学改革について触れており、著者の定義しているeエコノミーの及ぼす直接的影響の議論とは若干かけ離れた印象を受ける。もちろん第5章の元国立大学教授による「国立大学の独立行政法人化」批判は説得力があり、この章を読むだけでもこの本を読むだけの価値があるものといえる。