「成功例」をまとめたレポートは数多く存在するが、「失敗例」を取り上げた書籍は極めて少ない。
「失敗例」を知ることの方が学びが多いことも少なくないのだが、事例を探すだけで苦労してしまう。
本書は、179の失敗事例を概説しており、とにかく「失敗例」を探したいときに便利である。
確かに、個々の事例に対する分析は簡易であり、失敗の本質的な原因や背景を深く理解することはできない。
ただ、そもそも「失敗例」は、そのケースを探すことに骨が折れるので、掲載ケース数の多さは高く評価できる。
「失敗例」をベースにレポートを書こうと思っている学生、あるいは、企画部などに在籍していて失敗例を分析
するケースが多いビジネスマンには、特にオススメしたい。
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戦略暴走 単行本 – 2010/5/28
三品 和広
(著)
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購入オプションとあわせ買い
ハーバードビジネススクール(HBS)流のケースメソッドに独自の工夫を加えて、戦略の本質を描き出した実践的ケース集。
本書では、巨額の特別損失をもって定義する「戦略暴走」をテーマに該当する日本のケースを網羅的に集めている。経営のコンテキストを読み解いて、最適な手を打てる経営者になるための、MBA・経営幹部必読の書。
- 本の長さ437ページ
- 言語日本語
- 出版社東洋経済新報社
- 発売日2010/5/28
- 寸法15 x 2.5 x 21 cm
- ISBN-104492521836
- ISBN-13978-4492521830
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- 出版社 : 東洋経済新報社 (2010/5/28)
- 発売日 : 2010/5/28
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 437ページ
- ISBN-10 : 4492521836
- ISBN-13 : 978-4492521830
- 寸法 : 15 x 2.5 x 21 cm
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- - 348位オペレーションズ (本)
- - 6,007位投資・金融・会社経営 (本)
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2022年10月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
戦略が失敗を導いた事例をこれでもかと並べる書。これだけの量を読んだあとに、さて自社はどうするかと考えるのはとても勇気が要る。
最後の解説パートで、他の研究者の失敗研究は後付けだが本書は違うとある。しかし読んでいると、やはり後付けの印象が強い。というか、分析は妥当であっても実際の瞬間に本書から学べるものがどれだけあるのかという意味で、実践的なのかは分からない。
ただ、本書を読み、成功ケースももちろん学び、それを元に議論・熟慮するのが大事なのだろう。
各事例はあまりに短い。著者の考察が妥当かも分からない。しかしそれでも、身につまされるように読めるという点で良書。本書から得られる学びが、読む苦労との兼ね合いでやや厳しいので星4とする。
最後の解説パートで、他の研究者の失敗研究は後付けだが本書は違うとある。しかし読んでいると、やはり後付けの印象が強い。というか、分析は妥当であっても実際の瞬間に本書から学べるものがどれだけあるのかという意味で、実践的なのかは分からない。
ただ、本書を読み、成功ケースももちろん学び、それを元に議論・熟慮するのが大事なのだろう。
各事例はあまりに短い。著者の考察が妥当かも分からない。しかしそれでも、身につまされるように読めるという点で良書。本書から得られる学びが、読む苦労との兼ね合いでやや厳しいので星4とする。
2010年7月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
常々、戦略について勉強できる本があればほしいなと思っていたところ、
sarahさんのブログ([...])で紹介されていたので買ってみました。
1〜2ページにまとめられた事例がたくさん載っているので、
ちょっと空いた時間でテーマを頭に入れ、移動中などに考えるというスタンスで使っています。
戦略などというと、小難しい理屈を並べられて、とっつきにくいイメージがありますが、
個人名を挙げて具体例を並べているので、現実味があって飽きのこない良い本だと思います。
sarahさんのブログ([...])で紹介されていたので買ってみました。
1〜2ページにまとめられた事例がたくさん載っているので、
ちょっと空いた時間でテーマを頭に入れ、移動中などに考えるというスタンスで使っています。
戦略などというと、小難しい理屈を並べられて、とっつきにくいイメージがありますが、
個人名を挙げて具体例を並べているので、現実味があって飽きのこない良い本だと思います。
2010年10月29日に日本でレビュー済み
170以上ある日本企業の利益に大穴をあけたケースをスクリーニングによってバイアスを出来る限りなくした形ですくい上げている。各ケース1、2ページと簡単なレビューには見えるが、簡潔にまとめたのであって、手抜きはしていないことは読めばわかる。
一方、この本に取り上げられた失敗の関係者からしてみれば、あまりに簡単に断罪されてしまっている感があろうが、日本の経営の負の側面を概観するという目的を持つ人々にとっては最適な書である。ただ、膨大な内容を凝縮したこの本は飽くまで日本企業を捉えるの一つの切り口にすぎず、更なる調査/議論が読む側に求められる。新書のボリュームで読んでお手軽に経営が分かった気になれる生易しい本では全くない。
一方、この本に取り上げられた失敗の関係者からしてみれば、あまりに簡単に断罪されてしまっている感があろうが、日本の経営の負の側面を概観するという目的を持つ人々にとっては最適な書である。ただ、膨大な内容を凝縮したこの本は飽くまで日本企業を捉えるの一つの切り口にすぎず、更なる調査/議論が読む側に求められる。新書のボリュームで読んでお手軽に経営が分かった気になれる生易しい本では全くない。
2012年6月29日に日本でレビュー済み
失敗学の研究という題材はよい。ケースの分量も相当なもので、自分の言葉でしっかりと分析をしている姿勢には敬意を表する。
だが、いかんせん読みづらいし使いづらい。読み手の側に立ってみれば、こうした戦略失敗ケースの本を3,800円で買うというのは、分かりやすい索引タグがあって、自社の状況に近い事例を抜粋して、皆で検討しあうという使い方になるはずだ。しかし、この本はそうしたニーズに応えようとする姿勢はない。
目次の区分は経営課題(M&Aとか資本参加など)と業種業態のみ。後はゴチャゴチャと書かれた本文を読め、というスタンスである。終章に総括文が載っているが、ポイントは「動中の静を持て、静中の動を得よ」という、経営者からしてみれば「学者のお前に言われる筋合いはない」と言われそうな上から目線である。いまひとつ、分析も浅薄な印象である。
だが、いかんせん読みづらいし使いづらい。読み手の側に立ってみれば、こうした戦略失敗ケースの本を3,800円で買うというのは、分かりやすい索引タグがあって、自社の状況に近い事例を抜粋して、皆で検討しあうという使い方になるはずだ。しかし、この本はそうしたニーズに応えようとする姿勢はない。
目次の区分は経営課題(M&Aとか資本参加など)と業種業態のみ。後はゴチャゴチャと書かれた本文を読め、というスタンスである。終章に総括文が載っているが、ポイントは「動中の静を持て、静中の動を得よ」という、経営者からしてみれば「学者のお前に言われる筋合いはない」と言われそうな上から目線である。いまひとつ、分析も浅薄な印象である。
2010年7月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
分析の切り口が、非常にユニークであり、それが全体を貫いている。
その全体の一貫性から、著者の強い志を感じる。
特損とは、戦略の暴走の帰結である、というコンセプトが全体に流れている。
一つ一つの事例は、1頁ほどしかなく、内容は乏しいが、一歩引いてそれらを収集してみると、このような示唆が出るのかと、ハッとさせられた。
その全体の一貫性から、著者の強い志を感じる。
特損とは、戦略の暴走の帰結である、というコンセプトが全体に流れている。
一つ一つの事例は、1頁ほどしかなく、内容は乏しいが、一歩引いてそれらを収集してみると、このような示唆が出るのかと、ハッとさせられた。
2015年3月24日に日本でレビュー済み
企業経営における戦略上の暴走事例、つまりは失敗事例をケーススタディとして多数収録した稀有な本。膨大な事例を簡潔にまとめ上げた根気と努力には敬意を表するが、その中身はと言うとかなり表層的で浅薄なもの。
記述の多くは、事例発生当時の当事者や関係者の発言やメディア記事に拠っているが、それらを真に受けて本書で類型化を披露しているのだとすれば、あまりにも純朴、というより稚拙だろう。学術的にはスマートだと評価されても、実務家から見たら「経営学者による自由研究」の域を出るものではない。
著者のような経営学者を含め、外部者が知り得る企業の実態はごく限られるものだということは割り引いても、本書で述べられる類型化には違和感を禁じ得ない。人と同じく企業も百社百様。MBA的なフレームに当てはめられるものばかりではないのが、リアルな経営の現場である。
実際、私が20年近く勤めている企業のケースも複数含まれているのだが、その分析の底浅さを鑑みるに、本書の記載内容を盲信するのはいささか危ういと感じた次第である。
記述の多くは、事例発生当時の当事者や関係者の発言やメディア記事に拠っているが、それらを真に受けて本書で類型化を披露しているのだとすれば、あまりにも純朴、というより稚拙だろう。学術的にはスマートだと評価されても、実務家から見たら「経営学者による自由研究」の域を出るものではない。
著者のような経営学者を含め、外部者が知り得る企業の実態はごく限られるものだということは割り引いても、本書で述べられる類型化には違和感を禁じ得ない。人と同じく企業も百社百様。MBA的なフレームに当てはめられるものばかりではないのが、リアルな経営の現場である。
実際、私が20年近く勤めている企業のケースも複数含まれているのだが、その分析の底浅さを鑑みるに、本書の記載内容を盲信するのはいささか危ういと感じた次第である。