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日本のもの造り哲学 単行本 – 2004/6/1

4.0 5つ星のうち4.0 41個の評価

商品の説明

メディア掲載レビューほか

日本のもの造り哲学
 ものづくり経営研究センター長を務める東京大学大学院教授・藤本隆宏氏が「もの造りの現場から発想した企業戦略」を論じた書。ここ10年ほどで浮上した日本製造業の危機を煽る諸説やその間に続々と流入した“ヨコ文字の経営手法”には違和感があると言う。日本のもの造り企業に足りないものがあるとすれば、それは己の組織にマッチした戦略だと指摘。もの造りの現場すべてに存在する「設計」を軸に見直しを図り、打開策を見いだせと言う。

 「製品とは設計者による基本情報がモノ(媒体)と結びついたカタチである」と考えれば、マーケティングから生産、販売に至る道筋は「設計情報が循環する過程」だと言える。顧客が消費しているのは、基本的には設計情報なのだという考え方に立って、良い製品とは然るべき「アーキテクチャ(設計思想)」を内包するモノだと解説する。

 企業には設計情報を上手に創造し、さらに媒体とベストの状態で結合させる技量が求められる。これを著者は「もの造りの組織能力」と呼ぶ。組織能力にはそれぞれ個性があり、個性とアーキテクチャには相性が存在することを示す。強い製造現場を持ち、高い収益性を確保している企業の多くは、独自の組織能力と設計思想のバランスが良いと指摘している。


(日経ビジネス 2004/08/30 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
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日経BP企画

出版社からのコメント

週刊東洋経済「2004年経済・経営書ベスト100」第3位!
週刊ダイヤモンド「学者・エコノミストが選んだ経済書ベスト30」第8位!

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版; New版 (2004/6/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2004/6/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 349ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 453231139X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4532311391
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 41個の評価

著者について

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藤本 隆宏
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上位レビュー、対象国: 日本

2020年11月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても綺麗な状態で満足しました。
2004年7月23日に日本でレビュー済み
 これから製造業に就こうという学生や、製造業以外の職業に就く人たちには、おそらく参考になるだろう。大きく見間違えているところはない。ただ、我々のように実際、製造業で物の設計などをしている当事者が読んだとしたら、すまない、何の参考にも、紙が硬すぎてクソの役にも立たない、といったところが正直な読後の感想だ。著者の見方や述べているところは、現場の当事者が読んでも、さすが先生わかってるね、とは思うが、それのどこが戦略論なのかがわからない。先生が相手にしているのは、我々のような、もの造りの将棋の駒ではなく、経営者層であることはもちろんだが、この程度の理論で彼らを気持ちよくさせることができるのか? そんな要らぬ心配までさせるなよ。
 
26人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年11月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本は、以前から気になっていたので、安く手に入れることが出来て感謝しています。
届いた本は、ほぼ新品でした。前のオーナーが気になるところです。
2007年3月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ここ最近、経営の観点からグローバルな視点で日本の製造業に関するビジネスモデルを研究する本が数多く出版されています。

おそらくIT革命を起点として、製造業の革新的なデジタルエンジニアリングがグローバルに開花し、これに伴い、中国のデジタル革命とマンパワーによる脅威などと共に危機感をいだき、急展開する製造業を研究されてきたものであり、研究分野としては歴史が浅いですが、新規性や話題性があります。

いずれもこういった日本の経営研究は、野中郁次郎先生の知識経営、その著書「知識創造企業」が出発点になっているように思います。

日本のもの造りの原点は、トヨタでみられるクローズでインテグラルな擦り合わせ型である、また、パソコンのデファクトスタンダードな製造方法などから、オープンでモジュラー型であるなどといった、「アーキテクチャー」の概念に基づき、学術的な分類分けがしてあり、海外諸国のアーキテクチャーの特徴についてもざっくばらんに述べてあるところが気に入りました。

要はすごく分かりやすく物語ってくれています。これほど明瞭に整理整頓され、経営専門ではなくても理解できる本はなかなか出会ったことはありません。

経営など学問を研究する方以外に、アーキテクチャーを演じるエンジニアの方々はもちろんのこと、実際にこういった現場に立っていて現状を熟知している製造業の方々にも企業構造をきちんと整理して戦略を立てるという点で、ぜひおススメできる本です。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年4月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本にはコンテクストに関することが深く記載されていると感じます。

ビジネスモデルやマーケティング戦略を考える上でのヒント盛りだくさんな気がします。

それ以上の気付きはもったいないので書きません。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年10月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
藤本先生の本は初めて読んだが、2013年の現在においても日本の置かれている状況を理解するに非常に参考になった。IBMのアーキテクチャの大転換事例など、具体的な出来事がわかりやすく説明されており、興味を持って読んでいける。
2007年2月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者の精通している自動車業界からの知見を他業界に当てはめようとしているが、他業界についての考察が浅い。
「現場」という言葉を連呼しているわりに、自動車業界以外の「現場」はほとんど知らないようだ。

分類法も、発売当初はいざ知らず、現在においては目新しい部分はない。

愚直に「体育会系」的な改善を積み重ねていけば「現場」の力で日本企業は競争を克服できると言われれば、プロジェクトXに涙する大多数の「サラリーマン」の共感は得られるのだろうが、それで果たして再び強い日本企業というものが取り戻せるのか、はなはだ疑問が残った。
21人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2008年7月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私達の間では“造り”は、良いのだが“売る”能力が落ちるという話があがる。
マーケティング不足で売るという力不足がある。
現実的には、いい品物という最低条件の上でしか売れないと思うのだが
“売る”という相当強力な展開を図る必要がある。

その前に 造りの段階にて アーキテクチャという考えがあり 
擦り合わせ型か組み合わせ型という軸があり、それが産業構造の流れをつくっている。
産地地政学というものがあり 国により 得意な分野が違うなど 歴史の積み重ねで組織能力の偏在をもたらすという理論は面白い。

その基礎となるものが長年蓄積された“技術と人”であるという点と
もの造り現場では孫子の兵法「彼を知り、己を知れば、百戦あやうからず」と言う基本は、哲学である。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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