IMGの創業者マーク・マコーマック氏の書かれた
人間心理などを考えた、ビジネス・交渉のやり方を説明した内容の本になっています。
IMGとはA・パーマー、G・プレーヤー、J・ニクラウスのマネジメント契約を結び、
スポーツマネジメントという新しいビジネスを確立した会社です。
最近はT・ウッズ、日本では安藤美姫や浅田真央など
あらゆるスポーツジャンルの選手と契約を行っている。
さらに、オリンピックの公式映像や世界選手権の企画運営まで
幅広くビジネスジャンルを広げている会社です。
この本書で言うハーバードでは教えないとは、
ハーバードなどMBAではロジカルや数値で説明できるテクニックを教え、
本書は人と人との心理をビジネスに活かした点であると言っていると思われる。
そういった意味では、本書の第一部と第二部を読むと著者の言いたいこと
ビジネスには数値だけではなく人間心理も必要なのだということがわかる。
目次
第一部 人間
-1章 人の心を読む
-2章 印象づける
-3章 優位に立つ
-4章 出世する
第二部 営業と交渉
-5章 営業とその問題
-6章 商機
-7章 沈黙
-8章 市場性
-9章 戦略
-10章 交渉
第三部 企業経営
-11章 起業する
-12章 会社を維持する
-13章 仕事術
-14章 起業家たちへ
おわりに
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ハーバードでは教えない実践経営学 (BEST OF BUSINESS) 単行本 – 2007/6/1
マーク マコーマック
(著),
樫村 志保
(翻訳)
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購入オプションとあわせ買い
ビジネスとは人間相手のゲームである――独自アイデアで起業し巨万の富を築いた男が、営業から、交渉、人材育成、昇進、起業に至るまで、ビジネススクールでは絶対教えない必勝術を伝授。全米100万部突破の名著。
- 本の長さ343ページ
- 言語日本語
- 出版社日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
- 発売日2007/6/1
- ISBN-104532313368
- ISBN-13978-4532313364
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登録情報
- 出版社 : 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版; New版 (2007/6/1)
- 発売日 : 2007/6/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 343ページ
- ISBN-10 : 4532313368
- ISBN-13 : 978-4532313364
- Amazon 売れ筋ランキング: - 687,144位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,677位経営学 (本)
- - 39,879位投資・金融・会社経営 (本)
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2012年9月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本の内容はアメリカ企業の経営者が会社と従業員について書いていますが、日本企業で働くサラリーマンが読んでも特に損はないと思います。
何故なら、大企業で出世するには時には理不尽な内容も受け入れなければならないと言うことが書かれており、これは今サラリーマンをされている年配の方々にも足りない考えでしょう。
古い本で古本が安価で購入できるので買って損は無いとも思います。
何故なら、大企業で出世するには時には理不尽な内容も受け入れなければならないと言うことが書かれており、これは今サラリーマンをされている年配の方々にも足りない考えでしょう。
古い本で古本が安価で購入できるので買って損は無いとも思います。
2007年12月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
IMGの設立者が書いた、まさにビジネスの教科書だった。
それぞれの提言が、筆者の経験にもとづくものなので、読みやすく理解しやすい。ただの机上だけの、経営学の学術書ではない。
それは第一部が人間、第二部が営業と交渉、第三部が企業経営という章立てを見てもらえれば一目瞭然だと思う。
それぞれの項目も短く端的なので、読み進めやすい。
筆者は本書の中で、「世の中の1%の人だけが起業する意味がある人間だ。このベンチャービジネスに賭けずにいられない時だけ起業すべきで、だから起業の章は最後にもってきた」と言ってるくらいなので、多くの部分は組織でどう振舞うかということに割かれている。(例えば「4章出世する」とか)
自分にとっては11章の仕事術がとても参考になったし、「経営」には関わってない、関係ないと思っているサラリーマンにもぜひ読んでもらいたい。個人的には、今年の最後にきて、今年度ナンバーワンのビジネス書候補に出会った。
この本、タイトルに「経営学」ってつけないほうがマーケティング、セールス的には良かったのではないだろうか。原題にもついてないし。自分はIMGに興味があったので、この本にいきついたが、このタイトルだと経営に興味の無い一般サラリーマンは手に取りずらい。
それぞれの提言が、筆者の経験にもとづくものなので、読みやすく理解しやすい。ただの机上だけの、経営学の学術書ではない。
それは第一部が人間、第二部が営業と交渉、第三部が企業経営という章立てを見てもらえれば一目瞭然だと思う。
それぞれの項目も短く端的なので、読み進めやすい。
筆者は本書の中で、「世の中の1%の人だけが起業する意味がある人間だ。このベンチャービジネスに賭けずにいられない時だけ起業すべきで、だから起業の章は最後にもってきた」と言ってるくらいなので、多くの部分は組織でどう振舞うかということに割かれている。(例えば「4章出世する」とか)
自分にとっては11章の仕事術がとても参考になったし、「経営」には関わってない、関係ないと思っているサラリーマンにもぜひ読んでもらいたい。個人的には、今年の最後にきて、今年度ナンバーワンのビジネス書候補に出会った。
この本、タイトルに「経営学」ってつけないほうがマーケティング、セールス的には良かったのではないだろうか。原題にもついてないし。自分はIMGに興味があったので、この本にいきついたが、このタイトルだと経営に興味の無い一般サラリーマンは手に取りずらい。
2008年4月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読んでみればわかりますが、『実践経営学』と言うよりは『ビジネスマンの心得』的な
本です。書いてある内容も目からうろこ、的な内容は少ないです。
でも、これを本当にやり遂げるのはかなり大変だと思います。
という意味ですごいのかすごくないのか評価に困る本。
本です。書いてある内容も目からうろこ、的な内容は少ないです。
でも、これを本当にやり遂げるのはかなり大変だと思います。
という意味ですごいのかすごくないのか評価に困る本。
2008年1月3日に日本でレビュー済み
経営方針を説くものではなく、主にビジネスにおける心理戦で勝つためのいくつ
かの方法がつらつらと語られている。
人が結びついてビジネスが創り上げられるので、その中で人をうまく使うために
は人とうまく結びつくことが重要。
ハーバードで教えてくれなかったかどうかはわからないが、どうもとても基本的
なことのように思えて、大学で講義をするほどのことではなかったのではないか、
と思う箇所も多い。
ページ数は多いがすらすら読める、その代わり書いてある内容もすらすら通り過
ぎてしまうような、ビジネス書籍だった。
かの方法がつらつらと語られている。
人が結びついてビジネスが創り上げられるので、その中で人をうまく使うために
は人とうまく結びつくことが重要。
ハーバードで教えてくれなかったかどうかはわからないが、どうもとても基本的
なことのように思えて、大学で講義をするほどのことではなかったのではないか、
と思う箇所も多い。
ページ数は多いがすらすら読める、その代わり書いてある内容もすらすら通り過
ぎてしまうような、ビジネス書籍だった。
2007年7月14日に日本でレビュー済み
本書はスポーツ選手のマネジメントとマーケティングを行う会社を起業し、
大成功を収めた著者が、戦略や財務等MBAで学ぶこととは全く違う
人間の心理に焦点を当てています。
少し時代が違うことと、著者のビジネスの特殊性から
所々分かりにくい部分があるものの、
人間の心理についてのするどい考察がなされており、
学ぶべき点が多い一冊でした。
本書は、
第1部 人間
第2部 営業と交渉
第3部 企業経営
と3部構成になっています。
実践経営学というからには第3部は外せないのかもしれませんが、
個人的に第3部はMBAでも取り上げられているようなことかなと思いました。
大成功を収めた著者が、戦略や財務等MBAで学ぶこととは全く違う
人間の心理に焦点を当てています。
少し時代が違うことと、著者のビジネスの特殊性から
所々分かりにくい部分があるものの、
人間の心理についてのするどい考察がなされており、
学ぶべき点が多い一冊でした。
本書は、
第1部 人間
第2部 営業と交渉
第3部 企業経営
と3部構成になっています。
実践経営学というからには第3部は外せないのかもしれませんが、
個人的に第3部はMBAでも取り上げられているようなことかなと思いました。
2007年9月17日に日本でレビュー済み
百戦錬磨の辣腕マネージャーによる経営及び交渉の実践法です。
まずお勤め人として必要な条件を説明します。上司と部下の立場から
どうやりとりを行なうかなど具体例を示しています。
次に相手先との契約交渉の実践法です。ここが特に私の場合役立ちました。
特に相手から嫌な事を言われたりする場合には質問形式によって行なう事。
何も言わない事はかえって相手を増長する事になってマズイ。
やはりここぞと言う所ははっきりさせるべき所はあると言う事です!
本書は経済理論や経営理論とは全く別次元の一種の処世術です。
だから人間同士の胡散臭い駆け引きを書いています。
私も読んでいて気分を悪くする箇所もかなりあります。
しかしながら、だからこそ実戦に役立つ経営法なのです。
まずお勤め人として必要な条件を説明します。上司と部下の立場から
どうやりとりを行なうかなど具体例を示しています。
次に相手先との契約交渉の実践法です。ここが特に私の場合役立ちました。
特に相手から嫌な事を言われたりする場合には質問形式によって行なう事。
何も言わない事はかえって相手を増長する事になってマズイ。
やはりここぞと言う所ははっきりさせるべき所はあると言う事です!
本書は経済理論や経営理論とは全く別次元の一種の処世術です。
だから人間同士の胡散臭い駆け引きを書いています。
私も読んでいて気分を悪くする箇所もかなりあります。
しかしながら、だからこそ実戦に役立つ経営法なのです。
2007年9月13日に日本でレビュー済み
仕事で成果をあげるためには「勘定(ロジック)」と「感情(人にわつわる
部分」が必要だと思う。世のビジネス書も、大別すればこれらいづれかに主題を
おいて語られている。
最近は「ロジカルシンキング」「○○の技術」なと「勘定」に力点を置いた
本が目立つ。しかし、本書は「感情」の方を意識した内容の話が圧倒的に多く、
そのことを「ハーバードでは教えない」という表現で示している。
内容は、こういったビジネス書を時々読む人ならばどこまで聞いたような
なことが多い。奇をてらったような内容ではなく、正統的な心がけや気構え
といった内容である。そういう内容が、逆に新鮮に感じられる。
部分」が必要だと思う。世のビジネス書も、大別すればこれらいづれかに主題を
おいて語られている。
最近は「ロジカルシンキング」「○○の技術」なと「勘定」に力点を置いた
本が目立つ。しかし、本書は「感情」の方を意識した内容の話が圧倒的に多く、
そのことを「ハーバードでは教えない」という表現で示している。
内容は、こういったビジネス書を時々読む人ならばどこまで聞いたような
なことが多い。奇をてらったような内容ではなく、正統的な心がけや気構え
といった内容である。そういう内容が、逆に新鮮に感じられる。