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技術マーケティング戦略 単行本 – 2016/9/22
日本には現在なお製造業の各方面で、強い技術とそれを生み出す研究者、技術者、
そして技能者が多く存在しています。しかしながら、「失われた20年」などと言われるように
ここ20年以上、日本の製造業は苦しんできました。
その本質的な原因の1つは、日本の製造業のマーケティング力の弱さではないでしょうか。
製品・サービスのマーケティング力ではなく、技術のマーケティング力の弱さです。
技術のマーケティング力を強化し、継続したビジネス成果に結びつける発想、方法が必要であるという考えのもと、、
本書はできました。
多くの技術者は目の前の製品・サービスを作り出すことに注力させられ、
強い顧客提供価値やエコシステム・ビジネスモデルの創造とはほど遠い状況にある
企業が多いのでははないでしょうか。
本書が、技術をマーケティング戦略の中心に据えた、
中長期の戦略企画構想の実践手法を考えるきっかけになれば幸いです。
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社中央経済社
- 発売日2016/9/22
- ISBN-104502199214
- ISBN-13978-4502199219
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商品の説明
著者について
株式会社ニューチャーネットワークス代表取締役。
株式会社ニューチャーアジア代表取締役(2010年度より)を兼務。2010年より上智大学経済学部非常勤講師。2010年より上智大学経済学部非常勤講師。ハイテク産業からコンシューマービジネス、官公庁までをコンサルティングする戦略コンサルタント。主に、大企業や組織のリーダーを対象に、未来を構想し創造するための“成長戦略"の企画構想とその実行支援を行っている。
役員や経営幹部だけを対象にするのではなく、グローバルリーダーシップ研修や現場起点の経営改革手法「ブレークスループロジェクト」など、従来の経営コンサルタントにはない発想で挑戦し続けている。
登録情報
- 出版社 : 中央経済社 (2016/9/22)
- 発売日 : 2016/9/22
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 256ページ
- ISBN-10 : 4502199214
- ISBN-13 : 978-4502199219
- Amazon 売れ筋ランキング: - 127,061位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,294位マーケティング・セールス (本)
- カスタマーレビュー:
著者について

ハイテク産業からコンシューマービジネス、官公庁までをコンサルティングする戦略コンサルタント。株式会社ニューチャーネットワークス代表。
主に、大企業や組織のリーダーを対象に、未来を構想し創造するための“成長戦略”の企画構想とその実行支援を行っている。
役員や経営幹部だけを対象にするのではなく、グローバルリーダーシップ研修や現場起点の経営改革手法「ブレークスループロジェクト」など、従来の経営コンサルタントにはない発想で挑戦し続ける。
1996年に経営コンサルティング会社“ニューチャーネットワークス”を設立し、代表取締役を務める。2010年より上智大学非常勤講師(経済学部:コンセプトメイク、全学共通:グローバルベンチャー、理工学部:ものづくり講座)。2016年より「ヘルスケアAIoTコンソーシアム」理事。
主な訳書、著書に「顧客経験価値を創造する商品開発入門」(著、中央経済社、2023年6月)「デジタル異業種連携戦略」 (著、中央経済社、2019年) 「技術マーケティング戦略」(著、中央経済社、2016年)「勝ち抜く戦略実践のための競合分析手法」 (著、中央経済社、2015年)「90日で絶対目標達成するリーダーになる方法」(著、 SBクリエイティブ、2014年) 「GE式ワークアウト」(デーブ・ウルリヒ他著、共訳、日経BP、2003年) 「ネットワークアライアンス戦略」(共著、日経BP、2011年) 「事業戦略計画のつくりかた」(著、PHP研究所、2006年 )、「図解でわかる・技術マーケティング」(共著、JMAM、2005年)、「研究開発テーマの評価と中止/撤退判断の仕方」 (共著、技術情報協会編、2021年)、「共同研究開発の進め方、契約のポイント」(共著、技術情報協会編、2020年)などがある。日本能率協会「JMA MANAGEMENT Vol.8 No.5」に『「デジタル異業種連携」を成功させるために』寄稿。技術情報協会「月刊 研究開発リーダー」など寄稿多数。
日経BP社プレミアムサイトに5年間、日経産業新聞WEB「企業マネジメント最新トレンド」へコラム執筆。弊社コラムサイト「グローバル・エイジ」にてコラム執筆多数。https://nuture.co.jp/category/globalage
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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ら顧客価値を提供するためのアプローチは様々な日本企業が挑戦しているものの、企業構造やスピードの問題も含め
異業種と共創によるエコシステムの構築がなかなかできていない現状がある。
技術から顧客価値を提供するための戦略立案を行う必要性があるが、それについて詳細に述べられた著書は少ない。
しかし、本書は技術マーケティングという領域を体系立ててまとめており、最終的に要素技術を使い製品やサービス
に落とし込みビジネスモデルを構築するための手法を網羅している。この一冊で十分な内容と言える。
現状分析に関しては手法だけでなく視点も参考になる部分が多い。特に競合ベンチマーキング分析は、技術・製品や
サービス・バリューチェーン・エコシステム/ビジネスモデルの4つの階層で分析することにより、事業戦略シナリオ
をより質の高いものに仕上げる手段として非常に有効であると感じた。また、エコシステム・ビジネスモデル設計の
視点は現在の置かれている世の潮流において参考になる視点である。さらに、技術ブランド戦略、知的財産戦略など、
他の著書では書かれていない部分にも触れられているのが新しい。
企業規模を問わず自社技術をコアとして新たなビジネスモデルを構築しようとしている企業の企画部門や開発部門の
方にぜひお勧めしたい一冊である。
あるいは事例検討から成功(あるいは失敗)の本質を学ぼうとするものであり、
一方で新事業企画本の多くがHowToや時間・労務管理や精神論、組織論が
綴られる書籍が多い中、経営に資する技術開発・展開を前向きに取り組んで
いこうという人財が、理論から実践まで一気通貫に参考にできる書籍は、
これまでなかったと思う。
本書は鉄板的なフレームワークを随所にちりばめながら、技術マーケティングの
3要素である「顧客提供価値」「コア技術戦略」「市場イノベーション」の軸に
従い、如何にして競争優位な構造を構築するかをわかりやすく説明している。
さらに、社内説明資料にそのまま使えるようなテンプレートとなる図表も豊富
であることから、スライド作成の書式集としても有用と思われる。
最後に類書との最大の違いが、最終章で「人」の要素を取り上げていることだろう。
プロジェクトがうまくいくかいかないか、結局はそこに集約するだけに「実践」を
考えている人にはとても参考になる本だと思う。