ファシリテーションスキルを高めたく、関連本を複数購入。1冊目としてチョイス。著者の堀公俊氏は、日本ファシリテーション協会を設立し、初代会長になられた方。ファシリテーション関連本で検索すると、この本が多くの方が推されている。
感想。基礎スキルがコンパクトにまとまっていて良い。文庫本の手軽さも良い。最初に読むべき本。思っていた以上にドッグイヤー多い。
備忘録。
・ファシリテーターの仕事は、どんな目的の為に、誰を集めて、どんな議論をするのかをデザインし、会議の進行を考え、会議のプロセスをリードすること。
・ファシリテーションの効果。成果に達するまでの時間の短縮、メンバーの相乗効果の最大化、メンバーの個性の活性化。
・ファシリテーターに求められる基本スキル。①場のデザインスキル(目的、メンバー、進行の設定)、②対人関係スキル(傾聴、復唱、解説、質問等)、③構造化スキル(発散された意見を論理的に構造化する)
・目的と目標。目的はいわば方向性。目標は飛距離、到達点。
・問題解決型ファシリテーションのプロセス。目的と目標の設定→原因の探求→原因の分析→解決策のアイデア立案→アイデアの評価→解決策の決定。
・人それぞれに考え方の枠組みがある。自分の枠組みの中で正しく伝えたと思っていても、相手は相手の枠組みの中で解釈するので、意味が異なることがある。
・感情的になっている相手に対して、頭ごなしに「まあまあ」といっても逆効果。まずは相手に合わせて同調し、相手と親和的な関係を作ってから質問的に意見を。
・断定的な意見に対してのオープンクエスチョン「それは何を意味しているでしょうか?」。
・オープンクエスチョンとクローズドクエスチョンの組み合わせで、話の行き詰まりを打開する。
・否定形の質問よりも、肯定形の質問。なぜ上手くいかないの?ではなくどうやったら上手く行くの?
・沈黙に耐えられず質問を投げまくるファシリテーションは今ひとつ。オープンクエスチョン&クローズドクエスチョンで打開を。
・主張を全員に正しく理解させる。同じ解釈を持ってないと議論は噛み合わない。
・メンバー同士のコンフリクトには、考え方の枠組みをそれぞれに説明させ、相互理解を促す。
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ファシリテーション入門 新書 – 2004/7/1
堀 公俊
(著)
ファシリテーションを学ぶなら、まずはこの本!
誰もが認めるロングセラー定番書!
10万部突破! (2016年4月現在)
◆――組織のパワーを引き出し、すぐれた問題解決に導くためのビジネススキルがファシリテーションです。(1)成果に至る時間を短縮する、(2)チームの相乗効果を生む、(3)メンバーの自律性を育む、といった効果が得られます。会議運営、プロジェクト推進、組織変革、合意形成、教育学習など、幅広い領域で活用できます。本書では、会議運営とプロジェクト推進に焦点を当てて、「場のデザイン」「対人関係」「議論の構造化」「合意形成」の4つの基本スキルを解説します。
◆――著者の堀公俊氏は、ファシリテーションに関する著書を多数執筆している、本分野の第一人者です。
◆――2004年の刊行以来、29回の増刷を重ねて累計10万部を突破し、現在も売れ続けているロングセラー定番書です(2016年4月現在)。多くの方が本書でファシリテーションを学び、さまざまなシーンで活用しています。
◆――本書でファシリテーションの基礎を理解した後は、ファシリテーションを構成する個別スキルを深く解説した「ファシリテーション・スキルズ・シリーズ」で、実践力をさらに高めることができます。
「ファシリテーション・グラフィック」――議論を描けば、会議が変わる!
「チーム・ビルディング」――メンバーのハートに火をつけろ!
「ワークショップ・デザイン」――楽しいからこそ成果が生まれる!
「ロジカル・ディスカッション」――こうすれば議論がまとまる!
「ディシジョン・メイキング」――もう「決まらない」とは言わせない!
「アイデア・イノベーション」――どんなチームでも極上のアイデア!
誰もが認めるロングセラー定番書!
10万部突破! (2016年4月現在)
◆――組織のパワーを引き出し、すぐれた問題解決に導くためのビジネススキルがファシリテーションです。(1)成果に至る時間を短縮する、(2)チームの相乗効果を生む、(3)メンバーの自律性を育む、といった効果が得られます。会議運営、プロジェクト推進、組織変革、合意形成、教育学習など、幅広い領域で活用できます。本書では、会議運営とプロジェクト推進に焦点を当てて、「場のデザイン」「対人関係」「議論の構造化」「合意形成」の4つの基本スキルを解説します。
◆――著者の堀公俊氏は、ファシリテーションに関する著書を多数執筆している、本分野の第一人者です。
◆――2004年の刊行以来、29回の増刷を重ねて累計10万部を突破し、現在も売れ続けているロングセラー定番書です(2016年4月現在)。多くの方が本書でファシリテーションを学び、さまざまなシーンで活用しています。
◆――本書でファシリテーションの基礎を理解した後は、ファシリテーションを構成する個別スキルを深く解説した「ファシリテーション・スキルズ・シリーズ」で、実践力をさらに高めることができます。
「ファシリテーション・グラフィック」――議論を描けば、会議が変わる!
「チーム・ビルディング」――メンバーのハートに火をつけろ!
「ワークショップ・デザイン」――楽しいからこそ成果が生まれる!
「ロジカル・ディスカッション」――こうすれば議論がまとまる!
「ディシジョン・メイキング」――もう「決まらない」とは言わせない!
「アイデア・イノベーション」――どんなチームでも極上のアイデア!
- ISBN-109784532110260
- ISBN-13978-4532110260
- 版New
- 出版社日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
- 発売日2004/7/1
- 言語日本語
- 本の長さ196ページ
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商品の説明
著者について
堀 公俊(ほり・きみとし)
◆――神戸生まれ。大阪大学大学院工学研究科修了。大手精密機器メーカーにて商品開発や経営企画に従事。95年より組織改革、企業合併、教育研修、コミュニティ、NPOなど多彩な分野でファシリテーション活動を展開。2003年に有志とともに日本ファシリテーション協会を設立し、初代会長に就任。研究会や講演活動を通じてファシリテーションの普及・啓発に努めている。ワークショップの達人であり、ロジカルでハートウォーミングなファシリテーションには定評がある。
◆――現在:組織コンサルタント、日本ファシリテーション協会フェロー
◆――著書:2016年6月時点で累計8万部を突破している日経文庫ビジュアル『ビジネス・フレームワーク』をはじめ、『アイデア発想フレームワーク』『ワークショップ・デザイン』『問題解決ファシリテーター』『チーム・ファシリテーション』などロングセラー多数。
◆――神戸生まれ。大阪大学大学院工学研究科修了。大手精密機器メーカーにて商品開発や経営企画に従事。95年より組織改革、企業合併、教育研修、コミュニティ、NPOなど多彩な分野でファシリテーション活動を展開。2003年に有志とともに日本ファシリテーション協会を設立し、初代会長に就任。研究会や講演活動を通じてファシリテーションの普及・啓発に努めている。ワークショップの達人であり、ロジカルでハートウォーミングなファシリテーションには定評がある。
◆――現在:組織コンサルタント、日本ファシリテーション協会フェロー
◆――著書:2016年6月時点で累計8万部を突破している日経文庫ビジュアル『ビジネス・フレームワーク』をはじめ、『アイデア発想フレームワーク』『ワークショップ・デザイン』『問題解決ファシリテーター』『チーム・ファシリテーション』などロングセラー多数。
登録情報
- ASIN : 4532110262
- 出版社 : 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版; New版 (2004/7/1)
- 発売日 : 2004/7/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 196ページ
- ISBN-10 : 9784532110260
- ISBN-13 : 978-4532110260
- Amazon 売れ筋ランキング: - 95,016位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 163位企業革新
- - 371位ロジカル・シンキング
- - 537位マネジメント・人材管理
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年1月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2014年2月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
組織がうまく動いていくための環境設定の何たるかについての入門書、ということになるだろうか。
実務書ということもあって、いろんなところから使えそうなテクニックや概念が集められている印象を持った。
これを柔軟と取るか、まとまりがないと捉えるかは意見が分かれるところだろう。
中には日常の話し合いなどで使えそうな知見もあったものの、
「これを読んだだけではおよそ実行できないわなぁ」という感想を持ってしまうのも正直なところ。
つまり、入門書としては少しハードルが高い。
翻って、実践家はこの手の知識を経験的に知っていたりするので、この本の真のユーザはどの辺になるのかちょっと判然としなかった。
実務書ということもあって、いろんなところから使えそうなテクニックや概念が集められている印象を持った。
これを柔軟と取るか、まとまりがないと捉えるかは意見が分かれるところだろう。
中には日常の話し合いなどで使えそうな知見もあったものの、
「これを読んだだけではおよそ実行できないわなぁ」という感想を持ってしまうのも正直なところ。
つまり、入門書としては少しハードルが高い。
翻って、実践家はこの手の知識を経験的に知っていたりするので、この本の真のユーザはどの辺になるのかちょっと判然としなかった。
2016年12月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容の展開が初めから最後まで同じなので、読みやすかったです。
ファシリテーターはの役割はわかったのですが、自分が会議の主催者で、提案者の場合、ファシリテーターを兼ねるのは難しいと感じています。
しかし、ファシリテーターだけの役割で会議に人を招集はできないし、、、。
実践するにはもう一度読み直しが必要です。
ファシリテーターはの役割はわかったのですが、自分が会議の主催者で、提案者の場合、ファシリテーターを兼ねるのは難しいと感じています。
しかし、ファシリテーターだけの役割で会議に人を招集はできないし、、、。
実践するにはもう一度読み直しが必要です。
2014年7月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
入り口としてはいい本だと思います
研修前に課題図書となっていたので購入しました
入門用だけに繰り返して読める内容です
研修前に課題図書となっていたので購入しました
入門用だけに繰り返して読める内容です
2018年10月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ファシリテーターってなんだか胡散臭くて、第三者的で、責任感なくて、トンチンカンな議論の取り回しして、嫌いだった。でも本書を読んでそれは違う、と感じた。実務を熟知したプロパーがファシリテーションスキルを身につければ、これほど心強いものはない。ファシリテーターと名乗らなくても、自然とその立ち位置で議論の舵取りをすることができる。
2015年2月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本を読むとわかる事
自分の組織の問題点
上司・部下の問題点
自分自身の問題点
どんな不毛な会議も、この本の記述にあてはめて向上する事が出来る。
図書館で借りたが、購入して座右の銘にしよう。
自分の組織の問題点
上司・部下の問題点
自分自身の問題点
どんな不毛な会議も、この本の記述にあてはめて向上する事が出来る。
図書館で借りたが、購入して座右の銘にしよう。