石田衣良さんの本は、池袋ウエストゲートパークを数冊読んだ程度だった。
その現在を描写するぶっ飛んだ内容から、かなりヤバメの人だと思っていた。
けれど、このエッセイを読んで、印象が変わった。
すごい優しさを感じた。
そして、ここ何年かの時代の流れを確認できた。
その中で失いそうになっていた大切なものを思い出せる。
「寛容と粘りとやわらかな心を忘れずに」
「今、求められているのは、傷つきやすくなった世界で、やわらかな心を回復させていく方法なのだろう」
この本は、暖かい。
僕もR25世代、今まで読まず嫌いだったけど、元雑誌のR25も、これから読んでみようと思う。
¥880¥880 税込
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傷つきやすくなった世界で 日経プレミアシリーズ 新書 – 2008/5/9
石田 衣良
(著)
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購入オプションとあわせ買い
格差社会、勝ち組負け組、ネットカフェ難民、サービス残業、いじめ――厳しさを増し、ナイーブになった世界を生きる若い世代へ、人気作家が贈る優しく力強いメッセージ
- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社日本経済新聞出版
- 発売日2008/5/9
- ISBN-104532260027
- ISBN-13978-4532260026
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商品の説明
著者について
1960年東京生まれ。成蹊大学卒業。97年『池袋ウエストゲートパーク』でオール讀物推理小説新人賞を受賞。2003年「4TEEN-フォーティーン」で第129回直木賞受賞。『眠れぬ真珠』で第13回島清恋愛文学賞受賞。
登録情報
- 出版社 : 日本経済新聞出版 (2008/5/9)
- 発売日 : 2008/5/9
- 言語 : 日本語
- 新書 : 240ページ
- ISBN-10 : 4532260027
- ISBN-13 : 978-4532260026
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,735,700位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 119位日経プレミア
- - 44,423位エッセー・随筆 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1960年東京生まれ。成蹊大学卒業。代理店勤務、フリーのコピーライターなどを経て97年「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『4TEENフォーティーン』で直木賞、06年『眠れぬ真珠』で島清恋愛文学賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 5年3組リョウタ組 (ISBN-13: 978-4043854059 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年7月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2008年5月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読み始めてすぐに、表紙(タイトル)から受ける悲観的なイメージは消えました。1ページ1ページ、世間話を楽しむように、時事について考えをめぐらせます。考えるといっても、ぜんぜん頭をぶん回すしんどさは無くて、心地よい感じで、ふわーっと楽な気分になった。最近、味の濃いビジネス本に食あたり気味だったのだけど、久々に読書を楽しめました。
2008年6月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
連載媒体がR25だったということもあり、
内容的には若者向けのものになっている。
テーマは時事問題もあれば、憲法問題あり、
日常的な風景を切り取ったものもありとバラエティに富んでいる。
その一つ一つの著者の感性が見え隠れし、
ファンには是非ともお勧めしたい一冊。
内容的には若者向けのものになっている。
テーマは時事問題もあれば、憲法問題あり、
日常的な風景を切り取ったものもありとバラエティに富んでいる。
その一つ一つの著者の感性が見え隠れし、
ファンには是非ともお勧めしたい一冊。
2014年8月28日に日本でレビュー済み
読み易かったです。
同時に、あんまり心にも残りませんでした。
普通の意見の集まりだと思いました。
同時に、あんまり心にも残りませんでした。
普通の意見の集まりだと思いました。
2008年9月20日に日本でレビュー済み
本作は、石田依良さんがR−25に連載してきたエッセイを1冊にまとめたもの(一部、書き下ろし)で、
社会問題、自身の経験、今後の自分などの身近な54のテーマについて、1テーマあたり4ページで綴られています。
小説家やコメンテーターとしての自身をテーマにしているものは、ユーモアと知性にあふれていて、読んでいて面白いですし、
一方で、重ための取っつきにくい社会問題をテーマにしたものも、批判的・悲観的な文章になりすぎず、
温かさや寛容さをもって世の中を切っている感じで、全体として心地よさを感じさせてくれる作品だと思いました。
表題の「傷つきやすくなった世界で」と同じ題のエッセイが最後に綴られていますが、
石田さんの思いはここに強く込められているように思います。
私はこれが1番のお気に入りです。
20〜30歳代の方だけではなく、高校生からお父さん世代まで、多くの方に手に取って頂きたい作品です。
社会問題、自身の経験、今後の自分などの身近な54のテーマについて、1テーマあたり4ページで綴られています。
小説家やコメンテーターとしての自身をテーマにしているものは、ユーモアと知性にあふれていて、読んでいて面白いですし、
一方で、重ための取っつきにくい社会問題をテーマにしたものも、批判的・悲観的な文章になりすぎず、
温かさや寛容さをもって世の中を切っている感じで、全体として心地よさを感じさせてくれる作品だと思いました。
表題の「傷つきやすくなった世界で」と同じ題のエッセイが最後に綴られていますが、
石田さんの思いはここに強く込められているように思います。
私はこれが1番のお気に入りです。
20〜30歳代の方だけではなく、高校生からお父さん世代まで、多くの方に手に取って頂きたい作品です。
2008年7月10日に日本でレビュー済み
この本をきっかけに衣良さんの本を読み漁るようになりました。
普段あまり読書をしない方でも読みやすく、若い方でもすんなり入っていける内容です。
今日本が抱えている社会問題に衣良さんが一つ一つ意見を述べているのですが
中高年世代に有り勝ちな若者への一方的な中傷批判的な意見ではなく、すべてを理解し受け入れた"大人な意見"が書かれています。
とても共感でき、また自分も衣良さんのような広い視野で考えられる大人になりたいと思いました。
私もちょっとしたことですぐ傷ついてしまう弱い人間なのでこの本を読んで頑張ろうという気持ちになれました。有難うございます。
普段あまり読書をしない方でも読みやすく、若い方でもすんなり入っていける内容です。
今日本が抱えている社会問題に衣良さんが一つ一つ意見を述べているのですが
中高年世代に有り勝ちな若者への一方的な中傷批判的な意見ではなく、すべてを理解し受け入れた"大人な意見"が書かれています。
とても共感でき、また自分も衣良さんのような広い視野で考えられる大人になりたいと思いました。
私もちょっとしたことですぐ傷ついてしまう弱い人間なのでこの本を読んで頑張ろうという気持ちになれました。有難うございます。
2012年2月20日に日本でレビュー済み
2006年−2008年にかけて『R25』に連載されていたエッセイをまとめた一冊、のようです。
格差社会、サービス残業、非正規雇用、年金、草食系男子(「植物派の男性」と表現されている。当時まだ「草食系男子」という言葉がなかったのかな)等、当時の『R25』の読者層に直結するような身近な社会問題を取り上げ、どう向き合うべきか問いかけ、ヒントとなるべく筆者の考えを提示し、読者を励まします。
五年以上前のトピックスなのに現在も色あせていません。どれもこれも継続して問題でありつづけているってこと。
作者のしなやか&したたか&まっとうなモノの見方・考え方は、対象読者層より一回り上の自分が読んでも大いに参考になります。負けちゃいらんねーなと思わせてくれます。
石田衣良、優しきアジテーターですね。
それにしても人材派遣業のピンハネが40%(!)近いというデータには驚いた。そりゃ猫なで声で労働者をかき集めるわけだわ。五年以上経ったいま法的規制はきちんと行われているのだろうか。
格差社会、サービス残業、非正規雇用、年金、草食系男子(「植物派の男性」と表現されている。当時まだ「草食系男子」という言葉がなかったのかな)等、当時の『R25』の読者層に直結するような身近な社会問題を取り上げ、どう向き合うべきか問いかけ、ヒントとなるべく筆者の考えを提示し、読者を励まします。
五年以上前のトピックスなのに現在も色あせていません。どれもこれも継続して問題でありつづけているってこと。
作者のしなやか&したたか&まっとうなモノの見方・考え方は、対象読者層より一回り上の自分が読んでも大いに参考になります。負けちゃいらんねーなと思わせてくれます。
石田衣良、優しきアジテーターですね。
それにしても人材派遣業のピンハネが40%(!)近いというデータには驚いた。そりゃ猫なで声で労働者をかき集めるわけだわ。五年以上経ったいま法的規制はきちんと行われているのだろうか。
2012年1月7日に日本でレビュー済み
最初、「R25」という雑誌の対象がわからないまま読み始め、途中でネットで検索して納得。25才以上の男性を対象としている月2回発行されている無料の雑誌でした。
草食系といわれて、何となく元気がない世代に向けたエッセイで、優しい語り口で、著者のものの見方・考え方を伝えてくれます。ひとつひとつの話は短いので、細切れの時間を利用して読めます。
個人的には著者のお子様をネタにしたエッセイが特に秀でていると感じました。
草食系といわれて、何となく元気がない世代に向けたエッセイで、優しい語り口で、著者のものの見方・考え方を伝えてくれます。ひとつひとつの話は短いので、細切れの時間を利用して読めます。
個人的には著者のお子様をネタにしたエッセイが特に秀でていると感じました。