ユニクロとしまむらを分かりやすい文体で比較しており、興味深く最後まで読める。
ただ、ユニクロに比べてメディアに取り上げられることの少ない「しまむら」については、もっと掘り下げてほしかった。
失礼ながら一見ダサいイメージの「しまむら」がどのように集客しているのか、また既存店売上を増やしているのはどうしてなのか、
「時代に合わせた流行を取り入れるようになった」という一言では片付けられない謎がまだまだ残されているような気がして仕方ない。
他業界の大型量販店と異なり、在庫責任を自ら負いメーカーへの返品が一切ない「しまむら」にはこれからも頑張っていただきたい。
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ユニクロvsしまむら: 専門店2大巨頭圧勝の方程式 単行本 – 2006/11/1
月泉 博
(著)
- 本の長さ258ページ
- 言語日本語
- 出版社日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
- 発売日2006/11/1
- ISBN-104532313007
- ISBN-13978-4532313005
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登録情報
- 出版社 : 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版; New版 (2006/11/1)
- 発売日 : 2006/11/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 258ページ
- ISBN-10 : 4532313007
- ISBN-13 : 978-4532313005
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,051,729位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 561位企業動向
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年7月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
卒論用で購入しました。ユニクロ、しまむらのマーケティング戦略など、具体的でわかりやすく書いてありました。
発送も早く、ありがとうございました。
発送も早く、ありがとうございました。
2012年10月30日に日本でレビュー済み
今となっては終章近くの未来の話はあまり参考になりませんが、2社がたどってきた過去の手法についてはよくまとまっています。
1社のみの解説書にするのではなく2社を並べることでその経営方針や置かれている立場の違いが鮮明に見えます。むしろ共通点を探すほうが難しいのではないでしょうか。
ただ、しまむらの課題は掘り下げが不足している気がします。(ユニクロに比べて安定型企業なので仕方ないですが)
本書でも課題として挙げられているユニクロの人材育成と継承問題(CEOから店長まで)については、2012年の現在でもごたごたしており、とっくの昔に引き継ぎを終えた しまむら との違いを考えさせられます。
1社のみの解説書にするのではなく2社を並べることでその経営方針や置かれている立場の違いが鮮明に見えます。むしろ共通点を探すほうが難しいのではないでしょうか。
ただ、しまむらの課題は掘り下げが不足している気がします。(ユニクロに比べて安定型企業なので仕方ないですが)
本書でも課題として挙げられているユニクロの人材育成と継承問題(CEOから店長まで)については、2012年の現在でもごたごたしており、とっくの昔に引き継ぎを終えた しまむら との違いを考えさせられます。
2008年4月25日に日本でレビュー済み
私自身ユニクロには行ったことがあるが、しまむらへは行ったことがない。
しかし、そんな私でも「そんなに凄いなら、今度しまむらに行ってみるか」と
そんな思いにさせてくれる本である。
両者ともに身近な普段着の衣料を売っている会社がその戦略は大きく異なる。
大まかな部分だけでも以下のとおりだ。
・流通・・・・・・・・アウトソーシングVS完全自社手配
・製造・・・・・・・・自社製造VS他社調達
・オペレーション・・・店舗主導VS本部主導
・人材・・・・・・・・スペシャリストVSゼネラリスト
ただこれらも一見、正反対だが、最終的なゴールは同じものであり、山の頂点を
目指すのに東側から上がるか西側から上がるかの違いであると言うことが
本書を読むと納得できる。
流通業界に対する著者の見識は確かなものであり、時にウォルマートや良品計画
なども引き合いに出しながら的確に解説し、両者の違いを明確化して、その戦略や
考え方の違いなどをわかりやすく示してくれている。
私はさして流通業界のビジネスに興味があるというわけではない。
しかし、両者のトップや会社としての姿勢は他業界でも十分に通用するものであり、
加えて著者が非常にわかりやすい書き方をしてくれているため、十分に楽しみ、
参考にできる内容である。
しかし、そんな私でも「そんなに凄いなら、今度しまむらに行ってみるか」と
そんな思いにさせてくれる本である。
両者ともに身近な普段着の衣料を売っている会社がその戦略は大きく異なる。
大まかな部分だけでも以下のとおりだ。
・流通・・・・・・・・アウトソーシングVS完全自社手配
・製造・・・・・・・・自社製造VS他社調達
・オペレーション・・・店舗主導VS本部主導
・人材・・・・・・・・スペシャリストVSゼネラリスト
ただこれらも一見、正反対だが、最終的なゴールは同じものであり、山の頂点を
目指すのに東側から上がるか西側から上がるかの違いであると言うことが
本書を読むと納得できる。
流通業界に対する著者の見識は確かなものであり、時にウォルマートや良品計画
なども引き合いに出しながら的確に解説し、両者の違いを明確化して、その戦略や
考え方の違いなどをわかりやすく示してくれている。
私はさして流通業界のビジネスに興味があるというわけではない。
しかし、両者のトップや会社としての姿勢は他業界でも十分に通用するものであり、
加えて著者が非常にわかりやすい書き方をしてくれているため、十分に楽しみ、
参考にできる内容である。
2006年12月17日に日本でレビュー済み
アパレル業界はもとより流通に関わる方、流通業界への就職を希望される学生さんへお薦めです。
勝ち組2社の歴史から紐解く「強さの源泉」は、今後の流通を占う意味で十分参考になるでしょう。
また、非常に歯切れのよい文体で、単純に読み物としても十分楽しめると思います。
個人的には、「第7章」から「エピローグ」に記された筆者から両社に向けた提言、
読者に対する問いかけの裏側にある、筆者なりの見解、仮説、予測に非常に興味があります。
「残念ながら筆者の能力ではこれ以上言及不能」という表現はあるものの、
おそらく「あえて行間に隠した」筆者の「真意」、筆者なりの「理想」が示される次回作?に、
今から期待させられる・・・というような、非常に印象深い1冊でした。
勝ち組2社の歴史から紐解く「強さの源泉」は、今後の流通を占う意味で十分参考になるでしょう。
また、非常に歯切れのよい文体で、単純に読み物としても十分楽しめると思います。
個人的には、「第7章」から「エピローグ」に記された筆者から両社に向けた提言、
読者に対する問いかけの裏側にある、筆者なりの見解、仮説、予測に非常に興味があります。
「残念ながら筆者の能力ではこれ以上言及不能」という表現はあるものの、
おそらく「あえて行間に隠した」筆者の「真意」、筆者なりの「理想」が示される次回作?に、
今から期待させられる・・・というような、非常に印象深い1冊でした。
2009年3月1日に日本でレビュー済み
ユニクロとしまむらが、他の服屋、小売業とどこがどう違うか?一言で言えば、購買意欲を掻き立てる商品を低コストで提供。
ではそのためにどのような工夫をすればよいのか?それを鋭く解説している本だと思います。
1回でとても理解出来る内容ではありませんでしたが、大いにものの考え方や実生活に役に立ちそうです。とくにしまむら式経営が。クオリティを落とさずにどうすれば実生活の支出を削減出来るか?そこ念頭に資産構築出来ればと。
ではそのためにどのような工夫をすればよいのか?それを鋭く解説している本だと思います。
1回でとても理解出来る内容ではありませんでしたが、大いにものの考え方や実生活に役に立ちそうです。とくにしまむら式経営が。クオリティを落とさずにどうすれば実生活の支出を削減出来るか?そこ念頭に資産構築出来ればと。
2006年12月2日に日本でレビュー済み
専門店の2大勝ち組であるユニクロ・しまむらの成長戦略のみならず流通業が今後向かうべき方向について大変わかりやすく書かれています。
流通業界で働く方、流通業界を目指す学生の方にぜひお勧めしたい1冊です。
流通業界で働く方、流通業界を目指す学生の方にぜひお勧めしたい1冊です。
2006年12月10日に日本でレビュー済み
流通業に勤めていることから手にした本だったのですが・・・活字の苦手の人にも、難しいことが面倒な人にも、流通、アパレル業界からメーカーの人にも。流通業の概要と共に両社のこれまでがわかる読みやすい本でした。歯切れよいリズムで読めるのは、筆者がキレの良い言葉を選んでいる点にあるからでしょうか?一冊をさらりと読めば中身があり、圧縮された情報が得られる、今にピッタリの本だと思います。