プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
¥3,000¥3,000 税込
発送元: Amazon 販売者: タイマーズ書店
¥103¥103 税込
ポイント: 1pt
(1%)
配送料 ¥256 6月8日-9日にお届け
発送元: もったいない本舗 ※通常24時間以内に出荷可能です。 ※商品状態保証。 販売者: もったいない本舗 ※通常24時間以内に出荷可能です。 ※商品状態保証。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
官邸主導: 小泉純一郎の革命 単行本 – 2005/12/1
購入オプションとあわせ買い
- 本の長さ409ページ
- 言語日本語
- 出版社日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
- 発売日2005/12/1
- ISBN-104532351901
- ISBN-13978-4532351908
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
商品の説明
メディア掲載レビューほか
大臣というポストに対する国民のイメージが変わりつつある。かつては党内派閥、族議員、官僚の思惑など、自分たちがあずかり知らぬところで成立する“妥協の産物”というイメージが拭えなかった。しかし、今は「小泉純一郎内閣総理大臣自らが呼び集めた閣僚たち」という印象が強い。
本書は、日本経済新聞社の経済解説部編集委員である著者が、過去10年間に官邸で繰り広げられた政治史を取材、分析し、政策決定のメカニズムが官僚主導から官邸主導へと変貌を遂げる過程を明らかにするドキュメント。
不良債権処理を巡ってリーダーシップを一切発揮できず、旧大蔵省に処理を丸投げした村山富市政権に始まり、政治主導の道へと転じるきっかけを作った橋本龍太郎内閣、小渕恵三内閣における、政官財の主役たちによる駆け引きを描く。また、小泉時代への幕間と見られがちな森喜朗政権下で、今日の官邸主導政治の象徴である「経済財政諮問会議」のお膳立てがなされていた事実を明らかにする。
小泉改革が“変人のこだわり”などでは決してなく、官邸主導を目指す改革の必然であったことを示すと同時に、「冷静な意志と戦略を併せ持った改革者」という、小泉首相が持つもう1つの姿を浮き彫りにする。
(日経ビジネス 2006/03/13 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
-- 日経BP企画
登録情報
- 出版社 : 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版; New版 (2005/12/1)
- 発売日 : 2005/12/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 409ページ
- ISBN-10 : 4532351901
- ISBN-13 : 978-4532351908
- Amazon 売れ筋ランキング: - 747,954位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
1964年京都府出身。私立ヴィアトール学園洛星中・高等学校から86年東大法学部(政治コース)卒、日本経済新聞記者に。政治部、経済部、ジュネーヴ支局長を経て2004年からコラム担当の編集委員。日経電子版に隔週火曜日に「政治アカデメイア」を連載中。専門は現代日本政治、統治構造論。
最新刊は「小泉進次郎と権力」(2019年)。自民党と日本政治の次代のリーダー候補・小泉進次郎の知られざる過去10年の政治行動の実像をあますところなく描き出した骨太なノンフィクションである。
前作は「平成デモクラシー史」(2018年)。1990年代から政治改革、橋本行革、司法制度改革、地方分権改革などが次々に進められた壮大な「統治構造改革の政治史」を描く。小泉劇場、民主党政権の挑戦と挫折、安倍一強などのドラマを通じ、自民党一党優位で「派閥と族議員・官僚」が主役だった「1955年体制」が、「政権交代と首相主導」をガバナンスの両輪とする新たな政治システム「平成デモクラシー」へと変貌を遂げたプロセスを活写する。
さらにその前作が「財務省と政治~『最強官庁』の虚像と実像」(2015年)。1990年代以降の政治改革、橋本行革などの統治システム改革の中で、政治と財務省・大蔵省の力学がどのように変容したかを赤裸々に描いた。「消費税~政と官との十年戦争」(増補文庫版2015年)は小泉内閣から第2次安倍内閣まで、足かけ10年に及ぶ「消費税10%」決定への攻防の舞台裏を詳細に検証した政治ドキュメント。
「ゼミナール 現代日本政治」(2011年)は佐々木毅元東大総長ら政治学者との共編著。現実政治の流れに則し、ジャーナリズムとアカデミズムの融合を狙った新しい政治学の教科書。著者は第1部で、民主党政権の実相を「政治主導システムの模索と混迷」という切り口で詳細に論述している。
それ以前の単著に「官邸主導~小泉純一郎の革命」(2005年)、「経済財政戦記~官邸主導・小泉から安倍へ」(2007年)、「首相の蹉跌~ポスト小泉・権力の黄昏」(2009年)のいわゆる「官邸主導3部作」がある。小泉純一郎首相の時代を中心に「内閣総理大臣の権力とは何か」を詳細に分析した。
「首相の蹉跌」で週刊東洋経済・09年上半期政治書ランキング第1位。「ゼミナール現代日本政治」で同11年上半期政治書ランキング第3位。「経済財政戦記」で同07年上半期経済書・ビジネス書ランキング第3位。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
なこれまでと特異であり、その変革に至るきっかけはなんだった
のかを橋本内閣までさかのぼって良くわかるものでした。
また、小泉氏は大蔵政務次官以降いわゆる大蔵族の政治家で
良く国家予算のことを長い間見ていたのでしょう。非常に
ポイントを絞った改革だったのだと思います。
2000年に大学に入ったため、それまで関心の無かった政治の
リアリティが無い時代の背景が良く見えた。
小泉・竹中路線に対して単純な対米追従、市場原理主義であると
批判する人は是非一度読んで頂きたい。
行財政改革は小泉独特のものではないし、橋本首相も郵政民営化の
必要性は感じていたに違いない。また、靖国神社の参拝は賛否は
ともかく少なくても反中国・韓国である以上に、信頼を得ていない
状態で断行したのであればアメリカでこそ問題になったはずである。
一方、竹中平蔵氏の政治センスには驚きである。もちろんこれは
いい意味でだが、与党、官僚等相手に一歩も引かない姿勢と、
改革派官僚を使いこなした力は今の日本に必要であると思える。
小説風なのに全然おもしろくないのはなぜだろう。
文章に品格が足りないように思えた。
経済を中心に俯瞰図を描くという試みは
私には合わなかったかも。
飯島勲の「小泉官邸秘話」の方が
断然おもしろかった。
ただ、飯島勲秘書官が著書の中で
官房長官だった福田氏を完全スルーしていた理由が
わかったことだけはよかった。
(首相の靖国参拝と北朝鮮訪問に反対したため。)
文章にせよ、内容にせよ、最近の小泉モノの中でもっとも悪い。新聞記者は正確でよみやすい文章を書く練習をするはずなのに、これは何なのか。事実紹介も分析もお粗末。学歴や日経所属ということで、わかりにくい本をありがたく思うのはばかばかしい。
中でも経済財政諮問会議が動き出した森政権末から小泉政権の話が半分以上を占める。予算策定の主導権をめぐる財務省と諮問会議の闘い、三位一体改革をめぐる各省と諮問会議の駆け引きなど、興味深い。諮問会議の議事要旨を読んでいる人でも、「やはり」と思う部分と「そんなことが」と驚く部分があるだろう。
属人的な要素の大きい今のシステムは、小泉後の政治に改めて不安を抱かせる。
官邸主導が機能しなかった時期の記述は、もっと簡潔にした方が良かっただろう。
渇いた筆致で淡々とつづられるスタイルは、内容と相まって
個人的には好感。固有名詞も多いため、読みやすくないけれど、
読み応えがあります。
他の方の批判はわかるものの、小泉改革は
突然変異的に現れたものではなく、小選挙制導入、橋本内閣に
おける行政改革などを経て築かれてきた素地と、小泉の個性の
相乗効果でできたものであるという点にこそ、筆者の主張が
あるのでは。
政治に興味があるのなら、読んで損はない本です。
著者は日本経済新聞の記者だそうです。私が働く永田町では、政治部記者は議員と同じくらいか、それ以上の特権階級です。給料も高い。中には議員よりも偉そうにしている人もいます。
本書もそうした特権を享受した上で書かれた本。それならば真摯に小泉前首相の検証をすべきだと思います。詐欺にあった気分です。
確かに官邸主導にいたる経緯は大切ではあるが、読者としては、やはり小泉首相の下での劇的な官邸主導を読みたかった。
残念ながらその点を満足させてくれるものではなかった。文章も新聞記事の延長であるためかいくぶん堅い。
また本当にすべて著者ひとりで取材したものだろうか? 文体の変化からどうしてもそうした疑問を抱かざるを得なかった。
次回作に期待したい。
同一です。
が、この本とそれの違いは『首相支配』が
新聞や書籍等の公になった事象から、研究者である
著者が権力の変遷やシステムの変化を捉えたのに
対して、この本は内部の情報を知るジャーナリスト
によって−裏側をも含めて−書かれたという点に
拠ります。
小泉首相がこれだけの権力を振るえるように
なった原因を、細川連立内閣と野党であった
自民党による小選挙区比例代表並立制の導入や
橋本行革の実施等に見ている点も『首相支配』と
同じです。
しかし、一方は288pの新書、他方は406pの
ハードカバーです。
その分だけ盛り込める情報はこちらの方が
多くなります。
政治家や官僚の生々しいやり取りは、こちらの
方が伝わってきます。
又、小泉首相を支え続けた竹中総務大臣の存在を
考えると「ポスト竹中」の存在こそ重要であるという
意見や、内閣と与党で権力が二分化していたものが
やっと一本化されつつある(つまり責任の所在が
明確なった)と言う筆者の見解も傾聴に値すると
考えます。
巻末の解説にあるように、政党を選ぶ選挙=
小選挙区制だからこそ、有権者の資質が問われる
のです。
その資質を問われる以上、最新の政治の仕組みを
知ることも、また責任ある有権者の姿勢だと
思います。
故に時間を割いてでも読むに値する一冊と
考える次第です。