一言で言うと資本主義は素晴らしいみたいな本で、読みやすいので「経済って何?」みたいな人が読むのには良いと思います。
初版が2002年なので(これは最近多少加筆修正した版です)、ロングボルが「地球と一緒に頭も冷やせ!」でボコボコに叩いた内容がそのままだったり、やっぱりリーマンショックみたいな大きな総需要ショックに対する警戒が甘いよな~とか思ったりするんですが、全体的には良い内容で、そこは訳者さんの公明さを信頼して良いと思います。
価格も安いのでお暇な方は読まれたら良いのではないでしょうか。
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経済学をまる裸にする: 本当はこんなに面白い 単行本 – 2014/7/1
面白くって、ためになる、経済入門書の全米ベストセラー
意味不明な数式、わけのわからない専門用語、理解不能なグラフ……。
経済学は小難しくて退屈で、不明瞭なうえにつまらない、と学生時代に挫折した人も多いはず。
でも大丈夫。本書には、数式もなければ、グラフも図もありません。
余計なものを脱がせてしまえば、経済学はこんなにも面白くなり、ビジネスはもちろん、日常生活でも役立ちます。
数ある経済入門書の草分けである全米ベストセラーの新版を、改題・改訳して出版。
著者は、権威ある経済学者などではなく、英「エコノミスト」誌の元記者なので、ややこしい経済問題を笑えるエピソードとからめて解き明かしてくれます。
●マクドナルドが流行るのはおいしいからではない
●喫煙者が社会にもたらす便益とは?
●軍はなぜ500ドルもするねじ回しを買うのか
●手っ取り早く金持ちになる方法 (と、ダイエット! ) の経済学……などなど
ノーベル経済学賞受賞者も大絶賛!
「経済学の基礎を、苦痛を感じずに楽しく学びたいと願うすべての人に推薦したい」
――ゲイリー・ベッカー (ノーベル経済学賞受賞者)
「グラフや表や方程式なしでも経済学が説明できることを教えてくれ、経済分析が実におもしろいことも実証してくれる」
――バートン・マルキール (『ウォール街のランダム・ウォーカー』著者)
意味不明な数式、わけのわからない専門用語、理解不能なグラフ……。
経済学は小難しくて退屈で、不明瞭なうえにつまらない、と学生時代に挫折した人も多いはず。
でも大丈夫。本書には、数式もなければ、グラフも図もありません。
余計なものを脱がせてしまえば、経済学はこんなにも面白くなり、ビジネスはもちろん、日常生活でも役立ちます。
数ある経済入門書の草分けである全米ベストセラーの新版を、改題・改訳して出版。
著者は、権威ある経済学者などではなく、英「エコノミスト」誌の元記者なので、ややこしい経済問題を笑えるエピソードとからめて解き明かしてくれます。
●マクドナルドが流行るのはおいしいからではない
●喫煙者が社会にもたらす便益とは?
●軍はなぜ500ドルもするねじ回しを買うのか
●手っ取り早く金持ちになる方法 (と、ダイエット! ) の経済学……などなど
ノーベル経済学賞受賞者も大絶賛!
「経済学の基礎を、苦痛を感じずに楽しく学びたいと願うすべての人に推薦したい」
――ゲイリー・ベッカー (ノーベル経済学賞受賞者)
「グラフや表や方程式なしでも経済学が説明できることを教えてくれ、経済分析が実におもしろいことも実証してくれる」
――バートン・マルキール (『ウォール街のランダム・ウォーカー』著者)
- 本の長さ421ページ
- 言語日本語
- 出版社日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
- 発売日2014/7/1
- 寸法13.2 x 2.5 x 19 cm
- ISBN-104532319412
- ISBN-13978-4532319410
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商品の説明
著者について
チャールズ・ウィーラン (Charles Wheelan)
ダートマスカレッジで公共政策、経済学を教える。元『エコノミスト』誌記者。
主な著書に『統計学をまる裸にする』 (日本経済新聞出版社、山形浩生・守岡桜訳) がある。
山形 浩生 (やまがた・ひろお)
評論家。翻訳家。シンクタンク勤務の傍ら、幅広い分野で翻訳・評論活動を行う。
主な訳書にクルーグマン『クルーグマン教授の経済入門』、ケインズ『雇用、利子、お金の一般理論』『お金の改革論』、ダブニー&クライン『この世で一番おもしろい経済学』など。
守岡 桜 (もりおか・さくら)
翻訳家。
主な訳書にスチュワート『邪悪な虫』『邪悪な植物』、ピュリッジ他『オウンドメディアで成功するための戦略的コンテンツマーケティング』、シラー『それでも金融はすばらしい』など。
※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。
ダートマスカレッジで公共政策、経済学を教える。元『エコノミスト』誌記者。
主な著書に『統計学をまる裸にする』 (日本経済新聞出版社、山形浩生・守岡桜訳) がある。
山形 浩生 (やまがた・ひろお)
評論家。翻訳家。シンクタンク勤務の傍ら、幅広い分野で翻訳・評論活動を行う。
主な訳書にクルーグマン『クルーグマン教授の経済入門』、ケインズ『雇用、利子、お金の一般理論』『お金の改革論』、ダブニー&クライン『この世で一番おもしろい経済学』など。
守岡 桜 (もりおか・さくら)
翻訳家。
主な訳書にスチュワート『邪悪な虫』『邪悪な植物』、ピュリッジ他『オウンドメディアで成功するための戦略的コンテンツマーケティング』、シラー『それでも金融はすばらしい』など。
※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。
登録情報
- 出版社 : 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版; New版 (2014/7/1)
- 発売日 : 2014/7/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 421ページ
- ISBN-10 : 4532319412
- ISBN-13 : 978-4532319410
- 寸法 : 13.2 x 2.5 x 19 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 415,041位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 321位経済学入門
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
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2014年10月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2014年10月28日に日本でレビュー済み
経済学者の試算によれば、コカインの末端価格が1割下がると、コカイン使用者が1割ほど増える。同様に、もしタバコの値段が34%上がったら、未成年者の喫煙者は4分の1減り、その時に17歳以下だった世代での喫煙関連の病気は130万件減る。
アメリカでは1990年代までバイクの交通事故死が減少していたが、ガソリン価格が上昇し始めた90年代半ば以降、上昇に転じた。「アメリカ公衆衛生ジャーナル」の調査によれば、ガソリン価格が1ドル上がると、年間のバイク死者数は1500人ずつ増加する。
米プリンストン大学の経済学者アラン・クルーガーとメロン財団の経済学者ステイシー・デールが、2000年4月27日のニューヨーク・タイムズ紙で発表した研究。イェール大学、ペンシルベニア大学などの超一流大学を卒業した人は、ペンシルバニア州立大学、テュレーン大学などの「そこそこの大学」の卒業生に比べて、約2万2千ドル多い年収を得ている。そこで、これら両方の大学に合格した人で、超一流大学の方に入学して卒業した人の年収と、「そこそこの大学」の方に入学して卒業した人の年収を比較してみた。その結果、両者の年収はほとんど変わらないことが判明した。よって両教授は、「超一流大学に行ける学生は、わざわざ行く必要はない」と結論づけた。しかし、唯一の例外は低所得者の学生で、この場合は超一流大学を卒業すると年収が大幅に増加していた。
ペルーの経済学者ヘルナンド・デ=ソトの試算によれば、発展途上国において、貧困者が占有していても法的には所有していない財産(土地・建物など)の総額は9兆ドル以上に上る。これは、世界中に多額の担保が無駄になっているのと同じことで、「死んだ資本」のような状態となっている。
世界97カ国を20年に渡って調査した研究によれば、天然資源が少ない国の方が、経済成長率が高い傾向にある。経済成長率が最も高い18カ国のうち、天然資源が豊かにある国は2つしかなかった。
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米プリンストン大学の経済学者アラン・クルーガーとメロン財団の経済学者ステイシー・デールが、2000年4月27日のニューヨーク・タイムズ紙で発表した研究。イェール大学、ペンシルベニア大学などの超一流大学を卒業した人は、ペンシルバニア州立大学、テュレーン大学などの「そこそこの大学」の卒業生に比べて、約2万2千ドル多い年収を得ている。そこで、これら両方の大学に合格した人で、超一流大学の方に入学して卒業した人の年収と、「そこそこの大学」の方に入学して卒業した人の年収を比較してみた。その結果、両者の年収はほとんど変わらないことが判明した。よって両教授は、「超一流大学に行ける学生は、わざわざ行く必要はない」と結論づけた。しかし、唯一の例外は低所得者の学生で、この場合は超一流大学を卒業すると年収が大幅に増加していた。
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