内容的には特に画期的なことはなく、原価管理部門
で個別原価管理をしっかりとやっている方にとっては、
分り切った内容(提案・手段・方法)ばかりであり、
既に実際の業務に取り入れ運用しているか、取り入れ
たいと考えている内容ばかりと思います。
ただ、題名が題名なので、これらの内容を取り入れ
たがうまく運用できていない、もしくは思ったほどの
効果が出ていないジレンマを持っている担当者に対し
てのヒントになる内容であるかと期待していたので、
その点に対しては期待外れでした。
しかしながら、豊富な例題とその具体的な内容は、
今から原価管理に携わる方や、コストを意識しなけれ
ばならない開発や技術や生産や購買の部門の方にとっ
ての取り組み方法またはマニュアルとしては、非常に
分り易く取っ付き易い内容なのではないかと感じます。
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原価計算だけで満足していませんか!: 利用目的別原価管理のすすめ 単行本 – 2006/5/1
堀口 敬
(著)
- 本の長さ187ページ
- 言語日本語
- 出版社日刊工業新聞社
- 発売日2006/5/1
- ISBN-104526056650
- ISBN-13978-4526056659
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商品の説明
著者からのコメント
今まで35社30業種の企業に原価管理を指導して来ましたが、ほとんどの企業は「原価計算とは原価を集計すること!」と勘違いしています。せっかく時間をかけて「製品別の原価計算」を行っても、計算結果がコストダウンと収益アップにつながらないと、それは単なる自己満足です。この本では「自己満足のための原価計算」から「儲けるための原価計算」にステップアップするプロセスを、実例を中心に書きました。この本を見て「真の原価管理」を理解してくれる企業が1社でも増えることを願っています。
著者について
1950年北海道出身。プリンタメーカの原価管理責任者として、コストダウンのための原価管理を行う。2003年に原価管理専門のコンサルタントとして独立し、35社30業種の企業に原価管理を指導する。現在は、国内、東南アジア、中央アジア、アフリカの製造業を指導中。
登録情報
- 出版社 : 日刊工業新聞社 (2006/5/1)
- 発売日 : 2006/5/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 187ページ
- ISBN-10 : 4526056650
- ISBN-13 : 978-4526056659
- Amazon 売れ筋ランキング: - 955,528位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 126位財務管理 (本)
- - 53,947位投資・金融・会社経営 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1972年沖電気入社。
開発リーダとして通信機器とプリンタを開発。1994年からは原価企画部長として 日・英・タイの拠点で「新製品の原価企画、全製品の限界利益分析、新製品のモジュール化、競合製品のティアダウン、原価管理システム構築、部品メーカの開拓と現場改善指導」を行う。
2001年に独立起業。
国際協力機構(JICA)・欧州復興開発銀行(EBRD)などの国際協力専門家として ケニア・チュニジア・グアテマラ・アゼルバイジャン・ウズベキスタンなど7か国で現地企業 145社 を指導。
国内では、東京エレクトロン、スズキ、三菱自動車工業、日本電気、サンケン電気、東洋製罐、帝人 、クラシエフーズなど 283社 に「原価企画、限界利益分析、原価管理、現場改善」を指導。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年8月9日に日本でレビュー済み
メーカーで、原価計算(管理?)の担当をしています。
はっきり云って、こんな本を見たことありませんでした。
原価計算はこうあるべきだと、固定観念的に信じこんで
いたので目からうろこが数枚落ちました。
こんなに柔軟に考えてもいいんだよって、コンサルティング
を受けたようで、”ほっ”とした感じを与えられました。
特に、私の場合(6)「原価管理資料ばかり作っている管理部門」
というところにぴったりあてはまっていましたので、自分のため
に書かれた本のような気がしてびっくりです。
自分の会社がどのレベルにあるのかが、はっきりわかりました
ので、次に何をしたらよいのかがよく見えてきました。
はっきり云って「見込み生産のレベル1」でした。
今後は攻めの原価管理をして、会社の利益に貢献できることを確信
いたしました。
会話形式を取り入れているところが、生々しくて臨場感に
あふれていて、楽しかったです。
読んでいて、眠くなる原価計算の本(枕にしたいような本)
の多い中、読んで目の覚める本という意味でも、
こんな原価計算の本、見たことありませんでした。
筆者に感謝いたします。
はっきり云って、こんな本を見たことありませんでした。
原価計算はこうあるべきだと、固定観念的に信じこんで
いたので目からうろこが数枚落ちました。
こんなに柔軟に考えてもいいんだよって、コンサルティング
を受けたようで、”ほっ”とした感じを与えられました。
特に、私の場合(6)「原価管理資料ばかり作っている管理部門」
というところにぴったりあてはまっていましたので、自分のため
に書かれた本のような気がしてびっくりです。
自分の会社がどのレベルにあるのかが、はっきりわかりました
ので、次に何をしたらよいのかがよく見えてきました。
はっきり云って「見込み生産のレベル1」でした。
今後は攻めの原価管理をして、会社の利益に貢献できることを確信
いたしました。
会話形式を取り入れているところが、生々しくて臨場感に
あふれていて、楽しかったです。
読んでいて、眠くなる原価計算の本(枕にしたいような本)
の多い中、読んで目の覚める本という意味でも、
こんな原価計算の本、見たことありませんでした。
筆者に感謝いたします。
2007年10月24日に日本でレビュー済み
タイトル的に、軽い図説本かと思い、あまり期待しませんでしたが、
いえいえ、なかなかの良本です。
この本には、現場で議論になる多くのポイントが含まれています。
原価管理部門で細緻にわたり計算をし続けている方にとっては、
手間を省いて、同じような価値のある結果を得るアイデアが浮かぶかもしれません。
教科書的な本で挫折し、原価管理って難しいなぁと毛嫌いしている方って
多いと思いますが、この本で、ちょっと身近に感じられるかも知れません。
いえいえ、なかなかの良本です。
この本には、現場で議論になる多くのポイントが含まれています。
原価管理部門で細緻にわたり計算をし続けている方にとっては、
手間を省いて、同じような価値のある結果を得るアイデアが浮かぶかもしれません。
教科書的な本で挫折し、原価管理って難しいなぁと毛嫌いしている方って
多いと思いますが、この本で、ちょっと身近に感じられるかも知れません。
2006年8月8日に日本でレビュー済み
私は製造業を得意としている経営コンサルタントですが、中小企業の顧客へ製造原価の把握が必要なことを説明するのにとても便利でした。内容的にも理解しやすく、クライアントをイメージして適用させることができる内容です。
本の内容は、読みやすく直ぐに読み終わりました。
本の内容は、読みやすく直ぐに読み終わりました。
2006年8月30日に日本でレビュー済み
原価計算をとっつき難いとか、難解だと思っている人には、最初の第1章を読み、さらに詳しく知りたいという人は更に、第5章、第7章と読み進む様に
この書籍の構成になっており、分かりやすいです。通勤電車の中でも読めます。初心者からある程度原価計算を理解している人でも、応用が効くような筋立てになっています。実務に使えます。この本を脇において、原価計算を素早く、かつ大事な観点から、原価をどうやって軽減するかに使えます。
この書籍の構成になっており、分かりやすいです。通勤電車の中でも読めます。初心者からある程度原価計算を理解している人でも、応用が効くような筋立てになっています。実務に使えます。この本を脇において、原価計算を素早く、かつ大事な観点から、原価をどうやって軽減するかに使えます。
2006年8月13日に日本でレビュー済み
対象読者と、著者が読んでほしいと思う箇所、この本の読み方、が序章で述べられているところが他にはあまりみられない特徴である。「現場経験が少ないコンサルタントの卵は1章を」、「原価計算は税理士に任せっぱなしの経営者は1−1章」、「時間がない人は第1章まで」、等々というようにもっとも関心があるであろう章を効率的に読めるようにガイドしてくれている。読みはじめると中に引き込まれて、あまり関心がない章も読んでみたくなる本である。内容的にも著者のコンサル実務に基づいたもので、平易で解りやすく説得力があるので、コンサルにとっても大いに参考になる。
2006年8月11日に日本でレビュー済み
今年からコンサルファームに入った新米コンサルタントです。しかし、製造業で働いた経験がないので、企業に行って経営者と話しても、なかなか話についていけません。そんな時にこの本を読みました。内容は企業でいかにもありそうな話を例にして、原価管理をとても分かり易く説明しています。実務経験がない私でも手に取るようにコストの話を理解することが出来ました。これから経営コンサルタントになろうとする方には絶対にお勧めの本です。