変化し続ける小売店舗の現場において、顧客行動観察という新しい科学的手法を用いたパコ氏の攻略本です。
顧客をもっとよく知ることにより、儲かる売り場ができると思いました。
マーケターを志す方におすすめの一冊です。
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ついこの店で買ってしまう理由 文庫 – 2009/10/1
博報堂パコ アンダーヒル研究会
(編集)
スターバックス、マクドナルドなどのコンサルティングで知られる買い物分析の世界的権威、パコ・アンダーヒル氏が、生活者の目線で分析した「売れる店の法則」を、豊富なイラストを使いわかりやすく解説します。
- 本の長さ300ページ
- 言語日本語
- 出版社日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
- 発売日2009/10/1
- 寸法10.6 x 1.4 x 15.2 cm
- ISBN-104532195128
- ISBN-13978-4532195120
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登録情報
- 出版社 : 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版; New版 (2009/10/1)
- 発売日 : 2009/10/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 300ページ
- ISBN-10 : 4532195128
- ISBN-13 : 978-4532195120
- 寸法 : 10.6 x 1.4 x 15.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,111,800位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 217,670位文庫
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年12月9日に日本でレビュー済み
一言:お客様に買ってもらうのには、理由がある
*********【ビジネス本コンシェルジュ・石川の視点】***********
■マーケティングで必要なのは、明日の売上を導くこと
仕事も似ています。
明日の結果をだすことが一番重要だからです。
次何をするのか、挑戦するのか、
目の前の変化に対し、自分はどんな変化をするのか
これが仕事です。
自分の頭で考え、自分で行動する。
頭で汗をかき、実際にも汗をかくのが必要です。
■現地現場主義
まずは顧客が誰かを必死に考えます。
私であればご利用いただくお客様であり、電話応対する人です。
お客様がどんな気持ちになるかを考えてモニタリング(音声確認)しています。
また、電話応対者がどんな応対をしているか
フロア巡回をしています。
モニタリング時には、ヒアリングもおこない応対者のメンタルケアも行っています。
こういった徹底した観察が、具体的なコールセンター(電話応対センター)を
具体的に作るために必ず生きます。
先入観、固定観念を持って人を見ないことが大事ともありました。
無心、禅の心ですね。
■お客様が読みたいところに掲示する
私も会社内で、応対品質を向上させるために
謝辞強化月間の紙を掲示しています。
しかし、これがなかなか見てくれないのです。
自分も逆の立場なら
「お金もらうため仕事きているのに、さらに仕事のこと
を考える・見るのはうんざりだ。」
と思いますので気持ちはわかります。
ただ、そこは仕事。
この見るのさえいやがる、好まないものを見てもらうには
どうしたらよいか考えろと言われています。
車展示であれば、車外ではなく車内
ベットの展示であれば、天井
など、見せる工夫が必要なんですよね。
私の例では、休憩所、喫煙所、社内フロアに掲示しています。
もっとワクワクする方法が知りたいのも現状ですが。
■工夫
ドンキホーテでは、雑に置くことで手に取りやすくしています。
サンドラックでは、目玉商品の横に利益率高い商品を置いています。
同じ系統の商品で高い商品の横に利益率の高い安い商品を置いています。
ロフトでは、かごが必要そうな人に「かごはいかがですか」と声をかけています。
イトーヨーカドー幕張店では、土日15時頃に試食をたくさん行っています。
プロント千葉店では、店員を増やし接客を丁寧に行い、積極的に声かけをしています。
こんな工夫が自分にも必要です。
自分がいるから応対品質があがった、部署の役割が増えた、
自分はいてもらわないとこまる、今の部署はないとこまる
となれるよう、工夫(プラスアルファ)します。
************************************************************
お客様に満足してもらう、
電話応対者に、自分から品質を学んでもらうため(自分から取りに行く)には
どうしたらよいか、考えさせられる本でした。
*********【ビジネス本コンシェルジュ・石川の視点】***********
■マーケティングで必要なのは、明日の売上を導くこと
仕事も似ています。
明日の結果をだすことが一番重要だからです。
次何をするのか、挑戦するのか、
目の前の変化に対し、自分はどんな変化をするのか
これが仕事です。
自分の頭で考え、自分で行動する。
頭で汗をかき、実際にも汗をかくのが必要です。
■現地現場主義
まずは顧客が誰かを必死に考えます。
私であればご利用いただくお客様であり、電話応対する人です。
お客様がどんな気持ちになるかを考えてモニタリング(音声確認)しています。
また、電話応対者がどんな応対をしているか
フロア巡回をしています。
モニタリング時には、ヒアリングもおこない応対者のメンタルケアも行っています。
こういった徹底した観察が、具体的なコールセンター(電話応対センター)を
具体的に作るために必ず生きます。
先入観、固定観念を持って人を見ないことが大事ともありました。
無心、禅の心ですね。
■お客様が読みたいところに掲示する
私も会社内で、応対品質を向上させるために
謝辞強化月間の紙を掲示しています。
しかし、これがなかなか見てくれないのです。
自分も逆の立場なら
「お金もらうため仕事きているのに、さらに仕事のこと
を考える・見るのはうんざりだ。」
と思いますので気持ちはわかります。
ただ、そこは仕事。
この見るのさえいやがる、好まないものを見てもらうには
どうしたらよいか考えろと言われています。
車展示であれば、車外ではなく車内
ベットの展示であれば、天井
など、見せる工夫が必要なんですよね。
私の例では、休憩所、喫煙所、社内フロアに掲示しています。
もっとワクワクする方法が知りたいのも現状ですが。
■工夫
ドンキホーテでは、雑に置くことで手に取りやすくしています。
サンドラックでは、目玉商品の横に利益率高い商品を置いています。
同じ系統の商品で高い商品の横に利益率の高い安い商品を置いています。
ロフトでは、かごが必要そうな人に「かごはいかがですか」と声をかけています。
イトーヨーカドー幕張店では、土日15時頃に試食をたくさん行っています。
プロント千葉店では、店員を増やし接客を丁寧に行い、積極的に声かけをしています。
こんな工夫が自分にも必要です。
自分がいるから応対品質があがった、部署の役割が増えた、
自分はいてもらわないとこまる、今の部署はないとこまる
となれるよう、工夫(プラスアルファ)します。
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お客様に満足してもらう、
電話応対者に、自分から品質を学んでもらうため(自分から取りに行く)には
どうしたらよいか、考えさせられる本でした。
2006年1月18日に日本でレビュー済み
図をみれば、文書を読まなくても理解できた。簡単で、なるほどと思わせる箇所も沢山あった。ただ、ホントに??という箇所もあったが、これは、アメリカ人と日本人との考え方の違いなのかもしれない。
2015年7月7日に日本でレビュー済み
人間工学や行動科学から顧客の動きを考えて店作りを提言しているパコ氏による本。顧客の行動を分析する、つまり、簡単に言えば、顧客の目線から商品の陳列、店員の配置、POPの置き方などを検討している。
本書は細かい理屈は抜きにして、非常に実践的な内容になっている。いわば実践編。小売店が今すぐにでも実行できそうな具体的な事例が数多く載せられている。
・店内での顧客の行動の流れを押さえる
・流れを誘導する、溜まり場を作る
・子供、高齢者、女性の視線をそれぞれ取り入れる
・価値を演出する
・face to faceではなく、hip to hip
などなど
特に印象に残ったのは、「メッセージはマシンガンではなくライフルで」という部分。
読まれないPOPや広告は意味がないと著者ははっきりと述べる。顧客の目線が行くところにのみPOPを置いてそれ以外はなくすべきだという。家電量販店やドラッグストアー、コンビニ、スーパー、チェーン居酒屋など、ありとあらゆる空間、場所にPOPを置き、広告を貼っている。著者の言う「マシンガン」状態で、明らかに物理的に読みきれない量の情報を客に提示している。情報過多で、結局どれも読まれていないという結果に陥りやすい。これはまさに店舗側の独りよがりで自己満足的な態度でしかない。顧客にどう見せるかということを全く無視している。
日本の小売店はこんなのばかりなのではないかと思う。ただただひたすら下品だ。売る側としてでなはく、買う側としてももう少し工夫してもらいたいと思う。
著者は具体的な方法を細かく指示していて参考になるが、本書に載っている具体例をそのまま行えばよいというのではなく、参考にしながらそれぞれ工夫していく必要があると感じた。
本書は細かい理屈は抜きにして、非常に実践的な内容になっている。いわば実践編。小売店が今すぐにでも実行できそうな具体的な事例が数多く載せられている。
・店内での顧客の行動の流れを押さえる
・流れを誘導する、溜まり場を作る
・子供、高齢者、女性の視線をそれぞれ取り入れる
・価値を演出する
・face to faceではなく、hip to hip
などなど
特に印象に残ったのは、「メッセージはマシンガンではなくライフルで」という部分。
読まれないPOPや広告は意味がないと著者ははっきりと述べる。顧客の目線が行くところにのみPOPを置いてそれ以外はなくすべきだという。家電量販店やドラッグストアー、コンビニ、スーパー、チェーン居酒屋など、ありとあらゆる空間、場所にPOPを置き、広告を貼っている。著者の言う「マシンガン」状態で、明らかに物理的に読みきれない量の情報を客に提示している。情報過多で、結局どれも読まれていないという結果に陥りやすい。これはまさに店舗側の独りよがりで自己満足的な態度でしかない。顧客にどう見せるかということを全く無視している。
日本の小売店はこんなのばかりなのではないかと思う。ただただひたすら下品だ。売る側としてでなはく、買う側としてももう少し工夫してもらいたいと思う。
著者は具体的な方法を細かく指示していて参考になるが、本書に載っている具体例をそのまま行えばよいというのではなく、参考にしながらそれぞれ工夫していく必要があると感じた。
2005年9月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まず、構成について。一項目に割かれた分量が少なく、図解の多用とあいまって、ほんのちょっとの時間でも目を通すことが可能。ということは、トイレでも大丈夫ってこと。
私は主たる事業が小売業の企業に身を置いているわけではありませんが、人間の行動心理をつかむことは、どんな業種でも必要不可欠のことだと思います。インターネット一つ取ってみてもそうですよね。この本を通じて多くのことに気づくことができましたが、実際にお客様を観察すると更に大きな発見が・・・実地に結びつけると更に役立つ本だと思います。
実はもう「なぜこの店で買ってしまうのかーショッピングの科学」も買ってあるんですよね。早速読んでみます。
私は主たる事業が小売業の企業に身を置いているわけではありませんが、人間の行動心理をつかむことは、どんな業種でも必要不可欠のことだと思います。インターネット一つ取ってみてもそうですよね。この本を通じて多くのことに気づくことができましたが、実際にお客様を観察すると更に大きな発見が・・・実地に結びつけると更に役立つ本だと思います。
実はもう「なぜこの店で買ってしまうのかーショッピングの科学」も買ってあるんですよね。早速読んでみます。
2005年9月8日に日本でレビュー済み
「なぜこの店で買ってしまうのか―ショッピングの科学」(早川書房)の著者パコ・アンダーヒル氏と博報堂がタグを組み、顧客志向の小売店を作るにはどうしたらよいかを説いた指南書を作りました。それが本書です。
買い物カゴを置く場所は店の入り口だけではだめ。店内に足を踏み入れた後であれこれ商品を衝動買い的に手にしていくお客の便宜を見越して、店の中ほどにもカゴを置いておくべし。
高齢者が読みにくい黄色形の文字はPOPに使うべからず。
等々、前著「なぜこの店で…」にも詳しく書かれている内容が盛り込まれています。
前著のエッセンスをより平易に、かつより小売業界向けに焼き直した書だというのが正直な印象です。
私は流通業界に身を置く者ではありませんが、前著を興味深く読んだことをよく覚えています。それは次のようなことに改めて気づかせてくれたからです。
ビジネスに限らず何かを誰かに提供するという場合、供給サイドではなく需要サイドに立って物事を行なうべきなのに、そんな当たり前のことすら私たちは簡単に忘れてしまいがちである。
前著のレビューにもそういった趣旨のことを書きました。
前著は業界以外の多くの読者が敷衍して読む事が可能でしたが、本書は「小売流通業者の皆さん、お客のこと考えて店作りしていますか?」というメッセージをよりストレートに突きつけていると思います。
ですから前著以上に関係者には実用的であるということが指摘できると同時に、前著に比べると関係者以外の読者を遠ざける可能性もあると言えるのです。
なかなか興味深い書であることは間違いありませんが、流通業界に身を置かない読者には、前著のほうを読むことを私はお薦めします。
買い物カゴを置く場所は店の入り口だけではだめ。店内に足を踏み入れた後であれこれ商品を衝動買い的に手にしていくお客の便宜を見越して、店の中ほどにもカゴを置いておくべし。
高齢者が読みにくい黄色形の文字はPOPに使うべからず。
等々、前著「なぜこの店で…」にも詳しく書かれている内容が盛り込まれています。
前著のエッセンスをより平易に、かつより小売業界向けに焼き直した書だというのが正直な印象です。
私は流通業界に身を置く者ではありませんが、前著を興味深く読んだことをよく覚えています。それは次のようなことに改めて気づかせてくれたからです。
ビジネスに限らず何かを誰かに提供するという場合、供給サイドではなく需要サイドに立って物事を行なうべきなのに、そんな当たり前のことすら私たちは簡単に忘れてしまいがちである。
前著のレビューにもそういった趣旨のことを書きました。
前著は業界以外の多くの読者が敷衍して読む事が可能でしたが、本書は「小売流通業者の皆さん、お客のこと考えて店作りしていますか?」というメッセージをよりストレートに突きつけていると思います。
ですから前著以上に関係者には実用的であるということが指摘できると同時に、前著に比べると関係者以外の読者を遠ざける可能性もあると言えるのです。
なかなか興味深い書であることは間違いありませんが、流通業界に身を置かない読者には、前著のほうを読むことを私はお薦めします。
2008年6月28日に日本でレビュー済み
タイトルは似てますが出版社も違いパコさんも紹介文を添えただけで監修まではしているわけでもないです。
なので、副読本止まりの本です。
ただ、イラストがあるのはやはり分かりやすいです。また子供は天井を見るや携帯電話コーナーには鏡など目新しいことも書いてあったので良かったです。それにしてもショッピングは奥が深いです。
なので、副読本止まりの本です。
ただ、イラストがあるのはやはり分かりやすいです。また子供は天井を見るや携帯電話コーナーには鏡など目新しいことも書いてあったので良かったです。それにしてもショッピングは奥が深いです。
2005年8月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本を読んでお店に行くと、店長さんに色々と助言したくなります。
お店に行ったお客さんが無意識にする行動や、その行動に着目した店の作り方が分かりやすく書いてあります。
サービス業でない人でも楽しめる一冊です。
お店に行ったお客さんが無意識にする行動や、その行動に着目した店の作り方が分かりやすく書いてあります。
サービス業でない人でも楽しめる一冊です。