タイトル通り四季報の会計欄の読み方に重点を置いた本です。
ですから会計欄以外の数字の読み方は他の四季報関連の本を買う必要があります。
かなりわかりやすくは書かれているとは思うのですが、
自分の場合は一日20ページずつぐらいのペースでやっと読めました。
全く四季報関連の手引書を読んだことがない人とか、全くの株初心者にはお勧めしません。
まず、他の四季報関連の本を読んで、
株の分類とか、仕手株になりやすい株の特徴等を覚えた方が即活用できますし、
他の株本を読むときの下地の知識になり、手助けとなります。
その後、この本に進んだほうが良いでしょう。
全くの初心者がすぐに活用できるのは第6章以降だと思われます。
内容自体は良くできていて、
例で出されている四季報の抜粋も文章の理解に非常に役立ちました。
株を通じて財務諸表に触れると、ややこしいことでも結構、頭に入りやすいと感じました。
こういったことは、株の勉強をしている人だけの特権だと思います。
会計基準の変遷にあわせて、ずっと改訂していって欲しい本です。
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「会社四季報」がもっとわかる株で儲けるための「会社の数字」の: 株式投資家のための会計知識 単行本 – 2006/7/1
井口 秀昭
(著)
株の中長期投資で成功するには、将来有望な投資先をうまく選ぶことがポイントです。全上場企業を掲載している『会社四季報』はその最大の情報源ですが、簡単な会計の知識があれば、これをよく深く読みこなすことができます。本書では会社の決算・財務の数字の見方を解説するとともに、それらの数字が「どうであれば投資に値するのか」という観点からの解説も加えています。
- 本の長さ193ページ
- 言語日本語
- 出版社東洋経済新報社
- 発売日2006/7/1
- ISBN-104492732209
- ISBN-13978-4492732205
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登録情報
- 出版社 : 東洋経済新報社 (2006/7/1)
- 発売日 : 2006/7/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 193ページ
- ISBN-10 : 4492732209
- ISBN-13 : 978-4492732205
- Amazon 売れ筋ランキング: - 863,746位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,929位株式投資・投資信託
- - 80,075位ビジネス・経済 (本)
- カスタマーレビュー:
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2008年10月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何やらハウツー本的なキャッチーな副題が付けられていますが、非常に内容のしっかりした本であります。
会計関係の本が近年ブームのようにたくさん出てきた中で、この作者の文章が最も正確で簡明、
・理論的(⇔投資家や実務家が、自分の経験から割り出した「解りやすさ」「勘所」を解説している、やや我流に傾いた解説書も数々あります)
・かつ簡明で実践的(⇔一方会計理論の奥深さを伝えるのを主眼としていて?、後から後から細かい話が出て来て面白いもののさあそれで実際どこらへんの見当で斬ってどうしたらいいちゅー話やねん的解説書もあまたあります)
な良質なモノの一つ、その中でもこの本では四季報の記事から実例が比較して取り上げられていて、手にとってみて読み易く解り易く、新たに知識を得るにもまたごっちゃになった知識の整理にもよい益の多い基本書といえるものであろうかと思います。
『会社四季報』がもっとわかる 株で儲けるための「会社の数字」の読み方―株式投資家のための会計知識
会計関係の本が近年ブームのようにたくさん出てきた中で、この作者の文章が最も正確で簡明、
・理論的(⇔投資家や実務家が、自分の経験から割り出した「解りやすさ」「勘所」を解説している、やや我流に傾いた解説書も数々あります)
・かつ簡明で実践的(⇔一方会計理論の奥深さを伝えるのを主眼としていて?、後から後から細かい話が出て来て面白いもののさあそれで実際どこらへんの見当で斬ってどうしたらいいちゅー話やねん的解説書もあまたあります)
な良質なモノの一つ、その中でもこの本では四季報の記事から実例が比較して取り上げられていて、手にとってみて読み易く解り易く、新たに知識を得るにもまたごっちゃになった知識の整理にもよい益の多い基本書といえるものであろうかと思います。
『会社四季報』がもっとわかる 株で儲けるための「会社の数字」の読み方―株式投資家のための会計知識
2007年3月23日に日本でレビュー済み
「四季報解説本」といえば、四季報の編集部が出版しているものがあります。
しかし、一番重要な財務的な分析に関する記載が少なく、表面的な解説に留まっています。
この点本書は、公認会計士が著者であることから、非常に充実した記載となっています。
欲をいえば、ファイナンス的な分析(例えば、簡易な企業価値評価方法)も記載いただくと、より充実したものとなるのではないでしょう。
個人投資家のみならず、証券会社の新人にもお薦めできます。
是非、会計基準の新設・改正に合わせて改訂して欲しいものです。
しかし、一番重要な財務的な分析に関する記載が少なく、表面的な解説に留まっています。
この点本書は、公認会計士が著者であることから、非常に充実した記載となっています。
欲をいえば、ファイナンス的な分析(例えば、簡易な企業価値評価方法)も記載いただくと、より充実したものとなるのではないでしょう。
個人投資家のみならず、証券会社の新人にもお薦めできます。
是非、会計基準の新設・改正に合わせて改訂して欲しいものです。
2008年5月20日に日本でレビュー済み
200ページに、四季報を読むに当たっての一通りのポイントが凝縮されていました。
何度か読んで、すべてのポイントを頭に入れて四季報に当たると本当によく読める自分に
気づいて大変楽しくなりました。
時価評価会計の説明のところだけ、若干判り難かったので、もう少し噛み砕いた
他の本を併せて読んで、再び読み直したらよく理解できました。
本の書き方が悪かったのはなく、自分の理解が足りないことからついていけていなかったようです。
必要なことは数ページに中にすべて網羅していることに気づきました。
数行に必要なことが簡潔に書かれているということだと思います。
何度か読んで、すべてのポイントを頭に入れて四季報に当たると本当によく読める自分に
気づいて大変楽しくなりました。
時価評価会計の説明のところだけ、若干判り難かったので、もう少し噛み砕いた
他の本を併せて読んで、再び読み直したらよく理解できました。
本の書き方が悪かったのはなく、自分の理解が足りないことからついていけていなかったようです。
必要なことは数ページに中にすべて網羅していることに気づきました。
数行に必要なことが簡潔に書かれているということだと思います。
2007年11月3日に日本でレビュー済み
知っているようで理解が不正確な会計上の知識について、四季報の具体例を示しながらやさしい文章で解説した内容となっており、わかりやすく有益。
2007年1月27日に日本でレビュー済み
投資にあたっては、その企業の財務諸表に目を通すこともあるでしょう。・・というか、目を通すべきです。しかし、それらは数字の羅列ですので、その数字の意味するところを理解することができなければ財務諸表分析はできません。そこで、この本が役に立つと思います。
四季報掲載の実例を挙げながらの解説ですので、表のどこに注意すべきか、とか、数字の変化はどのように理解すべきか、とかいうような点がコンパクトにまとめられています。また、「四季報がもっとわかる」とのタイトルですが、EDINET等で得られる財務諸表に関する理解の助けにもなるでしょう。
しかも、最近の法改正も反映されていますので、株式投資の初心者は是非買うべきです。丁寧に読むことが出来れば、他の本は必要ないと思えるほどです。
井口秀昭氏は経済関係の雑誌記事などでも活躍されています。で、その説明はとても分かりやすいです。取り上げるトピックスもタイムリーですので興味深く読んでいます。制度改正ごとに再販されることを期待したいです。
四季報掲載の実例を挙げながらの解説ですので、表のどこに注意すべきか、とか、数字の変化はどのように理解すべきか、とかいうような点がコンパクトにまとめられています。また、「四季報がもっとわかる」とのタイトルですが、EDINET等で得られる財務諸表に関する理解の助けにもなるでしょう。
しかも、最近の法改正も反映されていますので、株式投資の初心者は是非買うべきです。丁寧に読むことが出来れば、他の本は必要ないと思えるほどです。
井口秀昭氏は経済関係の雑誌記事などでも活躍されています。で、その説明はとても分かりやすいです。取り上げるトピックスもタイムリーですので興味深く読んでいます。制度改正ごとに再販されることを期待したいです。
2006年8月6日に日本でレビュー済み
会計的観点からのまとめで、参考になった。会社四季報には色々なデータが提供されているが、いまいち読みこなせなかった。さまざまな分析指標などは世の中にはあふれているが、基本的には会計が基本であり、その基本をおさえた分り易い書き方は参考になった。
2006年8月19日に日本でレビュー済み
四季報を読むに当たって、これまでは何の疑問も感じなかったが、本書を読んで自分がいかに分かってなかったという事が分かった。B/SとP/Lの関係など大変わかり易く説明されており、投資家が決算書などを理解するための必読書でもあると思います。