日経編集ですので当たり前ですけれど日経新聞に書いてあった以上のことは書いてありません。
ん?MSCBって何?LBOって何だとか今年の春先に動きがあるたび必死に調べてたのが懐かしいですが本書は騒動の顛末を時系列できっちりトレースしているので臨場感はばっちり。
騒動をリアルタイムで追っかけて勉強&スリルを味わった方には今更な本ですが、最近株に興味をもってアノ事件を振り返りたい向きにはどんぴしゃな企画。
学習向き本です。
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真相ライブドアvs.フジ: 日本を揺るがした70日 単行本 – 2005/6/1
日本経済新聞社
(編集)
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購入オプションとあわせ買い
日本中を大騒ぎさせたM&A攻防戦のウラでは、いったい何が起きていたのか? 本当の仕掛け人、「ご本尊」は誰か、ライブドアの買収経営の実態、フジのねじれたグループ事情も掘り下げながら、事件の真相に迫る。日経取材陣が満を持して贈る書き下ろし。ライブドア事件の舞台裏、知られざる真相が明らかに。
- 本の長さ226ページ
- 言語日本語
- 出版社日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
- 発売日2005/6/1
- ISBN-104532312388
- ISBN-13978-4532312381
商品の説明
メディア掲載レビューほか
真相ライブドアvs.フジ
日本中が騒然となったライフドアとフジテレビジョンによるニッポン放送株の買収戦。その裏では、何が起きていたのか。事件の真相に迫る。
日本中が騒然となったライフドアとフジテレビジョンによるニッポン放送株の買収戦。その裏では、何が起きていたのか。事件の真相に迫る。
2003年11月にポータル(玄関)サイトを開設したライブドアは先行大手との差を縮めるためメディア買収を志した。新聞社、出版社の買収が失敗する中、ニッポン放送とフジテレビの資本関係のねじれに注目するようになる。
そんな時期にある人物から、ニッポン放送株買い取りを持ちかけられた。関係者は口を閉ざすが、その人物とは村上世彰M&Aコンサルティング社長だという声がある。ライブドアはその提案に乗り、立会外取引でニッポン放送株を大量取得した。政財界からの批判、法廷闘争、ソフトバンク・インベストメント(現SBIホールディングス)の登場などで、経営陣に動揺が走る中、財務担当役員は強気一辺倒の主張で社内を鼓舞し、結果、ライブドアは巨額の資金と資本・業務提携を手にした。堀江貴文社長の個人商店的イメージが強い同社だが、実際には取締役5人による合議制で運営されている実態が明らかになる。
黒子として動いた投資銀行や投資ファンドなどの動きも紹介。取材のこぼれ話や識者へのインタビューなども掲載し、多面的に事件を追う。
(日経ビジネス 2005/08/22 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
-- 日経BP企画
登録情報
- 出版社 : 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版; New版 (2005/6/1)
- 発売日 : 2005/6/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 226ページ
- ISBN-10 : 4532312388
- ISBN-13 : 978-4532312381
- Amazon 売れ筋ランキング: - 264,819位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 195位企業動向
- - 6,887位ビジネス・経済ノンフィクション
- - 12,489位投資・金融・会社経営 (本)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年1月14日に日本でレビュー済み
2005年の前半に起きたライブドアvsフジテレビの買収劇を、時系列にわかりやすく纏めた内容になっている。
リアルタイムでニュース、新聞などを目にしていたが、本書を読んであらためて頭の中が整理できた。
堀江氏、村上ファンドの村上氏などの手法に対し批判的な意見も多々あるわけだが、企業経営者に株主の存在を
意識させるようになった点については、大いに評価されるべきだと思う。
リアルタイムでニュース、新聞などを目にしていたが、本書を読んであらためて頭の中が整理できた。
堀江氏、村上ファンドの村上氏などの手法に対し批判的な意見も多々あるわけだが、企業経営者に株主の存在を
意識させるようになった点については、大いに評価されるべきだと思う。
2006年6月9日に日本でレビュー済み
本書によれば、ニッポン放送の買収について、2004年12月頃には、意欲的な堀江氏とは対照的に、ライブドアの経営陣の間では慎重な意見が大勢を占めていたとあり、更に、2005年1月上旬においても、「ライブドアはまだニッポン放送の買収に乗り出すべきかどうか決めかねていた。」と記述されている。
これらの記述が真実であれば、村上世彰氏が本当に証券取引法第167条に違反しているのか、実は無罪なのではないかという疑問が生じる。
今後、村上氏の裁判が進む中で、重みを持つかもしれない1冊である。
これらの記述が真実であれば、村上世彰氏が本当に証券取引法第167条に違反しているのか、実は無罪なのではないかという疑問が生じる。
今後、村上氏の裁判が進む中で、重みを持つかもしれない1冊である。
2005年7月9日に日本でレビュー済み
ライブドアとフジテレビによるニッポン放送買収合戦の周辺を上手にまとめた本です。
目新しい内容は少なく目新しくても情報の出所が不明な記述がほとんどなんですが、とにかく非常によくまとまっているので、この騒動の周辺に興味を持っている人にはお勧めできます。短時間で騒動を概観できます。テレビ番組のキャスターやコメンテーターが当時発していたような「どうしようもない不勉強」といえる記述は基本的にありません。ほぼ中立的で一通り勉強した人が書いていることがわかる。
目新しい内容は少なく目新しくても情報の出所が不明な記述がほとんどなんですが、とにかく非常によくまとまっているので、この騒動の周辺に興味を持っている人にはお勧めできます。短時間で騒動を概観できます。テレビ番組のキャスターやコメンテーターが当時発していたような「どうしようもない不勉強」といえる記述は基本的にありません。ほぼ中立的で一通り勉強した人が書いていることがわかる。
2005年7月30日に日本でレビュー済み
「真実は小説より奇なり」とは、まさにライブドアのニッポン放送株買い占めの一連の騒動のためにあるような格言、かと。
執筆陣が日本経済新聞社の記者ということで、フジ、ライブドアいずれの立場からも書かれており、比較的中立公正な内容。
当事者以外にも、投資銀行・投資ファンドや、市場ルールの観点からも書かれており、フジテレビとライブドアの騒動を改めておさらいするにはちょうど良い。
執筆陣が日本経済新聞社の記者ということで、フジ、ライブドアいずれの立場からも書かれており、比較的中立公正な内容。
当事者以外にも、投資銀行・投資ファンドや、市場ルールの観点からも書かれており、フジテレビとライブドアの騒動を改めておさらいするにはちょうど良い。
2005年7月11日に日本でレビュー済み
当時、テレビや新聞が流していた情報がいかにその場しのぎの適当なニュースだったかがよくわかる。各章のまとまりが欠けていて、本としての体裁は、やはり新聞社の片手間の仕事という感じだが、全体としてまずまずの内容。読む人が読めばつながることも。一読の価値あり。