動きの早い業界にあって1年半前に出版されたものでしたが、縁あって手に取り、
結果的には大変参考になりました。
特に、電子マネー/企業ポイント/仮想通貨の3区分を明確に定義した上で、
それぞれの特徴を、利用者、加盟店、事業者の観点で、コスト・便益を構造的に
整理してくれた第2章1-3節は、自分の頭の整理に大変役立ちました。
また、それぞれの現在の市場規模を推定した第2章4節も、目新しさに惑わされずに、
地に足の着いた判断をするための土台としても役立ちました。
Felica等の非接触ICカードの技術的背景について書かれている第6章も
大変わかりやすくて良かったです。
11名の著者で分担して書かれているため章によって文体のトーンが異なり、
読みづらかったり、スンナリ納得しかねる記述の章も散見されましたが、
個人の好みもあると思いますので、トータルでは良いと思います。
特に巻末に章単位で参考文献が記載されているのは背景を知る上でも
良いと思いました。
レビューが現時点で書かれていないので参考までに投稿しました。
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モバイルバリュー・ビジネス―電子マネー・企業ポイント・仮想通貨の見方・考え方 単行本 – 2008/9/26
NTTドコモモバイル社会研究所
(著),
杉浦宣彦・遊橋裕泰・宮脇啓透
(著)
「モバイルバリュー」という言葉は,簡単に言えば,電子マネー(Edy,,Suicaなど),企業ポイント(マイレージなど),仮想通貨(オンラインゲームの通貨など)を総まとめにした交換価値のことを表しています。この新しい交換価値は私たちの生活にとのような影響を及ぼすのでしょうか。急速に進歩を遂げ,すでに私たちの生活から切り離せない存在となったモバイルバリューについて,そのしくみと未来を経済・技術・法律・社会の観点から明らかにしています。
- 本の長さ223ページ
- 言語日本語
- 出版社中央経済社
- 発売日2008/9/26
- ISBN-104502662402
- ISBN-13978-4502662409
登録情報
- 出版社 : 中央経済社 (2008/9/26)
- 発売日 : 2008/9/26
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 223ページ
- ISBN-10 : 4502662402
- ISBN-13 : 978-4502662409
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