以下の個々の市場について2011年までの市場規模の定量的予測と定性的な分析がなされている。
第1章「これから情報・通信市場で何がおこるのか」
第2章「ネットビジネス市場」
第3章「携帯電話市場」
第4章「ブロードバンド市場」
第5章「放送市場」
第6章「ハード市場」
各章毎にさらに細目が設けられており、それぞれの要旨は割愛するが、全章を通して2011年までのキーワードは携帯電話が第一に挙げられる。放送と通信の融合やFMC、リアル連携などの潮流の中で、実ビジネスとして各プレイヤーが利益を獲得しうるキーワードとしてモバイルがあり、デバイスとしては携帯電話が取り上げられる。しかし、上掲潮流ビジネスを実現するインターフェースについて、携帯電話・携帯ゲーム機器・携帯音楽機器といった携帯端末(PMP)間における競争も予想されるがこの点についてはコメントが無い。
全体的に目新しい情報は存在せず、就職活動用や「こんな意見もある」といった参考書程度の内容。但し、p141の「韓国のブログとSNSの動向」、p170「なぜいま携帯電話OSなのか」、p210「韓国におけるWiBro関連の動向」や、また各章に散りばめられているアンケート結果については簡潔にまとまっており、業界内資料としても利用可能かと思われる。
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これから情報・通信市場で何が起こるのか 2007年版: IT市場ナビゲーター 単行本 – 2006/12/1
- 本の長さ315ページ
- 言語日本語
- 出版社東洋経済新報社
- 発売日2006/12/1
- ISBN-104492501665
- ISBN-13978-4492501665
登録情報
- 出版社 : 東洋経済新報社 (2006/12/1)
- 発売日 : 2006/12/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 315ページ
- ISBN-10 : 4492501665
- ISBN-13 : 978-4492501665
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中3.5つ
5つのうち3.5つ
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年2月12日に日本でレビュー済み
野村総合研究所による、IT各分野における、現状の状況把握と将来に対する方向性の予想に関する書です。
第2−6章では、ネット、携帯、ブロードバンド、放送、ハード、それぞれに関してのデータ整理・現状・予想ですが、第1章ではそれらの中でも重要なトピックスについて9つのテーマを取り上げ、詳細に論じています。
さまざまな分野についてかなり整理されていると思います。データの羅列だけでなく、解釈も的確に加えられており、読みやすいと思います。将来の予想は、誰にとっても難しい話だと思うのですが、法律改正の動きや現状データからの予想などがベースであり、あまり突拍子もない予想などは無く、全体的には妥当かなと思いました。
第2−6章では、ネット、携帯、ブロードバンド、放送、ハード、それぞれに関してのデータ整理・現状・予想ですが、第1章ではそれらの中でも重要なトピックスについて9つのテーマを取り上げ、詳細に論じています。
さまざまな分野についてかなり整理されていると思います。データの羅列だけでなく、解釈も的確に加えられており、読みやすいと思います。将来の予想は、誰にとっても難しい話だと思うのですが、法律改正の動きや現状データからの予想などがベースであり、あまり突拍子もない予想などは無く、全体的には妥当かなと思いました。