日本のマスコミの殆どはかつて石油ショックの時は上や下への大騒ぎをしていましたが、今日
レアメタルが日本の産業にとって必要不可欠、いやまさに生命線であるというのに忍び寄る供給不安
に対して殆ど関心を示さないとはなんともお寒い限りです。
昨今、経済発展を続ける中国がなりふりかまわず資源外交を展開しているのに対して、日本は
政財界ともにいかにも無頓着という印象が否めません。
そういう状況を憂い、日本が今後取るべき方向を述べている中村繁夫氏の明瞭かつ大胆な提言
には拍手を送らずにはいられない。
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レアメタル資源争奪戦: ハイテク日本の生命線を守れ! (B&Tブックス) 単行本 – 2007/3/1
中村 繁夫
(著)
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- 本の長さ163ページ
- 言語日本語
- 出版社日刊工業新聞社
- 発売日2007/3/1
- ISBN-104526058130
- ISBN-13978-4526058134
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登録情報
- 出版社 : 日刊工業新聞社 (2007/3/1)
- 発売日 : 2007/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 163ページ
- ISBN-10 : 4526058130
- ISBN-13 : 978-4526058134
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年4月19日に日本でレビュー済み
長年、レアメタル・ビジネスを専門にしてきた著者の言葉、および本書で扱うデータは、ひとつひとつ経験と事実に裏付けられた重さを持つ。著者は、レアメタルという鉱物を見つめることで、実は、世界の動向を見つめているのだろう。
「国家規模での探鉱・備蓄・代替材料、及びリサイクルの必要性」という著者の提言は、日本の安全保障と世界の今後を考えても、重要だろう。
だがしかし、最も心を打ったのは本書の終盤。「環境破壊商人」と呼ばれる要素があるレアメタル・ビジネスだからこそ、「資源開発と環境保全との調和と共生」が必要だと著者は繰り返し説いているのだ。
既存の、資源を買い漁るだけの「バブル型儲けビジネス」ではなく、地球環境の視点をも備えた著者の姿勢・思想に、ひさしぶりで日本の産業界に登場した、世界に誇れる「本物のリーダーシップ」を見ることができた。
「国家規模での探鉱・備蓄・代替材料、及びリサイクルの必要性」という著者の提言は、日本の安全保障と世界の今後を考えても、重要だろう。
だがしかし、最も心を打ったのは本書の終盤。「環境破壊商人」と呼ばれる要素があるレアメタル・ビジネスだからこそ、「資源開発と環境保全との調和と共生」が必要だと著者は繰り返し説いているのだ。
既存の、資源を買い漁るだけの「バブル型儲けビジネス」ではなく、地球環境の視点をも備えた著者の姿勢・思想に、ひさしぶりで日本の産業界に登場した、世界に誇れる「本物のリーダーシップ」を見ることができた。
2007年9月13日に日本でレビュー済み
“生き馬の目を抜く”レアメタルビジネスに半生を賭してきた著者が記す稀少資源、その最前線に最後まで興味深く読了しました。
レアメタルの説明からはじまり、用途や生産量・使用量などの資料紹介は門外漢にもレクチャー的な読み物として楽しめます。
主要産出国である中国やロシアの関税率引き上げや更には輸出規制を行い、自国資源を外交カードとして利用する産出国の手厳しさ、今後のBRICs急成長に伴った入手の厳しい見通しという現実がさらされます。そして安定入手と備蓄を国策として提唱するなど今後日本のあり方を筆者なりに考察が述べられています。
今夏、仕事の関係でとある食品工場へ伺った際に工場長さんのお話によれば、
「BRICsの畜肉需要が増えていて、グローバルに原材料の入手が難しくなってきている」
との事。
一市民の私にまで迫るBRICsのどん欲な陰を身近に垣間見て衝撃を感じました…
これから世界はどうやって現状を維持していくのか…そしてどんなひずみが生じていくのか…そんな不安がよぎります。
レアメタルの説明からはじまり、用途や生産量・使用量などの資料紹介は門外漢にもレクチャー的な読み物として楽しめます。
主要産出国である中国やロシアの関税率引き上げや更には輸出規制を行い、自国資源を外交カードとして利用する産出国の手厳しさ、今後のBRICs急成長に伴った入手の厳しい見通しという現実がさらされます。そして安定入手と備蓄を国策として提唱するなど今後日本のあり方を筆者なりに考察が述べられています。
今夏、仕事の関係でとある食品工場へ伺った際に工場長さんのお話によれば、
「BRICsの畜肉需要が増えていて、グローバルに原材料の入手が難しくなってきている」
との事。
一市民の私にまで迫るBRICsのどん欲な陰を身近に垣間見て衝撃を感じました…
これから世界はどうやって現状を維持していくのか…そしてどんなひずみが生じていくのか…そんな不安がよぎります。
2007年4月20日に日本でレビュー済み
レアメタルってあまり聞きなれない言葉だけど、この本を読んで、いかに日本産業界に大切なものであるかがわかった。日常の生活では、決して目にしないものだけど、毎日実は接しているレアメタル。車や携帯電話やデジカメにも必要不可欠なコアな部分である。
ほぼ100%日本はその資源を輸入に頼っている。その資源争奪戦に世界の競合の中で日本は苦戦。いや、苦戦ならまだいいが、戦略性の欠如かつ危機感すらない。このままいけば、日本の産業界には発展がなくなり、技術立国の日本はどうなるのか?
日本産業界の危機を乗り切るために、声を大にして伝えているこの本は必見。
ただ業界用語が並んでいるのではなく、よりわかりやすく説明があり、著者の世界観も含め、主観もストレートに表現してある文章が分かりやすい。
ほぼ100%日本はその資源を輸入に頼っている。その資源争奪戦に世界の競合の中で日本は苦戦。いや、苦戦ならまだいいが、戦略性の欠如かつ危機感すらない。このままいけば、日本の産業界には発展がなくなり、技術立国の日本はどうなるのか?
日本産業界の危機を乗り切るために、声を大にして伝えているこの本は必見。
ただ業界用語が並んでいるのではなく、よりわかりやすく説明があり、著者の世界観も含め、主観もストレートに表現してある文章が分かりやすい。
2009年5月19日に日本でレビュー済み
かなり面白かった。日本経済を支える背骨である家電など製造業の強さにはレアメタルという致命的な弱点がある。それは「いまそこにある危機」であり、世界各国は自国のレアメタル資源囲い込みと調達ルートの確保を戦略的に行っている。豊富な統計資料とともに、非常に啓蒙的な本であり、あたりまえのように身近にある携帯電話などに利用されているイリジウムなどレアメタルのことを考え、日常生活に新しい視点が得られたように思う。この課題についてもっと公に議論されるべきである。
2008年4月15日に日本でレビュー済み
なんと、日本あるごみの山をすべて高熱焼却して国内に蓄積すればダイヤモンドや金のような人工鉱山になるそうで。
レアメタルもそのなかから取り出すこともできるのだそうで。
やはりまずごみ処理の問題を日本は考えるべきではと思いました。
2008年、レアメタルと同じく「戦争の経済学」という本をおすすめします。
レアメタルもそのなかから取り出すこともできるのだそうで。
やはりまずごみ処理の問題を日本は考えるべきではと思いました。
2008年、レアメタルと同じく「戦争の経済学」という本をおすすめします。
2007年4月30日に日本でレビュー済み
「レアメタル・パニック」で衝撃を受け、次に購入した書籍がこの「レアメタル資源争奪戦」であった。グローバルなレアメタルの動向と争奪状況がグラフ,表,地図等を駆使し解き明かされており、レアメタル・パニックより専門性が高くなっている。現在のレアメタル業界を俯瞰する解説書として活用するには最適である。レアメタル・パニックが入門編なら、こちらは解説編である。この解説編を上手く利用することにより、「レアメタル・パニック」の内容がより理解しやすくなっている。昨今、新聞・雑誌等にレアメタル関連の記事を頻繁に見かけるようになった。それらの記事を読む度に、この書籍「解説編」に目を通すと、記事の内容が実に理解しやすく助かっている。本の最後にキーワード索引でもあればなお助かるのであるが‥。その辺を差し引いても、是非、手元に置きたい書籍の一品である。