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グリーン革命 上: 温暖化、フラット化、人口過密化する世界 単行本 – 2009/3/1

3.6 5つ星のうち3.6 27個の評価

この商品には新版があります:

オバマ大統領も熟読、「フラット化」以降の雇用と繁栄はグリーン新産業から生まれる。
『フラット化する世界』で人々の世界認識を一変させたトーマス・フリードマン。ピュリツァー賞を3度受賞した名ジャーナリストが「フラット化」の先を描いた全米大ベストセラー、ついに登場!
地球温暖化、世界各国でのミドルクラスの急激な勃興、急速な人口増加が一気に重なったいま、この地球はきわめて不安定な時代に突入しようとしている。エネルギー供給は逼迫し、原油価格は高騰、産油国の独裁政権はオイルマネーで潤う一方、基本的生活に必要な電力すら入手できないエネルギー貧困層が生まれる。中国とインドの経済発展はさらなる気候変動をもたらし、生物多様性を喪失させ、後戻りできない「破滅」に地球を放り込む……。
再生可能エネルギーへ転換し、石油依存から脱却しつつ経済成長と豊かさを享受するという大きな試練に、国家と企業はどう立ち向かうべきなのか。産業革命の前後で世界が一変したように、「グリーン革命」の前後で世界の支配者は入れ替わる。人類が経験したことのない新時代を生き抜くための知恵がすべて本書にある。
本書では、トヨタのプリウス、三菱重工のタービン発電機、シャープのソーラーパネルなど、省エネとグリーン・テクノロジーは日本の得意分野であり、専門家の多くが日本は地球上でもっともエネルギー効率のいい先進国だと断言し、エネルギー価格高騰の時代でも繁栄する備えができていると考えていることが紹介される。だがいまアメリカと世界は環境規制、排ガス規制、省エネ基準を強化する政策を採用し、日本を追いかけようとしている。太陽力、風力、潮力、原子力、水力など再生可能エネルギーへの投資、ハイブリッド車、電気自動車、水素自動車など新しい自動車の開発、省エネビルの建設、高速度鉄道の新設……次なるグローバル産業はすべてグリーンから生まれるからだ。この得意分野で日本の優位を保ち、21世紀の雇用と経済的繁栄を創り出せるか。
オバマ大統領も熟読し、主要政策グリーン・ニューディールに反映させた現代人の必読書。本書は米国で発売されるや、アマゾン・コムの年間ベストブック、ビジネスウィーク誌の年間ベストビジネス書に選ばれた話題作。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版; New版 (2009/3/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2009/3/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 331ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4532314410
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4532314415
  • カスタマーレビュー:
    3.6 5つ星のうち3.6 27個の評価

著者について

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ト−マス・フリ−ドマン
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ニューヨーク・タイムズ紙コラムニスト。1953年ミネソタ州ミネアポリス生まれ。ブランダイス大学を首席で卒業後、オックスフォード大学で修士号を取得 (現代中東研究)。UPI通信に入社し、1年間ロンドン支局で勤務した後、ベイルートに派遣される。1979年から81年まで特派員生活を送った後、 ニューヨーク・タイムズ社に移り、1982年ベイルート支局長を命じられた。赴任直後にイスラエルによるレバノン侵攻が起こり、この戦争、とくにサブラ・ シャティーラ虐殺事件を取材したことで1983年のピュリツァー賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 グリーン革命〔増補改訂版〕(上) (ISBN-13: 978-4532316228 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中3.6つ
5つのうち3.6つ
27グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2022年10月8日に日本でレビュー済み
アル・ゴアの『不都合な真実』以降の調査・研究で、より不都合なデータが続々発見されているようです。
ですので、著者は(私が読んだ類書よりも)かなり危機感を募らせて本書を著しています。

また、著者の前著である『フラット化する世界』と整合がとれるように本書を著しています。

上巻では、

原著のタイトルでもある、地球の温暖化・世界のフラット化・人口の過密化が重なることで、
5つの大きな問題、エネルギー需要と供給・石油独裁主義・気候変動・エネルギー貧困・生物多様性の喪失が、
ティッピング・ポイントを遥かに超えて、地球も人類も未だかつて経験したことがない新しい領域に突入しようとしているとして、
それぞれについて解説しています。

この中では石油独裁主義について紙面を割いているのが『アメリカらしい』と思われるところです。
アメリカ国内で石油を浪費した分の多額の支払いを中東諸国に渡し、そのお金がテロリストに渡りアメリカを攻撃する武器になっている、というものです。

そして、これらの5つの大きな問題に対処するためには、
統合的なアプローチとして、クリーンな電気の創出・エネルギー効率の増大・世界中での家族計画の普及、自然保護の倫理の浸透、既に組み込まれている気候変動への適応準備が必要である、としています。
更に、これらを『革命』といえるだけの重要性・緊急性で取り組むべきだとしています。

下巻では、

上巻で取り組むべきとした統合的なアプローチの中から、クリーンな電気の創出・エネルギー効率の増大・自然保護の倫理の浸透に絞って話を進めています。

クリーンな電気の創出・エネルギー効率の増大については、スマートグリッドの未来像を見せた上で、
これらの危機は大きなビジネスチャンスであると捉えるべきだとしています。
そのうえで、ビジネスを拡大させるためには適切な市場が必要であり、そのためには政府が適切な関与(税制・規制など)をすべきだとしています。
このように捉えることで、市場に人材と資本が入りイノベーションが数多く起き、課題が解決されるとしています。
市場主義・イノベーションという手段で解決しようとするのが『アメリカらしい』といえます。

自然保護の倫理の浸透については、現地の草の根運動、それらへの様々な支援が必要だとしていますが、
最後は自然を敬うという倫理を浸透させる(教育?)しかないとしています。
このあたりはもっと調査して、体系的・具体的なアプローチを提示してほしいところです。

あとは、アメリカ政府とクリーン・エネルギー反対派への批判と愚痴に終始しています(下巻の1/3ぐらい)。
EUや日本に既に先を越されているうえに、中国にも先を越されそうな状況に、
アメリカ人である著者は我慢がならないようです。

2011/2/28読了(上下巻)
2009年3月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「フラット化する世界」のトーマス・フリードマンの最新作。
副題は「温暖化、フラット化、人口過密化する世界」

結論から言うと、「フラット化する世界」とともに読んでおくべき
本だと思う。そして、おそらく本に対する評価や売れ行きでは
異なるだろうが「フラット化〜」よりも重要な本である。

「フラット化する世界」ではインターネットなどが仕事や社会の
あり方を根本的に変えてしまった様を描かれていた。

本書はその続編とも言える内容で、フラット化と人口の過密化、
そして地球環境との関連性について論じ、その対応策(私たちが
しなければならないこと)を提案している。

上巻は3部構成で、現状、現状に至る道のり、そして前進の道すじに
ついて書かれている。

特に第2部の「現状への道のり」は読み応えがあった。
・新興国の人口増大とミドルクラスの勃興が資源需要に与える影響
・原油価格(をはじめとする資源価格)高騰が国際政治に与える影響
この2つに関する洞察には学ぶことが多かった。

そして、8章、9章からは「グリーン革命」の核心部に入っていく。
アメリカ中心に書かれているが、ここに書かれていることは他国にも
あてはまり、当然、日本の読者も知っておくべきことだと思う。

残念な点は、著者は、アメリカを過大評価しているのではないかという点。
また、訳出に難しい言葉がしばしば出てくることだろう。
(もう少し平易な言葉に置き換えてくれると読みやすい)
それらを加味してこの評価にさせていただきます。

なお、トーマス・フリードマンのサイトでこの本に関する講演の
動画が見られます。

[...]
34人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年5月12日に日本でレビュー済み
 上巻なので、仕方のないことなのかもしれませんが、ほとんどが前置きに費やされていて、具体的提言がありません。
 著者はアメリカ人のようなので、少しアメリカ人びいきしている部分が気になりますが、下巻を読んだ上で評価をしようと思います。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年7月8日に日本でレビュー済み
上巻を読了したところでの感想になるけれど、まず目新しい発想や事実が思いのほか少なく、入門書的な位置づけではないか、というのが第一印象。
教養として環境問題も一応知っておかなくっちゃ、という人には有用なのかも知れない。

内容はすこぶる凡庸。
たとえば帯に、
「人類が経験したことのない新時代を生き抜くための知恵がすべてここにある」
と刺激的な文言が踊るが、
「地球のシステムとしての自然は一定不変で、確固不動だ」(P278)
とあるように、人類は有史以来いついかなるときも、予測不能な未知なる明日を生き抜くために一歩ずつ手探りで足を踏み出してきたのではなかったか?

つまり上記の帯のキャッチコピーのような、
予定調和的な表現が全編を通して目にあまってしまう。
もっとも、そういった紋切型の発想をなんの悪気もなく披瀝するところが、アメリカ的で面白いと言えなくもない。

総論が凡庸な割に各論が多岐に渡り、そこで扱われるデータがきちんと明示されているところが唯一の長所か。

下巻では思索の飛翔に期待したい。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年8月4日に日本でレビュー済み
原題は「Hot, Flat, and Crowded」ですが、邦題の方がしっくりきます。
流行の「グリーンに暮らす7つの方法」的な牧歌的な意見ではなく、血税を投じた公共投資により、新エネルギー時代をきり拓こうという野心的な目的の上に書かれています。「革命」に血が必要なように、温暖化対策には犠牲が必要です。そのための準備をアメリカ国民に促しています。
上巻のコンテンツは:
(1)現状を直視する〜アメリカはエネルギーを浪費しすぎる。台頭する新興国の成長をみると、絶対的なエネルギー量が不足する。エネルギー格差、エネルギー貧困の発生
(2)なにが問題か?
 a アメリカ的消費文化が世界を席巻している
b 原油価格が上昇すると、石油産出国が民主主義から遠のく(これは興味深いデータがでていました。必見です)
 c 地球困惑。気候変動による経済ロス(農業など)、生物多様性ロス
 d エネルギー貧困によりフラット化した世界の恩恵が得られない

(3)では、どうすればいいのか?
クリーンエネルギーへの公共投資。具体策は下巻へ…

環境問題を包括的にみる、良著です。政策に携わる方、環境問題に携わる方、工業に携わる方は、一読をお勧めします(かといって、すべてマネする必要はないでしょうけど)。翻訳も読みやすく、まるで原文を読んでいるようでした。

残念な点は意見をサポートする根拠がジャーナリストらしく新聞記事が多く、査読を通した論文は少ないところです。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年5月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 地球温暖化と自然保護とグリーン革命がとてもリアルに感じられる一冊です。

 エネルギー問題を解決することが、すべての問題解決に通じるようです。

 この重大な難局を乗り越えてこそ、新しい世紀がはじまると思いました。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年6月24日に日本でレビュー済み
期待が高かった分、皆さんの評価は辛いですが、世界がどの方向に向かっているのかを、
最高水準の知性を持って分析し、オバマ大統領の政策にも大きな影響を与えている本です。
読まないわけには、いかないでしょう。

上巻では、オイルマネーとサウジアラビア、テロと自由というような話が続いて、
まるで映画
キングダム 【ユニバーサル・Blu-ray disc 第1弾】
のようで一体何の本だか、一瞬見失いましたが、地球温暖化、環境破壊の現状に触れ、
石油からの脱却、クリーンエネルギー政策が重要なのだ、とつながります。

フリードマン氏が自ら言っているように、この本はアメリカ(人)向けに書かれた
本です。極端ですが、いかにアメリカが世界から嫌われ、アメリカが原因となって
世界の環境を悪化させているか、という警告を発しているのです。ただ、
アメリカ人の自尊心をくすぐるような形で、アメリカが目覚め、アメリカが世界を
「グリーン」で引っ張って行けば、世界を救うことができるのだ、という書きぶり
になっているので、気に入らない人もいると思いますが、そこは本筋ではないと
思います。

いすれにせよ、環境問題だけでなく、世界のパワーバランスや政治に「グリーン」がどう
影響するのかを正しく認識し、日本の取るべき道を考えることが必要です。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年5月9日に日本でレビュー済み
 エコ社会の実現でもアメリカがリーダーであろうとす
る著者の立場が最初から示され、鼻白む読者が多い
と思います。そこは、がまんしてください。広い視野か
らの有益な認識や提言があり、読み終えて損した気
はしないと思います。例えば、日本での武田邦彦の
偽善エコロジーをめぐる昨今の論争よりは、いく分か
レベルは高かろうと思います。
 課題の提起では、世界的なフラット化(急激なミドル
クラスの勃興)や人口増が、エネルギーを浪費するア
メリカ化として顕在化していること、今後の方向をクリ
ーンな電気、エネルギー消費の効率化そして自然保
護の三つをバランスよく進めるとしたことが肯けました。
 驚いたのは、テキサス州知事時代のジョージ・W・ブ
ッシュが命令を発したことで、風力発電の設置が一気
に進んだこと、そしてニューヨーク市で実施した燃費向
上規制がハイブリッド車への劇的な転換を引き起こした
という指摘です。つまり、適切な政策誘導さえあればエ
コ社会の構築は夢でないということです。
 原発をクリーン(使用済燃料の化学的処理は?)とし、
世界恐慌の克服をルーズベルトの功績(ニューデイル
は無効だったというのは今や常識!)とするなど、数々
の無神経な記述にはここでは敢て目をつむり、自分達
に都合のよいところだけをつまんでおくことにしておきま
しょう。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート