積もり積もったマルトリートメント(不適切な養育)による解離の影響は、年月を経て心身の病気として表出されることが、本書を読むことでよく分かることでしょう。
ここでいう解離とは、自分が、親に合わせた“良い子の自分”と、親に受け入れてもらえない“ネガティブな感情を抱えた自分”とに分かれてしまい、もっぱら“Noといえない良い子の自分”で人生を生きていってしまうことを指します。そしてそのアンバランスな生き方は心身をジワジワと蝕んでいき、ある時まるで時限爆弾が爆発するかのように病を発症するリスクを高めることなるのです。
本書を読まれて腑に落ちた方は、ぜひ何らかの形でトラウマ治療を受けることをお勧めします。今からでも決して遅くはありません。幼い頃の傷つきを癒し、“不快な感情を抱えた自分”を受け入れてあげることは、心身の自然治癒力を高めることでしょう。
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身体が「ノー」と言うとき 単行本 – 2005/9/15
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無意識のうちに抑圧された感情と、
自己免疫疾患他、さまざまな病気との関係を、
患者へのインタビューを中心に解き明かす
患者たちの語りから垣間見える、無力でストレスに満ちた子供時代。環境に自分を合わせ、生き延びるために無意識にとった戦略が病気の元となるとは……。
抑圧された感情がいかに自己免疫疾患をはじめとするさまざまな症状を引き起こすかを、患者へのインタビューを中心に“精神神経免疫学"の観点から解き明かす。
著者が患者に行なったインタビューの他、レーガン元大統領、フォード元大統領夫人、スティーヴン・ホーキング、ルー・ゲーリック、ジャクリーヌ・デュ・プレ(天才チェリスト)など有名人のエピソードも多数掲載。しっかりした医学的知見と心理学的的洞察に基づいた説得力のある一書。
自己免疫疾患他、さまざまな病気との関係を、
患者へのインタビューを中心に解き明かす
患者たちの語りから垣間見える、無力でストレスに満ちた子供時代。環境に自分を合わせ、生き延びるために無意識にとった戦略が病気の元となるとは……。
抑圧された感情がいかに自己免疫疾患をはじめとするさまざまな症状を引き起こすかを、患者へのインタビューを中心に“精神神経免疫学"の観点から解き明かす。
著者が患者に行なったインタビューの他、レーガン元大統領、フォード元大統領夫人、スティーヴン・ホーキング、ルー・ゲーリック、ジャクリーヌ・デュ・プレ(天才チェリスト)など有名人のエピソードも多数掲載。しっかりした医学的知見と心理学的的洞察に基づいた説得力のある一書。
- 本の長さ434ページ
- 言語日本語
- 出版社日本教文社
- 発売日2005/9/15
- ISBN-104531081471
- ISBN-13978-4531081479
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商品の説明
出版社からのコメント
目次
第1章 医学のバミューダ三角海域
第2章 いい子すぎて本当の自分を出せない女の子
第3章 ストレスと感情コンピテンス
第4章 生きたまま埋葬される
第5章 もっといい子になりたい
第6章 ママ、あなたも「がん」の一部なのよ
第7章 ストレス・ホルモン・抑圧・がん
第8章 何かいいものがここから出てくる
第9章 「がんになりやすい性格」は存在するのか
第10章 55パーセントの法則
第11章 単なる思い込みにすぎない
第12章 上の方から死んでいく
第13章 自己と非自己——免疫系の混乱
第14章 絶妙なバランス——人間関係の生物学
第15章 喪失の生物学的影響
第16章 世代を超えて
第17章 思い込みのメカニズム
第18章 ネガティブ思考の力
第19章 治癒のための七つのA
第1章 医学のバミューダ三角海域
第2章 いい子すぎて本当の自分を出せない女の子
第3章 ストレスと感情コンピテンス
第4章 生きたまま埋葬される
第5章 もっといい子になりたい
第6章 ママ、あなたも「がん」の一部なのよ
第7章 ストレス・ホルモン・抑圧・がん
第8章 何かいいものがここから出てくる
第9章 「がんになりやすい性格」は存在するのか
第10章 55パーセントの法則
第11章 単なる思い込みにすぎない
第12章 上の方から死んでいく
第13章 自己と非自己——免疫系の混乱
第14章 絶妙なバランス——人間関係の生物学
第15章 喪失の生物学的影響
第16章 世代を超えて
第17章 思い込みのメカニズム
第18章 ネガティブ思考の力
第19章 治癒のための七つのA
著者について
バンクーバー在住の医師。注意欠陥多動性障害をテーマにしたベストセラー『ばらばらの心 Scattered Mind』の著者。ほかにゴードン・ノイフェルトとの共著による『子供を離さないで:どうして親が重要なのか Hold on to Your Kids: Why Parents Matter』がある。開業医を20年以上を続け、緩和ケア専門医で心理セラピストでもある。バンクーバーのダウンタウン・イーストサイドにある路上生活者施設の医療スタッフも務める。また、『バンクーバー・サン』紙と『ザ・グローブ・アンド・メイル』紙に長年コラムを書いている。
登録情報
- 出版社 : 日本教文社 (2005/9/15)
- 発売日 : 2005/9/15
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 434ページ
- ISBN-10 : 4531081471
- ISBN-13 : 978-4531081479
- Amazon 売れ筋ランキング: - 46,076位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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イメージ付きのレビュー
2 星
難解…
もっと易しい情報で表現されているのかと思ったら、かなり専門的な事例の掲載や引用がされており、また翻訳文章特有の奇妙な日本語表現が相まって、私には読むだけで努力を要する本でした。しかし、内容としてはきっと他の多くの方にも参考となる情報だと思います。病苦に悩む多くの人にとって光明となるせっかくの情報なので、一部の知的な方だけが理解できる表現ではなく、より多くの方に読みやすく分かりやすい表現記載に改められればもっと素晴らしいなぁ、と感じました。
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トップレビュー
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2022年5月13日に日本でレビュー済み
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会社の隣りの席のおっさんに、突然身体を触られ、卑猥なことを言われました。繁忙期に告発して仕事が止まることを恐れて、また悪びれてない相手に軽くあしらわれると思い、黙って耐えているうち、10ヶ月後、うつ状態になり、半年休職して、回復、しかし復帰を前にPTSDと診断されました。結局13ヶ月休みました。その最中に告発し、相手は処分され、飛ばされました。そして私を逆恨みしています。あの時すぐに告発すればよかった。読みながら、後悔ばかりしています。心で自分を、ごまかしてるつもりでも、身体は決して嘘をつきません。もう我慢しないと思いました。あらゆる事例を紹介してくれるこの本に感謝しています。
2016年10月12日に日本でレビュー済み
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自然から見ると当たり前なことですが、やや病気の元(原因)に近いことが書かれている。
もっと深く行くと、細胞やミトコンドリアまで行くのですが、人口薬品から逃れるには、理解すべきことですね!
もっと深く行くと、細胞やミトコンドリアまで行くのですが、人口薬品から逃れるには、理解すべきことですね!
2021年9月7日に日本でレビュー済み
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洋書にありがちな訳した後の読みにくさもなく、すらすらと読めます。
病は気から。と昔から言われてはいたものの、心と身体の問題をわけて捉える現代の医学ではそれを証明する事はほとんど無かった。
著者は心理学的な観点から患者の子供時代の抑圧された感情に焦点を当て、身体におこった病気との紐付けをしてゆく。
患者たちは、子供の頃から当たり前に感情を抑圧しているため、その抑圧した状態を"本当の自分"として認識している場合がほとんどだで、それにより、大人になってから大病を患っている。
この本では、どのような抑圧があるとどのような反応が起こるかという例が多数紹介されているので、読者自身の体験とも照らし合わせやすい。
今年読んだ中で1番記憶に残る一冊です。
病は気から。と昔から言われてはいたものの、心と身体の問題をわけて捉える現代の医学ではそれを証明する事はほとんど無かった。
著者は心理学的な観点から患者の子供時代の抑圧された感情に焦点を当て、身体におこった病気との紐付けをしてゆく。
患者たちは、子供の頃から当たり前に感情を抑圧しているため、その抑圧した状態を"本当の自分"として認識している場合がほとんどだで、それにより、大人になってから大病を患っている。
この本では、どのような抑圧があるとどのような反応が起こるかという例が多数紹介されているので、読者自身の体験とも照らし合わせやすい。
今年読んだ中で1番記憶に残る一冊です。
2019年4月28日に日本でレビュー済み
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読んでないので、わからない。他の物の購入時に知らないうちにカートに入れてしまってていた。実際返品も考えたが、実兄が癌になってるので其のまま直行で渡した。参考には鳴ったもようである。
2022年1月23日に日本でレビュー済み
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プレゼントで贈りました。自分を振り返るきっかけになり、心の荷が下りたと言っていました。
2021年10月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まだ読んでる途中だが、もの凄い内容の本。
毒親の元に生まれて、自分を殺して親の期待に応えて生きる事の残酷な末路がありありと描かれている。
子供を意のままに支配したい親、子供を有名大学に入れたいとかの親は、子供に読ませてはいけないだろう。
逆に、中学生ぐらいの全ての子供には、読んでほしい本。感情を抑圧する危険がよくわかる。
毒親の元に生まれて、自分を殺して親の期待に応えて生きる事の残酷な末路がありありと描かれている。
子供を意のままに支配したい親、子供を有名大学に入れたいとかの親は、子供に読ませてはいけないだろう。
逆に、中学生ぐらいの全ての子供には、読んでほしい本。感情を抑圧する危険がよくわかる。
2018年3月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私自身はおよそ10年潰瘍性大腸炎を患いその最後の方は血が吹き出るようなことも度々でした。
同時に呼吸困難、あちこちに激痛、疲労感。
毎月月末には生きていられるのだろうかと考えて怯えて来ました。
医師からストレスで死ねるんですよ、と諭されても一体逃れられない自分の状況をどうしようというのだろうと途方にくれました。
しかしある事がきっかけで少しストレスが減り、症状の殆どがきえてしまいました。
それでも心的外傷ストレスの症状が出るのが苦しくて色々読んでいるうちにこの本に行き当たり、納得出来ました。
自分が幼い頃から他のひとの不当と思える怒りの表現に晒されて、怒り自体を悪とみなすようになっていた事に気付きました。
怒りは自分の境界線を守るのに必要なのにそれ自体を否定して来たんですね。
自分を踏みつけられるマットにされる事を良しとした自分に身体が反撃してきたようにも思います。
怒りやストレスについて定義や対処の仕方を根本的に見直すヒントを得させていただきました。
子供達まで難病にしてしまう前にこの本に出会えて良かったと思っています。
また知り合いのリウマチの友人を思い浮かべながら、自己免疫疾患の人々のいい人の多さにうなづきながら読みました。
また、モラハラの被害者体質の改善にもこの本はとても役立つと感じました。
やはり人は変えられないけれども、自分は変えられる、その意味するところがやっと掴めた気がしています。
ポジティブもネガティブもどちらも必要な時と状況がある、本当にいい本でした。
同時に呼吸困難、あちこちに激痛、疲労感。
毎月月末には生きていられるのだろうかと考えて怯えて来ました。
医師からストレスで死ねるんですよ、と諭されても一体逃れられない自分の状況をどうしようというのだろうと途方にくれました。
しかしある事がきっかけで少しストレスが減り、症状の殆どがきえてしまいました。
それでも心的外傷ストレスの症状が出るのが苦しくて色々読んでいるうちにこの本に行き当たり、納得出来ました。
自分が幼い頃から他のひとの不当と思える怒りの表現に晒されて、怒り自体を悪とみなすようになっていた事に気付きました。
怒りは自分の境界線を守るのに必要なのにそれ自体を否定して来たんですね。
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怒りやストレスについて定義や対処の仕方を根本的に見直すヒントを得させていただきました。
子供達まで難病にしてしまう前にこの本に出会えて良かったと思っています。
また知り合いのリウマチの友人を思い浮かべながら、自己免疫疾患の人々のいい人の多さにうなづきながら読みました。
また、モラハラの被害者体質の改善にもこの本はとても役立つと感じました。
やはり人は変えられないけれども、自分は変えられる、その意味するところがやっと掴めた気がしています。
ポジティブもネガティブもどちらも必要な時と状況がある、本当にいい本でした。