日本軍がシンガポールに迫り、
著者にも身の危険が及ぶ。
英国人は我先に逃げた。
白人は日ごろ威張っていたんだから、
こういうときこそリーダーシップを発揮して
防戦すべきだっただろう。
何のために支配していたのだ・・。
インド人、オーストラリア人、
マレー人、華僑も含めて、
自分の戦争だと思っている人間は
多くなかったようだ。

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リー・クアンユー回顧録 上: ザ・シンガポール・ストーリー 単行本 – 2000/9/1
- 本の長さ430ページ
- 言語日本語
- 出版社日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
- 発売日2000/9/1
- ISBN-104532163625
- ISBN-13978-4532163624
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登録情報
- 出版社 : 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版; New版 (2000/9/1)
- 発売日 : 2000/9/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 430ページ
- ISBN-10 : 4532163625
- ISBN-13 : 978-4532163624
- Amazon 売れ筋ランキング: - 445,758位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 113位アジア・アフリカのエリアスタディ
- - 311位政治史・比較政治
- - 2,503位政治入門
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年1月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
類まれな作者の経歴を超えた飽きることのない執着心を感じました。
2012年6月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
シンガポール建国に至る歴史の流れと、そこで奮闘する著者の姿を興味深く読んだ。
利己的な判断も隠さずに書かれており、極力率直に書いているようには思えた。激動の時代にあって、小国をリードした彼の手腕は、現在のシンガポールを見れば容易に理解できるし、政治の表も裏も知った著者の生々しい描写には、思わず引きこまれるものがある。
だが、あくまでも本人の手による自伝であり、容易にその記述を鵜呑みにできるものではないとも感じた。近い割にはよく知らない、この入り組んだ東南アジアの歴史に対して、より深い興味が起きたことは、個人的には良著であったことの証であったと思う。
利己的な判断も隠さずに書かれており、極力率直に書いているようには思えた。激動の時代にあって、小国をリードした彼の手腕は、現在のシンガポールを見れば容易に理解できるし、政治の表も裏も知った著者の生々しい描写には、思わず引きこまれるものがある。
だが、あくまでも本人の手による自伝であり、容易にその記述を鵜呑みにできるものではないとも感じた。近い割にはよく知らない、この入り組んだ東南アジアの歴史に対して、より深い興味が起きたことは、個人的には良著であったことの証であったと思う。
2015年8月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
政治色が濃く、どうでも良いことがダラダラと書いてある。
英雄の自伝だと期待したが、残念。
英雄の自伝だと期待したが、残念。
2015年3月29日に日本でレビュー済み
日本国のトップが先週亡くなったリークアンユー元シンガポール首相の国葬に参列するために出かけた。
シンガポールを中心としたアジアの経済発展の考え方に、日本の戦後経済の運営方法や教育制度など多様な
良い部分を取り入れて現在の東南アジアの真珠と呼ばれる経済の中心都市(国)を作り上げた人だが、日本の
悪い面の指摘も憚ることなくおこなってきた。
この本の日本版への序文('Eページ)、第3章日本の侵略(P27〜60)に、著者リークアンユーが実際に身を持って
体験した当時の日本軍・日本兵の行動の様が描かれている。(特にP40に描かれた慰安所の様子は読んでおきたい。
そんなことしか兵士に与えられなかった持たざる国日本の寂しさと、従事させられた人達のやるせなさ…。ABさん
も読んで行ってくれたらいいが。)
シンガポールでの日本軍による華僑の虐殺など日本人として読んで面白くないことも書かれているが(現地に追悼施設あり)、
この本が世界各国で翻訳され多くの人達が読んでいることはいやでも消せないことだし、その先に現在・未来のお互いの真の
理解を築いていく必要がある。
戦後70年の今年だからこそ、もう一度しっかりその時代を学んで未来を考えるために読んでおきたい本の一冊。
しかし、古本の価格が一時期10万円を超えたというのは解せないが、図書館なら蔵書として持っているだろうから一読をお薦め。
シンガポールを中心としたアジアの経済発展の考え方に、日本の戦後経済の運営方法や教育制度など多様な
良い部分を取り入れて現在の東南アジアの真珠と呼ばれる経済の中心都市(国)を作り上げた人だが、日本の
悪い面の指摘も憚ることなくおこなってきた。
この本の日本版への序文('Eページ)、第3章日本の侵略(P27〜60)に、著者リークアンユーが実際に身を持って
体験した当時の日本軍・日本兵の行動の様が描かれている。(特にP40に描かれた慰安所の様子は読んでおきたい。
そんなことしか兵士に与えられなかった持たざる国日本の寂しさと、従事させられた人達のやるせなさ…。ABさん
も読んで行ってくれたらいいが。)
シンガポールでの日本軍による華僑の虐殺など日本人として読んで面白くないことも書かれているが(現地に追悼施設あり)、
この本が世界各国で翻訳され多くの人達が読んでいることはいやでも消せないことだし、その先に現在・未来のお互いの真の
理解を築いていく必要がある。
戦後70年の今年だからこそ、もう一度しっかりその時代を学んで未来を考えるために読んでおきたい本の一冊。
しかし、古本の価格が一時期10万円を超えたというのは解せないが、図書館なら蔵書として持っているだろうから一読をお薦め。
2010年6月24日に日本でレビュー済み
この本を読んだのは3〜4年ほど前になりますが、読んだ当時の興奮
を未だに思い出せます。いつか、英語版でもう一度読みたいと思っています。
まず、彼の生い立ちから語られていますので、戦前の大英帝国下での生活、
日本軍による制圧、戦後の不安定な資本・共産主義イデオローグを抱える社会
など、生の体験が語られています。
当時の雰囲気がひしひしと伝わます。そして面白いです。
弁護士から政治家へ転進。混乱した社会の中で、政治闘争に頭脳戦で敵対勢力を
退け、安定した社会へ導きます。
ケンブリッジ主席卒業でMI6も敵わない頭脳明晰な著者による痛快な政治劇!
を未だに思い出せます。いつか、英語版でもう一度読みたいと思っています。
まず、彼の生い立ちから語られていますので、戦前の大英帝国下での生活、
日本軍による制圧、戦後の不安定な資本・共産主義イデオローグを抱える社会
など、生の体験が語られています。
当時の雰囲気がひしひしと伝わます。そして面白いです。
弁護士から政治家へ転進。混乱した社会の中で、政治闘争に頭脳戦で敵対勢力を
退け、安定した社会へ導きます。
ケンブリッジ主席卒業でMI6も敵わない頭脳明晰な著者による痛快な政治劇!
2011年2月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
シンガポールという地域がどうあるべきか、独立後の小国シンガポールが周辺諸国に飲み込まれずに生き抜いていくためには何が必要か、冷静に分析・行動していく姿には素直に尊敬してしまいます。
また、こうしたリーダーや彼のプランを効率的に実行していく行政府をとても羨ましくも思います。彼の分析力・行動力がどのように培われ、それをどう維持・発展してきたのかについて、彼自身が
どのように捉えているのか、共産党に対する絶対的な不信感の根っこには何があるのか、より多く語って欲しいことは沢山ありますが、それを補って余りある魅力のある本です。
また、こうしたリーダーや彼のプランを効率的に実行していく行政府をとても羨ましくも思います。彼の分析力・行動力がどのように培われ、それをどう維持・発展してきたのかについて、彼自身が
どのように捉えているのか、共産党に対する絶対的な不信感の根っこには何があるのか、より多く語って欲しいことは沢山ありますが、それを補って余りある魅力のある本です。
2001年3月31日に日本でレビュー済み
確固たる意思をもって、国家の建設に情熱を注ぐ姿は、国の規模こそ違え、国家の長たる者の見本としてわが国の政治家も見習い実行してもらいたい。特に共産主義やマレーシアとの闘いは、我々日本人からは実感がわかない内容ではあるが、命をかけたその姿には感動する。
上巻は、独立までの内容で、日本人にとってはピンと来ない部分があるものの、下巻の外交面でのやりとりについては、わが国の外交下手と比べると実に毅然としていて頼もしい。また各国首脳に対する批評は、日本の政治家からは聞けないような堂々とした内容であり、彼が独立国家の長として世界と渡り合ったその姿が見てとれる。わが国政治家もこれくらいやりあえる力があれば、なめられることも無いのだがと思ってしまう。
上巻は、独立までの内容で、日本人にとってはピンと来ない部分があるものの、下巻の外交面でのやりとりについては、わが国の外交下手と比べると実に毅然としていて頼もしい。また各国首脳に対する批評は、日本の政治家からは聞けないような堂々とした内容であり、彼が独立国家の長として世界と渡り合ったその姿が見てとれる。わが国政治家もこれくらいやりあえる力があれば、なめられることも無いのだがと思ってしまう。