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経済成長理論入門: 新古典派から内生的成長理論へ 単行本 – 1999/9/1

3.8 5つ星のうち3.8 12個の評価

商品の説明

メディア掲載レビューほか

経済成長のメカニズムを分かりやすく解説しており,日本の高度成長にも言及
米国では情報技術(IT)をはじめとする技術革新が潜在成長率を押し上げた結果,賃金上昇によるインフレを招かないまま雇用の持続的拡大が可能となり,景気循環が消滅したとするニュー・エコノミー論が声高に語られている。こうした新しい理論を裏付けるように,米国では空前の好景気に沸いている。過去1世紀の間に米国の所得は10倍以上に増えたのも経済成長のたまものであり,経済成長を理解することは経済学の重要な研究テーマであった。そこで,本書では,世界各国の貧富の差はなぜ生じたか,その原因である経済成長をもたらした原動力は何か,その過程で生じた成長の奇跡や破綻をどう理解するかについて理論的に解明することで,経済成長のメカニズムを解説している。日本の高度成長に触れる一方で,数学の使用を極力避けるよう努めており,一般読者も親しめるように工夫されている。 (ブックレビュー社)
(Copyright©2000 ブックレビュー社.All rights reserved.)
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ブックレビュー社

内容(「MARC」データベースより)

貧富の差はなぜ拡大するのか。高度成長のエンジンは何か。技術革新、知的所有権、経済成長など様々な視点から、経済成長のメカニズムを、わかりやすく解明する。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版; New版 (1999/9/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1999/9/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 210ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4532131766
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4532131760
  • カスタマーレビュー:
    3.8 5つ星のうち3.8 12個の評価

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チャ−ルズ・I.ジョ−ンズ
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上位レビュー、対象国: 日本

2009年10月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
  
 先ず最初に、これは要望であるけれども、D・C・ノース=R・P・トマス著『
西欧世界の勃興―新しい経済史の試み 』を是非とも復刊して欲しい。当書においても、経済史の研究者として初めてノーベル経済学賞を1993年に受賞した新制度派経済学の重鎮、ダグラス・ノース博士の成果に触れているが、経済成長理論の理解に当たっては、数学はもとより、その背景として経済史の素養や後述する制度的な視点なども不可欠であり、ノース博士たちの考究を差し置く訳にはいかないのではないだろうか。

 さて、『
ソウルフルな経済学 』を著したダイアン・コイル女史も「富と貧困」の問題に焦点を当て、「何が経済を成長させるのか」という“謎解き”を展開している。本書でも経済成長と経済発展をテーマとし、〈ソロー・モデル〉や〈新古典派成長モデル〉、〈ローマー・モデル〉や〈内生的成長モデル〉などについて、最低限の数学的手法等も援用して概説する。また、政府の政策や制度、つまり経済のインフラストラクチャーの当否にも論及しており、この分野におけるイントロダクションとしては好適であると考える。

 著者のジョーンズ博士は、本書で「よりよい経済政策には、経済成長のより正しい理解が必要である」(p.11)と述べている。ところで、政権を獲得した民主党のマニフェスト(09年8月18日発行)を改めて眺めると、供給サイドの成長戦略に関する直接的な記述が不思議と見当たらない。かのトニー・ブレア=ゲルハルト・シュレーダーでさえ“supply side policies have a central and complementary role to play”(Europe:The Third Way/Die Neue Mitte,1999)と宣揚しているのだが…。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年9月17日に日本でレビュー済み
中-上級以上のマクロ経済学は概して成長理論から始まるが、そこで使われる数学が難解であるため、多くの学生はそこで苦しむことになる。

また一方で、日本のテキストブックの多くは経済成長論を十分にカバーしていないため、経済成長論の議論自体を追うこともままならなくなり、挫折してしまう学生も少なくない。

この本は、執筆当時UCバークレーの助教授で現在は同教授を務める気鋭の研究者による経済成長論の入門書で、特に日本でマクロ経済学を中級以上まで学ぶ学生にとっては非常に有用である。この本を読んで、初めてわかることがでてくる学生が多くいることは間違いない。

読みやすい反面、議論が単純化されているため、読む者を選ぶのは仕方がないだろう。この本は初心者のための本である。そして、そうであるがゆえに、素材を提供する翻訳者の側にはプロの仕事を求めたい。

あとがきにあるように、この訳書が大学院のゼミテキストから生まれたもののせいか、英語から日本語に無造作に移そうとしている節があるところが散見され、アメリカの入門書に特徴的な流れるような叙述を損ねている。また、引用文献の表記が本文中では、何故かカタカナ表記になっており、即座に参考文献リストと照合できない仕組みになっている。

これらの点で、若干信頼を欠きながら読むことにもなろうが、原書をとるよりはむしろ、この本で手早くおおよその議論に触れて、上級書に取り掛かる方が賢明かと思われる。また、簡単な微分方程式の使われ方をここで実際に目にすることが、数学学習のモチベーションを高めることに繋がると考えられるので、上級の経済学で使われる難解な数学について触れる場としても有用であろう。
23人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2002年11月13日に日本でレビュー済み
 現代の経済成長理論が分かり易く、また興味深く書かれています。その記述は数学が主体ですが、微分と指数関数を知っていればある程度理解できると思います。最も魅力的な2章のソローモデル(特に技術進歩を含む)が少し理解するのに手強かったですが、2章を理解すれば後は比較的読み易いです。経済成長のために必要な要素というのは言葉で並べても、数式を見ても同じようなものですが、1)その要素がどのように経済成長に影響するか、2)数式が経済成長に対する予測能力を持つ、という2点においてモデルを数式化することの重要さを実感しました。本書では数式が主役ですが、その数式が導く解答や歴史的観点から見た経済成長が大変興味深く説明されています。理論を知ることで経済成長に関して視界が明瞭になりました。良書だと思います。
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年6月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これからソロー・モデルやローマー・モデルを使った開発経済学や経済成長について学ぶなら入門書としてかなりお勧めです。
ただ、誤字や誤訳と思われるものが多数あり、章末の練習問題も何を議論したいのか曖昧なところがあります。

独学より、輪読形式の勉強で使用すると良いと思います。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年9月11日に日本でレビュー済み
 1999年の本。著者はカリフォルニア大学バークレー校経済学部の準教授(当時)。
 曰く・・・
 ソロー・モデルによれば、貯蓄・投資率の高い国は豊かになる。労働者一人あたりの資本蓄積が大きくなると、労働者一人あたりの産出も大きくなる。人口成長率の大きな国は貧しくなる傾向がある。そういう国では増大する人口に応じて資本・労働比率を一定に保つためだけに貯蓄率がより高くならなければならない。
 ソロー・モデルでは、持続的成長は技術進歩があるときのみに起こる。技術進歩なしでは資本蓄積は収益逓減に落ち込んでしまう。技術の改良は資本蓄積による収益逓減を相殺し続ける。
 ある経済が定常状態の下方にあればあるほどその経済は速く成長し、上方にあればあるほど成長は遅い(新古典派モデルの移行ダイナミクスの原理(Principle of Transition Dynamics))。
 知的所有権の発展こそが近代経済成長をもたらした。各個人が市場から大きな利益が得られるとの約束を信じてよいと思うことで勇気づけられるようになるまでの間は持続的なイノベーションは起こらなかった。過去、新技術開発はあったが断続的だった。イノベーションは、発明家に報酬を支払うことなく無料で真似ることが可能であるため、イノベーションにおける所有権制度が整備されるまで技術変化のペースが遅かった。産業革命、つまり、持続的経済成長は、知的所有権保護の仕組みが十分に確立され、イノベーションによって生み出される社会全体の利益のいくばくかを企業家が私的利益として確保できるようになったときに開始した。
 ソロー・モデルによれば、定常状態における労働者一人あたりの産出は、投資率、労働力人口増加率および投入の生産性による。豊かな国は、GDPと時間の大きな割合を資本と技能の蓄積に投資している。アメリカが豊かなのはこれに加えてそれらの投入が生産的に利用されているから。貧困国は資本や教育だけでなく、それらを投入に用いる際の生産性も同様に低い(法律不備や汚職とか)。経済のインフラストラクチャー(法制度や倫理など)が生産と投資を活発にするものであるとき経済は成長する。
 などなど。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年5月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書は、マクロ経済学のメインテーマと言っても良い「経済成長理論」を、基礎理論から今も行われ続けている「経済成長理論」論争にまで及ぶ、入門教科書としては、類を見ない解り易さで解説されている。大学院レベルの経済学書の中で「成長経済理論」について一通り学習するには良書であると思う。また巻末には、付録として、本文の中で使う微積の解説まで付いているのも親切。

ただ、欲を言えば、本文中で式の展開が欲しいところがされてなかった部分があるのが気になった。そして、経済教科書には演習問題を上げておいて模範解答が無いものが多いのだが、本書においても同様で、演習問題の模範解答は欲しい所だ。

いずれにせよ、これだけの量で、これだけの内容をかなり解り易く解説している著書は少ないのではないか?

最後に追加して言えば、大学学部1年生程度(実はどの程度の数学を学部1年で学ぶのか知らないのだが…)の数学知識で…と非常に簡易なように書かれているが、全編を通読し、腑に落とし込むには、やはりそれなりの数学力が必要。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2003年1月30日に日本でレビュー済み
 本書は経済成長を理論的に分析する枠組みである新古典派の成長理論や内生的成長理論の教科書である。この分野は数学を多用する分野であるが、本書ではできる限り簡単な数学(微分や指数・対数など)を用いて解説をしているため、多少数学が苦手でもなんとか読みこなすことができる。さらに、本書の特徴として単なる理論モデルの解説ではなく、経済成長や経済開発の具体的な問題にもしばしば言及されている点が挙げられる。本書を読むことで経済成長理論に関する理解が深まるだけでなく、経済成長のメカニズムに対する理解が深まるだろう。「世界には成長を遂げた先進国とそうでない発展途上国が存在するのはなぜか?」こういった疑問を持つ人には是非読んでもらいたい本である。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2003年7月30日に日本でレビュー済み
新古典派成長理論に多大な貢献をした、ソロー・モデル。
1980年代内生的成長理論研究を盛んにする起因となったローマー・モデルこれらの議論の展開をメインに本書は構成されている。
なので、内生的成長理論を体系的に理解するのに適した本ではないが、現代成長理論の先端を理解するには最適な「入門書」だと思う。
言葉も平易で現実生活に即した例も多く用いられて非常に読みやすいと思った。また、議論の展開において多少一般式が出てくる。一般式の考え方に慣れていないと少し進みにくいかもしれないが、しっかりと式の展開を理解するように読み進めれば、数式による議論に慣れることが出来ると思う。難易度は高校時代の数学をそれなりに理解していれば、ほとんどの式を理解できるレベルではないだ㡊??うか。
値段も相対的に見て決して高くない方ので成長理論をこれから学ばれる方には読むことをお勧めしたい。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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