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無花果の森 単行本 – 2011/6/1
小池 真理子
(著)
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購入オプションとあわせ買い
夫の暴力から逃れ失踪した女が、身を潜めた地方都市の片隅で生き抜く姿を静謐な文体で描ききり、現在に生きる人が抱え持つ心の闇に迫った力作長編! 絶望と希望、生と死の境界に怜悧に斬り込んだ著者の新境地!
- ISBN-104532171059
- ISBN-13978-4532171056
- 版New
- 出版社日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
- 発売日2011/6/1
- 言語日本語
- 寸法14 x 3.2 x 19.5 cm
- 本の長さ485ページ
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登録情報
- 出版社 : 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版; New版 (2011/6/1)
- 発売日 : 2011/6/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 485ページ
- ISBN-10 : 4532171059
- ISBN-13 : 978-4532171056
- 寸法 : 14 x 3.2 x 19.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 722,487位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 16,443位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
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1952(昭和27)年、東京生れ。成蹊大学文学部卒業。
1996(平成8)年に『恋』で直木賞、1998年に『欲望』で島清恋愛文学賞、2006年に『虹の彼方』で柴田錬三郎賞を受賞した。代表的な長編作品に『狂王の庭』『虚無のオペラ』『瑠璃の海』『望みは何と訊かれたら』『ストロベリー・フィールズ』がある一方、短編の名手としても知られ、『水無月の墓』『夜の寝覚め』『雪ひらく』『玉虫と十一の掌篇小説』といった短編集も多数発表している。また、エッセイ集に『闇夜の国から二人で舟を出す』などがある。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年2月24日に日本でレビュー済み
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この物語の主人公の女性の一種の恋愛模様とこの女性を雇った老画家の存在が興味をひいた。
2022年12月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アダムとイブが裸を隠すために使ったのが無花果の葉。
無花果の花は外からは見えない。
夫のDVから逃れ、隠れるようにたどり着いた新谷泉が落ち着く先が著名な画家天坊八重子の家。
その家の庭に植わるのが、無花果の木だというのが象徴的。
画家天坊八重子は、自らの意志で世界から孤絶し、安易に世界と手をつながずにきた人間ならではの、ある種の強さ、凄みを持つ女性で、自分が誰で、何をしているのか時々分からなくなるという主人公泉とは真逆の生き方をしてきた人間。
そんな泉が偶然出会った鉄治も、偽名を使い、世間から隠れ生きている、ある意味未来のない男。
自ら隠れ生きている、そんな、名前も未来もない男女でも、惹かれあうことができる。
未来をあきらめていた二人だからこそ、ただの世間話をしているときでも、一瞬一瞬が満ち足りていながら、それがすぐに消え去ってしまうまぼろしのように思え、わが身の幸福が消えることに恐れる。
人生に絶望した男と女。
それゆえ離れがたい思いが強まる。
鉄治は泉にとって、忘れかけていた炎を灯してくれた存在だ。
立ち上った炎は、いま静かに揺らめき、深かった闇に一条の光を与えてくれている。
そんな二人だけに、彼らに関係してくる人間は限りなく少ない。
飲み屋『ブルーベルベット』を経営するゲイのサクラは、そんな二人に関わる数少ない一人。
サクラの描かれ方は、(例えば、毒舌的本音をはくなど)完全にステレオタイプのゲイと言えますが、それはサクラがステレオタイプのゲイを演じているからだとも言えるでしょう。
打算的でありながら優しさも併せ持つサクラは、どこか憎めない存在として描かれており、ステレオタイプと分かっていても、本作を楽しませる一点的存在となっています。
小池真理子作品としては『恋』や『沈黙の人』、短編集『千日のマリア』などと比較して、それほどハット驚くような意外性はないものの、どっしりと安定した作品との印象を持ちました。
無花果の花は外からは見えない。
夫のDVから逃れ、隠れるようにたどり着いた新谷泉が落ち着く先が著名な画家天坊八重子の家。
その家の庭に植わるのが、無花果の木だというのが象徴的。
画家天坊八重子は、自らの意志で世界から孤絶し、安易に世界と手をつながずにきた人間ならではの、ある種の強さ、凄みを持つ女性で、自分が誰で、何をしているのか時々分からなくなるという主人公泉とは真逆の生き方をしてきた人間。
そんな泉が偶然出会った鉄治も、偽名を使い、世間から隠れ生きている、ある意味未来のない男。
自ら隠れ生きている、そんな、名前も未来もない男女でも、惹かれあうことができる。
未来をあきらめていた二人だからこそ、ただの世間話をしているときでも、一瞬一瞬が満ち足りていながら、それがすぐに消え去ってしまうまぼろしのように思え、わが身の幸福が消えることに恐れる。
人生に絶望した男と女。
それゆえ離れがたい思いが強まる。
鉄治は泉にとって、忘れかけていた炎を灯してくれた存在だ。
立ち上った炎は、いま静かに揺らめき、深かった闇に一条の光を与えてくれている。
そんな二人だけに、彼らに関係してくる人間は限りなく少ない。
飲み屋『ブルーベルベット』を経営するゲイのサクラは、そんな二人に関わる数少ない一人。
サクラの描かれ方は、(例えば、毒舌的本音をはくなど)完全にステレオタイプのゲイと言えますが、それはサクラがステレオタイプのゲイを演じているからだとも言えるでしょう。
打算的でありながら優しさも併せ持つサクラは、どこか憎めない存在として描かれており、ステレオタイプと分かっていても、本作を楽しませる一点的存在となっています。
小池真理子作品としては『恋』や『沈黙の人』、短編集『千日のマリア』などと比較して、それほどハット驚くような意外性はないものの、どっしりと安定した作品との印象を持ちました。
2020年7月22日に日本でレビュー済み
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差入れ用
2022年2月15日に日本でレビュー済み
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小池真理子さんの本は何度か読んできたが、死別や別れストーリーが多く感じられてきたが、
この本は最後に求め合う二人が再会し、その後おそらく一緒に幸せに過ごして行くのだろう思われるストーリーで終わって行く感じがよかった。
途中ドロドロでも最後にハッピーエンドとなるような本をもっと書いて欲しい。
この本は最後に求め合う二人が再会し、その後おそらく一緒に幸せに過ごして行くのだろう思われるストーリーで終わって行く感じがよかった。
途中ドロドロでも最後にハッピーエンドとなるような本をもっと書いて欲しい。
2014年6月26日に日本でレビュー済み
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映画を見るために読みましたが意外と面白かったです。結構長いですが
2018年7月8日に日本でレビュー済み
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小池ワールドそのもの。一気に読んでしまった。デビュー以来ファンです。読みながら影像が浮かびますよ。今は虚脱感半端ないよ。
2011年9月10日に日本でレビュー済み
小池真理子氏の本は大好きで、しかも今作は「DVを受けた女性が新しい人生を切り開いていく物語」と聞いて、期待して読みました・・・が。
残念ながら期待外れ。
展開が都合が良すぎる。
DVを受けた妻が夫から逃げ出して見知らぬ街に住みついて、
そこに顔見知りの同じく逃亡中の男性がいて、当然のように結ばれて・・・って、
作中の台詞にもあるように「安手のドラマみたい」。
DVを受けた女性・DVをする側の男性の実態にも、真に深く迫っていない。と強く感じました。
何というか、DVに対するイメージやデータだけで書いた描写みたいでした。
実際は、DVをする側は、その人がいないと生きていけないかのように被害者に思い込ませ、感情的・精神的に被害者を
コントロール下に置きます。被害者にとってDV加害者は、単に「自分に恐いことをする人」というだけでなく、
その人にすがらないと生きていけないようにされているので、DV加害者に依存していくようになり、
自尊心や自立心・気力を奪われ、DV環境から簡単に抜け出せず、泥沼の中で苦しみます。
本の中で描写されているより、もっと複雑で深い心理的な葛藤や苦しみが被害者にはあります。
だのに、その点があんまりリアルに書かれていない。
小池氏は某女性週刊誌のインタビューで、「自分で考えて生きる主人公にしたかった」と語っていましたが、
この主人公は、そのような人物像として描かれていたかな?疑問に思いました。
どちらかというとこの主人公は、問題や苦しさを自分の力で「考えて」向き合って生きていくというよりは、淡々と「流れるように」生きていくタイプだと思います。
加えて、せっかく、主人公をお手伝いさんとして雇う高齢で独身の女画家という、人生のペーソスを感じさせられるような
面白い脇役を配しているのに、ストーリーに効果的に生かし切れていなくて勿体ないです。このお婆さんの存在が、
主人公の人生にとってどんな意味があったのか、もっと書き込んでほしかった。
他にも、タイトルにも使用されている「無花果の庭」や、老画家と詩人との秘められた恋などの、
ストーリーの中の小道具が活きていない。
主人公の母と姉との関係が殆ど触れられていない点(どうして主人公は夫のDVの被害下にあるのに、自分の肉親に助けを求められないのか。
そこをもっと書き込めば、主人公の孤独がより明確に浮き彫りになったはず)など、もう一歩踏み込めばもっとリアルに主人公像に
肉薄できたのに、全体的に書き込まれていない「余白」の部分が多すぎて、残念です。
筆力がある作家さんなので、読者を最後まで「読ませる」ことは出来るし、それなりに面白く読めるとは思います。
ただ、実際に現実の世界でDVを受けている被害者や、辛い思いをしている女性が
本から真剣に何かを掴もうとして読むと、本書の内容の踏み込みの足りなさとリアル感の欠如に、すごく物足りなく感じると思います。
残念ながら期待外れ。
展開が都合が良すぎる。
DVを受けた妻が夫から逃げ出して見知らぬ街に住みついて、
そこに顔見知りの同じく逃亡中の男性がいて、当然のように結ばれて・・・って、
作中の台詞にもあるように「安手のドラマみたい」。
DVを受けた女性・DVをする側の男性の実態にも、真に深く迫っていない。と強く感じました。
何というか、DVに対するイメージやデータだけで書いた描写みたいでした。
実際は、DVをする側は、その人がいないと生きていけないかのように被害者に思い込ませ、感情的・精神的に被害者を
コントロール下に置きます。被害者にとってDV加害者は、単に「自分に恐いことをする人」というだけでなく、
その人にすがらないと生きていけないようにされているので、DV加害者に依存していくようになり、
自尊心や自立心・気力を奪われ、DV環境から簡単に抜け出せず、泥沼の中で苦しみます。
本の中で描写されているより、もっと複雑で深い心理的な葛藤や苦しみが被害者にはあります。
だのに、その点があんまりリアルに書かれていない。
小池氏は某女性週刊誌のインタビューで、「自分で考えて生きる主人公にしたかった」と語っていましたが、
この主人公は、そのような人物像として描かれていたかな?疑問に思いました。
どちらかというとこの主人公は、問題や苦しさを自分の力で「考えて」向き合って生きていくというよりは、淡々と「流れるように」生きていくタイプだと思います。
加えて、せっかく、主人公をお手伝いさんとして雇う高齢で独身の女画家という、人生のペーソスを感じさせられるような
面白い脇役を配しているのに、ストーリーに効果的に生かし切れていなくて勿体ないです。このお婆さんの存在が、
主人公の人生にとってどんな意味があったのか、もっと書き込んでほしかった。
他にも、タイトルにも使用されている「無花果の庭」や、老画家と詩人との秘められた恋などの、
ストーリーの中の小道具が活きていない。
主人公の母と姉との関係が殆ど触れられていない点(どうして主人公は夫のDVの被害下にあるのに、自分の肉親に助けを求められないのか。
そこをもっと書き込めば、主人公の孤独がより明確に浮き彫りになったはず)など、もう一歩踏み込めばもっとリアルに主人公像に
肉薄できたのに、全体的に書き込まれていない「余白」の部分が多すぎて、残念です。
筆力がある作家さんなので、読者を最後まで「読ませる」ことは出来るし、それなりに面白く読めるとは思います。
ただ、実際に現実の世界でDVを受けている被害者や、辛い思いをしている女性が
本から真剣に何かを掴もうとして読むと、本書の内容の踏み込みの足りなさとリアル感の欠如に、すごく物足りなく感じると思います。
2012年7月6日に日本でレビュー済み
小池真理子さんの文章は読みやすいので好きです。
ストーリーも、短長編ともガッカリさせられたという記憶はないです。
実際本書もスラスラ読めましたし、まぁ「面白かった」と言えます。
それでも冷静に考えると、この偶然はありえなさ過ぎでしょう。
それぞれの理由でまったく別個に東京を逃げ出した顔見知り程度の
男女が、それぞれ流れ着いたのが地方の寂れた、同じ町とは。
そりゃみんなフィクションだとわかって読んでいますから
何でもありといえばその通りです。
でも、小池さんほどのベテラン作家が、ご自身でこのプロットに
納得していたんでしょうか?
ストーリーも、短長編ともガッカリさせられたという記憶はないです。
実際本書もスラスラ読めましたし、まぁ「面白かった」と言えます。
それでも冷静に考えると、この偶然はありえなさ過ぎでしょう。
それぞれの理由でまったく別個に東京を逃げ出した顔見知り程度の
男女が、それぞれ流れ着いたのが地方の寂れた、同じ町とは。
そりゃみんなフィクションだとわかって読んでいますから
何でもありといえばその通りです。
でも、小池さんほどのベテラン作家が、ご自身でこのプロットに
納得していたんでしょうか?