グレーゾーン撤廃と利息制限法の厳格化で得をしたのは、弁護士と司法書士であった。
いわゆる「過払金特需」である。
サラ金が悪の限りを尽くして、しこたま貯めたお金を、さらにその上から法の名のもとに法曹マフィア（弁護士・司法書士）たちが収奪していく・・
恐るべき富のゼロサムゲームである。
サラ金は、受難の時代だ。
サラ金が延滞者を裁判に訴えるのは、何も「勝訴判決」という名の紙切れが欲しいからではない。
被告に裁判所に来てもらうことで、返済のための話し合いをつけたいからだ。
「せめて１万円でも払ってくれませんか」と、サラ金職員は被告に哀願するのだそうだ。
我が国の強制執行制度は使い勝手が悪く、手間と時間と費用対効果を考えれば、やるだけ損だ。
結局「借りたもの勝ち」になるのか？
それでは社会のモラルが廃るではないか！
債権回収のプロであるコワモテのお兄さんたちの存在意義がここにある。
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