「能力を認めて活用する社会にしよう」というと、「強者の論理」といって憤る人たちがいる。それは、変わることが怖いという「脆弱な自己」、自分より厚遇されることへの「嫉妬的視線」、そして「変わることが面倒でイヤだ」から改革者を多数で引きずりおろせという「怠け者」である。
この本は、日本に合った「柔らかな改革」で「健全な競争」「負け組をつくらない」ことを目指す。日本に優しい改革を提案している。
この国の歴史的な雇用の変化、「失われた20年」の分析は、資料価値がある。
「コンピテンシー」という言葉が普通に語られるようになった。その普及に大きな役割を果たした本だと思う。
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能力を楽しむ社会: 負け組をつくらない日本型モデルの構想 単行本 – 2000/6/1
大久保 幸夫
(著)
- 本の長さ258ページ
- 言語日本語
- 出版社日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
- 発売日2000/6/1
- ISBN-10453214843X
- ISBN-13978-4532148430
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
これからの日本をつくるのは一部のエリートではなくごく普通の日本人。彼らの能力を高め、幸福感を持てる社会をつくるには? コンピテンシーやビジネスEQの重視、キャリアデザインの支援等、人材面からの日本再生策を提示。
登録情報
- 出版社 : 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版; New版 (2000/6/1)
- 発売日 : 2000/6/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 258ページ
- ISBN-10 : 453214843X
- ISBN-13 : 978-4532148430
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,595,405位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 84,102位投資・金融・会社経営 (本)
- - 139,929位ビジネス・経済 (本)
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