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秀吉の枷 (下) 単行本 – 2006/4/18
加藤 廣
(著)
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戦国大名一の出世頭、羽柴(豊臣)秀吉を主人公にした歴史小説は世にあまたありますが、この作品には「まったく新しい秀吉」がいると断言しても過言ではありません。その出生、そして人生にはいまだ多くの謎が潜んでいます。その謎を凝視していくと、晩年のバランス感覚を失った権力者の悲しき末路が見えてきます。著者は遺された歴史資料に書き落とされた“歴史の行間”に想像力をはばたかせ、驚くほどにリアルな新解釈を積み重ねていきます。その大胆でスリリングなストーリー展開で、上下巻合わせて1300枚の大作ですが、息もつかせず一気に読ませる作品となっています。
- 本の長さ380ページ
- 言語日本語
- 出版社日本経済新聞出版
- 発売日2006/4/18
- ISBN-104532170702
- ISBN-13978-4532170707
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商品の説明
著者からのコメント
これまで書かれなかった新たな秀吉像を突き詰めた作品です。「足軽百姓から身を起こし・・・」という有名な“太閤伝説”を覆す歴史ミステリーをじっくり堪能していただきたい。
出版社からのコメント
著者の歴史観に対峙する姿勢は「勝者に悲哀を、敗者に美学を」。天下を目指す時、人はどう考え、どう行動するのか。そして天下を取った時、人は・・・。特に人事や新たな戦略を決める時の人間を見通す視線は、戦国から安土桃山時代が、現代と瓜二つに見えてきます。前作『信長に棺』を読まれた方は、主人公・太田牛一の背後で繰り広げられた熾烈な権力闘争を通して、立体的に物語を堪能することができます。
著者について
1930年東京生まれ。東京大学法学部卒業後、中小企業金融公庫調査部長等を歴任。山一證券に転じ同経済研究所顧問等を経て、2005年に作家デビュー。デビュー作『信長の棺』がベストセラーに。
登録情報
- 出版社 : 日本経済新聞出版 (2006/4/18)
- 発売日 : 2006/4/18
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 380ページ
- ISBN-10 : 4532170702
- ISBN-13 : 978-4532170707
- Amazon 売れ筋ランキング: - 941,916位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 124,613位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
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- 2021年8月10日に日本でレビュー済みフォーマット: 単行本本能寺で信長の死体が見つからなかったのは史実のようだ。
それは、本能寺から秘密の抜け穴が作られていたからで、それを作るように命じられたのは秀吉だった。
秀吉が毛利の広島攻めの最中に、光秀の本能寺の変が起こるが、その可能性を察知した秀吉は、部下に命じて抜け穴の出口をふさぐ。
それを知らず、抜け穴に逃げ込んだ信長は小姓たちとともに穴の中で窒息死することになる。
その事実を服部半蔵を使って掴んでいたのが家康。
ただすぐにそのネタを使うことはせず、秀吉の三河攻めのときに切り札として使う。
秀吉の最期の時、「お館さま(信長のこと)ごめんくだされ」と何日も狂い泣いたという。その理由は、この抜け穴ふさぎにあったというのが加藤廣の見立てなのである。
よくできた仮説で、いろいろな資料がかなり細かく読み込まれている。どこまでが史実で、どこからが加藤の仮説かがよくわからない。
けれども、それがわからないのがうまい小説の書き手だとも思う。
信長、秀吉、家康、この3武将は対照的に語られるし、事実そうした性格の違いを持ち、異なったアプローチで権力に至る。
しかし、この時代、この順番でしか現れえなかったのではと思いもする。
- 2019年9月26日に日本でレビュー済みフォーマット: 文庫本書は、2006年4月に日本経済新聞社から刊行されたものを、
2009年6月の文庫化にあたり、上・中・下巻に分冊したものです。
秀吉の天下取りを描いた内容で、秀吉が九州仕置きを終えて大坂に戻った話から始まり、
死までを描いています。
上巻から下巻まで加藤氏の奇をてらった仮説にあふれていて、
読者が本書の内容を鵜呑みにされないよう願います。
- 2011年4月9日に日本でレビュー済みフォーマット: 文庫Amazonで購入豊臣秀吉を思い浮かべるとき、人それぞれ異なるイメージを抱くのではないでしょうか。
秀吉ほど一生の間に姿を変えていった人は稀有でしょう。
信長の家臣として出世に次ぐ出世を遂げた頃。天下統一を成し遂げた頃。そして口臭の漂う晩年の頃。
下巻は、小田原征伐から説き起こされます。
秀吉を思い浮かべるとき、その明るく陽気な印象がまず最初に浮かびます。
戦わずして敵を味方につけてゆく才覚は領土を広げるときに存分に発揮されたと思うのです。
俗に人たらしの秀吉でさえも、戦いが終わると俗な欲望に取り付かれていきます。
秀吉の血筋に対する執着とその絶望感を覆い隠すための愚行。天下人なるが故の孤独。
このあたりは、現代的な感覚で著者は秀吉にアプローチしていると感じられました。
時間は後戻りすることはありませんが、歴史は遡ることが可能です。
歴史のある地点から過去に遡ってゆくとそこに必然性がみつかる場合があります。
天下統一を果たした豊臣家は秀吉亡き後、徳川家康にその座を奪い去られてしまいます。
読み終えた段階で豊臣家の最期を思い浮かべるでしょう。
著者は、前野将右衛門が随分お好みのようです。秀吉、影の軍団。
信長が部下を放逐していったことは良く知られていますが、秀吉も同じ事をしていました。
この本を読むと、信長と秀吉が如何に良く似ていたかが感じられます。
- 2010年4月16日に日本でレビュー済みフォーマット: 文庫Amazonで購入「信長の棺」の続編にあたる作品でぜひ前作品を読んだ上で本書を読むと一層おもしろい。
秀吉の信長を恐れる心情がやがて信長を超える自信となっていく様子が見事。
しかし生涯信長の遺骸行方に翻弄させるところはこれまでに無かった展開で読み応えがある。
一般文学通算546作品目の感想。通算845冊目の作品。2010/02/07
- 2008年4月2日に日本でレビュー済みフォーマット: 単行本秀吉を主人公に、宿老(前野長康、蜂須賀小六、竹中半兵衛、黒田官兵衛ら)や信長との関係性を描く。下巻では主に孤独になる秀吉像を描いている。
通常考えられているような明るい秀吉像ではなく、暗く孤独な秀吉像は、「権力者」という観点から見直したが故の一つの成果といえるだろう。宿老達が遠ざけられ、子飼いの武将(加藤清正ら)が出世していったことへ対しても、著者は一つの回答を提示している。
惜しむらくは読みづらさ。上巻・下巻で一貫して秀吉の孤独化を描いているため、テンポが単調になり徐々に読み進みづらくなってしまっていたように感じた。
- 2015年5月24日に日本でレビュー済みフォーマット: 文庫Amazonで購入「秀吉の枷」下巻では秀吉の後継者問題と中心となる。秀吉の晩年、後継者に関して不幸も重なり、これまででは信じられないような失策を繰り返す。すべてを手に入れた男が傲慢になり、それをいさめる部下もいなくなってしまった。また、自分の代で栄華を極めるとそれをどう子孫に残していくかが問題になってくる。その弱みを巧みに利用した淀の策略も面白い。本作では秀吉も淀に手玉に取られたわけではなく、自らの判断ミスから淀のシナリオにのらざるを得なかったというストーリーは説得力がある。
後継者問題では打ち手がことごとく裏目に出て、罪の意識だけが秀吉に残される。天下を取るということはさらに大きな枷を背負ってしまった秀吉に悲哀を感じてしまう。
本作は歴史の事実に基づいた歴史物語として読むより、現存する資料を通して作者の推理を物語にしたパラレルワールドでの出来事と割り切って作者の創作を楽しみながら読むのが良いと思う。
- 2018年11月21日に日本でレビュー済みフォーマット: 文庫難しいタイトル,「枷」は読めませんでした(苦笑).
枷(かせ):罪人の首や手足にはめて自由を束縛する,昔の刑具.転じて人の行動を束縛する邪魔物.
→ 「あしかせ」
心理的、物理的に行動の妨げになるもの.
→ 「古いしきたりが枷になる」
信長を殺害したのは明智光秀であると,疑いのない史事として語り継がれていますが,前作の 『信長の棺(ひつぎ)』 の裏話的なところもあり,前作を読んでいるとなおのこと,続編としても興味深く,秀吉にとっての『枷』が何であるかを推察しつつ読み進められます.『信長の棺』,『秀吉の枷』,『明智左馬助の恋』は「本能寺三部作」と呼ばれているようで,繋がる部分が多々のようです.
歴史的事実は何が本当で,何が作り話であるか,これは伝えられ方にもよるのですが,後になって伝えられていたことが間違いだったという発見はたくさんあります. → 武田信玄の史書 『甲陽軍鑑』 しかりです!
加藤さんの作品は,古文書や歴史資料に基づき,これまでの歴史認識をミステリー風に脚色,事実かどうかは別にして,読み物,歴史ミステリーとして大変面白く描かれているところが素晴らしいともいます.
実はこの作品を手に取り,筆者がこの4月に亡くなっていたことを知るに至りました.感謝の気持ちを込めて,「本能寺三部作」を全て読ませていただきたいと思っています.
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本能寺の変を新解釈で描いた『信長の棺』で知られる時代小説家,
加藤廣(かとうひろし)さんが,
2018年4月7日に循環器不全のため死去されました.
享年87歳でした.ご冥福をお祈りいたしたく思います.
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