技術論と米国での先端シーン、それにジャーゴンが先行しがちな、
いわゆる、Web2.0、企業と消費2.0的な分析やジャーナリズムがたくさん
登場している今日、「仮想と現実世界が融合している」Web2.0mの世界での
消費、企業、マーケティング、戦略、価値転換などを、哲学、思想、
マーケティング論、消費論などを駆使し、新たな世界における、
生産、マーケティング、消費の思想的フレームワークの試行に挑戦した、
意欲作で、大変興味深い本です。
ユーザ、つまり個人消費者としての読者に理解しやすい、ネット世界での
身近な現象を適宜引き合いに出しながら、しかし、哲学、思想、経済学、
ネットワーク理論など、抽象化された概念をも、時には駆使し、「今、ここに
ある革命」を、技術用語を排して展望した、すぐれた啓蒙書、エッセイです。
一読の価値が相当にあります。
リアルでもバーチャルでも、マーケティングに興味がある方には、必読の書と
いえます。
¥5,358¥5,358 税込
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発送元: おもちゃ鑑定団 (Toys & Books) 販売者: おもちゃ鑑定団 (Toys & Books)
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みんな力―ウェブを味方にする技術 単行本 – 2007/6/15
新井 範子
(著)
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購入オプションとあわせ買い
『Think!』での原稿執筆をきっかけに、NHK「クローズアップ現
代」に出演するなど注目が高まっている著者による実践的かつ本格的なポスト
Web2.0型マーケティング論。ウェブマーケティング研究の第一人者としての研究
成果、その読み解き方を一般ビジネスマン向けに紹介している。私たちは、これ
までの認識にとらわれて、市場は売り込む場所であり、お客は買ってもらう相手
だと考えている。しかし、ウェブの進化によって、その関係に変化が起こってい
る。企業やマーケティング担当者は、パラダイムシフトをどうとらえて、どのよ
うに対応していったらいいのか。顧客、市場の見方を根底から変えることから、
これからのビジネスチャンスが生まれてくる。
代」に出演するなど注目が高まっている著者による実践的かつ本格的なポスト
Web2.0型マーケティング論。ウェブマーケティング研究の第一人者としての研究
成果、その読み解き方を一般ビジネスマン向けに紹介している。私たちは、これ
までの認識にとらわれて、市場は売り込む場所であり、お客は買ってもらう相手
だと考えている。しかし、ウェブの進化によって、その関係に変化が起こってい
る。企業やマーケティング担当者は、パラダイムシフトをどうとらえて、どのよ
うに対応していったらいいのか。顧客、市場の見方を根底から変えることから、
これからのビジネスチャンスが生まれてくる。
- 本の長さ237ページ
- 言語日本語
- 出版社東洋経済新報社
- 発売日2007/6/15
- ISBN-104492555854
- ISBN-13978-4492555859
商品の説明
著者について
新井範子(あらい・のりこ)
専修大学経営学部教授
明治大学グローバルビジネス研究科兼任講師
専修大学経営学部教授
明治大学グローバルビジネス研究科兼任講師
慶応義塾大学大学院社会学研究科後期博士課程修了。淑徳大学国際コミュニケー
ション学部助教授を経て、2001年専修大学経営学部助教授、05年より現職。
1996年よりテレビ朝日と共同でインターネットリサーチサイト「リサーチQ」を
運営し、インターネット上の情報の伝播や、ネット上の情報のパーソナライゼー
ション&リコメンデーションの手法の開発などを研究テーマとしている。
登録情報
- 出版社 : 東洋経済新報社 (2007/6/15)
- 発売日 : 2007/6/15
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 237ページ
- ISBN-10 : 4492555854
- ISBN-13 : 978-4492555859
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,906,162位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 461位e-コマース
- - 1,662位マーケティング・セールス一般関連書籍
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年9月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
web2.0をはじめとして最近のトレンドをきれいにまとめて再構成していると思います。
著者が前書きで指摘しているポイントは、とても新鮮で面白いと思いましたので是非ご紹介させてください。
”市場はもう戦う場ではなくて、説得する場ではなくて、みんなで力を合わせる場なのだ”
また、他のこの手の本と違う点としては、この本の引用に特徴があります。
ミシガン大学のC・Kプラハラッドとベンカト・ラマスワミ教授に提唱された「カスタマー・コンピタンス」や、社会心理学者のエーリッヒ・フロムの「生きるということ(紀伊国屋書店)」が引用されています。
フロムがマーケティング関連の本で引用されているのを私は初めて見ました。
”所有すること”と”存在すること”というフロムの提起した論点が、最近のトレンドの説明にうまく生かされていると思います。
ただ、若干話が多方面に広がりすぎるところもあるので、web関連やマーケティングに詳しい方にとっては最後まで読み通すのに忍耐が必要になるかもしれません。
その対策も含めて 私は、”あとがきが”のクオリティがとても良いと感じますので、これからこの本を読む/もしくは読むかどうか検討している方には、是非 ”あとがき”を最初に読んでみることをお勧めします。
”あとがき”を読んで、興味をかきたてられたら是非手にとって見ることをお勧めします。
著者が前書きで指摘しているポイントは、とても新鮮で面白いと思いましたので是非ご紹介させてください。
”市場はもう戦う場ではなくて、説得する場ではなくて、みんなで力を合わせる場なのだ”
また、他のこの手の本と違う点としては、この本の引用に特徴があります。
ミシガン大学のC・Kプラハラッドとベンカト・ラマスワミ教授に提唱された「カスタマー・コンピタンス」や、社会心理学者のエーリッヒ・フロムの「生きるということ(紀伊国屋書店)」が引用されています。
フロムがマーケティング関連の本で引用されているのを私は初めて見ました。
”所有すること”と”存在すること”というフロムの提起した論点が、最近のトレンドの説明にうまく生かされていると思います。
ただ、若干話が多方面に広がりすぎるところもあるので、web関連やマーケティングに詳しい方にとっては最後まで読み通すのに忍耐が必要になるかもしれません。
その対策も含めて 私は、”あとがきが”のクオリティがとても良いと感じますので、これからこの本を読む/もしくは読むかどうか検討している方には、是非 ”あとがき”を最初に読んでみることをお勧めします。
”あとがき”を読んで、興味をかきたてられたら是非手にとって見ることをお勧めします。
2007年9月10日に日本でレビュー済み
世の中の状況分析やその理由については、みんながすでに理解している通り(論理的、感覚的)の内容ですが、「つながり」を視覚的にイメージされてくれて、自分の理解を深めてくれたり、自信を持たせてくれる内容だと思う。
2007年7月28日に日本でレビュー済み
本書では、WEB2.0が市場にもたらした変化と今後どの様になっていくかを予想したものです。
WEB2.0によって「フラット化」「見える化」「つながる化」「音化」と4つの事柄が成り立っち変化したとしています。
この変化によって今後はビジネスの仕方やルールが変わるとしています。具体的には
・テレビ広告のような企業が消費者に一方的に働きかける広告戦略は効果が低下する
・ニッチ市場にも光が当たるようになり活性化する
・企業の情報コントロールが困難になり、消費者と企業の関係はフラットになる
・消費者も商品を一緒に作る対象になる
といったものです。
WEB2.0の世界では今後企業が新たに戦略を考え直す必要があり、その具体例を提案しています。
本書は近未来予測の無いようですが、私は今後どうなるか面白い本だと思いました。
WEB2.0によって「フラット化」「見える化」「つながる化」「音化」と4つの事柄が成り立っち変化したとしています。
この変化によって今後はビジネスの仕方やルールが変わるとしています。具体的には
・テレビ広告のような企業が消費者に一方的に働きかける広告戦略は効果が低下する
・ニッチ市場にも光が当たるようになり活性化する
・企業の情報コントロールが困難になり、消費者と企業の関係はフラットになる
・消費者も商品を一緒に作る対象になる
といったものです。
WEB2.0の世界では今後企業が新たに戦略を考え直す必要があり、その具体例を提案しています。
本書は近未来予測の無いようですが、私は今後どうなるか面白い本だと思いました。
2007年7月23日に日本でレビュー済み
web2.0で「企業と消費者のフレーム」のあるべき姿がどう変わったかを、
できるだけ簡易に説明しようとした本。
・「webクチコミ活用本」と違い、基本フレームを説明しようとしている点
・検索エンジン広告に企業の注目が集まる中、検索される前段階の重要性を
指摘している点
・そうした中、消費者(人間)の気持ちや潜在意識、傾向に対する認識の重要性を
指摘している点
は納得かがいったし、好感を持った
ただ、わかりやすい本にしようとした結果なのか、
全体的な論理構造や、説明構造がやや不明確。
これまでの関連する研究なども含めて書いてある本なので、
是非、より緻密な形で構成/加筆した上での書籍化を望む。
できるだけ簡易に説明しようとした本。
・「webクチコミ活用本」と違い、基本フレームを説明しようとしている点
・検索エンジン広告に企業の注目が集まる中、検索される前段階の重要性を
指摘している点
・そうした中、消費者(人間)の気持ちや潜在意識、傾向に対する認識の重要性を
指摘している点
は納得かがいったし、好感を持った
ただ、わかりやすい本にしようとした結果なのか、
全体的な論理構造や、説明構造がやや不明確。
これまでの関連する研究なども含めて書いてある本なので、
是非、より緻密な形で構成/加筆した上での書籍化を望む。
2007年8月29日に日本でレビュー済み
資料をもとにいろいろな角度から書かれていて
Webで仕事をしていく身としては非常に興味をもって読んだのだが・・・
う〜ん、読んでいくうちにもうちょっと!何かが足りないような。
その何かを言えないのがもどかしいが、「みんな力」をどう使っていくのか、
どうすればいいのか、わかったような結局わからないような感じ。
Web2.0自体がそういうことなのかもしれないけど・・・。
Webで仕事をしていく身としては非常に興味をもって読んだのだが・・・
う〜ん、読んでいくうちにもうちょっと!何かが足りないような。
その何かを言えないのがもどかしいが、「みんな力」をどう使っていくのか、
どうすればいいのか、わかったような結局わからないような感じ。
Web2.0自体がそういうことなのかもしれないけど・・・。
2008年5月1日に日本でレビュー済み
ウェブによる情報伝達の原点は、言葉にある。それは著者が述べている様に、ウェブの「場」が本質的に人の「思いや意識」だけで成り立っているからであり、多くの場合その思いや意識は、モニターやスピーカーを介した言葉によってコミュニケートされるからだ。ただ言葉というのは、思いを「伝達する」手段であると同時に、思いを「増幅×減衰×変容」させるフィルターでもあるため、思いを「思い通りに」言葉にするのは実に難しい。
という訳で、本書のサブタイトル「ウェブを味方にする技術」を得るためには、人目を惹く仕掛けやデザイン等の前に、まず何より「言葉を味方にする技術」が必要なんだと改めて感じた次第。
という訳で、本書のサブタイトル「ウェブを味方にする技術」を得るためには、人目を惹く仕掛けやデザイン等の前に、まず何より「言葉を味方にする技術」が必要なんだと改めて感じた次第。