プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
![Kindleアプリのロゴ画像](https://m.media-amazon.com/images/G/09/kindle/app/kindle-app-logo._CB666561098_.png)
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
遊牧民から見た世界史 増補版 文庫 – 2011/7/1
杉山 正明
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥1,047","priceAmount":1047.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"1,047","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"7VAHfg4F8CJalrTkkp%2FDrJ4MVlwcLohsThSVTdUQ539xyiI%2BfNMTvm9S%2BcMKs0iy3L8JIANySaF3Cn3wAHzSLvb6%2Fu1JFjOQb2ZXnHRkF1DQVgPkEFWNJyML4PmOQNp80vJ%2FAIPPy5Q%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}]}
購入オプションとあわせ買い
遊牧民の視点から眺めると世界史が違って見えてくる。スキタイ、匈奴から、テュルク、ウイグル、キタイ、モンゴル帝国まで、膨大な原典史料をもとに草原の民の視点から人類史を描き直す。ロングセラー文庫の増補版。
松岡正剛が2011年2月「千夜千冊」でも取り上げた本書。巻頭に「増補版のための追記」を加筆をしています。
松岡正剛が2011年2月「千夜千冊」でも取り上げた本書。巻頭に「増補版のための追記」を加筆をしています。
- ISBN-104532195993
- ISBN-13978-4532195991
- 版増補
- 出版社日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
- 発売日2011/7/1
- 言語日本語
- 寸法10.8 x 2 x 15 cm
- 本の長さ477ページ
よく一緒に購入されている商品
![遊牧民から見た世界史 増補版](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/8101p2CPAgL._AC_UL116_SR116,116_.jpg)
¥1,408¥1,408
最短で6月13日 木曜日のお届け予定です
残り10点(入荷予定あり)
¥1,331¥1,331
最短で6月13日 木曜日のお届け予定です
残り17点(入荷予定あり)
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計:
pt
もう一度お試しください
追加されました
一緒に購入する商品を選択してください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
著者について
1952年静岡県生まれ。京都市上京区一松町在住。京都大学文学部卒業、同大学院文学研究科博士課程単位取得退学。現在、京都大学大学院文学研究科教授。博士(文学)。 <主な著書>『モンゴル帝国の興亡』(上下、講談社現代新書)、『遊牧民から見た世界史』(日経ビジネス人文庫)、『中国の歴史08 疾駆する草原の征服者』・『興亡の世界史09 モンゴル帝国と長いその後』(以上、講談社)ほか。1995年、『クビライの挑戦』(朝日新聞社)でサントリー学芸賞。モンゴル時代史研究の功績により、2003年に司馬遼太郎賞、2006年に紫綬褒章。『モンゴル帝国と大元ウルス』(京都大学学術出版会)で2007年に日本学士院賞を受賞。
登録情報
- 出版社 : 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版; 増補版 (2011/7/1)
- 発売日 : 2011/7/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 477ページ
- ISBN-10 : 4532195993
- ISBN-13 : 978-4532195991
- 寸法 : 10.8 x 2 x 15 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 77,307位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
![杉山 正明](https://m.media-amazon.com/images/I/01Kv-W2ysOL._SY600_.png)
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中4.5つ
5つのうち4.5つ![](https://m.media-amazon.com/images/S/sash//GN8m8-lU2_Dj38v.svg)
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
79グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2023年12月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
世界史にとって大変重要な視点を学ばせて頂きました。遊牧民の影響は絶大ですね。勉強になりました。ありがとうございました。
2023年8月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても面白い。今まで考えもしなかった新しい視点が随所に出てくる。
しかも著者は平易にわかりやすく記述している。ものの見方がいろいろあって、
一般的な大多数の考えが正しいとは限らないという、当たり前のことを再認識させてくれる。
よい本です。
しかも著者は平易にわかりやすく記述している。ものの見方がいろいろあって、
一般的な大多数の考えが正しいとは限らないという、当たり前のことを再認識させてくれる。
よい本です。
2023年9月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
高校生くらい迄の歴史はユーラシア大陸の東西と南の端っこの寄せ集めだったと、気づかせてくれる。
内側で移動生活を送った人達がそれらの端っこに与えた影響、ひいてはこの大陸全体の推移にはたした役割を描き出そうとしている。読み物としては叙実と解釈と説明がごちゃごちゃでさらなる推敲が必要と感じた。
であるが問題意識はひしひしと伝わって来る。妙にまとめてこじんまりスッキリするよりも茫洋と広がっている時空をモヤモヤと彷徨う方がなんか良い。
内側で移動生活を送った人達がそれらの端っこに与えた影響、ひいてはこの大陸全体の推移にはたした役割を描き出そうとしている。読み物としては叙実と解釈と説明がごちゃごちゃでさらなる推敲が必要と感じた。
であるが問題意識はひしひしと伝わって来る。妙にまとめてこじんまりスッキリするよりも茫洋と広がっている時空をモヤモヤと彷徨う方がなんか良い。
2022年9月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
世界史をご存知の方は読んだら、微妙な謎が溶けていくようです。
2021年10月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本や欧米側からの見た歴史しか知らない我々にとって貴重な書です。
2020年2月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
特になし
2015年5月10日に日本でレビュー済み
視点としては面白いしなるほどねーとうならされる部分が沢山ありました。
後世の人に伝わる遊牧民の歴史は、どうしても他民族による文章記録に依存してる部分が大きいから実情が伝わりづらい点はどうしても否めない。
第三者の手によるバイアスのかかった情報の方が世の中に流布してしまいがち。
歪められたであろう部分をしっかりと突きつけてくると言う点ではとても勉強になります。
この本を読んでるのと読んでないのとでは、匈奴やフン族といった単に悪者にされて終わりの遊牧民たちへの考え方が大いに変わるかも知れない。
ただちょっと気になるのは、筆者が遊牧民側に立ちすぎていてなんか逆に偏ってるように感じること。
定住の文明国家やその偉人の事をなんとか否定的に見ようと頑張ってるように感じる一瞬がある。
遊牧民だろうが定住民だろうが偉大な事をなす人って長所も短所も大きい部分が多いだろと。
筆者の視線の厳しさがあまり公平でないように思われる。
面白いけど心の底から満足して太鼓判を押せる本ではないような気がしたので☆3つです。
後世の人に伝わる遊牧民の歴史は、どうしても他民族による文章記録に依存してる部分が大きいから実情が伝わりづらい点はどうしても否めない。
第三者の手によるバイアスのかかった情報の方が世の中に流布してしまいがち。
歪められたであろう部分をしっかりと突きつけてくると言う点ではとても勉強になります。
この本を読んでるのと読んでないのとでは、匈奴やフン族といった単に悪者にされて終わりの遊牧民たちへの考え方が大いに変わるかも知れない。
ただちょっと気になるのは、筆者が遊牧民側に立ちすぎていてなんか逆に偏ってるように感じること。
定住の文明国家やその偉人の事をなんとか否定的に見ようと頑張ってるように感じる一瞬がある。
遊牧民だろうが定住民だろうが偉大な事をなす人って長所も短所も大きい部分が多いだろと。
筆者の視線の厳しさがあまり公平でないように思われる。
面白いけど心の底から満足して太鼓判を押せる本ではないような気がしたので☆3つです。
2017年1月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
現在われわれが使っている「民族」「国家」の概念は大変強固で堅牢な語義とイマジネーションをともなっているが、これはフランス革命を機に近代西欧で作られた枠組みであり、ここ200年程のものである、と筆者はいう。
ソ連崩壊後、東欧の民主化もあって一時は西欧型の世界の枠組みの勝利とも思えたが、ほぼ一斉に各地で「民族自立」「民族浄化」「民族純化」の嵐が激化した。「民族」「国家」「国境」「社会」などの既成概念が全て液状化していくような現実を前にして、近代西欧型の文明パターン、思考パターンは急速に色あせた。
そのようななか「民族」や「国境」といった硬い枠を超えたなにか、人間と地域をつなぎ世界史を成り立たせてせてきたもののありかたを、本書は遊牧民の歴史からみていく。
モンゴル帝国はなぜあれほどに史上最大の版図を持つまでに成長したのか。
熟練した騎乗と弓者の能力を備えた牧民戦士、集団としての展開力に富む騎馬軍団、日頃の遊牧生活から培われた苦しさやひもじさへの耐久力と克己心、そして何よりも強固な氏族単位、部族単位での結束力。ひとつの答えは一般に言われるようにその戦闘力と機動力である。
著者は、もう一つの答えをモンゴルということばそのものに求める。モンゴルとは極めて融通性に富んだ集団概念であり、それは版図の拡大につれて膨張した。モンゴルはどんどん仲間を増やし、それを「モンゴル」という名の下に次々編入した。編入・再編というかたちでの組織化こそ、モンゴル拡大の眼目であった、という。
本書は、モンゴルの成立を歴史の大転回と位置づけ、モンゴルに至る歴史とモンゴル成立が世界史に与えた影響を遊牧民の歴史を紐解くことで概観する。
前半では、スキタイ、匈奴、テュルク、ウイグル、キタイ等の遊牧民の栄枯盛衰を追うことで、モンゴル成立の背景を明らかにする。そのなかで軍事力が遊牧国家の権力の源であること、君主一代ごとに政権や王朝が変わる可能性があること、権力は首都という場所ではなく移動する天幕群にあること、等々の遊牧世界の国政や組織の特徴が見えてくる。
後半は、資本主義の芽生えをモンゴルに求める。
東西にわたる公式の基準通貨となった銀を媒介に、流通と国際通商を国家主導によって創出しようとしたモンゴルによって経済と政治が組み合わされることで、人とものとの壮大なサーキューレーションができあがる。
銀を通した現金経済が、世界全域に広がり出したのである。国家レベルにおいても個人レベルにおいても資本主義のもととなる経済様相が、人々の枠を超えて広く現れ出したとする。
著者はモンゴルを世界史における分水嶺とする。
ユーラシアの西と東からみた世界史しか知らない自分にとっては、中央アジアの遊牧民の歴史、地理、地名、登場人物などすべてが新ことばかりであったが、適所に挿入されている22のコラムと13の備忘録を参照しつつ読むことで理解を進めることができた。お薦めの一冊である。
ソ連崩壊後、東欧の民主化もあって一時は西欧型の世界の枠組みの勝利とも思えたが、ほぼ一斉に各地で「民族自立」「民族浄化」「民族純化」の嵐が激化した。「民族」「国家」「国境」「社会」などの既成概念が全て液状化していくような現実を前にして、近代西欧型の文明パターン、思考パターンは急速に色あせた。
そのようななか「民族」や「国境」といった硬い枠を超えたなにか、人間と地域をつなぎ世界史を成り立たせてせてきたもののありかたを、本書は遊牧民の歴史からみていく。
モンゴル帝国はなぜあれほどに史上最大の版図を持つまでに成長したのか。
熟練した騎乗と弓者の能力を備えた牧民戦士、集団としての展開力に富む騎馬軍団、日頃の遊牧生活から培われた苦しさやひもじさへの耐久力と克己心、そして何よりも強固な氏族単位、部族単位での結束力。ひとつの答えは一般に言われるようにその戦闘力と機動力である。
著者は、もう一つの答えをモンゴルということばそのものに求める。モンゴルとは極めて融通性に富んだ集団概念であり、それは版図の拡大につれて膨張した。モンゴルはどんどん仲間を増やし、それを「モンゴル」という名の下に次々編入した。編入・再編というかたちでの組織化こそ、モンゴル拡大の眼目であった、という。
本書は、モンゴルの成立を歴史の大転回と位置づけ、モンゴルに至る歴史とモンゴル成立が世界史に与えた影響を遊牧民の歴史を紐解くことで概観する。
前半では、スキタイ、匈奴、テュルク、ウイグル、キタイ等の遊牧民の栄枯盛衰を追うことで、モンゴル成立の背景を明らかにする。そのなかで軍事力が遊牧国家の権力の源であること、君主一代ごとに政権や王朝が変わる可能性があること、権力は首都という場所ではなく移動する天幕群にあること、等々の遊牧世界の国政や組織の特徴が見えてくる。
後半は、資本主義の芽生えをモンゴルに求める。
東西にわたる公式の基準通貨となった銀を媒介に、流通と国際通商を国家主導によって創出しようとしたモンゴルによって経済と政治が組み合わされることで、人とものとの壮大なサーキューレーションができあがる。
銀を通した現金経済が、世界全域に広がり出したのである。国家レベルにおいても個人レベルにおいても資本主義のもととなる経済様相が、人々の枠を超えて広く現れ出したとする。
著者はモンゴルを世界史における分水嶺とする。
ユーラシアの西と東からみた世界史しか知らない自分にとっては、中央アジアの遊牧民の歴史、地理、地名、登場人物などすべてが新ことばかりであったが、適所に挿入されている22のコラムと13の備忘録を参照しつつ読むことで理解を進めることができた。お薦めの一冊である。