◆カーボンオフセットの流れ
企画→削減活動→排出の算定→排出権の調達→オフセット(埋め合わせ)の流れがある。
まずは、企画。排出しているGHGを、認識し「見える化」を推進する。削減対象、削減手法の検討し、排出量の算定方法、どのような方法で排出権をオフセットするのかを決定する。
次に、削減活動。可能な限り排出削減できるよう、削減活動を実施する。
そして、排出量の算定。どうしても削減できない排出量を算定する。
さらに、排出権の調達。算出した排出量と同量分のもしくは一部の排出権を調達する。
最後に、オフセット(埋め合わせ)。排出量の全部または一部をオフセットする。(排出権を無効化する手続きを行う)
オフセットに至る流れが理解できたので、用語への理解が進みました。調達しただけは、オフセットされるずに、無効化する手続きが必要のようです。
◆排出権の無効化とは
排出権は市場で取引されるが最終的には誰かが排出権を「利用する」。排出権を利用することによって、自らの排出量を相殺することができる。その際に排出権が無効化され、その時点で排出権が転売されなくなる。
◆EUA(EU Emission Allowance):EU-ETSにおける排出権。
◆日本グリーン証書:風力発電などの再生可能エネルギーから生産された電力の環境価値を取引できる制度。
◆カーボンオフセットプロバイダ:市民、企業等がカーボンオフセットを実施する際に必要なクレジットの提供、およびカーボンオフセットの取組の支援または取組の一部を実施する事業者のこと。
◆カーボンフットプリント:ある商品やサービスについて、ライフサイクル全体で排出される温室効果ガスをCO2に換算したもの
事例紹介全部を理解できませんでしたが、事例紹介と言葉の意味、制度、しくみの説明を行ったり来たりして、理解をすることができました。
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図解カーボン・オフセットのしくみ 単行本 – 2009/8/1
スマートエナジー
(編集)
- 本の長さ227ページ
- 言語日本語
- 出版社中央経済グループパブリッシング
- 発売日2009/8/1
- ISBN-104502670200
- ISBN-13978-4502670206
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登録情報
- 出版社 : 中央経済グループパブリッシング (2009/8/1)
- 発売日 : 2009/8/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 227ページ
- ISBN-10 : 4502670200
- ISBN-13 : 978-4502670206
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年2月4日に日本でレビュー済み
COP15や民主党政権によるマイナス25%というCO2排出削減中期目標の設定、さらに暖冬など地球温暖化を現実的に感じる機会も多くなり、地球温暖化問題への関心が高まっている。そのため、CO2排出削減に向けて、一般消費者にもできる取り組みも注目されている。商品の製造や流通にあたってCO2排出量を示すカーボンフットプリントといった取り組みもはじまっているし、自然エネルギーの電気を利用するグリーン電力も普及してきた。こうした中で、自分たちが排出したCO2を何らかの取り組みによって相殺する「カーボン・オフセット」もまた、注目され、普及するようになってきた。すでにカーボン・オフセット年賀状は定着しつつあるし、航空機搭乗にあたってのカーボン・オフセットサービスや、商品・サービス・イベントなどによるCO2をオフセットするケースも増えてきた。本書は、こうしたカーボン・オフセットについて、基本的な知識から、実務的な内容までをわかりやすく解説したものである。
日本ではカーボン・オフセットのためにはCDMクレジットが用いられているが、そうではないクレジットであっても、どのようなプロジェクトでCO2を削減し、第三者認証を経て供給されるのか、カーボン・オフセットを示すラベリングはどうなるのか、プロバイダーはどのような役割か(編者自身もプロバイダーである)といったことから、さまざまな実例まで紹介されている。中でも、カーボン・オフセット付LPガスを供給している大同ガス産業株式会社の事例などは、大いに参考になるだろう。
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