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地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」 単行本 – 2007/12/7
購入オプションとあわせ買い
頭のいい人」が求められている。
インターネット情報への過度の依存が思考停止の危機を招き、検索ツールの発達による
「コピペ(コピー&ペースト)族」が増殖しているいま、「考える」ことの重要性がかつ
てないほどに高まっているからだ。これから本当に重要になってくるのはインターネット
やPCでは代替が不可能な、膨大な情報を選別して付加価値をつけていくという、本当の
意味での創造的な「考える力」である。本書ではこの基本的な「考える力」のベースとな
る知的能力を「地頭力(じあたまりょく)」と定義している。
では、地頭力とは何か。地頭力の本質は、「結論から」「全体から」「単純に」考える
3つの思考力である。すなわち「結論から」考える仮説思考力、「全体から」考えるフレ
ームワーク思考力、「単純に」考える抽象化思考力だ。
この3つの思考力は鍛えることができるものであり、地頭力を鍛える強力なツールとな
るのが「フェルミ推定」である。「シカゴにピアノ調律師は何人いるか?」。こうした荒
唐無稽とも思える問いへの解答を導き出す考え方のプロセスを問うのが、「フェルミ推
定」だ。「フェルミ推定」と呼ばれるのは、「原子力の父」として知られ、ノーベル物理
学賞受賞者でもある、エンリコ・フェルミ(1901~1954)に由来する。
本書では、「日本全国に電柱は何本あるか?」といった例題やその解答例から「フェル
ミ推定」のプロセスを紹介しつつ、「好奇心」「論理的思考力」「直感力」という地頭力
のベースとそれらのベースの上に重なる仮説思考力、フレームワーク思考力、抽象化思考
力の3つの構成要素とその鍛え方を解説している。
本書は、季刊『Think!』2007年春号に掲載されて大きな反響を呼んだ「フェルミ推定で鍛える地頭力」をもとに全面的に書き下ろしたものである。本書が対象とする
のは、「問題解決」を必要とする業務に携わるビジネスパーソンはもちろんのこと、「考
える力」を向上させたいと考える学生なども含めたすべての職業の人である。フェルミ推
定による地頭力トレーニングの世界を経験し、「地頭力」という武器を持ってインターネ
ットの情報の大海をうまく乗り越え、読者なりの「新大陸」を発見してほしいというのが、
著者から読者の皆さんへのメッセージだ。
- ISBN-104492555986
- ISBN-13978-4492555989
- 出版社東洋経済新報社
- 発売日2007/12/7
- 言語日本語
- 本の長さ230ページ
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出版社より
「フェルミ推定」で地頭力を鍛える
最新の情報はインターネットでいくらでも入手することができる、今の時代にこそ必要な「考える力」。
それは、膨大な情報を選別して付加価値をつけていくという、本当の意味での創造的な「考える力」である。
「考える力」のベースとなる知的能力=「地頭力」
本書では、その「地頭力」鍛え方のツールとして「フェルミ推定」をご紹介。
(「はじめに」より抜粋)
「地頭力」を鍛える最大のメリット:「圧倒的に生産性が高い」人となる
3つの思考力:「結論から」「全体から」「単純に」考える力を習得するメリット
✔「結論から」:最終目的まで最も効率的な方法でたどり着くことができるようになる
✔「全体から」:コミュニケーションにおける誤解や後戻りの最小化
✔「単純に」:意思統一が図りやすくなるとともに、抽象化思考の本質である、「応用力を広げることによって少ない知識を様々な範囲に応用して、新しいアイデアの創造や効率化などを飛躍的に図っていくこと」ができるようになる
→3つの思考力というのは訓練によって必ずあるレベルまでは到達できる!
それぞれの具体的な応用等の詳細に関して詳しく解説。(第1章より抜粋)
地頭型多能人(バーサタイリスト)の時代
これからは「適応力が高い」人が活躍する!
「地頭型多能人」とは?
- 特定の知識に依存することなく
- 膨大なインターネットの情報を最適に活用して
- 「自分の頭で考え抜いて」
- 新しい知識を生み出せる力
こうしたタイプの人間が社会に大きなインパクトを与えていく!(第1章より抜粋)
なぜ「フェルミ推定」なのか
「フェルミ推定」は問題解決の縮図であり、簡単に作成できて内容も身近であることから地頭力を試したり鍛えたりするためのツールとして非常に有用なもの。
就職活動においても「地頭力」を試すための質問として用いられてきた。(第2章より)
地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」 | まんがでわかる 地頭力を鍛える | 入門『地頭力を鍛える』 32のキーワードで学ぶ思考法 | なぜか結果を出す人が勉強以前にやっていること | 東大ケーススタディ研究会 伝説の「論理思考」講座: ケース問題で「広い視野」「深い思考」をいっきに鍛える | 現役東大生が書いた 地頭を鍛えるフェルミ推定ノート――「6パターン・5ステップ」でどんな難問もスラスラ解ける! | |
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カスタマーレビュー |
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価格 | ¥1,760¥1,760 | ¥1,430¥1,430 | ¥1,650¥1,650 | ¥1,650¥1,650 | ¥1,880¥1,880 | ¥1,595¥1,595 |
内容 | 地頭力の本質は、「結論から」「全体から」「単純に」考える三つの思考力である。この三つの思考力は訓練によって鍛えることができるものであり、地頭力を鍛えるための強力なツールとなるのが「フェルミ推定」である。 | 20万部突破のベストセラー『地頭力を鍛える』がコミック化されました。多くの反響を呼んだ思考法が、まんがのストーリーで簡単に学べます。身近な事例がストーリー仕立てにし、様々な壁を乗り越えるために苦労しているビジネスパーソンに、新しい視界を開く可能性を与える入門書です。 | シリーズ累計25万部のロングセラー『地頭力を鍛える』著者が説く 戦略的思考、ロジカルシンキング、地頭力、無知の知、メタ認知・・・・・・ 32のキーワードの基本と使い方、 【WHAT:何?】【WHY:なぜ?】【HOW:どう使う?】 がすっきりわかる。 | 仕事にも受験にも!タレント小倉優子氏を「大学合格」に導いたチームドラゴン桜式、「勉強嫌い×苦手」でも必ず結果を出すノウハウ! | 答えのない問題を「広い視野」「深い考察」で解決する思考法と、 そのトレーニング法を体系化。 厳選されたケース問題を通じて、誰でも「論理思考の達人」になれる! | 本書では、だれも書かなかったフェルミ推定の「パターン」と「解法ステップ」を、 1000以上のフェルミ推定問題を解いてトップ外資系企業に内定した 東大生たちがわかりやすく説明。さらに厳選された30の良問を詳しく解説しています。 |
発売日 | 2007/12/7 | 2017/6/30 | 2019/7/26 | 2023/7/19 | 2022/4/1 | 2009/9/18 |
商品の説明
著者について
ザカティーコンサルティング ディレクター
神奈川県生まれ。東京大学工学部卒業。
東芝を経てアーンスト&ヤング・コンサルティング(ザカティーコンサルティングの前身)に入社。製造業を中心として製品開発、マーケティング、営業、生産等の領域の戦略策定、業務改革プランの策定・実行・定着化、プロジェクト管理、ERP等のシステム導入、およびM&A後の企業統合等を手がける。共訳書に『市場をリードする「業務優位性」戦略』(ダイヤモンド社)などがある。
登録情報
- 出版社 : 東洋経済新報社 (2007/12/7)
- 発売日 : 2007/12/7
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 230ページ
- ISBN-10 : 4492555986
- ISBN-13 : 978-4492555989
- Amazon 売れ筋ランキング: - 909位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 17位一般・投資読み物 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
ビジネスコンサルタント、コンサルティング会社クニエのマネージングディレクター。1964年、神奈川県に生まれる。東京大学工学部を卒業後、東芝でエン ジニアとして働いたのち退職。経営コンサルティング会社のアーンスト&ヤング・コンサルティング(クニエの前身)に入社する。以来、会社の戦略策 定や仕組み(業務プロセス、組織、IT)の改革にクライアント企業と取り組んでいる(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『象の鼻としっぽ』(ISBN-10:4340110094)が刊行された当時に掲載されていたものです)
イメージ付きのレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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本書は、どうすれば地頭力が鍛えられるのかが親切・わかりやすく説明されており、それもただ項目をつらつらと独立させて説明しているのではなく、「フェルミ推定」という、一見してどう答えを出して良いのかわからない問題に対して答えを導く方法を「地頭力強化」に落とし込んで説明しています。
それに沿って教えているので一貫性があり、この「地頭力」と「フェルミ推定」というキーワードから人生の指針を示すという斬新であり、しかし腑に落ちる文章は読んでいて良い刺激となる瞬間が何度もありました。
1 「意識を変える」とは
よく「行動・習慣を変える」ことで意識が変わると言われることがありますが、少々間違い。
例えば本書では行動の変化を促すものを「磁石」、意識を「北極・南極の磁場」として説明していました。
行動を「コンパスの針」として、例えばそこに磁石を近づけたとして、確かに一瞬、針の向きは違う方向を向くのかもしれないが、磁石が離れれれば結局元に戻ってしまう。
しかし地軸(=意識)を変えることができれば、その針は一貫として同じ方向を向くようになる。
日本の太平洋戦争、真珠湾攻撃を指揮し、一般人として初めて国葬されたという山本五十六の言葉が紹介されていました。
「やってみせ 言って聞かせて させてみせ 褒めてやらねば 人は動かじ」
この言葉からもわかるように、ただその場限りの方法で他人に変化を求めようとしてもすぐに戻ってしまう。
時間はかかるかもしれないが、相手が快く「そうだ」と納得できなければその行動を真に変えることはできない。
これは何も他人のみならず自身にも言えることであり、例えば三日坊主の常習犯だとして、何が悪いのかというと、まず行動に移すのではなく意識の改変に時間をかけ、自分があることに対して「いますぐにやりたい」と思えるような礎を気付いてから行動に移すことこそ大事である、ということを教えてくれました。
2 自分の中に新しいアラームを設定
物事を要領良くできない人がハッとさせられるかもしれない言葉が紹介されていました。
それは「どうせなら」「せっかくなら」です。
当初はある目的があってそれに向かって進んでいたはずが、なぜかあることが気になりだし、こちらにも手をつけた方が良いだろう、「どうせなら」「せっかくなら」の気持ちが湧き出てしまい、結局どれもお粗末な結果になってしまう、というものでした。
まさに私自身これで、例えば仕事や私生活面でも最初から決めていた物事を始めても目に入った他のことが気になり出し、「まあこれくらいなら」と手をつければもうアウト、結局時間もおし、予定通りに進まない、なんてことは日常茶飯事でした。
人が最高のパフォーマンスを出すにはマルチタスクよりモノタスク、つまり一つのものに集中して取り組む方が良い結果が出ることは言うまでもないのに、結局他のものに気を取られてしまう。
よって、自分に「せっかくなら」「どうせなら」精神が出てきたら自分の中のアラームが鳴るように設定できたように思えます。
まだ完全には機能していませんが、これから調整していきます。
3 タイムボックスという考え
「どうせなら」精神にプラスして意識すべきことが「タイムボックス」という考えで、これはつまり「制限時間」のこと。
完璧主義者はある問題(ここで本書内ではフェルミ推定)が提示されたとして、わからなければサジを投げてしまう、あるいは「スマホで調べる」など、安直に答えに辿り着くなどし、とにかく「完璧」あるいは自分が十分に納得できるまでしようとするのが現代人の問題であると細谷氏は嘆いていました。
ここでは、要はある問題、課題に対して、3分なら3分なりの、3時間なら3時間なりの、3日なら、3週間ならそれなりの答えを示せば良いわけで、誰も学校のテストのように正確な答えを求めているわけではないことに対して余計なこだわりを持ち、解答を保留・棄権してしまうこと。
ここでも「どうせなら」精神が問題解決の弊害となるわけですが、その逆、ここであるべき心持ちというのが「落としどころ」「ウソでも良いから」精神です。
完璧な正解などない(若しくは考えようのない)ことに対し、それでも自分の持っている情報・知識を総動員し、使えるものを抽出し、時間内に可能な限り考えを巡らせ、計算して出すことが重要である。
それにまだ仮定の話の段階なのにも関わらずぴったし正解を出す方が困難であるので、時間が許せばその都度変更・修正し、理想へ近付けていけば良いのである。
4 逆から考える
物事を考える際に重要なのは、
未来(ゴール)から現在(スタート)へ
「広」から「狭」へ
相手から自分へ。
キャッチボールでも素振りでも、なんとなく行うことと、将来メジャーリーグで活躍することを夢見て行うのとでは雲泥の差が生まれるものである。
ゴールを見据え、それに必要なことを今に落としこみ、それを実践していく。
大事なのは、今できることをとりあえず手につけるような安直な行動ではなく。
ゴールを見据え、予定を考え、限られた時間の中で最高の結果を出す意識を持って行動することである。
人生の指針となることを余すことなく、存分に書かれた良書だったと思います。
【追記1】
5 プロフェッショナル=俯瞰力を持つ
プロと呼ばれる人と素人との違いの1つは、ある事柄に対してそれがどの位置付けにあるかがわかるということ。
具体的には、音楽家の絶対音感や、ワインソムリエの甘みや渋みを覚える「ワインマッピング」のような。
また、お笑いの重鎮たちが若手を見て「上手」「下手」と言ったり、格闘家がミットを受けて「素人じゃない」「筋が良い」と判断するのもそうでしょう。
それは、地図でいうところの東西南北の方角や太陽といった、誰の目から見ても明らかな「絶対的な目印」といえます。
俯瞰力なくしてプロの素質なし。
6 自分を特別視しない
私もよく思うことで、「私の周りにはクセのある奴が多い」とか「自分ばかりこんな目にあっている」とかいう人が多い気がするのですが、「いや、そんなことないから(笑」とこの本では断言しています。
本当にその人に限っていることなど僅かであり、大体のことは他の人と大して変わらず、例えばもし頭を悩ませる問題があるとすれば、それを解決する方法など既に出揃い、何かしらの本には載っている。
勉強の方法、モチベーションの維持の仕方、健康になるには、病気にならないためには、幸せに生きるためには…他にも、細かいことでもいくらでも。
「自分は特別で、答えなど出ているわけがない、自分流を貫くんだ!」などと幼稚な主人公ごっこをするのはやめ、数々の偉人や有識者の言葉をひたむきに学び、自分に応用し取り入れる方が、いかなる答えも見つけやすい。
7 30分より30秒の方が難しい
「自分の人生を30分で説明してください」と言われれば、生い立ちや家族の話、数々のエピソードを織り交ぜることができるので、さほど苦でもない。
しかし、それが「30秒で」となると、何を伝えるべきか、どう伝えるべきかは格段に難しくなる。
それは、自分の人生の「本質」を抽出することであるからに他ならない。
自分はどういう人間で、何が好きで、今何に興味があり、将来の目標はどんなものがあるのか。
それを、1文字単位で構成する必要があるから難しい。
これは何も自己紹介に限っておらず、例えばある本や映画の感想であったり、商品のプレゼンであったり、誰かとの話し合いや討論でもそうである。
ただ長く話すのは、理解しているように見えて実はそうでない可能性が高い。
本質を掴むためには、それを凝縮できるように練習する他ない。
【追記2】
8 自分の中のアート&サイエンスを鍛える
論理的思考をサイエンス、そして感覚的なことをアートと呼んでいました。
例えばビジネス上であっても、効率化された組織運営や広く共有されたものはサイエンスというのに対し、商品開発や新たな枠組みの創出などはアートという。
直感というのは自分のアーティスト部分であり、ある一つの命題が提示されたとして、自分であればいずれの立ち位置を取るかを素早く判断するセンスのようなもの。
それを裏付ける経験や知識はサイエンス。
右脳と左脳、インプットとアウトプット、そしてアートとサイエンス。
自分の中に新しい概念が生まれました。
9 知的好奇心には2種類あり
解くべき問題が現れたとして、その答えをすぐに調べてしまうのは単純に知識量を増やそうとする知的好奇心であるが、それはこれだけネットが普及したご時世では強みになりにくい。
一方、その問題に対して自分なりに考えることに重きをおき、わからずとも別の解決策はないだろうかと模索することに楽しみを見出す好奇心とがある。
これは「答えを自分で探ろうとする姿勢」の問題なのであり、これこそ、上記8の自分なりの答え、アート部分を鍛える行程である。
すぐに答えを求めたがる現代人に警鐘を鳴らすと同時に、その他大勢から抜け出すためのコツを教えてくれます。
10 神様のエレベーターテスト
あなたがエレベーターに乗っていたとします。
そこにたまたま上司が乗り込んできます。
「あの件は今どのくらいの進捗状況で、これからどうするのか。」と聞かれ、スラスラと答えられれば、あなたがその件についてどれだけ理解していて、どこまで誠実に向き合っているかがわかります。
あなたの頑張りや姿勢は上司にも伝わるでしょう。
「えーっと、、そうですね、、、」とたどたどしいようでは、その程度とみなされます。
エレベーターの時間などせいぜい30秒程度。
そしていつ上司が現れるかもわからない。
神様も、いつ現れるのかわからない。
いつか、あなたが何気なく乗ったエレベーターに、神様が現れます。
「あなたが今努力していることは何か。叶えたい夢は何か。」
咄嗟に、30秒で答えられるでしょうか。
それも、実のあることを、迷いなくはっきりと。
それとも、吃って時間がすぎてしまうのか。
それが、人生を真剣に生きているのか、自分とどれだけ向き合っているか、ということなのだそうです。
この本を読んで、「私」から離れて考えるという習慣が身につきました。
読み終えると、この本の構造そのものが、この本で話す地頭力に基づいて書かれていることがわかるようになると思います。
・思考力×知識の量=検討結果
・意味を深く考えながら、問いを読む
・少し回り道をして、思考を広げてみる
仕事量に追われて、答えをすぐに求めがちな近頃。もっと自分で考える力を高めたいと思います。
すんなり入れるフェルミ推定の入門書。
今年10月に転職し、渋谷にあるITベンチャーを1年半ほどで辞めて、日経のコンサルティング会社へ入社したのですが、転職の際に読んだ本の1つがこちら。
結論から言うと、転職には全く役に立たなかったのですが、いくつか読んだり、目にしたことのあるフェルミ推定の入門書と比べると、かなり読みやすい部類に入るのでご紹介。
タイトルは『地頭力を鍛える』なのですが、
1,地頭力は大切
2,地頭力を鍛えるにはフェルミ推定
3,フェルミ推定をやってみよう
4,フェルミ推定の演習問題
というった流れで構成されています。
ちなみに、1・2については内容の4割にも満たないため、半分以上、フェルミ推定の話となっていますので、ご注意ください。
なんで、地頭力・フェルミ推定がこれからの社会で必要なのかについてもある程度ページ数を割いて説得力を持って書かれています。
ちなみに、面接では全くフェルミ推定を問われることがなかったのですが、フェルミ推定的な考え方が必要な場面が研修中であっても何度も訪れたので、コンサルとして身につけないといけないスキルだと痛感しながら読み返しています。
【引用】
「地頭力」固有の要素が、「結論から考える」仮説思考力、「全体から考える」フレームワーク思考力、「単純に考える」抽象化思考力の三つ
世の経営者やトップマネジメントと呼ばれる人たちは地頭力が高い人が多く、思考回路が「結論から」「全体から」「単純に」考えるようにできていることが多い。
「近頃の若い社員は……」「最近の学生は……」が口癖の人は二つの点で要注意である。一点目は「他者の過度の一般化」、二点目は「自己の特殊化」(「自分の世代だけはもっとまともだった……」)である。ある意味で思考停止の一例といえるだろう。
【入手きっかけ】
転職活動の際にフェルミ推定の勉強をしておくと良いと紹介されたため購入
とても面白かったです。
主に、知識力、対人力、地頭力の3つに大別するコトができる。今までは、知識と対人で乗り切れたが、これからは自分の頭で考えて判断していく力こそ必要。
フェルミ推定で地頭力を見抜くコトができる。例)日本に電柱は何本あるか?
<プロセス>
アプローチ設定→モデル分解→計算実行→現実性検証
<要素>
仮設思考力、フレーム思考力、抽象化思考力、知的好奇心、常識的知識
<ポイント>
ベクトルを反転させる
目的を起点に今を捉えていく。人生であれば、自分の葬儀から逆算していって考えてみる。
仮設思考力>
前提を設定し、結論に当たりをつけて
修正しながら進める
フレーム思考力>
客観的な視点ともれなくダブりないフレームを活用して整理しながら進める
抽象化思考力>
要は何だと、具体と抽象を行き来しながら論理を立てる、さらにモデル化したり、枝葉の切り捨て、類推する
フェルミ推定について、わかりやすく、
また実践的な思考トレーニングの方法も書かれていて、もっと早く知りたかった本です。