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できる社員はやり過ごす 文庫 – 2002/7/1
高橋 伸夫
(著)
- ISBN-104532191351
- ISBN-13978-4532191351
- 版New
- 出版社日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
- 発売日2002/7/1
- 言語日本語
- 本の長さ261ページ
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登録情報
- 出版社 : 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版; New版 (2002/7/1)
- 発売日 : 2002/7/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 261ページ
- ISBN-10 : 4532191351
- ISBN-13 : 978-4532191351
- Amazon 売れ筋ランキング: - 224,256位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,103位その他の経営理論関連書籍
- - 1,107位マネジメント・人材管理
- - 16,570位投資・金融・会社経営 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2020年10月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2020年に読んでも、十分に有用な内容が書かれていた。
2011年2月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
レビューはたくさんあるので、備忘録。
加齢に伴い給与が上がる。
給与に見合った立場が与えられる。
立場に見合った能力が求められる。
しかし、能力を高める方法はない。
「馬鹿殿」が現れる。
馬鹿殿の害を減らすため、頻繁に人事異動を行う。それでも、
誤った状況認識に基づく指示が来る。
目的・手段が曖昧な指示が来る。
複数経路から指示が来る。
優先順序の低い指示が来る。(当組織の存在目的に対して)
人間性を無視した不可能命令が来る。
(難しい・大きい課題、人・時間はない。)
それでは、優れた部下像は?
(上司の指示の有無・内容に関わらず)
組織の置かれた環境を素早く把握し、
今の存在目的を見直し、次の存在目的を考え、
今の事業目的を見直し、次の事業目的を考え、
今の手段を見直し、次の手段を考え、
事業目的・手段の優先順位をつけて実施する、
主体的・能動的に考え・動ける。
つまり「やり過ごせる」部下が、できる部下。
できる部下には、給与ではなく、仕事で報いる。
大事な仕事には、優秀な人。
普通の仕事には、普通の人。
どうでもいい仕事には、どうでもいい人。
ということは、「加齢に伴い給与が上がる」をやめればいい。
加齢に伴い給与が上がる。
給与に見合った立場が与えられる。
立場に見合った能力が求められる。
しかし、能力を高める方法はない。
「馬鹿殿」が現れる。
馬鹿殿の害を減らすため、頻繁に人事異動を行う。それでも、
誤った状況認識に基づく指示が来る。
目的・手段が曖昧な指示が来る。
複数経路から指示が来る。
優先順序の低い指示が来る。(当組織の存在目的に対して)
人間性を無視した不可能命令が来る。
(難しい・大きい課題、人・時間はない。)
それでは、優れた部下像は?
(上司の指示の有無・内容に関わらず)
組織の置かれた環境を素早く把握し、
今の存在目的を見直し、次の存在目的を考え、
今の事業目的を見直し、次の事業目的を考え、
今の手段を見直し、次の手段を考え、
事業目的・手段の優先順位をつけて実施する、
主体的・能動的に考え・動ける。
つまり「やり過ごせる」部下が、できる部下。
できる部下には、給与ではなく、仕事で報いる。
大事な仕事には、優秀な人。
普通の仕事には、普通の人。
どうでもいい仕事には、どうでもいい人。
ということは、「加齢に伴い給与が上がる」をやめればいい。
2016年8月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前半はよかった。「やり過ごし」OK。普遍。しかし後半の「未来傾斜」は疑問。そんなに未来は明るいの? なんせ20年前。マイナス金利もブラック企業もニートもない時代の話ですもんね。
2009年6月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
虚妄の成果主義など、経済学者の視点から物事を書いている
著者による、社員の分析結果とその考察
内容はそんなに固い内容ではなくて、できる社員とは
「やり過ごす」社員であることを統計結果から述べています。
ならば、やり過ごされた内容は、係長などが、「尻ぬぐい」や
「泥をかぶって」行っています。
仕事の満足度と、退職志望は、「見通し」という説明変数で
解説できることを述べています。がらっと変わって
囚人のジレンマを持ち出し、実社会での囚人のジレンマは
協調行動が生き残るためのKeyであることを述べています。
最後の章は、経営者と経営ということでまとめています。
最後の章は別として、良くできた本です。多くの事項が
頭の中で考えたことと実際の乖離について、うまく説明を
つけています。
ぜひ、MBAなどで頭でっかちになりがちな人も含めて
読んでみる価値のある本ではないかとおもいます。
著者による、社員の分析結果とその考察
内容はそんなに固い内容ではなくて、できる社員とは
「やり過ごす」社員であることを統計結果から述べています。
ならば、やり過ごされた内容は、係長などが、「尻ぬぐい」や
「泥をかぶって」行っています。
仕事の満足度と、退職志望は、「見通し」という説明変数で
解説できることを述べています。がらっと変わって
囚人のジレンマを持ち出し、実社会での囚人のジレンマは
協調行動が生き残るためのKeyであることを述べています。
最後の章は、経営者と経営ということでまとめています。
最後の章は別として、良くできた本です。多くの事項が
頭の中で考えたことと実際の乖離について、うまく説明を
つけています。
ぜひ、MBAなどで頭でっかちになりがちな人も含めて
読んでみる価値のある本ではないかとおもいます。
2009年6月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
できる社員は「やり過ごす」、、、。ふざけた題名だ。しかし読んでみると大変良くできた本だ。軽い本かと思って油断して読み始めると、最終的には意外にアカデミックな内容だと気づく。
できる社員は「やり過ごす」。それは会社を支える中間管理職が、出版当時は係長を指しているが、今で言うとリーダーとかマネージャとかの肩書きの人たちが、部長クラスの上司からの無理難題を適当に優先度を付けて受け流しているからこそ、会社がうまく回っていることを指している。それが上手くできる社員が優秀と見なされて昇進していく日本式年功制度が日本には一番似合っているとのことだ。
成果主義や年俸制なんていずれ崩壊する。日本人は欧米人の経済理論なんてなじまない。未来を信じて、部下や職場のために助け合って尻ぬぐいをする係長や、経営理論なんて知らずに現場や客先を走り回る経営陣が日本企業の強さなんだと1996年に出版し、ほら当たっただろうと2002年に文庫化している。同じようなことを言っている人がいたなあと当たってみたら、「虚妄の成果主義」を書いた人だったのね。どうりで。
できる社員は「やり過ごす」。それは会社を支える中間管理職が、出版当時は係長を指しているが、今で言うとリーダーとかマネージャとかの肩書きの人たちが、部長クラスの上司からの無理難題を適当に優先度を付けて受け流しているからこそ、会社がうまく回っていることを指している。それが上手くできる社員が優秀と見なされて昇進していく日本式年功制度が日本には一番似合っているとのことだ。
成果主義や年俸制なんていずれ崩壊する。日本人は欧米人の経済理論なんてなじまない。未来を信じて、部下や職場のために助け合って尻ぬぐいをする係長や、経営理論なんて知らずに現場や客先を走り回る経営陣が日本企業の強さなんだと1996年に出版し、ほら当たっただろうと2002年に文庫化している。同じようなことを言っている人がいたなあと当たってみたら、「虚妄の成果主義」を書いた人だったのね。どうりで。
2007年2月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
書名からもわかるとおり、できる社員は上司からの無理な注文にも優先順位をつけ、うまく処理し、必要のないことはそのままにして先に進んでいきます。
これができない社員はいやになって会社を辞めるか、うまくサボることばかりが身についていつも不平・不満だらけの社員になってしまうのではないかと思います。
仕事ができるヤツはうらやましいなぁ、と思うこともあるが、それだけでは何も変わらない。
では、なぜできる社員はうまくやり過ごすことができるのだろうか?
彼らはどんな考え方をしているのか?
それをアンケート調査を活用して探っていくと、ある答えに到達します。
未来の見通しを明確に持てるかどうか。
これです。
しかし、話はここからさらに発展していきます。
経営とは何か?
戦略よりも重要なものとは?
そして、仕事をする意義とは何なのか?
個人的には後半部分のほうが、意義深いものであった。
あなたにとって仕事をする意義とは一体なんですか?
もし、この答えに詰まるようでしたら、ぜひこの本を手に取り読んでみてください。そして、本と対話してみてください。今まで気がつかなかったことに気がつける機会が得られるかも知れません。
これができない社員はいやになって会社を辞めるか、うまくサボることばかりが身についていつも不平・不満だらけの社員になってしまうのではないかと思います。
仕事ができるヤツはうらやましいなぁ、と思うこともあるが、それだけでは何も変わらない。
では、なぜできる社員はうまくやり過ごすことができるのだろうか?
彼らはどんな考え方をしているのか?
それをアンケート調査を活用して探っていくと、ある答えに到達します。
未来の見通しを明確に持てるかどうか。
これです。
しかし、話はここからさらに発展していきます。
経営とは何か?
戦略よりも重要なものとは?
そして、仕事をする意義とは何なのか?
個人的には後半部分のほうが、意義深いものであった。
あなたにとって仕事をする意義とは一体なんですか?
もし、この答えに詰まるようでしたら、ぜひこの本を手に取り読んでみてください。そして、本と対話してみてください。今まで気がつかなかったことに気がつける機会が得られるかも知れません。
2005年2月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者は叙情性に富んだ理性的な人だ。これは本書が、理路整然とした冷徹と思えるほどの論理を
「情熱的」に語っているからだけではない。このこと自体は読んでいてとても気持ちのいいこと
ではあるが、それよりもむしろ、真実に至る事実分析のために、「叙情」に強く着目していると
いうことである。客観的な科学的分析のために、これほど「叙情」にスタンスを置いた研究者は
少ないのではないだろうか。しかし、理性と感情、この相反するものが一つの器に収まった「人」、
人で構成される「組織」や「社会」を見るときに、この感情、つまり叙情のファクタを見落として
しまうと、真実が見えてこないのは当然と言えば当然である。人類が活動を始めて2万年この方、
賢くなったはずの人間が、原始の頃と何ら変わりなく今なお戦争をし続けているという理由は、
合理性などとは程遠く、大半を人の叙情に本質を求めなければ見えてこない。
本書のタイトルになっている「やり過ごし」とは、「尻ぬぐい」「泥かぶり」を含めたもので、
「やり過ごし」の意味は、上司に指示された業務が”重要ではない”と判断され、他にもっと
重要な業務をかかえている場合は、そのうち上司も忘れるだろうと、あえてその命じられた業務
を実行しないことを言う。「やり過ごし」は組織が活力を維持するためには不可欠なものであり、
そのように行為できる社員が「できる社員」だと言うのだから、一瞬ギョッとしてしまう。
しかしこれは「人の叙情(不確かさ)」を、つい忘れがちになっているからであり、真実は正に
この本が指摘している通りであり見事というほかはない。
「情熱的」に語っているからだけではない。このこと自体は読んでいてとても気持ちのいいこと
ではあるが、それよりもむしろ、真実に至る事実分析のために、「叙情」に強く着目していると
いうことである。客観的な科学的分析のために、これほど「叙情」にスタンスを置いた研究者は
少ないのではないだろうか。しかし、理性と感情、この相反するものが一つの器に収まった「人」、
人で構成される「組織」や「社会」を見るときに、この感情、つまり叙情のファクタを見落として
しまうと、真実が見えてこないのは当然と言えば当然である。人類が活動を始めて2万年この方、
賢くなったはずの人間が、原始の頃と何ら変わりなく今なお戦争をし続けているという理由は、
合理性などとは程遠く、大半を人の叙情に本質を求めなければ見えてこない。
本書のタイトルになっている「やり過ごし」とは、「尻ぬぐい」「泥かぶり」を含めたもので、
「やり過ごし」の意味は、上司に指示された業務が”重要ではない”と判断され、他にもっと
重要な業務をかかえている場合は、そのうち上司も忘れるだろうと、あえてその命じられた業務
を実行しないことを言う。「やり過ごし」は組織が活力を維持するためには不可欠なものであり、
そのように行為できる社員が「できる社員」だと言うのだから、一瞬ギョッとしてしまう。
しかしこれは「人の叙情(不確かさ)」を、つい忘れがちになっているからであり、真実は正に
この本が指摘している通りであり見事というほかはない。
2005年1月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本企業のほとんどが確かに優秀な中堅社員(係長レベル!?)によって支えられているのは事実であろう。そして優秀な人ほどに、やり過ごし、尻拭いをしているのも事実。それには共感できることが多くあった。またアンケートを繰り返し、実証・分析結果にも納得。
ただ、個人的には「これで良いの?」このままで良いの?と思うところ多々。本の内容ではなくこれからの企業組織について・・・・。全般的に現状の分析、現状の肯定となっているのにはちょっと共感できない部分がありました。年功序列を否定する気はないのですが、企業を取り巻く環境が激変している中、やり過ごすことは本当に効率的なのかが疑問なので★3つ。
ただ、個人的には「これで良いの?」このままで良いの?と思うところ多々。本の内容ではなくこれからの企業組織について・・・・。全般的に現状の分析、現状の肯定となっているのにはちょっと共感できない部分がありました。年功序列を否定する気はないのですが、企業を取り巻く環境が激変している中、やり過ごすことは本当に効率的なのかが疑問なので★3つ。