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メタル・ストラテジー 単行本 – 2009/5/22

5.0 5つ星のうち5.0 1個の評価

「はしがき」より
世界の金融システムのほころびと巨大マネーの動向によって資源価格が大きく影響を受け、世界経済の減速による需要減退はあるものの、膨大になった実需、資源の枯渇傾向そして、厳しくなる一方の資源開発にともなう諸々の制約条件がなくなったわけではなく、「メタル・ウォーズ」は沈静化するとは思えない状態である。資源メジャーたちも中国など新興国もこのような見解をとっている。
確かに、資源メジャーの首脳たちは、金融危機が健在化するまで、アメリカ経済が減速しても新興国がクッションとなって、世界経済とはカップリング(連動)せず、デカップリング(非連動)するのでメタル資源需要は落ちないと強気一点張りであったので、ショックは予想以上であろうが、資源メジャーや中国企業が資源囲い込みの手を休めるとは思えない。
世界のメタル資源開発をめぐる制約条件と不安定要因の実態を考えると、「モノづくり立国」「技術立国」を標榜するわが国としては、これからも続く「メタル・ウォーズ」という挑戦に対してどのように応戦するかという中・長期的な国家戦略が必要であることに変わりはない。
逆に、この金融危機と世界同時不況こそ、資源弱者日本にとってチャンス到来しばしの猶予を与えられたのだと考えて、戦略を早急に立てて行動に移すべきではなかろうか。
このような観点から、本書を前著の続編と位置続けて、わが国の資源戦略について検討してみたい。それも、メジャーや中国の向こうをはって同じようなことをやるということではなく、産業構造の変革、モノづくりのパラダイムの転換にも踏み込んだ総合的な戦略を考えてみたい。
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商品の説明

著者について

谷口正次(たにぐち まさつぐ)
1938年東京都生まれ。1960年、九州工業大学鉱山工学科卒業。同年、小野田セメント(株)入社。1987年、資源事業部長に就任、各種鉱物資源関係事業を手がける。93年、常務取締役に就任、環境事業部を立ち上げる。96年、(株)秩父小野田専務取締役、98年、太平洋セメント(株)専務取締役(研究開発・資源事業・環境事業管掌)。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 東洋経済新報社 (2009/5/22)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2009/5/22
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 232ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4492761802
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4492761809
  • カスタマーレビュー:
    5.0 5つ星のうち5.0 1個の評価

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谷口 正次
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上位レビュー、対象国: 日本

2009年5月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
リーマンショックより半年以上前、日本でメディアがメタルパニックなる直前に書かれた メタル・ウォーズ から1年が経過し、日本ではメタルの話題は一件落着してしまったかのように不気味な静けさだ。
しかし、BBCやNYTなどの欧米メディアは中国の資源確保の動向について連日のように報道し、中国に振り回されつつある状況を伝えている。
本書では、メタルパニックを超え、ストラテジーを説く本として、著者の歴史観のもとに現状を照らし合わせることで日本が生き残る道を考えさせられる。
恐竜(オールドエコノミー)と巨龍(中国)が激しくぶつかり合うなかで、『漕ぐ手を休めてしまった舟』の例えが「考える事を止めてしまっている日本」と当てはまらないことを願いたい。
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