自分は、この書籍に掲載されている電機メーカーに開発職として勤めています。
その私から言わせると、日経新聞や経済雑誌で電機業界の情報を
普通にチェックしてる方は改めて読む必要はないと思います。
(なにせ、編者が日本経済新聞社ですしね。。。)
SONYやアップル、液晶や半導体や電子デバイス、社会インフラやスマートハウスなど、
新聞を読んでいれば普通に入手できる情報かと。
ただ、巻末の業界人インタビューは面白かった。
「電機復活の条件とは」というテーマでヒアリングしているが、
この部分にもっとスペースを割いても良かったと思う。
逆に、就活中の学生や業界情報に興味のある人は読んだほうがいいと思います。
特に就活中の学生のみなさんは、希望するメーカーが今後どんな舵取りをするのか、
ある程度覚悟しないと後悔しますよ。。。
(いや、ほんと、希望した部署が入社する頃には無くなってたという事が普通にあるので)
弱点としては、情報のまとまりが悪いという点。
各電機メーカー、各製品分野、などある程度統一してほしかった。
同じメーカー名が何度も登場するので、つまりこのメーカーはどうなの?
という疑問が残ってしまう感じがした。
おそらく、これから5年間が本当の「最終戦争」になるでしょうね。 By雪
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電機・最終戦争: 生き残りへの選択 単行本 – 2012/1/1
日本経済新聞社
(編集)
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購入オプションとあわせ買い
日本の電機メーカーが苦境にあえいでいる。いまを逃せば、改革のタイミングはもう来ない。AVやパネルなど稼ぎ頭の今後、インフラやエネルギー関連など新分野での競争を徹底取材。「あるべき姿」を描き出す。
- 本の長さ205ページ
- 言語日本語
- 出版社日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
- 発売日2012/1/1
- 寸法13 x 1.5 x 18.9 cm
- ISBN-104532317789
- ISBN-13978-4532317782
登録情報
- 出版社 : 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版; New版 (2012/1/1)
- 発売日 : 2012/1/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 205ページ
- ISBN-10 : 4532317789
- ISBN-13 : 978-4532317782
- 寸法 : 13 x 1.5 x 18.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,610,105位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中4.4つ
5つのうち4.4つ
4グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年2月8日に日本でレビュー済み
2012年2月に入っていきなりシャープが2900億円の赤字見通しを発表したのは衝撃的でした。
続いて、ソニー、パナソニックと巨額赤字が続き、家電業界の容易ならざる事態が明らかになりました。
この本は、2010年11月から日本経済新聞に約一年間連載された「電機の選択」を加筆再構成したもので、家電業界の最近の状況がスケッチされています。
デジタル、ITが市場を完全に変えているのですが、この波に日本の企業は上手く乗れていない、という印象です。
何故もっと早く手が打てなかったのか、と読み進めるほど暗鬱たる気分に襲われます。
最も強く感じるのは、日本企業の体質そのものがかなり問題の根っこにあるのではないかということです。
成功事例を待って動き始める、安全指向が強く無難な選択に走る、極度に失敗を恐れる、何でも本社が決めたがるので決定まで異様に時間がかかる、自社生産に拘るといったような。
そこには、戦後目覚しい勢いで成長し、MADE IN JAPAN の輝かしいブランドを背負った企業の驕りのようなものも感じます。
GMやフォードがトヨタ、日産にシェアを奪われていった頃に重なって見えてきます。
日本メーカーは、自らを世界最高の品質、世界最高の技術と賛美しますが、それなら何故シェアを落とし続けるのでしょうか。
円高もあるでしょうけれども、この流れは、それ以前から続いていたはずです。
かつて、日本のメーカーは韓国や台湾・中国メーカーのようにアメリカのメーカーを追い落としてきました。
家電以前にも、造船や鉄鋼、半導体でも追い抜かれてしまいました。
この取材記事から伺えるは人件費の安い国の労働力が技術を導入して、競争力を高めるという資本主義の原則が繰り返されている、ということです。
当然、予測可能なことであった筈なのに、何故この結果となってしまったか。
世界で最も成功しているアップルの製品はアメリカ製でしょうか?
日本が、これまでの成功体験に甘んじる限り今の構図は変えることはできないのではないか、と思います。
是非とも、日本が復活することを願っています。
続いて、ソニー、パナソニックと巨額赤字が続き、家電業界の容易ならざる事態が明らかになりました。
この本は、2010年11月から日本経済新聞に約一年間連載された「電機の選択」を加筆再構成したもので、家電業界の最近の状況がスケッチされています。
デジタル、ITが市場を完全に変えているのですが、この波に日本の企業は上手く乗れていない、という印象です。
何故もっと早く手が打てなかったのか、と読み進めるほど暗鬱たる気分に襲われます。
最も強く感じるのは、日本企業の体質そのものがかなり問題の根っこにあるのではないかということです。
成功事例を待って動き始める、安全指向が強く無難な選択に走る、極度に失敗を恐れる、何でも本社が決めたがるので決定まで異様に時間がかかる、自社生産に拘るといったような。
そこには、戦後目覚しい勢いで成長し、MADE IN JAPAN の輝かしいブランドを背負った企業の驕りのようなものも感じます。
GMやフォードがトヨタ、日産にシェアを奪われていった頃に重なって見えてきます。
日本メーカーは、自らを世界最高の品質、世界最高の技術と賛美しますが、それなら何故シェアを落とし続けるのでしょうか。
円高もあるでしょうけれども、この流れは、それ以前から続いていたはずです。
かつて、日本のメーカーは韓国や台湾・中国メーカーのようにアメリカのメーカーを追い落としてきました。
家電以前にも、造船や鉄鋼、半導体でも追い抜かれてしまいました。
この取材記事から伺えるは人件費の安い国の労働力が技術を導入して、競争力を高めるという資本主義の原則が繰り返されている、ということです。
当然、予測可能なことであった筈なのに、何故この結果となってしまったか。
世界で最も成功しているアップルの製品はアメリカ製でしょうか?
日本が、これまでの成功体験に甘んじる限り今の構図は変えることはできないのではないか、と思います。
是非とも、日本が復活することを願っています。
2014年6月17日に日本でレビュー済み
電機業界が生き残りをかけていそうな日経新聞的な記事をあちこちいろいろ集めてまとめたような本。電機業界がどんなチャレンジで生き抜こうとしているのか現状をざっくり知るにはきっかけとしては良い感じ。一つ一つの内容は軽いので、詳しく知りたいならさらに自分で調べるべき。巻末のインタビューは生の声で興味深いのでもっと増量して欲しかったですね。
2013年9月27日に日本でレビュー済み
ちょっと前のデータを参考に書かれた本だが、日本の電機産業における根本的な問題が指摘されている。グローバル時代に対応できる企業が何社生き残れるのか不安。