医療関係者や医療行政に携わる人々にぜひ読んでいただきたい一冊だ。
「社会的入院」をなくすためということで政府は療養病床削減、在宅ケア強化の政策をとってきた。現実には、これが新たな介護難民を生み出すと社会問題化している。著者の分析によると、社会的入院患者は療養病床よりも一般病床に多数存在する。在宅も簡単ではない。この著作の中で、社会的入院の現状、生まれる仕組み、その理由を、現場の実情をもとに分析しており、納得のいく内容になっている。
病院は病気を治す場所であるという当たり前のことが日本では当たり前ではない。下手をすると、病院は病人を生み出す場所になっている。そうれではどうしたらいいか。施設体系の再編、入退院の適正化など、筆者の提言は建設的で説得力がある。
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「社会的入院」の研究―高齢者医療最大の病理にいかに対処すべきか 単行本 – 2009/3/1
印南 一路
(著)
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後期高齢者医療の問題が騒がれるなか、社会的入院とは「新しい」問題として認知されつつある。「年間1兆5000億円」、その実態把握および本質的な問題の所在を明らかにする書。
【目次】
第I部 社会的入院とは何か
第1章 社会的入院=本当は不適切な入退院
第2章 社会的入院はイエローゾーン医療の一つ
第3章 社会的入院の何が問題なのか
第II部 社会的入院の実態
序論
第4章 長期入院の実態
第5章 伝統的な社会的入院の実態
第6章 社会的入院の新展開
第III部 社会的入院の発生原因をひも解く
序論
第7章 先行研究が指摘する当事者要因
第8章 当事者要因への対策とその評価
第9章 在宅介護忌避を誘導する不均衡問題(需要サイドの要因)
第10章 病床過剰によるマンパワー分散がもたらす低密度医療問題(供給サイドの要因)
第IV部 良質な高齢者医療&ケアを実現する政策
序論
第11章 施設体系を再編し、高密度医療&ケアを実現する
第12章 在宅医療・介護を促進し、医療&ケアの質を確保する
第13章 保険者機能を強化し、入退院の適正化を行う
終章 国民が自ら考え判断する
【目次】
第I部 社会的入院とは何か
第1章 社会的入院=本当は不適切な入退院
第2章 社会的入院はイエローゾーン医療の一つ
第3章 社会的入院の何が問題なのか
第II部 社会的入院の実態
序論
第4章 長期入院の実態
第5章 伝統的な社会的入院の実態
第6章 社会的入院の新展開
第III部 社会的入院の発生原因をひも解く
序論
第7章 先行研究が指摘する当事者要因
第8章 当事者要因への対策とその評価
第9章 在宅介護忌避を誘導する不均衡問題(需要サイドの要因)
第10章 病床過剰によるマンパワー分散がもたらす低密度医療問題(供給サイドの要因)
第IV部 良質な高齢者医療&ケアを実現する政策
序論
第11章 施設体系を再編し、高密度医療&ケアを実現する
第12章 在宅医療・介護を促進し、医療&ケアの質を確保する
第13章 保険者機能を強化し、入退院の適正化を行う
終章 国民が自ら考え判断する
- ISBN-104492701249
- ISBN-13978-4492701249
- 出版社東洋経済新報社
- 発売日2009/3/1
- 言語日本語
- 本の長さ404ページ
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登録情報
- 出版社 : 東洋経済新報社 (2009/3/1)
- 発売日 : 2009/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 404ページ
- ISBN-10 : 4492701249
- ISBN-13 : 978-4492701249
- Amazon 売れ筋ランキング: - 378,587位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 70位経済事情(一般)関連書籍
- - 222位高齢化社会
- - 698位伝統医学・東洋医学 (本)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年5月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2009年4月15日に日本でレビュー済み
日本の医療の問題点である「社会的入院」を分析し理路整然と解決策をも導いています。
・医療の密度をあげること
・医療・介護の仕組みを単純化すること
医療現場で働いているものの実感として著者の提案の一部ですが非常に理にかなっていると思います。
重要なメッセージをたくさん含んでいますし、多くの方に読んでいただきたい内容ですが
残念なことに「国民の側」にはそれほどの問題意識もなく難しいでしょうね。
この本のタイトルや内容に多くの日本国民はさして関心がない、というところが
この国の抱えるもっとも大きな病理かもしれません。
・医療の密度をあげること
・医療・介護の仕組みを単純化すること
医療現場で働いているものの実感として著者の提案の一部ですが非常に理にかなっていると思います。
重要なメッセージをたくさん含んでいますし、多くの方に読んでいただきたい内容ですが
残念なことに「国民の側」にはそれほどの問題意識もなく難しいでしょうね。
この本のタイトルや内容に多くの日本国民はさして関心がない、というところが
この国の抱えるもっとも大きな病理かもしれません。