世界のフラット化により、ビジネスチャンスが至るところで生まれている。 既存の価値観が、崩壊している。
その一方で、搾取する者とされる者(仕事を奪われ、薄給に甘んじるを得ない者と、常に己を磨き高給を手にする者)との、二極化が進む。
人間には、限りない可能性がある。絶えず勉強し、雇用される能力を鍛えるべき(高みを目指し邁進を:会社は永遠ではない)。
フラットな世界には、適切な知識と技量と発想と努力する気持ちがあれば、ものにできるいい仕事が山ほどある。 自分を磨き続けよう。
何事も実現しないのは、やろうとしないからだ(まず、一歩を踏み出せ)。
どんな難問にも解決策がある、きょうよりは明日のほうがいい、未来はつねに過去を葬り去ることができる(下巻:234P)。 時に、楽観視してみることも。
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フラット化する世界 上 普及版: 経済の大転換と人間の未来 単行本 – 2010/7/1
トーマス フリードマン
(著),
伏見 威蕃
(翻訳)
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全世界で大ベストセラーを記録した第1回「ビジネス・ブック・オブ・ジ・イヤー」賞受賞作が装いも新たに普及版になって新登場。ピュリツァー賞を3度受賞したジャーナリストが、インド、中国、日本、欧米諸国の経営者や政治家らへの綿密な取材をもとに、全世界で起きている巨大な変化を鮮やかに活写する。
- ISBN-104532316332
- ISBN-13978-4532316334
- 版普及
- 出版社日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
- 発売日2010/7/1
- 言語日本語
- 寸法13.2 x 1.6 x 18.9 cm
- 本の長さ316ページ
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登録情報
- 出版社 : 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版; 普及版 (2010/7/1)
- 発売日 : 2010/7/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 316ページ
- ISBN-10 : 4532316332
- ISBN-13 : 978-4532316334
- 寸法 : 13.2 x 1.6 x 18.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 551,895位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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ニューヨーク・タイムズ紙コラムニスト。1953年ミネソタ州ミネアポリス生まれ。ブランダイス大学を首席で卒業後、オックスフォード大学で修士号を取得 (現代中東研究)。UPI通信に入社し、1年間ロンドン支局で勤務した後、ベイルートに派遣される。1979年から81年まで特派員生活を送った後、 ニューヨーク・タイムズ社に移り、1982年ベイルート支局長を命じられた。赴任直後にイスラエルによるレバノン侵攻が起こり、この戦争、とくにサブラ・ シャティーラ虐殺事件を取材したことで1983年のピュリツァー賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 グリーン革命〔増補改訂版〕(上) (ISBN-13: 978-4532316228 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年12月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
バランスよく書かれているので、若い年代の人と話す時にとても役に立ちます。1949生まれ
2014年6月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
経済の流れはでこぼこをお目手行くような作用があることと理解しました。1国だけが良いということは長続きしないこと考えます。
2006年12月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
下巻まで全て読み終わってのレビューであるが、いや素晴らしい。
今年(2006年)私が読んだ本の中でダントツのベストである。
大抵の本は、読み終わったらマーケットプレイスに売りに出す私だが、
この本だけは、この先何度も繰り返し読みたいと思う。
春頃に読んだ「ウェブ進化論」は、私にとって大きな刺激ではあった。
ところが、秋頃にこの「フラット化する世界」を読むと、
「ウェブ進化論」がまるで縮小コピーのように思えてきてしまった。
「ウェブ進化論」が、世界のIT業界に生きる梅田氏の
「皮膚感覚」に基づいて書かれていたことに対し、
(それはそれで貴重であり否定されるものではないが)
この「フラット化〜」は、作者が定評のあるジャーナリストだけあって
述べられている「具体的事例」は、足で稼いだ丹念な取材に基づいたものだ。
さらに紹介されたいくつかの事例では、
「米国の地方自治体が、地元の産業振興と雇用確保のために、
より安価なインドの業者を締め出すことは是か非か?」
と言うように、実に奥深く悩ましげな問題も提起されている。
これら問題に対し、作者は読者に丸投げせずに
自らの「回答案」も示しているが、もちろんこれは「正解」ではない。
やはり我々が自ら答えを出し、自らの行動指針とするべきものだろう。
この本でつくづく思ったのは、
「世の中で起きている本当に重要なことは、実はテレビや新聞では報道されない」
と言うことだ。
マスコミで報道される「事件」は、「本当に重要なこと」が起きた後に
しばらく時間が経った後に表面に表れる「ひとつの結果」でしかない。
この本で紹介されていることこそ、
我々がなかなか気づかない「本当に重要なこと」だ。
数十年後にはおそらく歴史的転換点として記録されるだろう変化が、
いままさに起きていることをこの本は教えてくれるのだ。
IT業界に限らず、全てのビジネスマンにお勧め。
今年(2006年)私が読んだ本の中でダントツのベストである。
大抵の本は、読み終わったらマーケットプレイスに売りに出す私だが、
この本だけは、この先何度も繰り返し読みたいと思う。
春頃に読んだ「ウェブ進化論」は、私にとって大きな刺激ではあった。
ところが、秋頃にこの「フラット化する世界」を読むと、
「ウェブ進化論」がまるで縮小コピーのように思えてきてしまった。
「ウェブ進化論」が、世界のIT業界に生きる梅田氏の
「皮膚感覚」に基づいて書かれていたことに対し、
(それはそれで貴重であり否定されるものではないが)
この「フラット化〜」は、作者が定評のあるジャーナリストだけあって
述べられている「具体的事例」は、足で稼いだ丹念な取材に基づいたものだ。
さらに紹介されたいくつかの事例では、
「米国の地方自治体が、地元の産業振興と雇用確保のために、
より安価なインドの業者を締め出すことは是か非か?」
と言うように、実に奥深く悩ましげな問題も提起されている。
これら問題に対し、作者は読者に丸投げせずに
自らの「回答案」も示しているが、もちろんこれは「正解」ではない。
やはり我々が自ら答えを出し、自らの行動指針とするべきものだろう。
この本でつくづく思ったのは、
「世の中で起きている本当に重要なことは、実はテレビや新聞では報道されない」
と言うことだ。
マスコミで報道される「事件」は、「本当に重要なこと」が起きた後に
しばらく時間が経った後に表面に表れる「ひとつの結果」でしかない。
この本で紹介されていることこそ、
我々がなかなか気づかない「本当に重要なこと」だ。
数十年後にはおそらく歴史的転換点として記録されるだろう変化が、
いままさに起きていることをこの本は教えてくれるのだ。
IT業界に限らず、全てのビジネスマンにお勧め。
2023年6月29日に日本でレビュー済み
時間がない中で読んだせいもあるが、余計な話があまりにも多い。
もっと端的にまとめれば、半分以下の枚数で済むのではないだろうか。
もっと端的にまとめれば、半分以下の枚数で済むのではないだろうか。
2006年6月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
原書を読もう読もうと思っていたら、日本語版が出てしまいました。
アメリカに比べると日本にとってのフラット化は、まだ緩やかで、かつ、表面化していないかな?
必ずしも本書を読む必要はないのかもしれませんが、ここに書いてある時代の潮流を理解できている人と出来ていない人では大きな差が出ると思います。
学術書ではないので、分かりやすく平易に書かれています。
その分、事例等も表層的ですが、まあ分かりやすいのでいいと思います。
本書を読みながら思ったことは、一人一人が、
・自分が本質的に何に貢献しているから飯を食えているのか
・自分が本質的にどういう付加価値を持っているから飯を食えているのか
・自分がどういう既得権を持っているから飯を食えているのか?そして、それはいつまで権利として行使できるものなのか?
・どれもないとすると自分は何に守られているのか?何から守られなくなると飯が食えなくなるのか?
といったことをしっかり認識出来ていないと、変化を受け入れられず、現実から逃避してしまう可能性があるなと思いました。
日本人は、明治維新や終戦のときにも同じような事を経験してきているような気がしました。
アメリカに比べると日本にとってのフラット化は、まだ緩やかで、かつ、表面化していないかな?
必ずしも本書を読む必要はないのかもしれませんが、ここに書いてある時代の潮流を理解できている人と出来ていない人では大きな差が出ると思います。
学術書ではないので、分かりやすく平易に書かれています。
その分、事例等も表層的ですが、まあ分かりやすいのでいいと思います。
本書を読みながら思ったことは、一人一人が、
・自分が本質的に何に貢献しているから飯を食えているのか
・自分が本質的にどういう付加価値を持っているから飯を食えているのか
・自分がどういう既得権を持っているから飯を食えているのか?そして、それはいつまで権利として行使できるものなのか?
・どれもないとすると自分は何に守られているのか?何から守られなくなると飯が食えなくなるのか?
といったことをしっかり認識出来ていないと、変化を受け入れられず、現実から逃避してしまう可能性があるなと思いました。
日本人は、明治維新や終戦のときにも同じような事を経験してきているような気がしました。
2015年5月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
変わりゆく世界経済の裏には、各国の様々な事情が絡んでくる。その原因と対策。
2006年12月21日に日本でレビュー済み
非常に長々と書いてある文章です。
ツラツラっと読むと、結局は資本主義社会とインターネットが世界を変えたって話。
ベルリンの壁が破られて共産主義国家は、実際上消滅した。
んで、ネットが世界を変えた。国境を越えて、身分を越えて、
時間も越えた。
これがツラツラツラツラ書いてある。
アテンションなタイトルだし、コロンブスがどうたらって書いてあるので
興味を引かれて買ってしまったが、
内容は新聞に書いてある通りのこと。
正直下巻に何を書いたのか、そっちには興味があるが
上巻には新鮮味の無い記述がしてあるのみ。
ピューリッツァー賞とってるらしいけど・・・。うぅん・・・。
おすすめしません。
ツラツラっと読むと、結局は資本主義社会とインターネットが世界を変えたって話。
ベルリンの壁が破られて共産主義国家は、実際上消滅した。
んで、ネットが世界を変えた。国境を越えて、身分を越えて、
時間も越えた。
これがツラツラツラツラ書いてある。
アテンションなタイトルだし、コロンブスがどうたらって書いてあるので
興味を引かれて買ってしまったが、
内容は新聞に書いてある通りのこと。
正直下巻に何を書いたのか、そっちには興味があるが
上巻には新鮮味の無い記述がしてあるのみ。
ピューリッツァー賞とってるらしいけど・・・。うぅん・・・。
おすすめしません。