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ティ-ガ-戦車隊: 第502重戦車大隊オット-・カリウス回顧録 (上巻) 単行本 – 1995/3/1
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- 本の長さ243ページ
- 言語日本語
- 出版社大日本絵画
- 発売日1995/3/1
- ISBN-104499226457
- ISBN-13978-4499226455
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商品の説明
出版社からのコメント
西ドイツ軍機甲部隊の教育用資料 本書は、当初、戦後、西ドイツ軍機甲部隊の教育用資料として作成されましたが、その後、内容を全面的に改定し、一般向けの戦記読み物として出版されました。著者オットー・カリウス中尉は、第二次大戦の開戦から終戦間際まで、第一線で戦車兵として活躍、かれの指揮したティーガー戦車が撃破した連合軍戦車は、150両以上に昇ると言われています。上巻では、かれの入営から、プラガ38(t)軽戦車での戦闘記録、ティーガー重戦車での訓練と実戦加入、そしてナルヴァ橋頭堡での粘り強い防御戦闘の様子や、ティーガー戦車車内での生活を克明に描写しています。
内容(「MARC」データベースより)
第502重戦車大隊のティーガー戦車兵として東部戦線でソ連軍を相手に戦ったオットー・カリウスの苦難と死闘の記録。ドイツ陸軍最若年の柏葉付騎士十字章受賞者でもある百戦錬磨の元戦車兵が記した戦場ドキュメント。
登録情報
- 出版社 : 大日本絵画 (1995/3/1)
- 発売日 : 1995/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 243ページ
- ISBN-10 : 4499226457
- ISBN-13 : 978-4499226455
- Amazon 売れ筋ランキング: - 49,738位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 13位ドイツ・オーストリア史
- - 55位その他戦争関連書籍
- - 109位ヨーロッパ史一般の本
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年5月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
怒涛の如く押し寄せるソ連軍に敢然と立ち向かった若者達がいたことを忘れてはいけませんね。
2022年1月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
プレゼントに買いました。気に入ったらしいです。あまりこの手の本はないらしい
2005年9月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
旧ドイツ国防軍オットー・カリウス氏の戦記です。
本の内容については他の方のレビューにもあるのでここでは多くを語りません。
注意すべきは彼が日本の読者に向けたメッセージが綴られた序文です。
僅か1頁に過ぎませんが、戦後ドイツの取ってきた復員軍人への仕打ちへの憤りと日本人の戦後の態度を高く評価しています。
曰く、私達ドイツ軍人は1945年移行の日本の人たちの態度を賞賛した。また、今でも敬意を抱いている。
日本は国の名誉と国民の資産を奪うことを許さなかった。
日本の人たちはかつて国旗に誓い、国の為に命を賭けた人たちに対して、当時も今も感謝している。
残念ながら、彼の言葉は昨今の反日国家群の干渉により教科書や靖国参拝で迷走を続ける日本には過大評価であり、日本人としては恥じ入るばかりです。
戦争の実情を理解できると思われる戦記ですが、戦争の実情を知るには勝利に浮かれる連合国側ではなく、敗北した枢軸側の方を読むことをお勧めします。
本書を読むことで、困難な状況でも冷静さを失わず、最後まで諦めなかった稀有な人物の行動を辿ることが出来ます。
人生の指南ともなるのではないでしょうか?
最後に彼が日本人に向けたメッセージを記します。
過去を否定する人たちに輝ける未来はない。
私たちは、私たち人類が未来永劫、平和な世界で自由に生き続けられるよう、共に願おうではないか!
本の内容については他の方のレビューにもあるのでここでは多くを語りません。
注意すべきは彼が日本の読者に向けたメッセージが綴られた序文です。
僅か1頁に過ぎませんが、戦後ドイツの取ってきた復員軍人への仕打ちへの憤りと日本人の戦後の態度を高く評価しています。
曰く、私達ドイツ軍人は1945年移行の日本の人たちの態度を賞賛した。また、今でも敬意を抱いている。
日本は国の名誉と国民の資産を奪うことを許さなかった。
日本の人たちはかつて国旗に誓い、国の為に命を賭けた人たちに対して、当時も今も感謝している。
残念ながら、彼の言葉は昨今の反日国家群の干渉により教科書や靖国参拝で迷走を続ける日本には過大評価であり、日本人としては恥じ入るばかりです。
戦争の実情を理解できると思われる戦記ですが、戦争の実情を知るには勝利に浮かれる連合国側ではなく、敗北した枢軸側の方を読むことをお勧めします。
本書を読むことで、困難な状況でも冷静さを失わず、最後まで諦めなかった稀有な人物の行動を辿ることが出来ます。
人生の指南ともなるのではないでしょうか?
最後に彼が日本人に向けたメッセージを記します。
過去を否定する人たちに輝ける未来はない。
私たちは、私たち人類が未来永劫、平和な世界で自由に生き続けられるよう、共に願おうではないか!
2006年9月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
重装甲56tの車体、88mm主砲。いかつく美しいVI号戦車はとても魅力的です。しかし、戦車が強いのではありません。それを操る者が、全身全霊で仕事に打ち込んだ結果、“虎”の強さが歴史に残った。
本書は素敵に感動的な本です。当時21歳の戦車長だった著者が回顧する“虎”の戦い。宮崎駿が激賞するのも納得。著者の戦いぶり=仕事ぶりは、すべての働く人間の共感を呼ぶはずです。重い虎が動ける道はどこか。しぶといイワンどもはどこから攻めてくるか。味方の配置は。補給は。戦車のコンディションは。いろんな要素に注意深く気を配り、緻密かつ大胆に、著者たちは仕事を完遂したのです。
本書には、現代の私たちの心をも打つ言葉が記されています。「誰が『政府』と『祖国』を同一視できるだろうか」「重要なことは、誰もが自分の仕事を可能な限り最良の方法で行うことなのである」「勇敢さに必要な条件は恐怖なのだ」…。ここにあるのは、歴史やイデオロギーを超えた、仕事に打ち込む人間のすぐれた哲学です。その本質は1944年のヨーロッパだろうが21世紀の日本だろうが変わらない。普遍的な価値がある。
本書は戦史の中でも専門書に属するのかと思い、長い間手を出さずにいました。戦車のことあんまり知らないし。でも、それは杞憂だった。叙述は丁寧だし、文体はごつごつしてるけど率直で飾りがなくて読みやすい。宮崎駿『泥まみれの虎』というすぐれた解説書もあります。戦車戦にあまり興味がない人でも、本書は読む価値があります。誰の人生にも関係がある事柄……地道な努力、同僚への信頼、困難への挑戦…について述べた本だから。
仕事に疲れたとき、私はこの本を開きます。カリウス中尉の仕事ぶりに触れると、もうちょっとがんばろう、と思えるから。本当に素敵な本です。
本書は素敵に感動的な本です。当時21歳の戦車長だった著者が回顧する“虎”の戦い。宮崎駿が激賞するのも納得。著者の戦いぶり=仕事ぶりは、すべての働く人間の共感を呼ぶはずです。重い虎が動ける道はどこか。しぶといイワンどもはどこから攻めてくるか。味方の配置は。補給は。戦車のコンディションは。いろんな要素に注意深く気を配り、緻密かつ大胆に、著者たちは仕事を完遂したのです。
本書には、現代の私たちの心をも打つ言葉が記されています。「誰が『政府』と『祖国』を同一視できるだろうか」「重要なことは、誰もが自分の仕事を可能な限り最良の方法で行うことなのである」「勇敢さに必要な条件は恐怖なのだ」…。ここにあるのは、歴史やイデオロギーを超えた、仕事に打ち込む人間のすぐれた哲学です。その本質は1944年のヨーロッパだろうが21世紀の日本だろうが変わらない。普遍的な価値がある。
本書は戦史の中でも専門書に属するのかと思い、長い間手を出さずにいました。戦車のことあんまり知らないし。でも、それは杞憂だった。叙述は丁寧だし、文体はごつごつしてるけど率直で飾りがなくて読みやすい。宮崎駿『泥まみれの虎』というすぐれた解説書もあります。戦車戦にあまり興味がない人でも、本書は読む価値があります。誰の人生にも関係がある事柄……地道な努力、同僚への信頼、困難への挑戦…について述べた本だから。
仕事に疲れたとき、私はこの本を開きます。カリウス中尉の仕事ぶりに触れると、もうちょっとがんばろう、と思えるから。本当に素敵な本です。
2013年4月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
敗戦国ドイツのエース、オットー・カリウスの回顧録です。日本も敗戦国だから、教育現場では、「日本人はだからダメなんだ」的なコメントが多かったように思うが、戦争って、それを決断するのは偉い方の人なんだけど、実際に戦う人たちは、そんな人たちとは関係のない人たちなんだよね。戦争が好きとか嫌いとか、その戦いに賛成している反対しているとか関係なしに。そこで、一生懸命戦った人たちの評価って、敗戦が決まると低く、下げずまれてしまうけど、そうではなくて、勝ち負けに関係なく「よく自分たちの国家のために戦った」と評価すべきではないのかな。戦争は、偉い人たちの思想の対決の場を武力を使って一般人に振り分けるもので、よろしくないものだけれど、そうなってしまったときに、どう動くべきかとかは、戦後になってみないとわからないことの方が多いよね。
2013年1月16日に日本でレビュー済み
第二次大戦下のドイツ国防軍独立重戦車大隊のティーガー戦車において敵車両150輌以上を撃破し、柏葉付き騎士十字章を受章したオットー・カリウス氏本人の回顧録。
上巻は1941年6月のバルバロッサ作戦発動から1944年5月のエストニア・ナルヴァの戦いのシュトラハヴィッツ作戦終了までが書かれている。
補充歩兵大隊配属から彼の軍歴が始まり38(t)戦車の装填手として独ソ戦に参加。
快進撃の最中の負傷による入院生活と第502重戦車大隊配属までの経緯、ティーガー戦車との出会いからPK(宣伝中隊)との一悶着など
オットー・カリウス個人の視点で戦車戦以外の体験・経歴が事細かに書かれており当時の情勢を感じ取れる内容になっている。
本書は東部戦線で行軍中の機甲部隊の写真や第2中隊の戦闘報告書、技術査察官によるVI号戦車ティーガーの技術報告書等、
日本語版の付録が豊富に記載されており贅沢かつ資料価値のある本に仕上がっている。
上巻は1941年6月のバルバロッサ作戦発動から1944年5月のエストニア・ナルヴァの戦いのシュトラハヴィッツ作戦終了までが書かれている。
補充歩兵大隊配属から彼の軍歴が始まり38(t)戦車の装填手として独ソ戦に参加。
快進撃の最中の負傷による入院生活と第502重戦車大隊配属までの経緯、ティーガー戦車との出会いからPK(宣伝中隊)との一悶着など
オットー・カリウス個人の視点で戦車戦以外の体験・経歴が事細かに書かれており当時の情勢を感じ取れる内容になっている。
本書は東部戦線で行軍中の機甲部隊の写真や第2中隊の戦闘報告書、技術査察官によるVI号戦車ティーガーの技術報告書等、
日本語版の付録が豊富に記載されており贅沢かつ資料価値のある本に仕上がっている。
2017年1月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
手に汗握るとか、勇ましい様は皆無。平易に読みやすい。ただ地図がもっとあればよかったなと思います。
グーグルマップでも出てこない地名があるのでどこなのか分かりませんでした。
もうちょっと、戦車の中の人たちの働きについて書いてあったらもっともっと良かったと思います。
最後に、意外と脱出して助かるものなんだなぁと。
グーグルマップでも出てこない地名があるのでどこなのか分かりませんでした。
もうちょっと、戦車の中の人たちの働きについて書いてあったらもっともっと良かったと思います。
最後に、意外と脱出して助かるものなんだなぁと。
2011年1月10日に日本でレビュー済み
強いショックを受けたのは,序文でオットー・カリウス氏が「日本では,国にのために戦った将兵に対し当時も今も感謝を忘れていない.然るにドイツでは復員軍人は国会議員達が前大戦の軍人は犯罪者や殺人者と同じだと語るように恥辱的な扱いを受けてきた」という主旨の言葉を述べていることである.経験者の語る重みのある言葉に自分の歴史認識がひっくり返された思いで,額が熱くなった.
敗戦国の旧軍人が戦後の扱いに恥辱を感じてきたのは日本もドイツも同じ,「国のためと信じて戦って倒れた戦友達や生き残った自分たちの名誉を汚させはしない」この思いも同じだろう.身を賭して戦ったカリウスの言葉に,書物や肉親を通じてしか戦争を知らない自分は「分を弁えよ」と制裁を加えられた思いがする.
ドイツの下級将校であった彼はドイツ国防軍の戦いとドイツ第三帝国の断末魔を語る.装甲の薄い38t戦車を貫通されて歯を失ったこと,視界の悪さ故,自車にひき殺されてしまった戦車長,「下腹部」を打ち抜かれた暴れ者の兵士,そしてサイドカーで移動中に襲われソ連兵にとどめの一発を撃たれながら奇跡的に生き延び,柏葉剣付き騎士鉄十字章授与時の軍幹部達との会食・会話,新兵器の数々,そしてアメリカ側に自軍位置の情報をあたりまえに漏らす自国ドイツの民間人・・・著者の生々しい経験が戦争のリアリティーを伝える・
自身が参加した作戦とその経過,結果が淡々と綴られているのが主な内容で,それは戦車戦の教科書としてそのまま使えるくらいよくまとまっている.一方ところどころにほとばしる,愛国・戦友との友情・そして戦後裏切られた思いが,この本に血を通わせている. 日本語訳が読みにくく意味がよく解らない部分がところどころあるのが惜しいです.次訂版では修正を期待します. とはいえ,名著には間違いありません.
敗戦国の旧軍人が戦後の扱いに恥辱を感じてきたのは日本もドイツも同じ,「国のためと信じて戦って倒れた戦友達や生き残った自分たちの名誉を汚させはしない」この思いも同じだろう.身を賭して戦ったカリウスの言葉に,書物や肉親を通じてしか戦争を知らない自分は「分を弁えよ」と制裁を加えられた思いがする.
ドイツの下級将校であった彼はドイツ国防軍の戦いとドイツ第三帝国の断末魔を語る.装甲の薄い38t戦車を貫通されて歯を失ったこと,視界の悪さ故,自車にひき殺されてしまった戦車長,「下腹部」を打ち抜かれた暴れ者の兵士,そしてサイドカーで移動中に襲われソ連兵にとどめの一発を撃たれながら奇跡的に生き延び,柏葉剣付き騎士鉄十字章授与時の軍幹部達との会食・会話,新兵器の数々,そしてアメリカ側に自軍位置の情報をあたりまえに漏らす自国ドイツの民間人・・・著者の生々しい経験が戦争のリアリティーを伝える・
自身が参加した作戦とその経過,結果が淡々と綴られているのが主な内容で,それは戦車戦の教科書としてそのまま使えるくらいよくまとまっている.一方ところどころにほとばしる,愛国・戦友との友情・そして戦後裏切られた思いが,この本に血を通わせている. 日本語訳が読みにくく意味がよく解らない部分がところどころあるのが惜しいです.次訂版では修正を期待します. とはいえ,名著には間違いありません.