プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥2,000以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
ソーシャルシフト: これからの企業にとって一番大切なこと 単行本 – 2011/11/1
購入オプションとあわせ買い
今、人々が望んでいるのは、騒がしい説得広告ではなく、控えめで共感を呼ぶメッセージ。代わり映えのしない商品ではなく、細部まで心配りされた逸品。画一的なサービスではなく、心のこもったおもてなし。独りよがりの広報ではなく、誠実で真摯な対話姿勢だ。そして、生活者の進化したニーズに応え、企業の価値を高められるのは、会議室からマイクロマネジメントを試みる管理職ではない。顧客接点の最前線で、会社に高い忠誠心を持つ人たち。時に理不尽な統制と闘いながらも、顧客に貢献しようと必死に努力を続けている現場の社員たちだ。
彼らの真摯でひたむきな行動が生活者の心を打つ。その顧客体験が共感の連鎖を呼び、ソーシャルメディア上をポジティブな評判が波紋のように広がっていく。そして現場社員をバックアップするのは、彼ら彼女らを信じて後方から支援する管理職と、力強くリーダーシップの変革をはかる経営者だ。この三位一体の仕組みができない企業は、透明性の時代に生き残るのは困難だろう。
この書籍では、ソーシャルメディアが社会にもたらす本質的な変化、企業と生活者との新しいコミュニケーションのカタチ、すべての顧客接点で素晴らしいブランド体験を提供するための仕組み、それを実現するためのリーダーシップや組織のあり方、具体的に企業を変革するためのステップに言及し、新しい時代の「あるべき企業像」を追求する。タイトルとした「ソーシャルシフト」は、ソーシャルメディアが誘起する、不連続で劇的な変化。そして、マーケティング、リーダーシップ、組織構造にまで及ぶビジネスのパラダイムシフトをあらわしたものだ。──本書「はじめに」より
本書は、以下のような具体的な提言が満載です!
ぜひ手にとってお読みください。
●企業をソーシャルシフトする6つのステップ
ステップ1 プロジェクトのコアをカタチづくる
ステップ2 ブランドコンセプトを練り上げる
ステップ3 すべての顧客接点を改善する
ステップ4 オープンに対話できる場をつくる
ステップ5 顧客の声を傾聴する仕組みを構築する
ステップ6 社員の幸せと顧客の感動を尊ぶ社風を育む
- 本の長さ359ページ
- 言語日本語
- 出版社日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
- 発売日2011/11/1
- 寸法13.8 x 3.7 x 19.5 cm
- ISBN-104532317568
- ISBN-13978-4532317560
よく一緒に購入されている商品

この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
登録情報
- 出版社 : 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版; New版 (2011/11/1)
- 発売日 : 2011/11/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 359ページ
- ISBN-10 : 4532317568
- ISBN-13 : 978-4532317560
- 寸法 : 13.8 x 3.7 x 19.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 495,553位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 843位SNS・ブログ
- カスタマーレビュー:
著者について

斉藤 徹 (さいとう とおる)
ビジネス・ブレークスルー大学経営学部 教授
株式会社hint 代表取締役
株式会社ループス・コミュニケーションズ 代表取締役
1961年 神奈川県生まれ
1985年 慶應義塾大学を卒業、日本IBM株式会社に入社
1991年 株式会社フレックスファームを創業
2005年 株式会社ループス・コミュニケーションズを創業
2016年 学習院大学経済学部特別客員教授に就任
2018年 オンライン経営スクール「hintゼミ」を創設
2020年 ビジネス・ブレークスルー大学経営学部教授に就任
1985年、日本IBM株式会社に入社し、コンピュータ技術者となる。1991年2月、29歳のときに株式会社フレックスファームを創業、ベンチャーの世界に飛び込む。携帯テクノロジーが世界的に注目され、インテルやメリルリンチ、複数の大手商社などから出資を受け、未上場ながら時価総額100億円を超える企業に成長する。しかし、バブル崩壊がきっかけとなり、創業者追放の憂き目にあう。個人で3億円の借金を背負い、裁判敗訴、競売、事業売却と、起業の厳しい荒波も経験した。30年を超える起業家としての経験の中で、最新の経営学を学び続け、新しい視点で体系化し、ビジネス界に提唱してきた。
その後、組織論と起業論を専門として、学習院大学 客員教授に就任。幸せ視点の経営講義がZ世代の心に響き、立ち見のでる熱中教室となる。ベビーブーマーながら、精神年齢が学生に近く、生徒たちから「とんとん」と呼ばれる。今はビジネス・ブレークスルー大学教授として教鞭をふるう。2018年には、ライフワークとして、幸せ視点の経営学を学ぶオンラインの生涯学校「hintゼミ」を創設した。卒業生は 600名を超え、三ヶ月毎に約70名の仲間が増えている。
『だから僕たちは、組織を変えていける』(クロスメディア・パブリッシング)、『業界破壊企業』(光文社)、『再起動(リブート)』(ダイヤモンド社)、『BEソーシャル!』(日本経済新聞出版社)『ソーシャルシフト』(日本経済新聞出版社) など著書多数。
『だから僕たちは、組織を変えていける』公式サイト
https://dakaboku.jp
著者によるオンラインスクール hintゼミ
https://hint-academy.com/
著者ブログ
https://www.join-the-dots.net/
著者連絡先
M: saito1212@gmail.com
F: https://www.facebook.com/toru.saito
T: http://www.twitter.com/toru_saito
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
今の硬直化した日本企業の組織に危機感を持っているビジネスマンにお奨めの本である。
東日本大震災や「アラブの春」の例を持ち出すまでもなく、twitterやfacebookといったソーシャルメディアは、旧来メディア以上に、情報伝達機能の有効性と、人々を突き動かす大きな力を発揮した。
このようなソーシャルメディアの圧倒的な力が社会に本質的な変化をもたらしていると、著者は考えている。
ソーシャルメディアがもたらす本質的な変化とは、個人が力を持つ時代、だと私は理解している。
その特徴は、
・個人の発言力が増し、 しかもその情報が広く社会に影響力を発揮する
・個人の自律的判断を尊重する
・個人と組織のオープンなコミュニケーションが求められる
ということだ。
ここで、「個人」を「消費者」や「社員」、「組織」を「企業」と置き換えれば、
・消費者の口コミが企業の商品開発に影響する
・現場社員の自律的判断を尊重した業務遂行
・密室の意思決定ではない、社員と企業、消費者と企業の間のオープンなコミュニケーション
ということが、ソーシャルメディア時代の特徴だ。
このような「個人」が力を持つソーシャルメディア時代の企業のあるべき姿を論じたのがこの本である。
特に、第8章「ソーシャルシフト 企業をソーシャルシフトする6つのステップ」では、あるべき企業像への具体的改革案が、以下6項目に整理されて論じられている。
・まずソーシャルシフトの必要性をトップに認知してもらい、プロジエクトを発足させる
・ブランドとして「あるべき姿」を部門横断で検討、ブランドの哲学を練り上げる
・ブランドの顧客接点を調査し、優先度を決定。「あるべき姿」に従い、現場を改善する
・ソーシャルメディァ運用の組織を立ち上げ、生活者とオープンに対話できる場をつくる
・顧客の声に基づき、全社的なフィードバック・ループを構築。弛まぬ改善活動を行う
・社員の幸せと顧客の感動を尊ぶ社風を醸成する。そのための仕組みを構築する
組織の在り方に危機意識を持っているビジネスマンは、第8章から読んでも参考になると思う。
ソーシャルメディアに疎い大企業こそ読んで欲しい一冊ですね。
予備知識がないと難しく感じる部分もあるかもしれませんが、厚さの割には読みやすいと思いました。
今度、2を執筆中とのことなので、発売が楽しみですね。
ただし、企業側の取り組みとして、まずネットの評判をモニターし、「ソーシャルシフト委員会」を組織してブランドの理念やビジョンを策定し、企業活動全体を抜本的に変えていくといった話はいただけない。どうも筆者のビジネス領域である「ソーシャルメディア」が主語になり過ぎており、活動のレベルが矮小化されている。企業のビジネスや組織を動かすための全体観やロジック、実践のリアリティに欠けるのではないだろうか。
結論から言うと、よい本でためになったが、少し冗長な気もした。
まず、ソーシャル時代の到来で消費者行動が変化し、それに対応した企業行動も変わらざるを得ない点の説明と、それを現在入手可能な書籍、論文、統計などを引用しつつも統合して説明している点は分かりやすいし説得力がある。事例も豊富にかつ詳しく紹介されていて、ひと通りの俯瞰ができる。また巻末で企業をソーシャルシフトするステップが提案されている。これらの点でよい本。この分野に関わる人はこれまで/現状/方向性を知るための座標軸を提示する本として読むべきだと思う。
ただし、比較的早く読めるがかなり長い。校正段階でfacebookのグループを立ち上げて幅広く意見を募って取り入れたせいか、同じ主張を繰り返し読んでいる気持ちになり、冗長感を感じる部分がある。それを整理すればもう少し短くできたかもしれない。
なお、企業のソーシャルシフトを推進するためには、この本に書かれている内容について企業の経営陣が理解し同意する必要がある。つまりこの本を経営陣に読んでもらう必要があるのだが、そうした人たちがこの本を手にとるだろうか?それは難しいのではないかという気がする。日本経済新聞社の出版と言う点で、多少そうした人たちに読んでもらえるオーラを纏っているかもしれないが、どちらかというと、組織内のソーシャルメディアの担当者や責任者が読むことになりそうだ。次は、より経営論的なアプローチが必要になる気がする。
ソーシャルメディアでなくてもいいような内容も多い。
中身の半分以上が、事例としてソーシャルメディアに関する話である。
ソーシャルメディアの発達により企業の在り方、企業像が変わったというふうにとらえそうであるがそれは間違いである。
顧客との付き合い方に変化は出たものの、いつの時代も相変わらず企業の成果は常に外部にある。
この本の限りでは噂などの広まり方が昔よりも早くなり、その発信源が目に見えた形で増えたという印象である。
ただそうだとしても、発信源が増えたのであればそれを有効活用しない手はない。
個々の発信力は増したが、それは知識社会の移行に伴ってフラットな組織への構造変化が求められていることとは必ずしも関係はない。
どちらかといえば、個々の発信力よりも個々の世に触れられていない能力や需要に価値がある。
発信力の有無自体は情報の価値が増す理由にはならない。
重要なことは組織内で、個々人から発信された情報に触れる感度と正誤判断し結論を導く能力である。
たくさんの発信源から集めた雑音には価値はない。
最後に一部意味のない表があった。
例えばブランドエッセンスとブランドパーソナリティの図は、4象限に分けているのに上下に関する部分しか言及はされていない。
はじめから箇条書きで済む内容を図示すると誤解を生むように思う。
私は会社のFacebookページ開設を提案する際に読みました。とても勉強になりました。
350頁以上と分厚いので躊躇する方がいらっしゃるかも知れませんが、アカデミックな内容はなく読みやすい文体で書かれていて、かつ理解を助けてくれる図表が随所に挿入されていますので思ったより短時間で読める(一日あれば読了は可能)と思います。しかし、できれば5章や6章で先進企業として紹介されているWebサイトにアクセスしてみながら読み進めることをお奨めします。
この本を読んで私なり感じたことに10文字以内にまとめると「企業よ、誠実たれ!」ということです。ソーシャルメディアがなかった時代から「クチコミ」等の情報が非常に重要であったということは言われ続けています(1973年版のフィリップ・コトラーの「マーケティング・マネジメント」にも書かれていますし、それ以前からも言われ続けていることなのだろうと思います。)。しかし、IT基盤が整備されソーシャルメディアが拡がった現代社会において、企業の「誠実さ」はより強く求められているということです。「誠実な商品を提供する」「お客様の声に誠実に対応する」「お客様満足度の向上に誠実に努める」、過去も未来も、ソーシャルメディアがあろうがなかろうが、「誠実」であることは大変重要です。
そのような社会環境の中でソーシャルメディアを活用しようとされる方々のために、第3部「ビジネスにソーシャルシフトの風を」以降に「すすめ方」が大変詳しく書かれています。私がこの本の同時期に読んだ「コトラーのイノベーションマーケティング」で書かれている「イノベーションの手法」を、「ソーシャルメディアの活用」に絞って書かれているようで大変参考になりました。これからソーシャルメディアを活用したいとお考えの方々に是非読んでいただきたい一冊です。
「ソーシャルシフト」。うん、ソーシャルシフトを肌で感じている(ネット時代の寵児みたいな取り上げられ方で参議院選挙に挑戦した人はちっともソーシャルじゃなかった。facebookの使い方が単なるブログだったと感じた等の) 者としては、なかなか良いタイトルだと思える。
実際、悪くない部分もあった。しかし途中から企業事例それもソーシャルとかでなく単に「顧客の声を聞こうよ」みたいなことばかりになってきてげんなり。そして、企業のソーシャル対応とやらの手順の一番目が「トップにソーシャルを認知してもらうこと」って…認知しているなら認知してもらう必要無いわけだし、認知してもらう必要がある程度の認識ならそれが最大の壁だよ。「ウチはfaceとかbookとかいうのは禁止じゃよ。セキュリテーが心配だからねぇ」なんてことを言うトップがいたらそこにはもうそれだけのポテンシャルしか無いわけで、認知もクソもあるもんか(笑)。
オチとしては筆者が日本IBM出身。社会のあれこれの「ソーシャル化」は筆者が言うように時間の問題ではあるだろうけれど、日本IBM的な規模で考えることは中小企業では当てはまらなさすぎる。ていうかソーシャルシフトをもっと本当に社会の転換として描いてほしかった。
で、トップの認知を得るためにはこの本は何の力も持たないから、代わりに『影響力の武器』でも読んだほうがいいと思う。
影響力の武器[第二版]―なぜ、人は動かされるのか