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死んでいるかしら 文庫 – 2014/4/1
柴田 元幸
(著)
「幸福とは、日当たりのことである」というのが僕の唯一の個人的哲学なのである、前世は亀だったのだ。 ―文学からラーメンまで、世界がすこし違って見える、柴田センセイの徒然なる日常。単行本未収録作品も初掲載しています。ほぼ全ページに、きたむらさとし氏によるイラスト入り。
- 本の長さ213ページ
- 言語日本語
- 出版社日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
- 発売日2014/4/1
- 寸法10.7 x 1 x 14.8 cm
- ISBN-104532280338
- ISBN-13978-4532280338
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商品の説明
著者について
1954年東京生まれ。79年東京大学文学部卒業。ポール・オースター、スチュアート・ダイベック、スティーヴン・ミルハウザーなど、現代英米文学の翻訳を数多く手がける。1992年『生半可な学者』で講談社エッセイ賞、2005年『アメリカン・ナルシス』でサントリー学芸賞、2010年、トマス・ピンチョン『メイスン&ディクスン』(上・下)で日本翻訳文化賞を受賞。 ※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。
登録情報
- 出版社 : 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版; New版 (2014/4/1)
- 発売日 : 2014/4/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 213ページ
- ISBN-10 : 4532280338
- ISBN-13 : 978-4532280338
- 寸法 : 10.7 x 1 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 679,001位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 29位日経文芸文庫
- - 107,984位ノンフィクション (本)
- - 179,308位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1954年生まれ。大学教師、翻訳家 (「BOOK著者紹介情報」より:本データは『モンキービジネス 2010』(ISBN-10:4863322828) が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年9月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『MONKEY』で著者を知り、興味を持って購入しました。
上記雑誌のイメージとは異なります。
エッセイのひとつひとつはそれなりに面白いのですが、全体としてはふた昔くらい前のカッパブックスなどのエッセイ集の雰囲気です。
上記雑誌のイメージとは異なります。
エッセイのひとつひとつはそれなりに面白いのですが、全体としてはふた昔くらい前のカッパブックスなどのエッセイ集の雰囲気です。
2015年11月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「死んでいるかしら」というタイトルだけ見て、柴田さんの新しい翻訳かと思い買ったら、エッセイ集でした。
柴田さんのエッセイの多くは小説・文献からの引用があり、それは文章の肝になっている時とそうでない時がありますが、いずれの場合もその引用文を「これ、読んでみたいな」と思ってしまいます。
非常に効果的な引用、ということになるのですが、これはやはり柴田さんがそれだけ小説・文献に触れているからでしょう。
柴田さんの独特の目線と小説・文献引用による補強とでとても面白いエッセイ集になっています。
本作所収に「コリヤー兄弟」という作品があり、これはエッセイではなく、当時の新聞・雑誌などを元にしたレポートなのですが、120トンに及ぶ物品を屋敷内に残して死んだ二人暮らしの兄弟の話です。
兄弟について書かれた一篇の短い記事に興味を惹かれ、資料を集めて書いたもののようですが、こういった作品をもっと読みたいですね。
柴田さんの翻訳した作品が好きなのですが、それは訳文の読みやすさとともに、ご本人が面白いと思ったからから訳したのであろうその選択の妙もあるのです。
「コリヤー兄弟」は選択の妙の一例だと思います。
個人的に好きな作品は「一本のテープ」。留学先で1本のミュージック・テープを聴き続けた話です。柴田さんの場合、小説や文学より音楽を題材にしたエッセイの方が情感が出てくるように思います。読んでるこちらも少しぐっと来てしまいました。
柴田さんのエッセイの多くは小説・文献からの引用があり、それは文章の肝になっている時とそうでない時がありますが、いずれの場合もその引用文を「これ、読んでみたいな」と思ってしまいます。
非常に効果的な引用、ということになるのですが、これはやはり柴田さんがそれだけ小説・文献に触れているからでしょう。
柴田さんの独特の目線と小説・文献引用による補強とでとても面白いエッセイ集になっています。
本作所収に「コリヤー兄弟」という作品があり、これはエッセイではなく、当時の新聞・雑誌などを元にしたレポートなのですが、120トンに及ぶ物品を屋敷内に残して死んだ二人暮らしの兄弟の話です。
兄弟について書かれた一篇の短い記事に興味を惹かれ、資料を集めて書いたもののようですが、こういった作品をもっと読みたいですね。
柴田さんの翻訳した作品が好きなのですが、それは訳文の読みやすさとともに、ご本人が面白いと思ったからから訳したのであろうその選択の妙もあるのです。
「コリヤー兄弟」は選択の妙の一例だと思います。
個人的に好きな作品は「一本のテープ」。留学先で1本のミュージック・テープを聴き続けた話です。柴田さんの場合、小説や文学より音楽を題材にしたエッセイの方が情感が出てくるように思います。読んでるこちらも少しぐっと来てしまいました。
2014年9月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
気楽なエッセイ。気張っていないのが良いところ。でも柴田氏の沢山の翻訳物にハマっているであろう多くのアメリカ文学好きのみなさんは、ちょっとがっかりかも。氏のアメリカ文学論とはほとんど関係ありません。きたむらさとし氏のイラストはナイス。
2020年11月29日に日本でレビュー済み
この人のアメリカン・ナルシスは読めなかった。まあ、論文だからしかたないかと思っていて、本書はエッセイだから読めるかなと思ったがだめでした。言葉をね。詰めすぎるの。もっと間というものがなくちゃ読んでられないよ。もう少し勉強しましょう。
2003年5月23日に日本でレビュー済み
これを読んだ当初は著者がそんなに有名な翻訳家だとは
つゆしらず。たまたま見かけて買ったら大当たり。
まずそのタイトルにひきつけられる。
一体何の本なんだろう…。表紙もなんだかかわいらしいし。
果たして読んでみるに、いかにも英語の先生らしい、
授業の合間に語られる、ちょっと集中力の途切れた生徒を
もう一度振り向かせるのに最適な英語系(もちろんそれ以外も
あるけれども)豆知識満載のエッセイ。
本好き、笑えるエッセイ好き、の人には読んで欲しい一冊です。
つゆしらず。たまたま見かけて買ったら大当たり。
まずそのタイトルにひきつけられる。
一体何の本なんだろう…。表紙もなんだかかわいらしいし。
果たして読んでみるに、いかにも英語の先生らしい、
授業の合間に語られる、ちょっと集中力の途切れた生徒を
もう一度振り向かせるのに最適な英語系(もちろんそれ以外も
あるけれども)豆知識満載のエッセイ。
本好き、笑えるエッセイ好き、の人には読んで欲しい一冊です。
2004年1月16日に日本でレビュー済み
この本の著者柴田元幸は村上春樹とも交流のある、東大で教鞭をとっている翻訳家です。では内容は文学論など堅苦しいものかーといいますと、全くそんなことはありません。
日常生活で誰もが感じることを、今まで接してきたたくさんの本の内容と沿わせながらユーモラスに語ったエッセイです。
何か教訓がありそうでないようで、やっぱりないかというような不思議で穏やかな雰囲気をもった一冊です。
日常生活で誰もが感じることを、今まで接してきたたくさんの本の内容と沿わせながらユーモラスに語ったエッセイです。
何か教訓がありそうでないようで、やっぱりないかというような不思議で穏やかな雰囲気をもった一冊です。