この本では、昨今の世界的金融危機やグローバル化による格差の拡大などに関し、
現在の金融システムの中において、資本主義にいったい何が起きているのかを、
感情的な悪者探しに走ることなく、冷徹な視点で論理的かつ説得的に分析を
展開していってくれるため、頭の中が整理でき、問題の所在がよく理解できます。
著者の主張を一言で言ってしまえば、現在の状況は、超資本主義化により
民主的資本主義が衰退してしまった結果である、ということです。
それは、容赦ないリストラを断行する企業や、莫大な報酬を受け取るCEOなどが
昔に比べて貪欲になったからというわけではなく、様々な条件が重なった結果
なるべくしてなったということです。
そして、その担い手の最も重要な位置を占めるのが、投資家であり消費者である
我々であり、決して他者にばかり責任を押し付けていられる立場ではない
という厳しい事実をつきつけられます。
この本では、アメリカの状況について述べていますが、先進諸国のどこにでも
当てはまることであり、日本でも全く同様の現象が現れているのは明白です。
50年代のアメリカでは企業は寡占状態にあり、競争は意図的に抑えられ、高い
収益を得られる代わりに労働組合は強力で、賃金や福利厚生は高い水準で維持され
ていました。それが70代になり豊かさが広がると状況は一変し、企業の力が弱まり、
代わって、投資家や消費者が力を持つようになってきます。
この動きを促進したのは技術革新であり、特にコンテナを中心とする流通の革新と
通信の発展による情報革新が、社会と経済の様子を劇的に変えました。
競争を余儀なくされた企業は規制緩和を求め、政治にも圧力を掛けるようになっていき
ます。さらに、その後のインターネットによる金融取引の簡素化や、金融に関する規制
緩和、そして様々なタイプの金融商品の開発で金融市場は膨大に膨らみ、その後の金融
破綻へと突き進んで行くことになります。
消費者は少しでも安い商品を企業に求め、投資家は少しでも高い配当を企業に要求し、
応じられない企業は容赦なく他企業へと乗り換えられていき、企業は否応なく
厳しい競争へと駆り立てられ、その結果、容赦ないリストラを断行することになります。
皮肉なのは、リストラされる労働者の別の顔が、企業を競争に駆り立てる消費者でも
あるという二面性です。
地元の商店で買わず、郊外の大型ディスカウントショップで安く買うようなことを
しておきながら、企業にのみ倫理性を求める行為は公正でないと著者は言います。
さらに著者は、自分の行動が社会に与える影響を考慮する市民としての自覚を促し、
そして、激しい競争の中で企業に取り込まれた政治を、市民の手に取り戻す必要性を
説きます。この辺のところはアダム・スミスの、公平な市場ためには人々は
道徳的でなくてはならない、という言葉を思い出させます。
いかに企業が非情であっても、それはあくまで合法的行為であり、合理的に利潤最大化の
行動をしているに過ぎず、そのような企業の行動を変えるには法律を変えるしかなく、
そのためにはまず、企業を政治から引き離すことが必要であり、さらに、
企業を人格のある存在として扱わず、あくまでも人間が合意して社会的決定を
行っていく、真の民主主義の実現が必要であると、著者は訴えます。
この辺は、日本ではさしずめ官僚からの政治の奪回となるのかも知れません。
この本を読んで私が感じたのは、今ある状況はなるべくしてそうなっており、
その状況を変えたいと思ったら、なぜそうなっているのかを、目先の問題に囚われず、
広い視野で、かつ厳密に見ていくことの大切さです。
でないとただ文句を言うだけで、何が起きているのかわからないままに、自分の望む
方向とは違う方へと流されていってしまうのだと思います。
システムの変革と自分自身の変革は、どちらも欠かせない対の要素なのだと思います。
この本は私にとって、現在の経済状況から自身を見つめなおさせるような、意義深い
内容の本でした。
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暴走する資本主義 単行本 – 2008/6/13
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- ISBN-104492443517
- ISBN-13978-4492443514
- 出版社東洋経済新報社
- 発売日2008/6/13
- 言語日本語
- 本の長さ379ページ
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登録情報
- 出版社 : 東洋経済新報社 (2008/6/13)
- 発売日 : 2008/6/13
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 379ページ
- ISBN-10 : 4492443517
- ISBN-13 : 978-4492443514
- Amazon 売れ筋ランキング: - 90,789位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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- - 595位経済学 (本)
- - 7,666位投資・金融・会社経営 (本)
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2016年10月10日に日本でレビュー済み
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私たち現代人は消費者、投資家であると同時に公益の利益を追求する市民という、相反する立場に立っている。1960年代までは経済成長によって二つの立場は辛うじてバランスを保っていた。1970年代以降、冷戦を戦うために政府が開発した科学技術が新製品やサービスによって実用化されるにつけて、すべての企業が消費者と投資家を求めて熾烈な競争をする状況になった。その結果ものの価格が低下し、便利なサービスが普及するに至った。消費者としての私にとってはより多くの選択肢とより良い条件を得られるコットなった。しかし市民(労働者)としての私たちにとっては、機械化、グローバル化に伴う雇用の喪失や、企業間の競争激化や、資本家から企業に対するプレッシャーによる賃金の停滞を招いた。
消費者としての利は得られたものの、それに隠れるように投資家の権益は現在限りなく増大している。その結果かつて市民としての人々の懸念を代表して訴えていた機関は消え失せ、「公益」に重きを置くはずの監督官庁も、予算を削減されてしまった。経済は規制を無くせば、自由競争が最適な資源配分をもたらす、というもっともらしい理論により、資本家にとってのみ有利な社会が徐々に形作られていく過程が本書では時系列的にわかり易く解説している。消費者の立場から見ると、一見有利と思われる社会の変化が自分たちの首を絞めていることが本書を読むとよくわかる。
現代の資本主義の社会では企業は資本家のため利益を出すこと以外求められておらず、それ以外の公益に関わる善行を勝手に行うことは禁じられている。私たちはそろそろ消費者としての多少のコストに目をつぶって資本家の暴走を規制する政策を支持すべき時に来ているのかもしれない。結果として物価と税金が上がるかもしれないが、社会資本の使用料を資本家にも払わせること考えなければならないのではないだろうか。まずは税と規制で企業活動を縛るべきだ。企業経営者はそんなことをすると本社機能を海外に移転して雇用が失われると脅迫をするが、早々彼らが、日本のような国民の教育水準が高く、勤勉で社会治安が極めて良好で、社会的に安定している日本を離れるとは考え難い。
問題は政治がそちらに舵を切る勢力がないかきわめて弱いことだ。それを是正するには、私たちはもっと社会や政治について関心を払い、適切な社会像をイメージできるようにならなければならない。
消費者としての利は得られたものの、それに隠れるように投資家の権益は現在限りなく増大している。その結果かつて市民としての人々の懸念を代表して訴えていた機関は消え失せ、「公益」に重きを置くはずの監督官庁も、予算を削減されてしまった。経済は規制を無くせば、自由競争が最適な資源配分をもたらす、というもっともらしい理論により、資本家にとってのみ有利な社会が徐々に形作られていく過程が本書では時系列的にわかり易く解説している。消費者の立場から見ると、一見有利と思われる社会の変化が自分たちの首を絞めていることが本書を読むとよくわかる。
現代の資本主義の社会では企業は資本家のため利益を出すこと以外求められておらず、それ以外の公益に関わる善行を勝手に行うことは禁じられている。私たちはそろそろ消費者としての多少のコストに目をつぶって資本家の暴走を規制する政策を支持すべき時に来ているのかもしれない。結果として物価と税金が上がるかもしれないが、社会資本の使用料を資本家にも払わせること考えなければならないのではないだろうか。まずは税と規制で企業活動を縛るべきだ。企業経営者はそんなことをすると本社機能を海外に移転して雇用が失われると脅迫をするが、早々彼らが、日本のような国民の教育水準が高く、勤勉で社会治安が極めて良好で、社会的に安定している日本を離れるとは考え難い。
問題は政治がそちらに舵を切る勢力がないかきわめて弱いことだ。それを是正するには、私たちはもっと社会や政治について関心を払い、適切な社会像をイメージできるようにならなければならない。
2015年4月12日に日本でレビュー済み
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資本を有する者は、それを使って益々富んでゆくのが分かった。将来はポール・コリア―の云う最底辺の10億人が益々増加するのだろうか。法を作る為政者が賄賂を伴ったロビー活動によって、信念も何も買われてしまっている。
2015年2月10日に日本でレビュー済み
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消費者と投資家が世の中を動かしており、そのために民主主義がないがしろにされているという筆者の主張には説得力がありました。アメリカのこの手の本によくありがちな、同じテーマを繰り返し語る傾向がないわけではないですが、それはお約束だと思います。原題は、supercapitalism で超資本主義、であり、本の内容からしてそちらのほうがふさわしいように思います。
2010年11月17日に日本でレビュー済み
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以下は、この本を読んで、自分なりに感じた感想です。
誤って解釈している箇所が有るかもしれません。
我々は、消費者で有るのと同時に、労働者で有る。
消費者として我々が利益(高品質&低価格の商品/サービス)を要求すれば、
結果的に、労働者としての我々の処遇が悪くなる。
(低賃金労働、整理解雇、等が発生する。)
一方、労働者としての利益(労働環境改善)を要求すれば、
消費者としての我々が損をする。(消費者としての我々は損をしたく無いので、
他の企業の商品/サービスに流れ、コストを下げられない企業は淘汰される。)
従って、消費者としての我々の利益と、労働者としての我々の利益は、
どちらもとことん追求する事ができず、適当なところでバランスを取らざるを得ない。
これは、資本主義が抱えている本質的な弱点のような気がする。
(この「バランス取り」には、消費者の利益、労働者の利益の他に、
投資家(株主)の利益、企業の利益も関わってくる。)
筆者はこの「バランス取り」を、民主主義の下、政治に期待しているが、
今の日本の政治に(与党がどこであっても)そこまで期待するのは無理なような気がする。
私としては、企業による「バランス取り」に期待したいし、それが現実的だと思う。
もし、それでも「バランス取り」ができないので有れば、資本主義そのものが、
そろそろ限界に来ているのでは無いだろうか。
誤って解釈している箇所が有るかもしれません。
我々は、消費者で有るのと同時に、労働者で有る。
消費者として我々が利益(高品質&低価格の商品/サービス)を要求すれば、
結果的に、労働者としての我々の処遇が悪くなる。
(低賃金労働、整理解雇、等が発生する。)
一方、労働者としての利益(労働環境改善)を要求すれば、
消費者としての我々が損をする。(消費者としての我々は損をしたく無いので、
他の企業の商品/サービスに流れ、コストを下げられない企業は淘汰される。)
従って、消費者としての我々の利益と、労働者としての我々の利益は、
どちらもとことん追求する事ができず、適当なところでバランスを取らざるを得ない。
これは、資本主義が抱えている本質的な弱点のような気がする。
(この「バランス取り」には、消費者の利益、労働者の利益の他に、
投資家(株主)の利益、企業の利益も関わってくる。)
筆者はこの「バランス取り」を、民主主義の下、政治に期待しているが、
今の日本の政治に(与党がどこであっても)そこまで期待するのは無理なような気がする。
私としては、企業による「バランス取り」に期待したいし、それが現実的だと思う。
もし、それでも「バランス取り」ができないので有れば、資本主義そのものが、
そろそろ限界に来ているのでは無いだろうか。
2008年9月13日に日本でレビュー済み
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☆一つ付けた理由は簡単です。記載情報に偽りが多数あるからです。別に著者の考えを肯定するとか否定するとかナシに、この書は酷い。あたかも真実のように情報を記載して読者を信じ込ませ自分の思うように考えを植え付けようとする悪書ではないかと思うのです。それも虚実がすぐ分かる出来の悪いプロパガンダです。
例えば本書の106ページに記載のある日産の記述。「カルロスゴーンは日産のトップとして
ほとんど伝説的な存在となった。彼が乗込んできた2001年、日産は200億ドルの赤字で世界市場シェアは27年間下がり続けていた。」とありますが、ご存知の通り2001年度の日産は3000億弱の営業黒字です。その前の2000年度は6000億程度の営業赤字ではありますが、どう換算しても200億ドルには届きません。(それに1999年に発令されたリバイバルプランの特損計上が6000億の赤字にかなり含まれているはずです。)。大体売上が6兆、総資本額が3兆程度の企業で1年で約2兆の赤字計上すればほぼ倒産してます。
このほかにも例えばこんな記述もあります。「2005年時点でのビルゲイツの資産は460億ドル、ウォーレンバフェットの資産は440億ドルだった。これに対して、2005年時点での、資産額下位40%を構成する1億2000万人の米国人の総資産額は950億ドルだった。」とか。幾ら平均いかだからと言って1人当たりの資産額が10万なわけないでしょ。と突っ込み入れまくりです。(因みに2001年度のアメリカ国民の総資産額は4000兆程度。ジニ係数もそこまで高くないアメリカだったら平均以下の合計でも400兆程度はあるはず。)
まぁ、上記は本当に氷山の一角です。本書にはこれらが1ページに幾つも散りばめられている。そんな偽りばかりが記述された本は正当な事を言っていても何も信じられません。
例えば本書の106ページに記載のある日産の記述。「カルロスゴーンは日産のトップとして
ほとんど伝説的な存在となった。彼が乗込んできた2001年、日産は200億ドルの赤字で世界市場シェアは27年間下がり続けていた。」とありますが、ご存知の通り2001年度の日産は3000億弱の営業黒字です。その前の2000年度は6000億程度の営業赤字ではありますが、どう換算しても200億ドルには届きません。(それに1999年に発令されたリバイバルプランの特損計上が6000億の赤字にかなり含まれているはずです。)。大体売上が6兆、総資本額が3兆程度の企業で1年で約2兆の赤字計上すればほぼ倒産してます。
このほかにも例えばこんな記述もあります。「2005年時点でのビルゲイツの資産は460億ドル、ウォーレンバフェットの資産は440億ドルだった。これに対して、2005年時点での、資産額下位40%を構成する1億2000万人の米国人の総資産額は950億ドルだった。」とか。幾ら平均いかだからと言って1人当たりの資産額が10万なわけないでしょ。と突っ込み入れまくりです。(因みに2001年度のアメリカ国民の総資産額は4000兆程度。ジニ係数もそこまで高くないアメリカだったら平均以下の合計でも400兆程度はあるはず。)
まぁ、上記は本当に氷山の一角です。本書にはこれらが1ページに幾つも散りばめられている。そんな偽りばかりが記述された本は正当な事を言っていても何も信じられません。
2017年5月20日に日本でレビュー済み
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金を儲ける為のシステムが資本主義なら操られないようにしないと、心まで持っていかれます。
2009年1月24日に日本でレビュー済み
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ブッシュをとりまいたネオコン、新自由主義の連中が外していったタガは自然現象だったかのように描いている。誰も悪くなかったのか?倫理を失った政治家と弱者から嘘をついて盗み取ることに奔走した強欲な資本家とそこの群がった連中には悪意はなかったと言っていいのか?
ところで、ここに出てくる勝間女史、自らの利益のためには何にでも出てきますなぁ。どういう脈絡で入り込んできたのだろうか・・・・
名前を売れば儲かると言うことか。
ところで、ここに出てくる勝間女史、自らの利益のためには何にでも出てきますなぁ。どういう脈絡で入り込んできたのだろうか・・・・
名前を売れば儲かると言うことか。